<   2014年 11月 ( 17 )   > この月の画像一覧

フィールドワーク「富山東部の川の歴史と文学」

f0030155_13365495.jpg(11月30日午前・記)
アップした写真、富山県内にある奥の細道関連碑の一つ。左、一見子どもっぽく見えますが(汗)、芭蕉翁です。碑文は
おくの細道 くろへ四十八ケ瀬とかや/数知らぬ川をわたりて/那古と云浦に出つ
でしょうか。松尾芭蕉と越中については当ブログのどこかで何度か触れているはず。①彼、越中を通過する時点で、夏負けだったんでしょうね。難所もあり、あまりいい印象がない越中路だったみたい。②彼の旅行の目的の一つは「旅枕」だったんでしょうが、越中では地元民、そのあたりようわかっとらんで、彼ら(曾良が随行)に「あんなとこ行くのは無理だちゃ、ホテルどころかコンビニもないが」なんて脅しめいたことしか言わなんだ(激爆)。こうして①②により、前後の越後・加賀・越前では句多数&名句もあまた、じゃったんですが、越中富山はトホホ。「奥の細道」全体の構想・バランスからは、越中のような「ヒール地^^」も必要だったんかもしれませんね。←負け惜しみ(激爆)。
今回の碑の案内役の方のご説明。このあたり、夏街道と冬街道があるんですが、曾良随行日記によれば彼らは冬街道を通ったそうです。人足にかつがれて川を渡った。「夏なのに冬街道とはこれいかに」(激爆)。

11月29日(土)高志の国文学館のイベント
企画展「川の文学」フィールドワーク
「富山東部の川の歴史と文学」
に参加。9:20、富山駅北口集合、バスで出発。高志の国文学館で「フィールドミュージアム水博物館」館員2人によるレクチャー。「万葉集での川の呼び名」「治水分県と黒部川神社鳥居碑文」「富山県の河川の特徴『ひと言』」。10時過ぎ、同館を出発。以下、次のようなコースを巡る。
愛本橋:黒部川。かつて日本三大奇橋の一つ・刎橋(はねばし)があった。頼三樹三郎の歌碑あり。
うなづき友学館:ビデオを見る。刎橋の復元模型あり。お光伝説関連も。ゴッホと浮世絵。法律家になる人には必須の「宇奈月事件」っての、ここで初めて知りました。
宇奈月麦酒館:昼食。バイキングスタイル。3種類の地ビールの内、十字峡(ケルシュ)をいただく。
松尾芭蕉の歌碑:上述
柏原兵三歌碑:「歌碑」とありますが、碑は『長い道』の冒頭部を地元出身の書家が書いたもの。映画『少年時代』、このあたりでロケも。柏原の友人であった大江健三郎の「柏原兵三歌碑のこと」もあり。
杉沢の沢スギ:沢スギ記念館。沢スギ、回遊路散策。
田中冬二詩碑:生地(いくじ)温泉旅館「たなかや」に「ほしがれひをやくにほいがする・・・」の詩碑。冬二は福島県出身ですが、父祖の地は富山。冬二は県内在住も。同行の方の話では、彼の母は安田善次郎の娘で、けっこうなお坊ちゃんだったそうです。貧乏詩人みたいなイメージ、自分にはあったんですが。「たなかや」は冬二の親戚筋。旅館内に冬二の資料館があるそうです。
清水庵の清水:富山は昭和の名水に4箇所、平成の名水に4箇所、計8箇所が選ばれているそうです。これ、熊本県と並んで全国トップだそうです。「清水庵」は芭蕉の命名と言う言い伝え。黒部川扇状地の湧水、何か所もあり、当たり前ですが、美味揃い、とか。
越中万葉歌碑:魚津総合公園内。「多知夜麻乃由吉之久良之毛波比都奇能 可波能和多理瀬安夫美都加須毛」で、山田孝雄書。同行のお一人、「当て字ばっかりで、よくわからない」っておっしゃってましたが、そうじゃなくって(汗)。公園内の魚津水族館にペンギン。ちょうど餌やりの時間。運よく、館員が餌をやるところが見られた。ペンギンって癒し系なんでしょうね、自分を含め大勢が見守る。
4:10ころ、富山駅北口。富山国際学院まで歩き、停めておいた車で帰宅。
[PR]
by tiaokumura | 2014-11-29 13:36 | 富山 | Comments(0)

