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サイエンスカフェとやま(北日本新聞2013年5月25日付)

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5月25日(土)、地元紙の北日本新聞に目を通していたら、「サイエンスカフェとやま」の記事が出ていた(文化部・田尻秀幸記者)。
県内で「サイエンスカフェ」  コーヒー片手に科学しよう  専門家と気軽に対話(同記事見出し)
今月中旬は「脳の進化」というテーマで、日本大学講師の山下晶子さんがゲストスピーカーを務めた。脊椎動物の進化の歴史から、人間の脳がどのように発達したかをレクチャーした。(同記事より引用)
「そうそう、このサイエンスカフェ、僕も出てたんだ」(その時のブログ記事はこちら)と何気なく読み進めていてビックリ。
「"遊び”というのは何のことを指すのか」/イベントの中盤、会場にいる男性から質問が飛んだ。山下さんが高度な知能を持つ動物は遊びをすると説明していた時だった。/山下さんは「生存に関係のないことです」と応じ、「いい質問ですよね。例えばハンティングが遊びに入るかというと難しいところで・・・」という具合に脱線し、話題が膨らむ。(同記事より引用)
この記事の「会場にいる男性」って僕です^^。記事中の写真を見ると僕がしっかり写っている! キャプションは
コーヒーやジュースを片手にリラックスした雰囲気の中で「脳の進化」について学ぶ参加者(同記事より引用)
でした。
いやはや、ビックリ×2の土曜日でした(激爆)。

「サイエンスカフェとやま」のHPはこちら
次回のサイエンスカフェとやまは「天才科学者 レオナルド・ダ・ヴィンチ」。ゲストは神谷和秀さん(富山県立大学)、7月7日(日)富山県立近代美術館で。僕はもう申し込みました。抽選じゃなきゃ、参加できるでしょうね。七夕だから浴衣を着ていくのも一興かも^^。
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by tiaokumura | 2013-05-27 18:22 | 富山 | Comments(10)

長谷川等伯一門と能登~"伝説"は、この地よりはじまった~@石川県七尾美術館

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5月26日(日)、前々から行きたいと思っていた石川県七尾美術館に行くことができた。
富山駅北口窓口で「七尾まで」と切符を買ったら、思っていた富山―金沢―七尾じゃなくって富山―津幡―七尾だと教えられた。1890円。駅員さんは親切にも往路の関連時刻表をプリントアウトしてくれた。富山8:36発→津幡9:20着、津幡9:51発→七尾11:07。列車待ち時間30分を入れて約2時間半のちょっとした旅。今回持参した本は、淡野弓子『バッハの秘密』(平凡社新書)、筒井康隆編『60年代日本SFベスト集成』(ちくま文庫)、岸本斉史『NARUTO-ナルト-名言集 絆-KIZUNZ- 天の巻』(集英社新書ヴィジュアル版)の3冊。
列車は北陸線→七尾線で七尾線は初めて。車窓には田んぼ・住宅・新緑が展開する。11時過ぎ、七尾駅着。駅前のタクシーに乗って七尾美術館へ。初乗り料金でしょうね、690円。

長谷川等伯一門と能登
~"伝説”はこの地よりはじまった~

 能登七尾出身で、桃山時代に活躍した絵師・長谷川等伯(1539~1610)。等伯は若年期「信春」を名乗り、30歳頃までは能登を拠点に仏画などを描いていました。20歳代で、すでに一人前の絵師として活躍していたといわれる等伯。その成長には、養父の宗清や養祖父とされる無分など、能登の「長谷川派」の人びとが大きな影響を与えていたことが、近年の調査などによりわかってきました。
 そこで本展では、等伯の「能登時代」に注目。等伯が能登時代に制作した仏画などを中心に、養父の宗清(道浄)(1507~71)や養祖父とされる無分(生没年不詳)、そして一族と考えられる等誉(?~1636)といった、能登に足跡を残している「長谷川派」絵師たちの作品を、近年発見された作品や関連資料などを交えつつ紹介します。
 桃山の世に大輪の花を咲かせた等伯の、「伝説」の出発点となった能登の地で、名品の数々をご鑑賞ください。(七尾美術館公式サイトより引用)
~6月2日(日)
石川県七尾美術館

