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エンジン01・クロージングシンポジウム「女はつよいよ 男はつらいよ」

f0030155_82233100.jpg(3月30日夜・記)
3月29日(日)、午前10時から移転先で富山国際学院・教員会議。いつもは平日にやっているこの会議、今回は専任3人が揃える平日がなく、日曜開催になった。が、現有スタッフの全員に出席していただけて幸甚。2014年度総括(専任 EDCBA各クラス)、2015年度について(奥村。学年暦・人事・5クラス・駐車場など)の後、時間が取れたので新クラス打ち合わせも。僕は12時に辞去させていただいた。新年度はA組1コマ、B組1コマ、外部派遣1日、を担当予定。新年度は1人新加入で12人の教員体制です。
市電・環状線で県庁前→富山駅。アップした写真、市電の車体です。富山駅北口に出てオーバード・ホール。ここ、僕はあまり利用してない施設だが、すごい人人人。こないだの「マタイ受難曲」の3倍くらいの感じの人数。
1時、エンジン01文化戦略会議「オープンカレッジin富山」クロージング・シンポジウム「女はつよいよ 男はつらいよ」開始。田原総一朗が司会役。パネリストは岩井志麻子、上杉隆、勝間和代、中瀬ゆかり、堀紘一。どんな展開になるか興味津々だったんですが、なんと!、下ネタ・エロ話満載(激爆)。中瀬と岩井がいるのでそうなったところもあるんでしょうが^^、堀も田原も勝間もきちんと参戦。ホモ疑惑^^がある上杉がちょっとおとなし目だったか。岩井が「ちんこ」って単語を何度も言って(もう一つの「×××」は1文字目と3文字目のみ)、あれって、富山県もオーバードホールも初の現象でしょうね。上野千鶴子の朝日新聞・4文字を思い出しました。あと、どこまでここで書いていいかわかりませんが、まあとにかく、すごかった(激爆)。あのメンバーじゃそうなるの予測できたのかもしれませんが。3Dマン拓(岩井)、路上キスのシャドーイング・素振り(中瀬)、男のSEXは8割が頭・2割が下半身、ソフレ(添え寝フレンド)(堀)などがあった。
終了後、講師陣がステージ上に。委員長の奥田瑛二の挨拶など。伊藤譲一さんもいらっしゃいました。
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by tiaokumura | 2015-03-29 08:22 | 富山 | Comments(0)

夜楽@越中舞華

f0030155_21421058.jpg(3月30日夜・記)
3月28日(土)午後6時前、富山大学五福キャンパスを後にする。市電・富山大学前駅、大変な混みよう。ようやく乗れて、富山駅下車。「エンジン01 夜楽」に向かう。
夜楽「富山いいねかいね食堂」会場の「越中舞華」、発見。階段を上がり入店。部屋に日南田美幸さん、先着。横に座る。7:15頃、講師陣、ご到着。やがて、僕のすぐ前に、伊藤穣一さん、ケント・ギルバートさん、中園ミホさんが鎮座ましまし、親しく会話ができたのだから!、なんと、わが人生、最初で最期の体験でしょうね、こんなすごいことって。
当夜のお料理は、
前菜四種盛り(ホタルイカの酢味噌和え 白エビの甘酢和え 鶏チーズ松風 山菜の昆布〆)、サラダ(きときとカニ身のサラダ)、お造りの五種盛り(ブリ スズキ 南マグロ ホウボウ姿造り 甘エビ)、天麩羅盛り(ホタルイカの天麩羅 バイ貝の天麩羅)、焼き物(氷見牛串 富山海老)、揚げ物(白えびの唐揚げ 生ゲンゲの唐揚げ)、握り盛り合わせ(ブリ バイ貝 ヒラメ昆布〆 白えび 南マグロトロ)、甘味(プチチーズケーキ プチ大福)
でした。僕の飲み物は、生ビール中・2杯、グラスワイン白・1杯。
失礼もあったかもしれませんが(大汗)、伊藤さん、ケントさん、中園さんにいくつも質問ができました。ただ、年なんでしょうね、僕、耳が遠くなったようで、会場の騒音で耳がよく聞こえなんだことも。
アップした写真、お店の前で。日南田さんに撮っていただきました。
終わった後、日南田さんに誘われてCiCのプロジェクションマッピング(って言うと思う)、観賞。けっこうな人出であった。
疲れてたので富山駅北口からタクシー。
富山にいながらのこの日の経験。こういうことってもうないでしょうね。すごかった。
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by tiaokumura | 2015-03-28 21:42 | 美味録2015 | Comments(0)