天狼院書店@池袋

f0030155_21362714.jpg(11月30日午後・記)
11月24日(振替休日)、新橋で哲ちゃんと別れ、山手線で池袋に出る。池袋東口。ちょっとお腹が痛くなったので(照)、服部珈琲舎で、カフェオレ。トイレをしたら、腹痛、なくなった。
今回の上京を機に、かねて行ってみたいと思っていた天狼院書店訪問することにしていた。大通りを歩き、ジュンク堂書店から東通りに入る。なかなか見つからず不安になり、お店に何度かTEL(恥)。東通りを突き抜けるあたりで、休んでいる方に「天狼院書店、この辺にあるはずなんですが・・・」って聞くと、彼、「すぐそこですよ」ってご回答。逆に「天狼院書店って、行ったことないんだけど、どんな書店なんですか?」って聞かれた。彼も興味あったみたい。僕はテレビかネットで知ったか。
天狼院書店、入店。「こたつは?」って聞くと、目の前にあった。アップした写真、店長さんでしょうか、撮ってもらいました。こたつ、わかりますよね。こたつのある本屋さんなんです、天狼院書店は。僕の背には中原淳一の本など。この夜、英語講座、やってたんでしょうね、英語学習について、講師の方や店長などと話す。
せっかくだから何か本を買おうと思って、思いつきで「『ふくいち』、ありますか?」って聞いたら、「置いてない」とのことでした。天狼院書店は10時閉店なんでゆっくりできませんでしたが、次回、本もゆっくり見たいし、できたらイベント(講座)にも参加してみたいので、折をみて再訪したい本屋さんです。
帰りはスムーズに池袋東口まで。夜行バスまでまだ時間があるので、L’OCCITANE caféってお店に入る。ここ、初めて。「テオレロクシタン」ってのを頼む。隣席、偶然ですが、たぶん日本語学校なんでしょうね、日本人男女2人(日本語教師)と南インド系の顔立ちの男性数人(学生)。池袋はアーサー・ビナードが通ってた日本語学校がある(あった?)ところ。日本語学校、何校もあるんでしょうね。

今回の旅のお供本は3冊。壇蜜『壇蜜日記』(文春文庫)、小松茂美『かなーその成立と変遷ー」(岩波新書)、石原千秋・監修『教科書で出会った名詩一〇〇』(新潮文庫)。
23時、池袋東口発夜行バス、2号車8A。11月25日(火)5時半、富山着。この日午後、E組授業。
[PR]
by tiaokumura | 2014-11-24 21:36 | | Comments(0)

哲ちゃんと「かおりひめ@新橋」で夕食

f0030155_1912575.jpg
(11月30日午前・記)
何度もこのブログで書いているが、自分、ずいぶん友に恵まれた人生を送っている。70歳近くまで生きられておるんは、友のおかげ、大でしょうね、「友がみなわれより・・・」ってことも多いけんど(汗)。
11月24日(振替代休)の上京を機に、畏友哲ちゃんに夕食をと誘ったら、彼、幸いその夜空いていて、新橋で落ち合うことに。哲ちゃんとは大学生時代に出会った。彼、大学卒業後出版社に勤める。勤務先(名物編集長だった)を退職後、自分で出版社をやっている。本は、理系、特に数学関係みたいです。時々、彼が関わった本、買ったり寄贈してもらったりしています。哲ちゃんには、僕の結婚式でさだまさし『関白宣言』を歌ってもらっている^^。
11月24日、ワタリウム美術館を後に坂道を青山通りに向かっていると、ケータイが鳴った。都会の騒音にめげず^^ケータイってキャッチできるもんなんですね。哲ちゃんとは、6時に新橋って約束だったんですが、彼、もう新橋着で、僕ももう新橋に向かうだけなんで、約束の時間より30分ほど早くなるけど、新橋に僕が着くのを彼が迎えてくれることにする。
地下鉄で外苑前-新橋ってずいぶん近いんですね。新橋で哲ちゃんにケータイしたら、駅構内に彼、すぐ出現^^。
この夜、哲ちゃんと夕食。彼が選んでくれた「かおりひめ」で。46道府県、すべてあるんでしょうか、アンテナショップ@東京。富山県、確かあるはず。哲ちゃんの鳥取県は岡山県と一緒に新橋にあるそうです。で、かおりひめは香川・愛媛のアンテナショップの2Fにある。曜日・時間帯の関係でしょうか、家族連れが多い店。哲ちゃんと約2時間、かおりひめ(かおりは香川、ひめは愛媛なんでしょうね)であれこれ話したけど、今日11月30日時点でもうすっかり内容を忘れとる(恥)。まあ、楽しい晩秋の一夕だったことは間違いない。
レシートから当夜の飲食を記録する。地ビールは自分で選び、日本酒は哲ちゃんに選んでもらった。
お通し じゃこ天 刺身四点盛り 白天 たくわんきんぴら 真だこの唐揚げ 鯛かぶと焼 宇和島鯛飯 道後ビールorさぬきビール 梅錦・本醸造 金陵・特別本醸造
かおりひめの公式サイトはこちら
[PR]
by tiaokumura | 2014-11-24 19:01 | 美味録2014 | Comments(0)