第2展示室が「長谷川等伯一門と能登~"伝説”はこの地よりはじまった~」。等伯(このころは信春)は『日乗上人像』『日蓮聖人像』『善女龍王図』『涅槃図』など8点。複製で『松林図屏風』も。
同館で同時開催が2つ。第1展示室で「池田コレクションの絵画~近世から現代まで~」。棟方志功(むなかた・しこう1903-75)の『観音図』など。第3展示室は「所蔵現代作品展~能登ゆかりの美を中心に~」で、高田博厚(たかた・ひろあつ1900-87)『うずくまる女』など。『うずくまる女』は小品ですが高田の他の作品同様に凛とした存在感のある彫刻です。高田は七尾の生まれなんですね。なんとなく長野県出身と思い込んでました。七尾出身者には他に藤澤清造・杉森久英・輪島ら。
8月10日(土)~9月16日(月・祝)に七尾美術館で
長谷川等伯展~大徳寺と等伯を中心に~
が開かれます。『山水図襖』『春屋宗園像』などが出品(予定)。また観に来ます。
七尾美術館、造りが上品な美術館で雰囲気もいい。残念だったのは数名の声が大きい関西なまりの観客がいたこと。もっと静かに鑑賞しなきゃねぇ^^。

昼食は七尾駅前「日本海庄や」でお刺身御膳。ごはんは予め少しにしてもらった。お刺身・サラダはほぼ食べられましたがお味噌汁は半分、ごはんは手つかず。
13:13七尾発に乗り、富山には午後4時前に戻る。
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by tiaokumura | 2013-05-26 11:52 | 美術 | Comments(2)

ミヒャエル・ハネケ監督『愛、アムール』

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愛、アムール』原題Amour
人生はかくも長く、素晴らしい。/パリ、音楽家の夫婦。人生の最終章をともに生きると決めた至高の愛の物語。(リーフレットより)
2012年 フランス・ドイツ・オーストリア 127分・フランス語
監督・脚本:ミヒャエル・ハネケ(Michael Haneke1942-)
撮影:ダリウス・コンジ(Darius Khonndji)
キャスト:ジャン=ルイ・トランティニャン(Jean-Louis Trintignant。ジョルジュ) エマニュエル・リヴァ(Emmanuelle Riva。アンヌ) イザベル・ユベール(Isabelle Huppert。エヴァ)他
第65回(2012年)カンヌ国際映画祭・パルムドール(最高賞) 第85回(2013年)米国アカデミー賞・最優秀外国語映画賞 など受賞
公式サイト:こちら

ジョルジュとアンヌは音楽家夫妻。映画冒頭、消防署員がパリの高級アパルトマンに入り、花で飾られたアンヌの遺体を発見する。遺体の腐臭でしょうね、消防署員はマスク・ハンカチなど。それから映画は彼女の死に至るまでを描く。ピアノ教師のアンヌの教え子のリサイタルの翌日、アンヌに異変が起きる。入院・退院後、アンヌは家で過ごすことを望み、ジョルジュによる老老介護が始まる。やがてある日、ジョルジュはアンヌに幼いころの物語を語り、その後眠っているアンヌに枕をかぶせ、窒息死に・・・。
富山では観られないと思っていた映画ですが、フォルツア総曲輪で本日5月25日(土)から上映。観客ガラガラでしたが、まあそれはどうでもいいことで^^。50代以上のご夫婦が一緒に観るといい映画でしょうね。映画中の音楽(シューベルトなど)も絶妙のバランスで挿入。私には「人生はかくも長く」は納得だが、「素晴らしい」のほうはちょっと疑問だが。まあこういう「最期」しかなかったんでしょうね。最後は娘エヴァが母が死んでいるのも知らずアパルトマンを訪ねる場面で終わる。その前のジョルジュの鳩とのシーンは何か象徴的な意味があるのでしょうね。

ジャン=ルイ・トランティニャンクロード・ルルーシュ(Claude Lelouch1937-)監督『男と女Un homme et une femme』(1966年)の「男」です。「女」はアヌーク・エーメ。フランシス・レイの「ダバダバダバ」のスキャット、大ヒットしましたね。あの曲もいいですが、僕には2人のベッドシーンで流れるAvec notre passé pour guide(←スペル、適当です^^。歌の最初のフレーズ)が印象深い。あの当時も今もSEXってよくわからないのですが(照)、愛し合っていてもうまくいかないSEXというものが大人の世界にはあるもんだなぁと、変な?感想を持った。『男と女』、名作です。
エマニュエル・リヴァはこれまたフランス映画の名作アラン・レネ(Alain Resnais1922-)監督『二十四時間の情事Hiroshima mon amour』(1959年)で名優・岡田英次(おかだ・えいじ1920-95)と共演。この映画、邦題がよくない。原題は『ヒロシマ わが愛』です。フランス語だから「イロシマ」か。脚本はマルグリット・デュラス(Marguerite Duras1914-96)。

