<   2015年 02月 ( 12 )   > この月の画像一覧

EARTH MOVING2015インドネシア@黒部市国際文化センター コラーレ

f0030155_1635499.jpg先月からA社の日本語研修を担当していて週に2回か3回、A社に通っている。当日は自宅ないしは富山国際学院を出て8号線を東に向かう。日本語研修講座は10時20分から4時半まで。当初は帰りには日が暮れていたが、日が段々長くなったんでしょうね、今はA社を4時半過ぎに出てもまだ明るく、家にたどり着く5時40分頃までもどうかするとまだ車は無点灯も←運転、危ないかも^^。で、A社の帰りに運転席前方に立山連峰が広がる絶景スポットがある。県外の人は誤解してるでしょうが、実は「立山」って山はありません。それはともかく、晴れた日に車の前方に屏風のように聳える峰々はまさに絶景、富山県民であることの喜び満開かも(照)。僕はもう1社、B社にも通っているのですが(土曜日)、こちらの場合は往復は婦中大橋経由で、方角はA社と異なりますが、途中に立山連峰の雄大な景色が堪能できるスポットあり。
8号線を東に向かう途中に「コラーレ」の案内表示あり。ここは僕はたぶんまだ行ったことがないのですが、富山から黒部に向かい左折するようです。そのコラーレでは毎年「ワールド・フェスティバル」があるようで、そこでは毎年一つの国を取り上げていて(確か去年はベトナムだった)、今年は「インドネシア」。フェスティバル開催日の両日とも僕はあいにく都合が悪いですが、当ブログご訪問の方がどなたかご参加いただけたらと願っています。
僕はこれまでに約30か国・地域の出身者に日本語を教えていますが、インドネシア人はEPAの看護師介護士候補、企業社員、の計4人くらいで、語学留学生はいません(富山国際学院には留学生の在籍歴あり。今年度はいません)。

コラーレ・ワールド・フェスティバル
インドネシアの息づかいを、カラダとココロで感じる2日間。
魅惑の島国、インドネシアへ-
EARTH MOVING 2015 インドネシア

3月7日(土)・8日(日)
会場:黒部市国際文化センターコラーレ
公式サイト:こちら
インドネシアの「音」と「舞」 響きをココロとカラダで感じよう。
バリ島のケチャ&ガムランと舞踊の夕べ ダリ・サマン体験教室 ケチャ体験教室 バリ舞踊体験教室 ガムランレクチャー など
インドネシア・カルチャーを体験 ふれてみよう、つくってみよう、たべてみよう。
籐工芸「花かご」 はじめてのインドネシア語講座 インドネシアの紅茶教室 パワーストーン・アクセサリー教室 インドネシア料理教室 ガムランボール・アクセサリー教室 など
もっと知りたいインドネシア 知れば知るほどおもしろい。
インドネシア影絵人形芝居「ワヤン・クリ」 講演「インドネシアと日本の違い」 ワヤン・クリ レクチャー 講演「インドネシアの生活スタイル」 講演「インドネシアのオススメ観光」 講演「インドネシアの食文化」
ワールド・ステージ
ワヤン・トゥンジュク梅田一座 サリ・メカール(ガムラン演奏) など
[PR]
by tiaokumura | 2015-02-28 16:35 | 富山 | Comments(0)

『杏のふむふむ』(ちくま文庫)