エンジン01文化戦略会議・オープンカレッジin富山「女はつよいよ。男はつらいよ。」

f0030155_13303730.jpg(3月30日夜・記)
3月28日(土)、待望の「エンジン01」の日。ところが、家から歩いてコンビニに寄って讀賣と日経を買ったまではよかったのだが、ポートラム城川原駅に着いたら目の前を富山駅北口行きが出てしまい、次の電車まで約15分待ち。ポートラム下車・富山駅北口から地下道を通り、北陸新幹線開業でリニューアルした富山駅南口へ。ここ、これも今回の新幹線開業を契機に高架下へ市電乗り入れ(そういうの珍しいみたい)。富山駅発・富山大学前行きの市電に乗る。富山市内には他に、南富山駅行き、環状線(セントラム)と、合計4路線の市電があります。こういう都市交通、珍しいでしょうね。
富山大学前に着いた時は既に9:40。ああ、9時半開始の1時限、完全に遅刻。急ぎ足で歩き富山大学構内に入る。いつもは20歳前後の若者が闊歩しているのでしょうが、この日、目立つのはシニア群。

エンジン01文化戦略会議「オープンカレッジin富山」、4科目受講。
1時限(19教室)よのなか科体験授業
遅刻して恐る恐る入室したら、藤原和博が熱弁をふるってレクチャー中。板書も既にたっぷり。「みんな一緒 情報処理」の時代から21世紀成熟社会では「それぞれ一人一人 情報ー編集」ってのがポイントみたい。ブレスト(ブレーンストーミングでしょうね)「練習問題」として、喪服はなぜ黒いのか、白が当たり前の商品を黒くすると?、世の中になかった「タイヤ」を考え出す、の3題を周囲の人と4人で考える。「応用問題」が、被災地の800人の避難所にロールケーキが700個届いた。避難所の所長としてこれをどう分けるか、というロープレ。これも4人で考える。「脱常識」のためには「常識を疑う」「人の知恵を借りる」が有効だそうです。白井貴子、藤川靖彦、和田裕美がそれぞれ15分ずつくらい話す。
2時限(18教室)俳句ワークショップ
平山雄一によるレクチャー。「富山と縁のある俳人と俳句」として角川源義(「花あれば西行の日とおもふべし」)・前田普羅(「立山のかぶさる町や水を打つ」)など。時間内に「新幹線」の俳句を作るってことで、上手な人がいるんでしょうね、何句か入選。僕は「かがやきの走る高志路や春の雪」でした。新幹線開通時、けっこう雪があったのを思い出しての駄作。講師は他に3人。
昼食は大学の庭で。この日、ずいぶんお天気がよかった。講師陣の富山の印象、かなり変わったでしょうね、こういう天気じゃ。アップした写真、共通教育棟等の壁面のポスター。「女はつよいよ。男はつらいよ。」で、池坊美佳・林真理子と米俵(富山は米騒動発祥の地)を担いだ奥田瑛二。
3時限(6教室)ダイナミックに働く女たち
教室に入ったら最前列に山中さん、発見。横に座る。会場に高校時代の「人文地理」の本木英子先生。先生はもちろん僕の事なんかご記憶にないが、ご挨拶しといた。先生(旧姓・岡田)は久世光彦と同級生、本木克英・映画監督のお母さんです。勝間和代(目の前が彼女だからすごいもんです^^)が司会。勝間はかつて何冊か読んだことがある。キャリアウーマンの次の次元の女性って捉え方です、僕の彼女は。講師陣は奥谷禮子、野宮博で、地元の梅田ひろ美がゲスト。会場からの質疑応答で本木先生がご発言。T高校なんでしょうね、先生の最初の赴任高校で「新卒は取りたくなかった」と言われたそうです。進学校ってそうだったんでしょうね(今は知らない)。先生の「戦い」の経歴をご紹介になり、パネラーの梅田から「私のお母さんです」(お二人の年齢差は15歳くらいでしょうか)といった共感の返事も。会場、感動。
4時限(3教室)天才の交差点MITを語る
今回のプログラムで一番聴きたかった講座がこれ。皆さんもそうでしょうか、伊藤穣一、僕はNHKの「スーパープレゼンテーション」で知りました(新年度、放送日、変わるみたい)。テレビ東京の大江アナウンサーが司会役で、伊藤、波頭亮、茂木健一郎が講師。天才、グレゴリー・ペアレマン(ポアンカレ予想)、自閉症、ピーター・テーヌ、MITメディアラボ、ノーベル賞、シンギフィティ(ニュー・サイエンスみたいなことのようですが、僕はよくわからなかった)、フランシス・フクヤマ、クリエィティブ・ラーニング、パーソナル・ヒストリー、ダイバーシティー、癌と遺伝子、脳、AIなど。伊藤のメディアラボでの役割は「庭師」って発言、なるほどと思った。メディアラボは「どこに行くこともできない人」「どこにも当てはまらない人」を受け入れるとのこと。そこは違うけど、僕も勤務先の富山国際学院で伊藤の言う「庭師」のような役割を果たすのが理想かも。波頭の講座まとめでは「メッシー」「コモン・センス」がキーワードのようでした。会場からの質疑応答では茂木と共同通信記者とで議論も。
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by tiaokumura | 2015-03-28 13:30 | 富山 | Comments(0)