赤瀬川原平×尾辻克彦 竹久夢二 磯崎新

f0030155_14332552.jpg(11月27日夜・記)
11月24日(振替休日)の上京の第一の目的は「日本国宝展」。で、ネットって便利ですね、都内で開催中の展覧会情報、一覧が簡単に入手できた。その中から4つ選択。東京はかつて僕が住んだことがあるので土地勘があり、展覧会1日5つなんて離れ業^^できるんでしょうね。あと朝食のお店もネット情報に拠った。
11月24日、上野で2つの展覧会を観た後、当初は上野で昼食と思っていたが、朝の「龍仙@横浜中華街」での食事が多く腹がまだくちかったので、上野から山手線で新宿、新宿から小田急線で町田へ出る。町田は初めて。田舎者には(照)大都会です。道がわからないので(居合わせた人にバスを聞いたがよくわからない)、大奮発してタクシー。初乗り、でしょうか、730円だった。
町田市民文学館ことばらんど
文学と美術の多面体展
赤瀬川原平×尾辻克彦
~12月21日
公式サイト:こちら
赤瀬川は大学生頃に知ったでしょうか。前衛画家、が最初のイメージかなあ。その後、千円札裁判や「アカイアカイ アサヒ」や「トマソン」、「老人力」、「新解さん」、カメラコレクション、芥川賞など。言い方失礼だけど、マルチな才人でしょうか。
構成は「ニラハウス」「千円札裁判」「『櫻画報』と美学校」「父の死と尾辻克彦の誕生」「カメラのまなざし・描くカメラ、書くカメラ」。日常を深く鋭く観察し、文学や美術に「見える化」した、そんな作家だったんでしょうね、赤瀬川=尾辻克彦は。この展覧会は10月18日スタート、赤瀬川さんは10月26日ご逝去。

町田市民文学館から町田駅まで歩く。15分くらいでしょうか、JR町田駅、さらに小田急町田駅。小田急線で新宿、新宿から地下鉄千代田線で根津。地上に出て表示を頼りに歩く。「立原道造記念館」も近くにあるので後でそこも寄ろうと思った(後で知ったが、2年前だかに長野に移転だそうです)。
竹久夢二美術館
ボヘミアン・夢二~大正ロマンの画家、知られざる素顔~
~12月25日
公式サイト:こちら
2F、セノオ楽譜「セレナード」が入口に、そして「私は・・・いつもプロセスにゐたい」(1910年11月21日・日記より)。第一部、夢二のイメージ~大正ロマンの美人画家、夢多き男~。「夢二式美人を描いて~夢二の理想と人々の憧れ~」「大正の歌麿と呼ばれて」「抒情画~少女のためのイラストレーション~」「失恋を歌う、『宵待草』」「和&洋 夢二の描くファッション」。第二部、知られざる夢二~意外な素顔と画業を追って~。「ボヘミアンとして生きる~旅の足跡~」「描かれた夢二~その姿と精神~」「子ども絵の世界」「グラフィックデザイン~商業美術の先駆者として~」「異国趣味」「遅すぎた外遊」。知らなかったのですが翁久允と外遊時にトラブっていたんですね。第三部、夢二が表現した美~時代を映す~。「絵葉書の愉しみ」「流行歌とイラストレーション」「詩人画家として」。
弥生美術館も一緒でそちらでは高荷義之と高畠華宵が観られました。館に併設のカフェ「港や」(もちろん夢二に因んでの命名)で夢二ブレンド。展覧会観たんで、100円割引で飲めました。ラッキー^^。