f0030155_2044410.jpg
(2月28日朝・記)
(あん1986-)を初めて知ったのはNHK大河ドラマ『平清盛』。この番組、視聴率が低かったり地元神戸からクレームがついたりと散々だったようですが、僕はたまに見るだけだったが(僕は大河はほとんど見ない)、結構よかった。松山ケンイチ(中島美嘉の映画『NANA』に出てた)も松田優作の息子(次男?。名前、忘れた^^)も良かった。井浦新が崇徳院?で出てたそうなのもNHKっぽくなくって(当時は若松組でしょうね)良かった。井浦は後にNHK『日曜美術館』の司会(今も)。杏は北条政子役。彼女、なんだかバタくさくて鎌倉女子じゃないとちょっと思ったが、陽気な性格で頼朝の可能性を引き出す烈女で、イマドキの女優はこういう演技ができるのかと、時代遅れの身、いささかピント外れな感想を持った。彼女のこと、富山国際学院の同僚に「あんず」って言って笑われた。日本語は難しい^^。渡辺謙の娘だということはしばらくして知った。『ごちそうさん』はほとんど見てません。共演した男優と結婚したんですよね。
先日、新聞の紹介記事でこの本(写真)を知った。人気俳優がゴーストライターでも使って書いたいわゆるタレント本の類だと思ってその記事を読み過ごそうとして、2点引っ掛かった。黒岩比佐子との縁が語られていること、村上春樹が解説を書いていること、の2点。
パラパラと読んでいます。黒岩比佐子ファンの一人として、「出会えなかった出会い」(pp220-225)は、読んでいて少しウルウルした(照)。村上春樹の解説文(pp251-255)もオシャレ。目次のタイトルから興の赴くまま選んで読んでいるが、「おじいちゃんはおまわりさん」「セ・パリ」「怒れるオヤジ」とどれも引き込まれた。杏ワールド。
文庫本の親本は2012年春みたい。さらにさかのぼって連載は2009~11年『Webちくま』だそうです(pp236・237)。本書、イラストも杏。「マルチタレント」って失礼かもしれぬが、モデル・女優・ラジオ・本・イラストと実に多彩な方。演劇・ミュージカルもなんかなあ。


杏のふむふむ
2015年2月10日第3刷(2015年1月10日第1刷)
筑摩書房(ちくま文庫)
600円+税
[PR]
by tiaokumura | 2015-02-24 20:44 | | Comments(0)

バッハアンサンブル富山『マタイ受難曲』

f0030155_14133414.jpg(2月26日朝・記)
2月22日(日)富山国際学院に出勤。今月は土日も仕事で、完全オフの日はゼロ! 長いこと人生やってるが(照)、休みなしの月は、1970年代に長野県八方でマネージャーやってた時以来じゃないかなあ。あの頃は、スキーシーズンの約3カ月、無休で働いてた。まあテキトーに息抜きはしてたんだろうけんど^^。若かったんだろうなぁ。甘酸っぱい青春時代の思い出かも。最後は30代に入ってたけど。30過ぎたのが富山にUターンを考えたきっかけだったかも。このままでいいのかなあ、って。
閑話休題^^。2月22日(日)、コンビニで讀賣と日経を買って8時過ぎに富山国際学院。休日の学生もスタッフもいない雰囲気にも慣れた。休日出勤せんならんて、本人に仕事をこなす能力がないか、仕事があまりに過重なせいか、そのどっちかだろうけいど、今のわしはその両方か(恥)。この日は、前日の土曜授業の整理など授業関連もいくつかあったが、何より精出したのは^^富山地方法務局への提出書類作り。実は、今月・来月と、名古屋入国管理局・日本語教育振興協会・富山地方法務局・富山県庁の4か所への書類提出準備がめっちゃ大変。人によってはどうってことない分量なんだろうけど、初体験な書類もいくつもあり&自分には膨大すぎて・・・。ま、愚痴を言っててもしょうがないので、老骨に鞭打って^^やるっきゃない。
10時半、学院を出て環水公園までぶらぶら歩き。春のような陽気、コートなし。風が強い。後で知ったが富山地方、この日「春一番」だった。LA CHANCEで山中さん・米屋さんらと食事会(前記事ご参照)。1時過ぎ、米屋さんの車で学院に送ってもらう。学院で仕事しばし。22日、法務局関連の書類はなんとか6割くらいできた。
2時前、学院を出て富山駅北口・オーバードホールまで歩く。1Fのアスネットカウンターで「エンジン01」の「夜楽」チケット購入。これ、発売間もないのだが売れ行き順調のようで、希望の『地産食彩 越中舞華』が残り少なく危なかった。『地産食彩 越中舞華』ってのは、伊藤穣一、ケント・ギルバートらと富山市桜町のお店で会食できる。伊藤穣一はNHKの『スーパープレゼンテーション』で知りました。
2:15、オーバードホールに入る。『マタイ受難曲』の解説中だった。