『チャップリンの放浪者』『戦艦ポチョムキン』

f0030155_13311740.jpg(3月23日朝・記)
チャップリンの放浪者
1916年 アメリカ 21分 無声映画(字幕・英語)
監督:チャールズ・チャップリン
戦艦ポチョムキン
1925年 ソビエト連邦 55分 無声映画(字幕・英語)
監督:セルゲイ・エイゼンシュテイン
活動弁士:ハルキ
ピアノ:新垣隆

僕は映画が好きで年に8本くらい観ているかなあ。シネコンで観ることはほとんどなく(最近では『舟を編む』『剱岳 点の記』『KANO』などはシネコン)、もっぱら富山市内にある「フォルツァ総曲輪」を利用。そのフォルツァ総曲輪の8周年記念イベントの一つが「特別講座 活弁、ピアノ伴奏付 無声映画上映会」。富山国際学院の移転準備で時間が取れるか心配だったが、3月22日(日)の午後、強引に時間を工面して^^観てきた。
1時半、ビル4F。事前にチケット申し込み済み。人気があったんでしょうね、当日券はなし。劇場、かなりな人人人。名前を言ってチケットを窓口で受け取ったら150番でした。客席ほぼ満員。こんなに込んだフォルツァ総曲輪って、若松孝二監督+井浦新のトークショーもあった時以来じゃないかなあ。このイベント、村川いづみさんもご参加。彼女とは昨夏の利賀以来。
上映会のあと、ハルキ新垣隆のトークショー、約30分。皆さん、お気づきでしょうが、新垣は「あの」新垣です。僕のようなワイドショーに疎い者でも知っている有名人^^。あの当時、「さむら・かわちのかみ」ってなんて変わった名前だと思ったもんです(皆さんの中にも同じ方、おられたかも)。音楽とか作曲とか僕はようわからんのですが、ゴーストだろうがなんだろうが「いい曲はいい曲」だと思う。聞いたことはないのですが、新垣曲、発表時(佐村河内名)すばらしい評判だったそうじゃないですか。「だまされた」意識が強くって、ああいう取り上げ方になったんでしょうね。新垣隆ご本人は、あんなことがあってもなくっても、「知る人ぞ知る」の才能あふれる音楽家(ピアニスト・作曲家)のようです。略歴を見ると三善晃にも師事したことがある。
ハルキ(2013年に「松田喜久子」から改名)は「七色の声と歯切れの良い語り」。トークショーの後、新垣の伴奏で「ライムライト」を歌いました。
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by tiaokumura | 2015-03-22 13:31 | 映画 | Comments(0)

「特定非営利活動法人 富山国際学院」、まもなく10周年

2005年9月12日に認証を受けた「特定非営利活動法人 富山国際学院」の設立趣旨書は、当時の学院長の岸井みつよさんのお薦めもあって主に僕(当時、58歳!)が作成にあたった。作成にあたっては次のことに留意した。
①「~的」「カタカナ語」の使用を最小限にとどめる。
②読点・段落に配慮し、日本語として論旨明快かつ格調高い散文にする。
③主語(主体)を明確にする。
④他言語に翻訳可能な日本語にする。
富山国際学院がNPOに組織替えしてこの9月で10年になる。移転準備のため休日出勤となった穏やかで暖かな春分の日・3月21日、ふとNPO設立趣旨書のことを思い出した。設立趣旨書の「5つの責務」はいまだ充分果たしえていない。趣旨書には青臭い稚拙な部分もあるが、趣旨書に述べた状況分析は、2015年の今も決して古びていない(それは残念かつ悲しいことにもなるのだが)。
富山国際学院は、校舎移転後も厳しい道は続くが、半歩ずつでもいいから前進していきたいものである。後の人々が日本語教育に喜びを感じられることを願って。