根津から千代田線で表参道、表参道から銀座線で外苑前駅。方向音痴なんで地下鉄も地上も迷うかと思ったが、運よく、地下鉄スムーズ、地上も日本橋方向を背に渋谷方面をめざし、途中右折、ちとトラブったが無事、目的の美術館、見っけ^^。
ワタリウム美術館
磯崎新 12×5=60
~2015年1月12日
公式サイト:こちら
建築家なんてヴォーリズ、ル・コルビュジエ、辰野金吾(隆の父)、丹下健三、安藤忠雄、そして磯崎くらいしか知らない(恥)。あ、あと、ライト、ガウディや若尾文子のご主人(名前、忘れた^^。故人)も。今年の夏の利賀で磯崎は鈴木忠志や石井富山県知事らと一緒に、ステージで鏡割り。病気、治ったんでしょうね。
本展覧会、磯崎とのコラボ作品紹介。4Fは篠山紀信ら、3Fは鈴木忠志、吉田喜重ら、2Fは横尾忠則、岡本太郎、イサム・ノグチら。20世紀・21世紀の芸術の特色の一つはこういう「コラボ」なんでしょうね。
1Fに安藤サクラ主演「0.5ミリ」のリーフレットが置いてありました。有楽町スバル座で上映中。
[PR]
by tiaokumura | 2014-11-24 14:33 | 美術 | Comments(0)

日本国宝展 ウフィツィ美術館展

f0030155_12473968.jpg(11月26日夜・記)
11月24日午前、上野公園口を出て、公園入口近くにあるチケット売り場に並ぶ。ここで買っておけば少しは早く入館できると思った。50人目くらいでしょうか、自分の行列順番。ところが10分も経たない内にふと後ろを見ると、もうすっごい人の並び、まさに長蛇の列。この後が思いやられたが、もうここまで来たら、進むしかない。「日本国宝展」「ウフィツイ美術館展」購入。「ウフィツィ」はシニア券で1000円だった。ラッキー^^。

東京国立博物館、ものすごい人出。こないだの京都「鳥獣戯画」以上。並んでたらスカイツリーが見えた。そうなんですね「鐘は上野か浅草か」、近いんでしょうね。
東京国立博物館 平成館
日本国宝展 正倉院宝物特別出品
祈り、信じる力
~12月7日
公式サイト:こちら
展示替えもあり、「金印」は11月18日~11月30日で、見られた。ただし、列に並ばなければならない。他の展示は「玉虫厨子」も雪舟「秋冬山水図」も「元興寺極楽坊五重小塔」も、混んではいたが並んで見なくてもよかったが。自分、入館直後、作戦を考えた。順番に見るんじゃなくって、終わりから見る。これ、いつぞやどこかでやって大成功だった。今回もうまくいった。
展示構成は「仏を信じる」「神を信じる」「文学、記録にみる信仰」「多様化する信仰と美」「仏のすがた」の5章と「正倉院宝物」。上述以外では「合掌土偶」「日本書紀」「支倉常長像」「善財童子立像」がよかった。「よかった」なんて生意気^^、100点余の国宝集合ですから、そりゃすごい、1日かけてみても観きれないくらい。期間中、展示替えもあり、等伯「松に秋草図」は前期だけだった。

東京都美術館
ウフィツィ美術館展
~12月14日
公式サイト:こちら
疲れたがそのまま東京都美術館へ。こちらはそんなに混んでいない。構成は「大工房時代のフィレンツェ」「激動のフィレンツェ、美術の黄金期の到来」「『マニエラ・モデルナ(新時代様式)』の誕生」「フィレンツェ美術とメディチ家」。最高傑作は来てないのでしょうが、ボッティチェリが「帰属」も含めて10点近くあったり、パトロンとしてのメディチ一族の跡付けがわかりやすかったり、ヴァザーリ「無原罪の御宿りの寓意」があったり。「無原罪の御宿り」は僕の場合はムリーリョやグレコですが、ヴァザーリもすばらしい。彼、単なる伝記作家じゃなかったんですね、当たり前ですが^^。
富山国際学院で同僚の徳橋さん(「徳」も「橋」も正字はこれじゃありませんが、このPCで出ない)は、ご主人のお仕事の関係でフィレンツェ在住経験。ウフィツィ美術館のすぐ近くに住んでたってぇことですから、すっごいもんです。羨ましい。
[PR]
by tiaokumura | 2014-11-24 12:47 | 美術 | Comments(2)