バッハアンサンブル富山 設立10周年記念演奏会
J.S.バッハ マタイ受難曲 BWV244
合唱:バッハアンサンブル富山
指揮:津田雄二郎
福音史家:東福光靖 イエス:佐々木直樹 ソプラノ:藤崎美苗 アルト:福永圭子 テノール:櫻田亮 バス:上野正人
チェロ:大澤明 オルガン:黒瀬恵 チェンバロ:奥田知絵
富山室内合奏団(代表・大澤明)
児童合唱:とやま香音ジュニア・コーラス
解説・対訳・字幕 礒山雅

富山で『マタイ受難曲』って初演かも。約3時間の大作。1F前から8列目中央あたりで聴く。途中寝ちゃうかと思ったが^^ちゃんと通して聴けた。ステージ上に字幕が出たのと手元のプログラムに対訳があったので、それらを見てたので眠くならなかったのかも。
『マタイ受難曲』はマタイ福音書第26・27章に基づく。バッハが使ったのはルターのドイツ語訳テキストだそうです。『マタイ受難曲』第1部、約80分。マグダラのマリア、ユダの裏切り、最後の晩餐、ゲツセマネの園、イエスの捕縛など。休憩のあと第2部、約100分。ペトロの3度の「知らない」、イエスかバラバか、ピラトの苦悩、ゴルゴダ、「わが神よ・・・」など、そして・・・。バラバは昔、アンソニー・クイン主演だったか、映画で観たことがある。あの時代に私がいたら、バラバを選んでたでしょうね、ペドロの「知らない」も同じ。『マタイ受難曲』はユダを告発するのではなく、人間の弱さも描いているのでしょうね。それで、単なる宗教音楽・時代の制約を超えて、普遍性がある・・・。

去年、2015年3月15日にバッハアンサンブル富山設立10周年記念でオーケストラアンサンブル金沢の管弦楽で『マタイ受難曲』があるのを知りました。楽しみにしてたのですが、いろんな事情があって、今回になったんでしょうね。
今年の「ラ・フォル・ジュルネ金沢」は「パッション・バロック~バッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ~」です。『マタイ受難曲』はやりませんが、『無伴奏チェロ組曲』『ヴァイオリン協奏曲』やオルガン。ヴィヴァルディの『四季』もあり、さらに東京フィルでモーツァルト『ピアノ協奏曲』もある。チケット購入できるかどうかわかりませんが(先行予約、申し込み済み)、楽しみです。
[PR]
by tiaokumura | 2015-02-22 14:13 | 音楽 | Comments(0)