映画の後、総曲輪通りの喫茶店で昼食。ナポリタン+サラダ+コーヒー。ナポリタンって今ちょっとしたブームなんだそうですね。
食後、フォルツァ総曲輪に引っ返す。『千年の愉楽』の前売り券購入のため。すごい行列でビックリ。30人くらい既に並んでいて、しかもその9割が女性!で、その更に6割以上が20代・30代。若松孝二人気なのか、井浦新人気なのか、あるいは中上健次なのか・・・、僕は6月8日(土)1回目のチケットを買いました。映画もトークも楽しみです。
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by tiaokumura | 2013-05-25 09:48 | 映画 | Comments(0)

癌日記:5月23日(木)、予約診療

5月23日(木)朝、NHKTV「あまちゃん」を見る。このドラマ、ヒロイン天野アキ(能年玲奈のうねん・れな1993-)が明るくて元気でいいし、何よりも宮藤官九郎(くどう・かんくろう1970-。クドカン。TVドラマは『池袋ウエストゲートパーク』『タイガー&ドラゴン』など。映画は『真夜中の弥次さん喜多さん』など)の作品で、しかも小泉今日子・宮本信子・渡辺えりなど共演者もすごい顔ぶれ。なんと最近は松田龍平まで登場してきた。「じぇじぇじぇ」って今年の流行語大賞取るかも^^。連続テレビ小説なんて、以前は全然興味なかったのですが、ここんところの数シリーズ、割と見てます(照)。
「あまちゃん」が8:15に終わり、車で病院へ。8時半頃駐車場。あまり混んでいない。この日は4月11日以来の病院、予約診療日。総合受付では受付の機械が故障していて、窓口で受付。月が替わったので保険証も提出。外科窓口で受付を済ませたら、「奥村さんですね」と声をかけられた。誰かと思ったら、癌仲間^^のTさんだった。Tさんは僕より癌のステージは下だったと思うが、僕の何回目かの入院時、同じ病室だった。年齢もだいたい僕と同じ。「二人とも無事生きてたんですねぇ」と半ば冗談っぽくTさんに話す。これって失礼な言い方だったかもしれないが、どちらかが死んでいる場合もあるのだから、まあ癌仲間には許される発言じゃないかな。Tさんは抗癌剤の服用も終了し順調に回復のよう。Tさんと短い会話を済ませ、この日は採血もあるので中央処置室へ。採血4本と検尿。いつもは僕の採血、看護師泣かせ(僕は血管の具合がよろしくない?)なのだが、今日はスムースに。中央処置室の次はCT室。Sナースによる問診。Sナースは確か「認定看護師」である。そいういう資格、あるんですよね。彼女は癌のほうで認定だったか。血圧測定も。記録をもらい忘れたが、血圧は最高・最低とも理想的な値だった。
CT検査を受ける。造影剤を入れる前に何枚か撮影、造影剤を入れてから撮影何枚か。そんなに危険な検査じゃないのでしょうが、事前に「X線・CT検査におけるヨード造影剤使用の同意書」の提出が必要である。10分ほどでCT検査終了。
再び外科待合室へ。この日はCT検査のため朝食抜きだったので、ここで持参したバナナ1本・チーズ3片、食べる。明治十勝チーズが最近の僕のお気に入り。スーパーで何種類か売っています。待ち時間、今回持参した本、山下景子『花の日本語』(幻冬舎文庫)、吉成真由美(インタビュー・編)『知の逆転』(NHK出版新書)を読む。『知の逆転』、チョムスキーの項、読み終わる。言語学については最後に少しだけ。
10:40、Tドクによる診療開始。CT検査の結果や血液検査の結果を説明。CT検査は、特別な異状はない。血液検査は、白血球数3.5で基準値内、Dダイマーが基準値外。腫瘍マーカーはほぼ正常。
6月27日で胃・膵臓・脾臓全摘出手術から2周年になる。Tドク、僕の現状を喜んでいてくれる。3年が一つのメドのようなので、まだ油断はできないが、末期癌患者としては良いほうである。Tドクは中学・高校の同期でもあるので、医者としての業務から外れて気楽に接してくれている部分もあるのだろうが、正直初めて僕を診察した時は「これはひどい、ダメかも」と思ったに違いない。それが今こうして2年生存(5年生存率は8%くらい)を迎えようとしているのだから、医者としても嬉しいのでしょうね。彼から「」という言葉も発せられた。いくら医療技術が進歩しても、「運」というものもついてまわる。君には運がついていた。早期発見者だって転移し最悪落命する場合もある。それを考えると君は運がいい。-Tドクのそういう発言を聞いて、「なんと非科学的な」などとは全然思わず、確かに運ってあるなあと思った。「運も実力の内」って言いますが、病気にも運が作用するところあるんでしょうね。
抗癌剤はもう1クール実施。6月6日から19クール目。Tドク、それで終了にしようと。次回予約診療は7月4日(木)12時~。6週間に1回くらいのペースです、診療は。