特定非営利活動法人 富山国際学院 設立趣旨書
北陸地区初の日本語学校として1992年7月に富山国際学院が開校して13年余になる。途中で廃校の危機に直面したこともあったが、スタッフの情熱と工夫、協力者の理解と支援により、今日に至っている。
私たちは、日本の高等教育機関への進学を目指す就学生、富山県内の企業・自治体の外国人就業者、日本人を配偶者とする外国出身者、日本語・日本文化に関心を抱く外国人、県内在住の外国人子女などに対する日本語教育経験がある。そんな日本語学習者たちにほぼ共通することが2つある。1つは、質の高い日本語教育を受けたいという欲求が強いこと、もう1つは、日本語習得の度合がそのまま夢の実現と生活の安定に結びついていることである。
私たちの携わる日本語教育においては、優秀な日本語教師の不足・日本語学習者の在日生活の困難・日本及び日本語に対する魅力の減少など、その現在と未来は必ずしも楽観できるものではない。
このような状況認識の下で、今、私たちは「特定非営利活動法人富山国際学院」として出発しようと思う。私たちの組織は、私たちに課された以下の5つの責務の実行を目指すものである。

1)質の高い日本語教育の提供
「質の高い日本語教育」は日本語学習者(以下「学習者」)の権利であり日本語教師(以下「教師」)の義務でもある。私たちは、自らの能力・体力の限界を口実にはせず、学習者のさまざまなニーズや異なるレベルに応えられる受入れ体制・カリキュラムを準備し実行しなければならない。
と同時に、組織の核である教師が安心して活動に専念できる、安定した経済基盤の供給に努めなければならない。
2)教師の資質の向上と自己研鑽
私たちは、学習者の性別・年齢・母語・宗教・文化背景などに偏見を持たず、教師として高度な教育技術・能力を身につけなければならない。
そしてまた、私たちは想像力と好奇心を持続し、学習者より日本語能力が高いこと以外に生身の人間としての魅力・識見を身につけなければならない。
3)学習者を取り巻く環境の整備
情報社会の進展にもかかわらず、無知・無関心・無理解に基づく「外国人」に対する偏見と差別は依然として深く根強い。私たちは、「外国人」であるというだけでいわれのない差別や偏見が存在する社会を拒絶し、学外に学習者への支援者・共感者を増やす努力を続けなければならない。
また、私たちと志を共にし共通理解を持つ個人・組織を発掘し育成していかなければならない。
4)日本語教育を共通部分とするネットワーク作り
日本人が好むと好まざるとにかかわらず、日本社会の国際化は進む。未熟微力な私たちは、私たちの活動に関連する個人・組織と、時間・空間の壁を超え、有効な関係を開拓し保持しなければならない。
ネットワークの広がりと充実は、私たちの活動をより強固にし、同時に、学習者の自己実現に大きな利益となるであろう。
5)日本語教育を通じての多文化共生社会の実現
言語を学ぶことは、同時にその言語の持つ価値観・発想に触れることでもある。私たちは、かつて日本語が侵略の手段として使われた過去の苦い経験を忘れてはならない。現在及び将来の日本語教育が、日本語の価値観の強制であったり学習者のアイデンティティを損なうものであってはならない。
私たちは、言語教育の持つ危険性を自覚し、学習者に対していたずらに日本社会への同化を求めず、互いの違いを尊重し認め合う多文化共生の道を探らなければならない。

私たちは、21世紀の日本語が学ぶに値する言語であることを信じつつ、地方の一小都市にあっても最良・最高の日本語教育が可能であることを世界に発信していきたい。

2005年9月 富山国際学院

2015年3月21日(注)
趣旨書の「就学生」は現在は「留学生」です。学院では「語学留学生」で通称。
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by tiaokumura | 2015-03-21 12:53 | NPO | Comments(0)