山中さん、米屋さん、論文終了おめでとうございます!@LA CHANCE

f0030155_12315566.jpg
(2月23日朝・記)
アップした写真、手前左が山中さん、右が米屋さん、後列左より土佐さん、僕、佐野さん、米屋さん奥様。2月22日の富山、最高気温が18℃、春のような陽気でした。コート不要。そんな昼下がり、環水公園(公園の命名者は大岡信)内の人気フレンチ店「キュイジーヌフランセーズ ラ・シャンス」(わしのような田舎モンは舌を噛みそうな名前^^。CHANCE、英語読みしてた^^)で、山中さんの修士論文、米屋さんの卒業論文の終了を祝って、食事会。
米屋さんとは、5年前になるかなあ、柳原正年さん(社会人大楽塾・塾頭)の紹介で知り合った。「会社経営者なのだが、日本語教育に興味があって、富山大学人文学部に社会人入学したい人がいる。相談に乗ってくれないか」といったような柳原御大からのメールだった。僕は3年次編入学だったが、米屋さんは1年からだから大変だったでしょうね。体育とか外国語とか教養課程とかも必修だったでしょうし。そんな米屋さん、このほど卒業論文(日本語教育の「日本事情」関係だったか)も提出され、後は卒業を待つばかり。
山中さんは、年度は異なるが僕と同じ富山大学人文学部言語学コース3年編入で、編入前に編入試験の情報を得たいとネットを検索してて当ブログがヒットしたとか。彼女は学部から大学院に進まれ、このたび修士論文(「無助詞」だったか)終了。こちらもあとは卒業待ち。日本語教師職もご希望中。
米屋さんも山中さんも、富山国際学院の富山大学生ヴィジターセッションに毎回ご参加いただいている。今後もおつきあい願いたく思っています。

LA CHANCEはフレンチのムッシュ坂井の店。ここの開店当初、同僚の粕谷さんとランチタイムに行ったが、マダム連中の行列に怖気づいて^^あきらめた店。ランチは予約不可ですが、今回、土佐さんが10時ころに入店し座席を確保してくださった。土佐さんは米屋さんと高校同級生で、富山大学社会人入学では米屋さんの1コ先輩。
ランチ、6人ともラシャンスコース1800円。スープ、サラダ、メインは肉か魚で僕は魚、パン、デザート。デザートは「ムッシュ坂井のクリーミー黒糖プリン~アイスクリーム添え~」を選んだ。皆さん、アルコールなしですが、僕だけグラスワイン白・3杯。胃無斎なんで(照)食事の量が心配でしたが、デザートの一部以外は完食しました。味は、う~ん、こういうのが「美味」なんかなあ。素人にはようわからん感じで(照)。パンはあまりうまくなかった。
[PR]
by tiaokumura | 2015-02-22 12:31 | 美味録2015 | Comments(2)

源氏物語絵巻@富山県水墨美術館

f0030155_114815.jpg
王朝美の世界
源氏物語絵巻-現状模写・復元模写に見る-
富山県水墨美術館
~3月1日(日)
・・・古典文学が視覚化された『源氏物語絵巻』の世界を堪能していただくと同時に、作品保全と展示公開の関係や、文化や技術の習得と伝承などの視点をあわせ、多面的に模写作品に対する理解を深めていただく機会・・・
公式サイト:こちら

本展覧会、富山県水墨美術館開館十五周年記念だそうです。水墨美術館って、篁牛人の作品が出発点のように理解してますが、どうなんだろう。ここは、僕の大学時代の級友・山下富雄君が館長を務めた美術館でもある。僕は大学では「国語学国文学専攻」だった。でも山下君らと違って怠学生^^だったんで、源氏物語は須磨帰りどころか「いづれの御時・・・」だけで(激爆)、谷崎源氏や瀬戸内源氏も無縁。大学在学のあの頃は文学史は上代・中古・中世・近世・近代・現代っていった括りだったんかなあ。近現代は、賢治や太宰や梶井あたりはOKで、梅崎春生や椎名麟三あたりが研究対象ギリギリだったか。三島はまだ存命。もちろん村上春樹なんてもっともっと後。春樹は国分寺でジャズ喫茶だったかもしれん^^。
何年か前、名古屋入国管理局の出張の帰りに徳川美術館を訪問した。源氏物語絵巻のオリジナルは国宝で貴重、年に何日間だけの公開のようで、実物は拝見できなかったが、精巧なコピー?が展示してあって観られた。別のことだが、何年か前に現代科学技術を駆使したフェルメールの「コピー」が福岡伸一のプロデュースで銀座の画廊で展覧されていて、観たことがある。オリジナル・模写・復元の関係っておもしろくかつ微妙なんでしょうね。オリジナルを観た当代人と、経年の作品を観る時代人と、模写あるいは復元を観る現代人と、受容・観賞に当然ながら差があるでしょうね。何が/どれがいいか、時には矛盾し判断保留かも。
本展覧会、二部構成。東京藝術大学による『源氏物語絵巻』現状模写が前半。「・・・図柄や色はもちろんのこと、剥落や皺までも寸分違わぬよう”現状を”模写」だそうです。「柏木」「横笛」「御法」「早蕨」「宿木」など57点。後半へ移るロビーには、顔料・筆・紙などが展示。第2室では、徳川美術館・五島美術館・東京文化財研究所・NHK名古屋放送局による「平成の復元模写」。「蓬生」「柏木」「東屋」など15点。同室には平安王朝の復元衣裳なども展示。オリジナル・現状模写・復元模写の対比や、模写の歴史なども窺えます。
1月16日に始まった本展。がらがらかと思ってましたがシニア夫婦を中心に何十人と観覧中。富山県民、こういうの好きなんでしょうね。観覧中、シャーペンを使ってたら注意されました。係員の方、ごめんなさい(恥)。
模写に携わった作家たち(藝大生ら)、後年名を成す日本画家も出てくるんでしょうね。富山大学高岡キャンパスの某准教授も模写に携わった学生だったみたいです。
[PR]
by tiaokumura | 2015-02-21 11:48 | 美術 | Comments(0)