会計、11680円。画像診断3042点が大きいのでしょうね。
病院内のレストランで昼食。よもぎ大福餅+サツマイモ天ぷら、180円。ほうじ茶・せん茶、無料。
薬局、25800円。4万円くらいかかると思っていたので予想外に安かった。抗癌剤TS-1が21日分で6825点。

12時過ぎ、富山国際学院出勤。1時~2時半、授業。
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by tiaokumura | 2013-05-24 07:18 | 癌日記 | Comments(4)

哲ちゃんと@炒め処 寅藏(駒込)

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(5月23日朝・記)
5月19日(日)午後4時過ぎ、上野公園。「大神社展」を最後に、今回の目的の6つの美術展、すべて観終わる。今回の東京行きの目的で残ったのは畏友・哲ちゃんとの夕食会。まだ時間があるのと、このまま上野駅まで歩くのはちとキツいので、公園内のカフェに入ることにする。スターバックスもあるのですが、PARK SIDE CAFÉにする。順番待ち、こちらのほうがスタバより列が短い。
待つこと約15分、PARK SIDE CAFÉに入店。メニューを見て迷ったが、「温かいアップルパイ バニラアイスクリーム添えて」にする。ずいぶんな量で、アップルパイ・アイスクリームとも、2割ほど残す。

午後5時過ぎ、JR山手線駒込駅東口、哲ちゃんと待ち合わせ合流。彼のお薦めのお店まで商店街を歩く。
炒め処 寅藏
アップした写真、右からオーナーシェフの高鵬さん、奥様の長谷川樹子さん、僕、哲ちゃん。高さんは北京ダックの老舗「全聚徳」で修業され、当時北京留学中の奥様と出会いご結婚。3~4年前に来日され、現在は駒込で中華料理店を営む。写真でおわかりのように、ご夫婦はお似合いのカップルです。
僕は上京の折はときどき哲ちゃんと会い食事をしているが、彼、出版業界人だからか、あちこちおいしい店を知っていて、彼に連れて行ってもらったお店、どこもおいしい。ここ寅藏も研究熱心なご主人なんでしょうね、どれもおいしかった。カウンター席と4人テーブル席のこじんまりしたお店。ご主人は「寅年」。
本日のお薦め料理(黒板に書いてあった)の大海老と旬野菜炒め、卵とトマトの炒めもの、レタスとにんにくの炒めものから始める。飲み物は、青島ビール・グラス2杯くらい、食事の進行に合わせて、紹興酒・なめる程度、日本酒(哲ちゃんは日本酒通でもある)・少し。あれこれおいしいものをいただき(メモしなかったので忘れてしまった^^)、〆には(ご飯物も麺類もきつかったので)卵ときゅうりのスープ。杏仁豆腐もいただく。「炒め処」とうたっていますが、普通に思う「炒める」とは違い、素材のうまさを最大限に引き出したソフトな炒め料理です。哲ちゃん情報によると、このお店のモットーは「家庭で普通に使うような食材を使って美味しい料理を」だそうです。あいにく羊がこの日は入荷しておらず、羊料理が食べられなかったのが残念。今回はお料理を単品で頼みましたが、コース料理もあります。お店のネームカードから引用。
営業時間
Lunch 11:30~14:00(土日祝日のみ)
Dinner 17:30~23:00
定休日 木曜日
北区西ヶ原1-1-1 東光ビル1階