癌日記:僕の5年生存率は7%台だったかなあ

王貞治さん、橋本五郎さん、奥村隆信-この3人に共通することは何でしょうか。答は当記事末尾。

2015年3月19日(木)午前9時過ぎ、タイヤ交換のため家の近くのタイヤ店に。これまでのノーマルタイヤはずいぶん磨り減ってしまったようで、買い替え時期。冬タイヤ→ノーマルを機に新しく買おうと思った。予算が2万5千円だったんですが、1万円オーバーじゃった。ビンボー人には痛い出費(大汗)。どこで差額の1万円を工面すべきか。シラノかハムレットみたいな心境(激爆)。
診療予約のこの日、10時前、A病院駐車場に入る。奥の隅っこにようやく軽自動車用スペース発見。運転下手なもんでやっとかっと(富山弁^^)駐車してナニゲに左を見たらこわそーなオジサンが駐車しとった(激爆)。車、こすらんでよかった^^。
今回持参本は2冊。杏『杏のふむふむ』(ちくま文庫) 勝木俊雄『桜』(岩波新書)。こないだから読んでた『杏の~』、A病院待ち時間でようやく読了。同書の「手紙の縁」、僕が最近やっとることと杏、同じことやってて、ちと照れ臭かった。黒岩比佐子は「出会えなかった出会い」で語られている。このあたり読んでて、単なるタレント本じゃないってこと、ますます実感。彼女、結婚したそうだけど、なんかもったいないような気がした。相手、ちゃんと杏を理解しとる男性なんじゃろうか(男優だそうです)。『桜』は難しすぎる感じの本。大原隆明『サクラハンドブック』が「桜に関する参考図書」リストのトップに載ってました。
採血、注射、検尿。今回は(たぶん初めて?)中央処置室で注射。事前の予約表に、「お注射あります」「検体検査があります」ってぇのが、それじゃったんじゃろうか。
血圧測定。124-74、脈拍73拍/分。体重、ここんところけっこう食っとるんで2キロぐらい増えとるかと思って体重計に乗ったのじゃけんど、54.5kgと、逆に1キロ強の減。「米」を食えば体重アップなんかなあ。自分、米、あまり、食べていない。
11時半、主治医Tドク。10時半予約だったんで、ドクから遅くなったことを詫びられる。それ、ドクターの責任でもないんじゃろうけんど。恐縮。検査結果などを見て「上出来なんじゃないか」って総論。貧血、改善。「白血球数」「赤血球数」「Hb濃度」「ヘマトクリット値」「MCV」など基準値内。腫瘍マーカーもOK。「ビタミンB12(CPBA)」ってのが163L(基準値233~914)は「問題あり」で、今回の注射はこれ対策だったみたい。胃がないとビタミンB12って吸収しないそうです。胃を全摘出の僕の場合、このビタミン、基準値に達しないのはしょうがない部分もあるんでしょうね。Tドク、「5年生存率」を話題にする。僕の場合、2016年6月が5年目(1回目の手術から。2回目からだったら、もう8か月くらい遅くなる)。そこまで行けるのかなあ、自分。確か僕のケースの5年生存率は7%台だったと思う。Tドクでは、そこ(5年)に行ったらそれでいいってものでもないが、癌はそこが一つの目安で、何とか僕にそこまでは行ってほしい感じ。Tドクは僕の中学高校の同期生で(主治医になったのは偶然でしたが。当時、友達ではなかった)、そういう思い、職業を離れてもあるのかも。申し訳ない気もする。次回は5月21日(木)の診療予約(注射、CTあり)ってことで、診察室、辞去。
会計、3620円。いつもより高かったか。検査636点、医学管理等400点でした。
病院内の食堂で昼食。ポテトサラダ200円、鰯塩焼き130円。ポテトサラダ、半分弱が食べきれず、ラップのまま持ち帰った。
薬局、薬が42日分・28日分で困惑。次回診療まで8週間くらいあるはずなんだけど。これじゃあ足りないのでは。病院に問い合わせてくれた薬剤師、Tドクはこれでいいとのこと。どうなっているのかようわからんままに薬を受け取って会計。「ツムラ大建中湯」「ウルソ」「タフマック」「マグネシウム」「クエン酸」「トーワ」の6種。薬代、用意していたお金で足りた。
帰りに富山国際学院引っ越し準備のためスーパーに寄り、ごみ袋と段ボール調達。しばらくは引っ越しでめちゃ大変な日々、覚悟。

朝日新聞「患者を生きる」シリーズ、今は「その先へ 胃がん」。「定年退職を2年後に控え、大きな病気も経験せず、仕事も趣味も楽しみながら生活」を送ってきた「銀行員」の男性(68)。自分なんかから見ると羨ましい人生ですが、その方が胃がんステージ3。僕はステージ4だから、僕よりはましなステージです。でもどうもその後、芳しくないみたい。今日が連載3回目でした。10回くらい続くのでしょうか。
先日、讀賣の橋本五郎「『余命1年』を生きる」で知った近藤彰さん。ブログに「どーもの休日」があり、膵臓癌4期の彼の日々が綴られている。2013年11月2日、「65歳の生涯を終えました」(記事、引用)。ブログは同名の本になり、博文堂さんに注文済み。入手したら当ブログでご紹介させていただきます。

帰宅してビックリ、中国語講座の4月号が届いていたのですが、な、な~んと新年度、壇蜜です、生徒は! 驚き桃の木山椒の木ですね(←古~^^)

冒頭の答
3人に共通するのは「胃を全部摘出した」ということです。たぶん間違いないはず。
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by tiaokumura | 2015-03-19 19:49 | 癌日記 | Comments(3)

楽しみな「ラ・フォル・ジュルネ金沢」

f0030155_8261855.jpgこれで何年目になるのでしょうか、今年は
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭
パッション・バロック~バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ~