東北AID 6@グランドプラザ

f0030155_8133917.jpg朝の来ない夜はない
 東日本大震災から4年、宮城県南三陸町では、ようやく高台に災害公営住宅が建ち始めました。仮設住宅に住む多くの方々が、来春には集団移転されます。「仮設にいるときは、将来のことを考えられなかった。引っ越してやっと将来のことを考えられる」この春に仮設住宅を出られる方の言葉です。「朝の来ない夜はない」という言葉どおり、待ちに待った夜明けの光を見る思いでしょう。
 一方、福島県内では、今も幼い子を持つ多くの親が不安の中で日々を送っておられます。
 2015年3月11日、「被災地の今を伝えることの大切さ、富山からの思いが東北の方々に伝わることの素晴らしさ」をテーマに、被災地への支援と追悼を目的としたイベントを開催します。
私たちと一緒に、皆さんの思いを東北へ届けましょう。
             東北エイド代表 川渕映子
東日本大震災復興支援
チャリティフェスティバル
東北AID 6
伝えることの大切さ 伝わることの素晴らしさ

2015年3月11日 9:50~17:00
会場:グランドプラザ(富山市総曲輪)
主催:東北エイド http://tohokuaid.net
プログラム:
On Stage!:まえはたまさのぶ 岩瀬太鼓・海岸組 谷中ファミリー 垣田文子 越中家漫欽丹 木田貫松輝 他
東北エイド炊き出し豚汁 浪江太っちょ焼きそば
南三陸町物産販売
東北観光ポスター展
写真展
当フェスティバルの収益は、被災地への支援活動に使わせていただきます。

あれからまもなく4年。今年も「東北AID」チャリティーフェスティバルがあります。あいにく僕は今年のこの日は富山市内にいないので参加できない。多くの方々がグランドプラザでのイベントに参加されることを願いたい。
[PR]
by tiaokumura | 2015-02-19 08:13 | 東北地方太平洋沖地震 | Comments(0)

素粒子と宇宙@富山大学黒田講堂

f0030155_13115867.jpg(2月16日朝・記)
「素粒子と宇宙」-すっごいタイトルですね、ミクロとマクロ^^。富山大学でHPNP2015って学会が5日間開かれて、その一般市民向け講演会(パブリックレクチャー)が2月15日午後に富山大学黒田講堂で開催。僕は事前にFAXで申し込み、昨日受講してきました。黒田講堂のキャパって知らないのですが、9割以上の入り。高校生・大学生もいましたが、僕のようなシニアもけっこういた。僕の右は女子高校生2人、左は僕と同世代のご夫婦だった。「黒田講堂」ってコクヨの創業者の寄贈です、確か。「安田講堂」も富山県ゆかりなんですよね、確か。