哲ちゃんとは、共通の友人知人の消息・辻邦生・森有正・阪神タイガース・裁判員制度・クライマックスシリーズ・本・旅行・TV「あまちゃん」など会話が弾む。彼、タピスリ『貴婦人と一角獣』をパリで観てるとのこと。すっごい。お互いの仕事のこともちょっぴり。再会を約して駒込駅で別れる。

池袋。夜行バスまでの時間があるので駅前の喫茶店でコーヒータイム。
23:00池袋東口発夜行バスで帰る。
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by tiaokumura | 2013-05-19 19:43 | 美味録13 | Comments(0)

国宝 大神社展@東京国立博物館

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(5月22日夜・記)
井浦新(いうら・あらた1974-)は僕の好きな俳優。井浦は、若松孝二監督『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(2012)で三島役をして知った。今は亡き若松監督の作品に多数出演、若松組の貴重な俳優だった(悲しいかな、過去形になる)。彼は若松監督と来富し、『11.25~』で舞台挨拶。その時のブログ記事はこちら。あの後まもなく若松監督は交通事故に遭い、やがて他界されたのだから、人間の運命に思い深し。井浦は若松監督では『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2008.。井浦は坂口弘役)、『キャタピラー』(2010)、前掲『11.21~』、そして若松監督の遺作『千年の愉楽(2013。中上健次・原作)にも出演。まもなく、『千年~』の「フォルツァ総曲輪」での上映に合わせて、彼、来富し舞台挨拶&トーク。もちろん行きます、自分(照)。彼の来富は、安藤サクラと『かぞくのくに』(2012。.梁英姫監督)での舞台トーク以来、(たぶん)3回目です。安藤サクラとのトークのブログ記事はこちら
井浦はこの4月からNHK-E「日曜美術館」の司会やってます。彼、美術ファンでもあるのでしょうね。造詣も深い。彼はレギュラーになる前、「円空」の時も確か同番組に出ていた。彼は円空を観に富山県猪谷(いのたに)にも来ている。同番組の「大神社展」の放送では、『沃懸地螺鈿金銅装神輿』『女神坐像』などの魅力を語っていました。台本あるんでしょうけど、彼の語り口、訥々というか、独特です。
今回の東京行き、6つの展覧会の最後が「大神社展」。

国宝 大神社展
~6月二日(日)
東京国立博物館

本展覧会は「国宝」と銘打ち、春日大社・厳島神社・鶴岡八幡宮・熊野速玉大社・宗像大社・香取神宮などの国宝が出品され、重要文化財多数も含む全243点。ただし前期・後期と展示入れ替えあり。
展覧会の構成は「古神宝」「祀りのはじまり」「神社の風景」「祭りのにぎわい」「伝世の名品」「神々の姿」の全6章。国宝『沃懸地螺鈿金銅装神輿』(いかけじらでんこんどうそうしんよ。和歌山・鞆淵八幡神社。平安時代12世紀)は「第4章 祭りのにぎわい」に(全期間展示)。神の坐像では国宝『女神坐像』(じょしんざぞう。京都・東寺。平安時代9世紀)・『男神坐像』(だんしんざぞう。京都・東寺。平安時代10世紀)が「第6章 神々の姿」に(全期間展示)。
今回の6つの展覧会では、『ミュシャ展』と『大神社展』だけ図録を買いました。本展覧会図録「あいさつ」から引用。
日本人は古来、自然の中に人知を超えたものを感じ、山、岩、木など自然物のなかに神を見出し、畏れ敬ってきました。やがて神々を祀る神社が建てられ、祭神の調度品である神宝や、祭神の姿を表した神像などが作られました。神社は、地域の生活や文化の中心となる神聖な場所として尊崇され、このような神像や宝物が大切に守り伝えられてきました。
本展覧会は・・・神道美術を総合的に展観する、かつてない規模の展覧会・・・歴史と文化に育まれた神道美術の粋をご鑑賞いただければ幸いです。・・・

南方熊楠の時代はもちろん、鎮守の森は僕らが子供のころはまだあった。人間には、偶像崇拝はともかく「聖域」って必要なんじゃないでしょうか。「国家神道」のせいで「神道」は正しく受容されていないところ、あるんでしょうね。自然を神とする多神教の世界観は、今こそ見直されなければならないのかもしれない。
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by tiaokumura | 2013-05-19 16:55 | 美術 | Comments(0)

レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像@東京都美術館

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(5月22日朝・記)
ラファエロの次にレオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci1452-1519)が観られるのだから、日本ってすごい国ですよね^^。5月19日(日)午後、上野公園。

ミラノ  アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵
レオナルド・ダ・ヴィンチ展 天才の肖像

~6月30日(日)
東京都美術館

この展覧会は65歳以上が1000円。僕は財布に健康保険証を入れてるのでそれで年齢認証してもらい1000円に。ラッキー^^。
アンブロジアーナ図書館・絵画館」というのは、
・・・その名称は、ミラノの守護聖人である聖アンブロシウスに由来します。1607年にミラノの大司教でもあったフェデリーコ・ボッロメオ枢機卿によって設立された図書館は、ヨーロッパにおけるもっとも古い公共図書館の一つ・・・ボッロメオ枢機卿はその後、図書館に付随する施設として美術アカデミーを設立、1618年には自身が所有する絵画、素描、版画、彫刻のコレクションをアカデミーに寄贈し・・・そのコレクションは、わずか十数点しか現存しないレオナルド・ダ・ヴィンチの油彩画のひとつ《音楽家の肖像》や名高い『アトランティコ手稿』・・・など、貴重な作品がふくまれている・・・(展覧会場の新聞紙大の案内より引用)
だそうです。
展覧会の構成は「アンブロジアーナ図書館・絵画館」「レオナルド 思考の迷宮」「レオナルドとレオナルデスキ」の三部構成で、それぞれがさらにいくつかに分かれる。「レオナルデスキ」(the Leonardeschi)」とは「レオナルド工房の弟子と彼ら追随者をあわせた一派を指す用語」(公式サイトより引用)だそうです。
アトランティコ手稿』、やっぱすっごいですね。展示は「蔵書目録」「古典・絵画・人物のデッサン」「光学・幾何学」「建築」「兵法」(「永久機関のスケッチ」など)「「機械・装置のデッサン」「人体飛行に関する研究」。何年か前に岩波書店から手稿が出版されましたよね。あまりに高価で手が出なかった。
「レオナルドの愛読書」ってコーナーにはマルコ・ポーロ『東方見聞録』のラテン語版・ヴェネト方言版や地図など。ダ・ヴィンチって、ジパング、どう思ってたんでしょうね。
アップした写真の絵はレオナルド・ダ・ヴィンチ『音楽家の肖像』。

今度の土曜日・25日にBS-TBSで「天才の肖像 TAKE FIVEが挑むレオナルド・ダ・ヴィンチの謎」が放映されます。午前11時からなんで僕は見られませんが。

同展覧会でこの後の展覧会のリーフレットを何枚か入手。興味深いところでは
「中原淳一展」(6月1日~7月15日。そごう美術館)、「プーシキン美術館展 フランス絵画300年」(7月6日~9月16日。横浜美術館)、「ルーヴル美術館展」(7月20日~9月23日。東京都美術館)、「システィーナ礼拝堂500年記念 ミケランジェロ展  天才の軌跡」(9月6日~11月17日。国立西洋美術館)
など。
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by tiaokumura | 2013-05-19 15:07 | 美術 | Comments(2)

ラファエロ@国立西洋美術館

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(5月22日朝・記)
5月19日(日)午後、都立上野恩賜公園は賑わっていた。上野公園に点在するのは、文化会館、動物園、美術館が4つ、博物館が2つ、それに不忍池など。コンパクトなサイズの公園でいろんな施設があるので、お出かけスポットとして人気があるんでしょうね。家族連れ、カップル、団体客など。東南アジア系はあまり見かけなかったが、中国人・韓国人も。僕はわびしい孤食昼食^^を済ませ、3つの美術館巡りを開始。
ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロの3人で誰が一番好きかで性格占いができそうですね^^。僕はこの名前の順に好きかなあ。正直、ラファエロ・サンツィオ(Raffaello Santi1483-1520。ラファエロって誕生日に亡くなっているんですね)ってあまり好きじゃない。女性には圧倒的に人気ありそうですね。上野での1つ目はラファエロ。

ルネサンスの優美(グラツィア)、500年目の初来日
ラファエロ

~6月2日(日)国立西洋美術館
ラファエロ・サンツィオ 1483年、イタリア中部の町ウルビーノでラファエロは生まれました。宮廷画家であった父らに絵を学んだ彼は、ペルージャのベルジーノ、フィレンツェのレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロらの表現を吸収して腕を磨きます。卓越した才能、美しい容姿、社交的な性格が教皇や貴族に愛され、ヴァチカン宮殿の壁画を制作するなど栄光を手にしますが、37歳という若さで生涯を閉じました。(展覧会リーフレットより引用)