です。
2015年のゴールデンウィーク、今年はカレンダーの巡り合わせが悪く、勤務先の富山国際学院はカレンダー通りの授業なので(かつては「ゴールデンウィーク休み」ってのが約1週間あった)長い休みはなさそうですが、それでも5月3日・4日・5日は3連休(何事もなければ、って条件付きですが。「何事かある」のが日本語学校なんで、組織トップとしては「何事も起こらんよーに」と祈るしかない^^)。
ラ・フォル・ジュルネ(以下、LFJ)、家の近くのセブン・イレブン城川原店でチケット、入手しました。「エンジン01」は希望が一つダメでしたが、LFJのほうは希望の9コンサート、すべてゲット(アップした写真、チケットです)。
昨日の北陸新幹線開業に伴って、JR北陸線は「あいの風鉄道」に移行。いわゆる第3セクターでしょうか。料金も970円→1220円とアップとか。う~ん、LFJ、富山-金沢の往復はバス利用になるかなあ。北陸新幹線開業で関西・名古屋方面もメンドーになります。富山直通がなく、金沢乗り換え。年に何回かの名古屋出張、あいの風+JRで、切符の買い方もどうなるんじゃろう。

5月3日(日・祝)
14:45~@アートホール
ムジカ・レアーレ(ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団メンバー)
シューベルト:弦楽五重奏曲より第1、4楽章
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 KV.581
17:15~@邦楽ホール
マルク・アンタイ(トラジェルソ)
フランソワ・ゲリエ(チェンバロ)
J.S.バッハ:フルートソナタ イ長調 WV1032
J.S.バッハ:フルートソナタ ヘ長調 WV1035
J.S.バッハ:フルートソナタ イ短調 WV1030
19:45~@アートホール
タチアン・ヴァンシリエヴァ(チェロ)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 WV1009
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 WV1011

5月4日(月・祝)
10:00~@邦楽ホール
仲道郁代(ピアノ)
J.S.バッハ:パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825
J.S.バッハ:パルティータ第4番 ニ長調 BWV828
スカルラッティ:ソナタ ハ長調 K.159
スカルラッティ:ソナタ 嬰ハ短調 K.247
13:30~@コンサートホール
エリック・ルブラン(オルガン)
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ 変ホ長調「聖アン」BWV552
J.S.バッハ:前奏曲とコラール ハ短調「ただ愛する神の摂理にまかす者」BWV647
J.S.バッハ:前奏曲とコラール ト短調「愛するイエスよ、わが願いを聞きたまえ」BWV649
J.S.バッハ:幻想曲 ト長調 BWV572
J.S.バッハ:コラール前奏曲「安らぎと喜びをもてわれは行く」BWV616
J.S.バッハ:オルガン協奏曲 イ短調 BWV593
19:45~@邦楽ホール
児玉桃(ピアノ)
児玉麻里(ピアノ)
J.S.バッハ:フーガの技法BWV1080より コントラプンクトゥスⅠ ニ短調
J.S.バッハ:デュエット第3番 ト長調 BWV804
J.S.バッハ:ソナタ ニ短調 BWV963 など

5月5日(火・祝)
10:00~@コンサートホール
セルゲ・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
コンチェルト・ブタペスト
アンドラーシュ・ケラー(ヴァイオリン、指揮)
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 BWV1041
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ホ長調 BWV1042
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043
12:30~@コンサートホール
チョン・ミュンフン(指揮、ピアノ)
東京フィルハーモニー交響楽団
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K488ほか
16:00~@邦楽ホール
サイモン・ブレンディス(ヴァイオリン)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「四季」op.8

バッハ曲のオルガニストは有名無名、たくさんいるのでしょうが、僕はマリー=クレール・アラン(Marie-Claire Alain1926-2013)と森有正(もり・ありまさ1911-76)しか知らない。アランは2年ほど前に新聞で訃報を読んだ。森は僕の人生にとって第1番にランクする『バビロンの流れのほとりにて』の著者。彼、東京カテドラルでパイプオルガンのコンサートもあったかも。彼のCDが出てたと思うが、今はどうなんだろう。『バビロン~』はどこかの文庫に入っているのだろうか。今回のLFJのエリック・ルブランって、どんなオルガニストなんでしょうね。他に今回のLFJでは、仲道やチョン・ミュンフン+東京フィルも楽しみです。
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by tiaokumura | 2015-03-15 08:26 | 音楽 | Comments(0)