HPNP2015パブリックレクチャー(一般公開講演会)
素粒子と宇宙

2015年2月15日 富山大学黒田講堂
趣旨説明 兼村晋哉(富山大学)
第一部 村山斉(東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構長)「素粒子で解き明かす宇宙の歴史」
第二部 川村静香(東京大学宇宙線研究所)「KAGRA~重力波でみる宇宙~」

以下、当日のメモから(文責:奥村)
兼村(趣旨説明)
①2012年のヒックス粒子の発見により「標準理論」の正しさが証明できた。
②標準理論で説明できない新現象が、暗黒物質・暗黒エネルギー、物質・非物質の非対称性。
村山斉「素粒子で解き明かす宇宙の歴史」
①私達はどこから来たのか=宇宙の歴史。大型望遠鏡、粒子加速器が「タイムマシン」の役割を果たす
②望遠鏡で何がわかるか。
③加速器で何がわかるか。
④原子は星から来た。ビッグバン後は水素とヘリウムだけ。他の原子は星の中で組み立てた。私達は星屑である。
⑤星はどうやって生まれたか。星は暗黒物質から来た。宇宙の物質の8割以上が暗黒物質。
⑥ダークマター探し。
⑦LHC、ILC。加速器で宇宙誕生後の100億分の1秒後がわかる。
⑧ヒックス粒子は2つの光子に壊れた例。今までみつかった素粒子は全て回る(スピン)が、ヒックスだけがスピンがない。
川村静香「KAGRA~重力波でみる宇宙~」
①重力波とは何か。重力の本質は「潮汐的な空間のひずみ」。重力波とは重力が伝わっていく波。
②天体現象。中性子星、超新星爆発、ブラックホール。
③重力波天文学。
④アインシュタインの奏でる宇宙からのメロディー。
⑤KAGRA-重力波を検出し重力波天文学を創生する。2017年に本格的観測開始。
第二部はクイズ形式を取り入れていて、僕は10問中6問正解でした。理系アホにしては善戦かも(激爆)。「りんごが上下左右に4個あった場合、落下するとどうなるか?」「1.4つとも動かない 2.上下は離れ、左右は近づく 3.上下は近づき、左右は離れる」は不正解。重力が正しくわかっていれば正解できたところでしょうね。「低温ミラーになっているのはなぜか」は「ブラウン運動を減らす」って正解、できました。6問正解者は「重力波に例えるなら・・・ブラックホール連星の合体(伸び盛り)」って判定でした。ちなみに全問正解者、会場に2人でした。

第一部・第二部とも質疑応答あり。物理少年、理系女子、でしょうね、鋭い質問いくつも。すごい。
この日の日本経済新聞、偶然ですが「『宇宙の古文書』 電波を読む」、掲載。宇宙背景放射。その記事にもありましたが、宇宙の年齢は138億歳、通常の物質は4.9%、暗黒物質が26.8%、暗黒エネルギーが68.3%。あとインフレーション理論の正しさも。
[PR]
by tiaokumura | 2015-02-15 13:11 | 富山 | Comments(2)

三島由紀夫展@隠し文学館 花ざかりの森

もうそろそろではないかとHPにアクセスしたら、予想的中、三島由紀夫展の案内が載っていました。今年もそういう時季になったんですね。

隠し文学館 花ざかりの森
「花ざかりの森」で、三島由紀夫に会えるかもしれない
三島由紀夫生誕90年・没後45年記念
新資料でよみがえる三島由紀夫 展 Ⅷ
-「三島、憧れの作家レイモン・ラディゲを語る」-
三島由紀夫は15歳から晩年の45歳まで、折に触れて夭折の天才作家レイモン・ラディゲについて熱く語っている。三島の「わが青春の書-ラディゲの『ドルヂェル伯の舞踏会』」の直筆草稿などを展示して、作家三島由紀夫のラディゲへの憧れに迫る。
平成27年2月28日(土)~3月22日(日) 午前10時から午後5時
(休館日 毎週月曜日)
会期中イベント
 3月1日(日) 読み聞かせ:図書館ボランティア・よみきかせの会
 3月8日(日) 記念講話:「館長、三島のラディゲへの憧れを語る」
 3月15日(日) 文章講座:「作文のすすめ」
公式サイト:こちら