「龍仙@横浜中華街」で朝食

f0030155_7295255.jpg(11月26日夜・記)
11月24日(振替休日)、今年3回目の上京
11月23日(日)午後9時過ぎ、家を出てポートラム城川原駅へ向かう。途中、コートを着てくるのを忘れたことに気づく。おマヌケなワシ(恥)。取って返すのもメンドーなのでそのまま駅へ。さらに、アイマスク持参を忘れたのにも気づく。今回の夜行バス、睡眠時の明かりが苦手な自分、アイマスク、マスト品じゃった。二つも忘れるなんて、念入りに準備したつもりでも、ボケ、しょうがないんでしょうね^^。
富山駅待合室。TVを見たり本を読んだり。今回持参本は3冊。
富山駅南口バスターミナル発、夜行バス乗車。池袋東口5:15着。このあと築地へ行くパターンが多いのだが、この日は市場休業日で食事処も休みが多そうなので、初体験になるが、横浜中華街で朝食に。池袋から丸ノ内線で東京、東京から京浜東北線で横浜、横浜からみなとみらい線で元町中華街。車中、讀賣など。
中華街で道がわからず、3度ほど通行人に訪ねる。善隣門(「隣」はへんとつくりが逆の字)近くの7時からオープンの店がお目当て。以前行ったことがある「安記」が途中の路地にあった。
中国料理 龍仙 馬さんの店
名物ご主人の馬さんはご不在。龍仙粥+小龍包+生ビール。上海家庭料理。お粥は海鮮系でしょうか、全部食べられました。小龍包、当たり前ですがジューシー。完食。相客としばし歓談。富山からって言うと驚かれていました。龍仙の公式サイトはこちら

食後、みなとみらい線、東海道線、山手線で上野。今回のお目当ての「国宝展」会場を目指す。
[PR]
by tiaokumura | 2014-11-24 07:29 | 美味録2014 | Comments(0)

癌日記:11月20日(木)、診療予約

癌サバイバーな自分(照)、主治医のTドクのご都合で、癌の診療予約は木曜日。定年退職されたTドク、週1回木曜のご勤務なんですね。で、前回は9月25日で、ここのところ7~8週間に1回のペースです、Tドクの診療。今年何回目になるか、11月20日(木)、診療予約日。以前は早めに行くことが多かったが、アホな自分^^も学習効果ってやつでしょうね、予約時間10時半の少し前に行くことにした。早く行っても待つ時間が長いだけなんですね、人気のある病院(&Tドク)だからなんでしょうか。今回は家を車で10時少し前に出る。途中郵便局で用事を済ませ、病院に着いたのは10:10ころ。駐車場、幸いなことに1つ見っけ^^。今回、待ち時間用に持参した本は2冊
壇蜜『壇蜜日記』(文春文庫)
加藤重弘『日本人も悩む日本語』(朝日新書)
壇蜜はこれで2冊目になります、読むのは。本書、文庫オリジナル。TV番組『久米書店』、よく見ています。加藤は富山大学助教授を経て現在北海道大学大学院文学研究科言語文学専攻教授。富山大を去った後も、富山大で集中講義を開講し、僕、合計3回になるか、受講しました。久々の著書になります。