学院長式辞@富山国際学院2014年度卒業式

思いがけない春の雪があちこちに残るとはいえ北陸新幹線開業を明日に控えた本日3月13日、ここにきわめて佳き日を迎えることとなりました。富山国際学院教員11名を代表して式辞を述べさせていただきます。
ただ今私が卒業証書を授与させていただいた皆さま、ご卒業、まことにおめでとうございます。

皆さまが富山で過ごし、富山国際学院で学んだこの1年半あるいは2年はどうだったでしょうか。私には皆さまのような留学生活の経験がないのですが、1年半そして2年と、大変なご苦労があったことと思います。

希望と不安を抱いてスタートした語学留学生活。
家事やお金の管理など何もかも自分でしなければならない富山での毎日。
しょっちゅう変わる富山の天気、雪が降り寒い冬、蒸し暑い夏。
やっと見つけたバイトなのに、日本語がわからないために文句ばっかり言われる。
バイトが終わって自分の部屋にもどっても、迎えてくれる人はなく灯りもない。
時給700円で週28時間一生懸命働いて2万円弱。物価の高い日本ではその2万円はさほど使い勝手がない。
いろんな国の出身者なのに日本ではみ~んなまとめて「外国人」と呼ばれる。
日本人は私の国の文化も歴史もほとんど知らないし、興味も持たない。
私は「日本語」を勉強しに来たのであって、「日本人」になりに来たんじゃない。
たまに母国のことがテレビのニュースに出てきても、それはほとんど悪いニュース。
「ガイジン、ガイジン」と後ろ指を指されたり、からかい中傷される体験。
聞こえてくるのは日本語ばかり。私の母語が通じる日本人なんてほとんどいない世界。
などなど

母国にいた時の皆さまはどうだったでしょうか。
家族や友達と母語で話し、親が作ってくれた料理を食べ、親が働いたお金で学校に通い、ときどき家族旅行にも行って・・・
皆さまの多くがそういう毎日を送っておられたことでしょう。
それが日本では大変なご苦労の日々。
でも今こうして皆さまは、私の話がわかるまでに日本語が上達し、料理や洗濯や買い物もでき、お金の大切さもお金の怖さも知りました。富山で、富山国際学院で、大きく成長し自立したのです。そして、母国で想像していたのとは段違いな厳しい現実を乗り越え、今こうして喜びに包まれた顔で卒業式に臨んでおられるのです。
ここまで辿り着くまでに、皆さまのご家族や友人の支えがあったことを忘れないでください。アルバイトやアパートでお世話になった方々、課外活動や国際交流イベントで出会った人々にも感謝してください。私たち富山国際学院の教師も少しは皆さまの成長に役立てたかと思います。
でも、1年半ないし2年の語学留学で一番がんばったのは皆さまご自身です。自分自身の強い意志と努力の結果なのです。そのことを大いに誇りに思い、自信を持ってください。
これから先、もっともっと厳しい現実が待っています。夢や希望は、誰でも抱くことはできますが、それを実現するには今以上に強い意志と努力が必要です。

人それぞれに花あり
という言葉があります。「あり」というのは「ある」の古い日本語の辞書形です。
「人それぞれに花あり」
人はだれでもそれぞれに素晴らしいところを持っている、という意味です。
漢字がなかなか覚えられなかった人
頭の中には難しい文法が入っていても、会話が上手ではなかった人
病気に悩まされて勉強時間があまり取れなかった人
学費がなかなか払えなかった人
恋人と別れなければならなかった人
出席率が悪く卒業が危なかった人
バイト先で差別を受け悔しい思いをした人
希望する大学に合格できなくて悔し涙を流した人
名前がちゃんとあるのにいつまでも「ガイジン」扱いだった人
この1年半あるいは2年は、いいこと・楽しいことばかりではなかったことでしょう。
でも、どんな人にも「花」があります。今はまだつぼみのままかもしれませんが必ず「花」があります。私も1年に2回くらいですが学生から「奥村先生、日本語教えるの、上手ですね」って言われると自分が花開いた気分になれます。
皆さまお一人おひとりが持っている花、その花を咲かせられるのは、自分自身の強い意志と努力です。

私たち11人の教員は、皆さまにここ富山国際学院で出会うことができたこと、皆さまの教師だったことを誇りに思い、皆さまに心から「ありがとう」と言いたい。
皆さまは今日この学校を巣立ち、次の人生に向かう。私たちがこうして同じ場所にいられるのはあと2時間くらい。もうすぐ皆さまと別れなければならない。
これからの人生でつらいこと・嫌なこと・苦しいことがあったときは、日本の富山というところに、皆さまが大きな「花」を咲かせるのを心待ちにしている私たちがいることを思い出してください。