これで8回目になるんですね、三島由紀夫展。会期中イベントの「館長講話」、今回も申し込みました。僕は癌で1回欠席かもしれませんが、あとは運よく抽選に当たり、杉田欣次館長の三島への想いを拝聴させていただいています。
「館長講話」の応募方法など、本展覧会の正確な情報は公式サイトでご確認ください。
[PR]
by tiaokumura | 2015-02-14 16:10 | 富山 | Comments(0)

佐伯清監督『昭和残侠伝』(1965年 東映)

f0030155_8362525.jpgエンコ生まれの浅草育ち やくざ風情と言われちゃいても
ドスが怖くて渡世はできぬ ショバが命の男伊達
背中(せな)で吠えてる 唐獅子牡丹

親にもらった大事な肌を 墨で汚して白刃の下で
積り重ねた不孝の数を なんと詫びよかオフクロに
背中(せな)で泣いてる 唐獅子牡丹

白を黒だと言わせることも しょせん畳じゃ死ねないことも
百も承知のやくざな稼業 なんで今更悔いがない
ろくでなしよと 夜風が笑う

日本映画史上に残る名シーン、高倉健と池部良の道行はこの作品が初。『第三の男』のラストシーンもすごいが、こっちもそれに優るとも劣らぬ、僕にとっては。DVDでは79分48秒頃に始まります。

東映任侠映画傑作DVDコレクション
3 昭和残侠伝

2015年3月3日発行
DeAGOSTINI
1850円+税

地獄みやげに拝んでおけよ 雨のしずくか血か汗か 濡れております唐獅子牡丹
昭和残侠伝
昭和40年10月1日公開
東映 91分 日本語
企画:俊藤浩滋 吉田達
監督:佐伯清
脚本:村尾昭 山本英明 松本功
主題歌:高倉健『唐獅子牡丹』(作詞・水城一狼 佐伯清 作曲・菊池俊輔)
キャスト:
高倉健(寺島清次) 池部良(風間重吉) 三田佳子 江原真二郎 三遊亭圓生 菅原謙次 他

僕が大学進学で上京した1965年にシリーズ第1作が公開された。僕の19歳の誕生日の5日前であった。1972年12月30日公開の最終第9作まで、1・2・3・8・9は佐伯清、4・5・7はマキノ雅弘、6は山下耕作がそれぞれ監督。
本書、第1作の池部良の出演は俊藤浩滋(藤純子の父)が口説き落とした、高倉は愛妻・江利チエミから歌のレッスンを受けていた、池部は仁義を切るシーンで腰痛になった、主題歌は大部屋役者が作詞した、圓生の出演などといったエピソードも満載。あの当時知らなかったことばかりです、僕には。
本記事の冒頭の歌詞、『唐獅子牡丹』は「義理と人情を秤にかけりゃ・・・」が有名ですが、本作品ではこっちが歌われています。DVDを観ながら僕が一生懸命文字に起こしました。本邦どこにもない貴重な詞です(嘘爆)。でも、間違ってたらごめんなさい。歌詞の2番・3番はDVD79分頃から流れる。道行にかぶる。

『緋牡丹博徒 花札勝負』、なんとBSプレミアムでこないだ放映された。観ました(照)。2月16日は『昭和残侠伝 死んで貰います』(1970年)ですって。NHK、すごい^^。
シリーズ「東映任侠映画傑作DVDコレクション」、これで3号。この後は『緋牡丹博徒 一宿一飯』『続 網走番外地』『網走番外地 望郷編』『昭和残侠伝 死んで貰います』と続く。隔週火曜日の発売。
[PR]
by tiaokumura | 2015-02-12 08:36 | 映画 | Comments(3)