外科に受付後、中央処置室で採血。隣の男性が難儀してたみたいですが、僕のほうは順調に採血。検尿はなかった。予約の10:30に1時間遅れで、声がかかる。診療前の血圧・体重測定。血圧、かつては最高が100を切っていたものですが、ここんところ100超え。今回は138-80。脈拍は67拍/分。体重は54.2kg、こちらは目標の60kgにはほど遠い状態。まだまだ食事量、少ないんでしょうね、自分。
Tドク診療。データ結果の説明。フェロチーム(毎晩就寝前に服用。今は「サワイ」)の効果、反応がよすぎ^^とのこと。血清鉄が、基準値57~160のところが199だったんですね。白血球数、赤血球数、Hb濃度、ヘマトクリット値、MCV、MCH、MCHC、RDW、血小板数など、いずれも基準値内で良好。それぞれが何を意味しているか、自分、ほとんどわかっとらんのですが(汗)。腫瘍マーカーは今回はチェックなし。「ビタミンジュリン」(って聞こえた)の注射が必要かどうか、思案中のとのこと。次回は年が明けて1月15日(木)。採血なし。次々回、CT予定。

会計、1940円。病院内のレストランで昼食、力うどん580円。前回は残したが今回は完食。もちは丸もちで焼いてあった。富山スタイル、でしょうか。
薬局。薬5種類、3340円。
1時過ぎ、富山国際学院に出勤。木曜日はD組担当の日だがSさんに代講してもらった。1月15日の代講をSさんに頼んだ。

今夜遅く夜行バスで上京。24日早朝、築地で朝食と思ったが、明日は市場休みが多そう。横浜中華街で7時からやってるお店があって、そこで龍仙粥+αに。我ながらいいアイディア。その後、上野で国宝・ウフィツイ、上野で昼食、町田で赤瀬川、山手線内側で夢二・磯崎新。6時に新橋で畏友・哲ちゃんと待ち合わせ、彼のお薦めのお店で食事会。時間が間に合えば、天狼院書店@池袋。高齢者^^なんで予定通りの行動が完遂できるかどうかちと心配ですが。こないだの京都の鳥獣戯画すごかったが、今回の国宝展もすごい人出でしょうね。今夜の『日曜美術館』、国宝展です(再放送)。BS-TBSで昼、ウフィツィ展、やります(30分と短いけど)。
[PR]
by tiaokumura | 2014-11-23 08:24 | 癌日記 | Comments(0)

こんな授業・あんな授業(27)ディクテーション(初級)

日本語はひらがな・カタカナ・漢字と基本の文字が3種もある特殊な言語(そこを除けば「特殊」じゃないけど)。この内、漢字はいわゆる「表意文字」、ひらがな・カタカナは「表音文字」。簡単に言えば、ひらがな・カタカナは発音記号の性格もあるってこと。「(山田さん)は」「(東京)へ」「おねえさん・とけい」「を・お」などはあるが、概ね聞きとった音をかな(カナになると長音にまた別種の課題が生じる)で表記できることは、学習者が文字と発音が一致できない場合があっても(たとえば、「じしょ」を「ししょ」と書く場合だってあるし、長音表記はルール理解が必要だったりする)、まあ、ある程度、ディクテーションってぇのは、効果がある(学習者の日本語習得の一つの指標にはなる)でしょうね。

2014年度下半期、D組を担当している。中国・ネパール・ロシアの漢字圏・非漢字圏混在クラス。ここ、教員3人で組んでいるクラスで、1週間に5コマ中の1コマ担当の僕はあとの二人のデザインに従ってたんたんと^^授業を進めていけばいい立場だが、まぁ、ちょっとくらいは授業プランに加わるべく、ディクテーション授業について提案し受け入れてもらえた。前回の「こんな授業・あんな授業」は中上級のディクテーションでしたが、本記事は、初級編です。D組のメイン教科書は『みんなの日本語』です。