卒業生の皆さま、
おめでとう、ありがとう、そして、さようなら。


2015年3月13日
富山国際学院 学院長 奥村隆信
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by tiaokumura | 2015-03-14 06:48 | 僕は学院長6年生 | Comments(4)

富山国際学院第21回卒業式(2015年3月13日)

本日3月13日(金)は富山国際学院第21回卒業式。「13日の金曜日」だけど^^、2014年度卒業式の佳き日。でも頭が痛いのが、この日の学院長式辞。あと5時間後に式が始まるというのに、まだ作っとらん。大丈夫なんかい、自分(大汗)。
春の雪がをちこちに残るとはいえ北陸新幹線開業を明日に控えた本日・・・
って式辞の頭は考えたが、後が続かない・・・。数年前に『惜別の歌(惜別の唄、とも)』で作詞した。この歌で「式辞に代えます」なんてやったら、総ブーイングじゃろうね(激爆)。

はるらんまんの はなをめで  なつははなびに ゑひしれて
ひとこひしさに あきはなき  ふゆゆきふみし としつきや

あひみてのちは われはきみ  わかれしのちも きみはわれ 
くにはそれぞれ たがへども  ひとのなさけぞ ありがたき

かんじてにをは けいごほふ  ぼごのかんせふ なにせうぞ
わがゆくみちを てらせかし  まなびつづくる にほんごよ
 
とやまこくさいがくいんせい  れいほうたちを あふぎつつ
まなびしがくしや さるとても  わがふるさとに とこしなへ

春爛漫の花を愛で 夏は花火に酔いしれて
人恋しさに秋は泣き 冬雪踏みし年月や

逢い見て後は我は君 別れし後も君は我
国はそれぞれ違えども 人の情けぞ有難き

漢字てにをは敬語法 母語の干渉何しょうぞ
我が行く道を照らせかし 学び続くる日本語よ

富山国際学院生 霊峰立山を仰ぎつつ
学びし学舎去るとても 我が故郷に永しなえ   
(曲・藤江英輔 詞・奥村隆信)
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by tiaokumura | 2015-03-13 05:15 | 僕は学院長6年生 | Comments(0)

観世寿夫 能楽講義(『花もよ』第18号)

f0030155_763219.jpgすっごいものが残っていたものである。2015年3月3日の朝日新聞「観世寿夫の稽古 CDに」(増田愛子記者)を読んで驚いた。
僕の1回目の大学生時代は東京の、地下鉄で言うと丸ノ内線・茗荷谷にあったA大学だった。この大学は後に廃校、先年訪れたら跡地は公園になっていた。僕はA大学文学部文学科国語学国文学専攻の学生。小西甚一教授の関係もあったんでしょうか、学内に能狂言サークルがあり、同期生の宮崎健二君や也山下富雄君らは銕仙会にも属していたように思う。
朝日新聞記事より引用。
若くして「天才」と言われ、現代劇との交流にも意欲的だった、観世流シテ方の能楽師、観世寿夫(1925~78)の稽古の様子を収めた未発表の録音が、雑誌の付録CDとして発売された。
記事中のケータイに問い合わせ、後日、「花もよ」第18号を入手した。アップした写真、同誌の表紙、左下にあるのが付録CD。同誌には「『能楽講義』について」(p14-17)で観世銕之丞と大谷いづみの対談あり。大谷がCD所収の稽古の弟子で、彼女は当時、東京芸大楽理科の学生。稽古は『朝長』。同誌には1970年秋の観世寿夫(後シテ)・野村四郎(ツレ)『通小町』の写真も(p16)。
今、通勤車中でこのCDを聞いています(約70分)。アシライやらヤヲやら上オサエなど、僕のようなド素人にはよくわからない専門用語も頻出するが、このCDのすごさはよくわかる。教師の端くれとして「いかに教えるか」という点でも貴重な示唆が得られる音源である。大谷は「私は不肖の弟子で中途半端で結婚して出産してお休みしたのですが、半年したら復活しますとお約束したら、ちょうどその頃ご病気になられて、結局中断したままになってしまいました」(p17)とのことである。
『朝長』は初めて聞く曲。CD中の寿夫によると世阿弥作かどうか不詳のようです。CDは、「朝長」について、ワキ道行、前シテ謡注意、語りについての注意、などで構成。今回は前半部分で、後半部分は4月末発売の第19号に再び付録として発売予定。
このCD、3000~5000円でも売れそうな気がする。それが本誌ともでわずか782円! こういう雑誌、あったんですねぇ、知らなかった。

2015年3月15日・追記
松岡正剛の千夜一夜」に、1976年8月の富山県利賀村での観世寿夫『経正』体験が書かれています。こちら
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by tiaokumura | 2015-03-12 07:06 | 謡を習う | Comments(2)