池田信夫『日本人のためのピケティ入門』(東洋経済新報社)

f0030155_15554863.jpg本日日曜日、予定通り休日出勤(照)。出勤途中コンビニで讀賣・日経購入。9時過ぎ、富山国際学院に入る。授業記録・準備、メールチェックなどの後、報告書4本作成。本日の昼食、ちょっと奮発しました(謎爆)。休憩時に読んだ日経に『日本人のためのピケティ入門』の広告あり。「大好評!11万部突破」ですって。想像力と好奇心だけで世渡りしてきた自分^^、こういう本って読みたくなる。仕事を終えて3時過ぎに学院を出て、帰宅途上の本屋さんに寄る。レジで日経の広告切抜きを見せて「この本、ありますか」って聞いたら(ないほうが確率高いと思って、恐る恐る聞いた)、店員さん、嬉しそうに「あります。よく売れてます」と棚へとご案内。20冊くらい平積みになってました。
ここんところあっちでもこっちでも「ピケティ、ピケティ」ですよね。アメリカ(人)の経済学者ならともかく、フランス人経済学者がこんなに取り上げられるのなんて史上初^^じゃないかしらん。経済なんてからきしダメな自分ですが、そんな自分でも、ピケティ、読みたくなった。でも『21世紀の資本』(みすず書房)、大著で自分の場合は「枕」にしかならんでしょうね(激爆)。同書、何冊か「解説本」の類がある中で、池田本が読みやすそう。僕の経済学者の知己は寺本益英教授(関西学院大学)くらい。寺本先生はピケティ、どうなんだろう。あと、こないだ「久米書店」に堤未果、出てましたが、彼女の本が売れているのもピケティブームと一脈通じるところ、あるんでしょうね。格差とか不平等。あの番組で知ったんですが、堤ってばばこういちの娘で夫が川田龍平なんですね。
トマ・ピケティ(Thomas Piketty1971-)、パリ経済学校(École d'économie de Paris。EEP) の設立者の1人で現在同教授。『21世紀の資本』の原著はLe Capital au XXIe siècleです。

池田信夫(いけだ・のぶお1953-。アゴラ研究所所長)
日本人のためのピケティ入門 60分でわかる『21世紀の資本』のポイント
2015年1月1日第2刷(2014年12月25日第1刷)
東洋経済新報社
800円+税

約80ページの本書の構成は、「はじめに」「第1章 ピケティQ&A」「第2章 ピケティをどう読むか」「第3章 『21世紀の資本』の3つのポイント」です。「日本人のための」がミソなんでしょうね。
なんでこんなにピケティ本が騒がれているかと言えば、池田によれば
・・・ピケティは世界各国の一次資料を使って定説をくつがえし、「資本主義では過去200年間、格差が拡大し、今後も不平等が拡大する」と予想したオリジナルな研究だった(p18)
からだそうです。そして、また
・・・ピケティの主張は、次の資本主義の根本的矛盾と呼ばれる不等式で表現されています。
r>g 
ここでrは資本収益率、gは国民所得の成長率です(p14)
だそうです。
マルクスの『資本論』みたいな衝撃がピケティ本にはあるんかも。←知ったかぶり^^。マルクスによって「革命」が起こり、ピケティによって「救いがたい絶望」が生まれた、なんちゃって^^。
上記の2つのネタを覚えといて「ピケティの本が爆発的に売れたのはさぁ、・・・」とか「結局彼が言いたいのはさ、不等式r>gでさぁ、・・・」なんて酒の席などでご披露すれば、「へ~」って感心されるかも(爆)。でもくれぐれも「r<g」って間違えて引用せんように(激爆)。
[PR]
by tiaokumura | 2015-02-08 15:55 | | Comments(0)