2014年度D組:ディクテーション
目標
①発音力チェック②聴解力アップ③語彙定着&増強④授業にリズム
授業の流れ
①1回10問。1時限目の宿題チェック後に5~8分くらいで実施。プリント(ノートがベターだが)使用。
②ひらがな・カタカナで書く。数字・漢字は使わない。アルファベット表記(「ATM」など)は可。
③1問2回ずつ、ナチュラルスピードで繰り返す。カタカナ表記・文法情報など、必要なら補う。
④最後にもう1回、全部をゆっくり目で繰り返す。
⑤回収
⑥添削
⑦返却&FB(添削者と返却者が異なる場合は引継ぎで説明)
出題基準
①課の語彙数によって、1~3回分あり。
②途中、「カタカナ語」「動詞」「特殊拍」など特集あり。
出題例
8課(下):  月  日(  ) 担当( 
①さくら②たべもの③レストラン④おしごと⑤どんな くに⑥あまり⑦そして⑧おげんきですか⑨いいえけっこうです⑩そろそろしつれいします。
10課(後):  月  日(  ) 担当( 
①ATM②コンビニ③こうえん④きっさてん⑤バスのりば⑥ひだり⑦となり⑧あいだ⑨どうもすみません⑩いちばんした
カタカナ語(3):  月  日(  ) 担当( 
①メール②シャツ③プレゼント④クリスマス⑤レストラン⑥スポーツ⑦カラオケ⑧チケット⑨アルバイト⑩スイッチ
動詞(3):  月  日(  ) 担当( 
①はいります②しっています③のりかえます④いれます⑤⑥はじめます⑦おします⑧おきます(置きます)⑨もちます⑩すわります
い形容詞(2)  月  日(  ) 担当( 
①あまい②からい③おもい④ほしい⑤わかい⑥みじかい⑦あかるい⑧くらい⑨あぶない⑩つよい
特殊拍(1) :  月  日(  ) 担当( 
(略)
有声・無声(2):  月  日(  ) 担当(
(略)
25課:  月  日(  ) 担当( 
①かんがえます②たります③いなか④チャンス⑤もし⑥いみ⑦もしもし⑧てんきん⑨おせわになりました⑩どうぞおげんきで
[PR]
by tiaokumura | 2014-11-22 13:59 | 日本語教育 | Comments(0)

マリ・クリスティーヌ氏「Hearnの五高時代の講義ノート新発見」

f0030155_13544633.jpg(11月22日午前・記)
マリ・クリスティーヌは僕らの青春時代のアイドルの一人だったか。僕はラジオ番組で彼女を聞いたような気がする。遠い昔のことゆえ(照)記憶違いもあるかもしれぬが、アグネス・チャンやロザンナ(「ヒデとロザンナ」)なんて括りだったような気がするが・・・。富山大学附属図書館には「ヘルン文庫」があり、その関係でなんでしょうね、クリスティーヌは現在「富山大学客員教授」職。僕は初めてなんですが「高志の国文学館」の「文学講座(ゆかりの文学者シリーズ)」後期第2回が
Hearnの五高時代の講義ノート発見
という講座で、おもしろそうなので申込み、11月16日(日)の午後、受講してきた。

クリスティーヌは異文化コミュニケーションの観点から小泉八雲を研究しているとのことです。自らの生い立ちから話を始める。父はイタリア系アメリカ人、母は日本人。ドイツ、アメリカ、イラン、タイ、日本で育つ。父が『菊と刀』『WE JAPANESE(箱根富士屋ホテルの冊子)』や八雲を買ってくれた。ベースボールマガジン社の池田恒雄のことも。続いて、富山大学の「ヘルン文庫」の経緯を、南日恒太郎・田部重治や馬場はるに触れながら話す。馬場はるさんってほんとすばらしい方だった。
「ヘルン文庫」が松江ではなくてなぜ「富山」か、僕は謎だったんですが(僕だけが知らんかっただけかも^^)、小泉節子は松江にはいい思い出がなかった、唐人お吉扱いだったそうです。それで松江じゃなかった。人生っていろいろなんでしょうか。
この間、地元紙の北日本新聞に「八雲の講義ノート発見」って記事があり、今回のこの講演もてっきりそれかと思ってたのですが、違ってた。「ノート」はこれまでのところ3冊あるみたい。で、友枝高彦のノートが今回の「Hearnの五高時代の講義ノート」。北日本新聞の記事は黒坂勝美のノートです。3冊のもう1冊は松江小学校のもの。友枝は東京文理大の倫理・英語教師を経て、後に都留文科大創設。教育者としてすばらしい方だったようです。で、ノート発見のことですが。戦時中に、ハーン関連を含む語学関係出版社(名前、失念)の蔵書・資料が黒部の大地主の蔵に疎開されてた。ここからは僕の聞き間違いかもしれませんが、2008年にクリスティーヌが黒部の蔵書をチェックする中でノートを発見した。
日本語教師としてはハーンの外国語教授法が興味深いんですが、講演ではそのこのところは簡単にしか触れられなかった。八雲の英語はシンプルでエレガントできれい。日常的な身近なことを外国人に伝えることができる英語を習得するための英語授業だったそうです。日本語教育にも通じる教授法です。
八雲が東大を去ったのは、日本人並みの給料にされそうになったからだそうです(それじゃ生活ができない)。それで早稲田へ。他にも今回の講演では、チェンバレンやサトウやグラバーのこと、「日本では魚も出世する」、生誕110周年シンポジウム@ギリシャ、おもてなし、セルビア人の日本びいき、など興味深い話、多々。講演中にクリスティーヌさん、大川周明の名前が出なくって、助け船を出そうと思ったのですが、後ろの席の方が教えられた。
クリスティーヌは八雲を「元祖異文化コミュニケーター」と位置付ける。彼女は日本人と結婚。夫の友人が自宅でのパーティーに来た時のエピソード(「おかまいなく」)、なるほどと思った。『マッサン』のエリーもそうなんでしょうね。
マリ・クリスティーヌは現在、「アジアの女性と子どもネットワーク代表」も。

タイトルの「」、主催者の表記に従っています。自分、この表記、嫌いですが。「さん」か「先生」でしょうね。
[PR]
by tiaokumura | 2014-11-16 13:54 | 富山 | Comments(0)

研究会「学習活動におけるタブレット端末の活用はどうあればよいか」

f0030155_15411295.jpg(11月20日午前・記)
ICT活用教育は日本語教育でも「当たり前」の時代になっているが、ビンボー日本語学校^^の富山国際学院の場合、まだその導入のそのまた入口の取っ掛かりの段階で(恥)、ごく一部の教員の自助努力レベルである。教員中では粕谷謙治さんが第一人者でしょうね。っても「第二人者」以下が育っとらんけど^^。その粕谷さんのお薦めもあって、去る11月15日(土)、
富山大学人間発達科学部 附属人間発達科学研究実践総合センター 学習環境研究部門 研究会
学習活動におけるタブレット端末の活用はどうあればよいか
に参加してきた。今年6月にも同種の研究会があり、僕は連続の参加。参加申し込みを長谷川春生先生にメールでご連絡したところ、お返事にこのブログで今年6月の研究会紹介記事を書いたことにも触れられていた。光栄なことに、長谷川先生はこのブログ、お読みになってたんですね。
さて、当日は2部構成。
第1部は講演会。広瀬一弥先生(京都府亀岡市立南つつじヶ丘小学校教諭)「言語活動を充実させるためのタブレット端末の活用」。「タブレットって、なんのために導入されるの?」から始まり、さまざまな実践例の紹介など。「ラーニングピラミッド」「アクティブラーニング」「SAMR(サマー)」など、ふだんあまり聞かない教育用語、新鮮だった。最後に「導入に向けて我々ができること」として「実践をやってみる(得意な教科・自分が力を入れてきた分野でやってみる)」「ICTの担当になった時にどう振る舞うか(参観日にやってみる)」の2つに集約。広瀬先生によれば、タブレットは「3人に1台がベスト」ってことで、うちのようなビンボー日本語学校もちょっとタブレット授業、導入可能性ありかと、思った。
第2部はワークショップ。参加者の8割くらいは小学校教諭だったでしょうか。僕の隣はペルー出身で長谷川研究室の留学生でした。岩山直樹先生(富山県入善町立飯野小学校教諭)の「『鳥獣戯画』を読む」の実践例の紹介のあと、ペア(時にはグループ)でWS。タブレットは1人1台を使い、タブレット端末を使った授業を体験しました。協働学習になるんでしょうね、「ジグソー法」もちょっと体験。

午後5時半過ぎ、富山大学を後にする。粕谷さんと市電に乗り、富山駅下車。駅近く、粕谷さんが最近通っている「(はな)」って中華料理店へ。注文しようとしてマスターに「先生~」って言われてびっくり! 奥様(お店に出てらした)がかつて富山国際学院で日本語を勉強されてたんですね。世の中、狭いもんです。奥様、年明けにですけど、ご出産予定。こうして幸せに日本で生活されている外国人に接すると、こちらも嬉しくなります、ほんの短い期間しか日本語を教えなかったのですけど。「華」はおいしいお店でリピーターになりそうです。
[PR]
by tiaokumura | 2014-11-15 15:41 | 日本語教育 | Comments(0)