日本初のラファエロ展。彼の初期から晩年までの作品23点が展示。展覧会の構成は、「画家への一歩」「フィレンツェのラファエロ-レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロとの出会い」「ローマのラファエロ-教皇をとりこにした美」「ラファエロの継承者たち」。ラファエロと教皇って世阿弥と義満の関係みたかったんでしょうね。幸いラファエロは悲劇にはならなかったけど。フィレンツェではすでにダ・ヴィンチ、ミケランジェロという巨人がいたわけで、それに伍しての活動なのだから、ラファエロはやはり若き天才と云えるのでしょうね。
ラファエロと云えば『聖母子』。アップした写真は博物館前のパネルの『聖母子』(1505-06、ウフィツィ美術館蔵)。ラファエロ展では『自画像』『聖ゲオルギウスと竜』『無口な女』(『モナリザ』を思わせる)『聖家族と仔羊』『牢獄から解放される聖ペテロ』『ベルナルド・ドヴィーツィ(ビッビエーナ)枢機卿の肖像』『エゼキエルの幻視』がよかった。ラファエロ以外ではフラ・バルトロメオという画家の『聖母子』。

それにしてもラファエロが日本初って意外ですよね。日本人の印象派好みの弊害かも。
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by tiaokumura | 2013-05-19 14:06 | 美術 | Comments(0)

昼食@ペッパーランチダイナー(上野)

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(5月21日夜・記)
5月19日(日)六本木から地下鉄日比谷線で上野へ。SUICA使用。上野では久しぶりの食事になる。5年ぶりくらいかなあ。上野で知っている店も特にないし、ネットで事前調査もしてないので、行き当たりばったりで店を選ぶ。午後1時過ぎ、上野駅近くのビル(上野精養軒もこのビルに入っている)の2Fの「ペッパーランチダイナー」に入る。「UENO3153店」ということなのでチェーン店なんでしょうね。
アップした写真に写ってるのが注文品。サービスステーキ150g、バケット、グラスワイン(白)。ステーキ(サイコロ形)は150gなら食べられると注文したのですが、無理でした。7割くらい食べられたかなあ。バケットも2個の1個弱。ワイン(赤の方にすべきだったか)も8割くらい。
活気のあるお店で従業員教育もまあまあな感じ。

しばし休養し疲れを取り、上野公園での美術展3つへGO^^。
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by tiaokumura | 2013-05-19 13:04 | 美味録13 | Comments(0)

「もののあはれ」と日本の美@サントリー美術館

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(5月21日夜・記)
5月19日(日)国立新美術館を出て、次の目的地のサントリー美術館へ。同館は昔は違うところにあったような気がするが(記憶違い?)今は六本木に。

心動く瞬間。名品でたどる抒情の系譜
「もののあはれ」と日本の美

「花鳥風月」という言葉は、現代を生きる私たちにも雅な響きをもって耳に響きます。春の桜、季節の訪れを告げる鳥たち、秋の夜空に輝く月は、美しい日本の四季や自然を代表する風物として絵画や工芸の題材となりました。この展覧会は、古来、親しまれてきた「雪月花」や「花鳥風月」にあわせて「もののあはれ」という言葉をとくに採り上げ、その歴史を辿るとともに、誰もが心癒されるであろう抒情性あふれる日本美の世界へご案内します。(「2013サントリー美術館 展覧会スケジュール」より引用)
~6月16日(日)
サントリー美術館

クール・ジャパン」と云いますがそれはどちらかというと、アニメ・コミック・Jポップ・コスプレなどのサブカルや和食・ラーメンなどの食、温泉・祭りなどの民俗関連、おもてなし・癒しなどの精神ツール、昔ながらの禅・柔道・空手などが主のような気がする。花鳥風月、雪月花、わび・さびなど、日本文化の基調をなしたり変遷の主旋律になっている概念は、どこまで理解され世界に受容されるんでしょうね。「もののあはれ」もそうでしょうね。
本展は、全8章の展示構成で、順に「『もののあはれ』の源流 貴族の生活と雅びの心」「『もののあはれ』という言葉 本居宣長を中心に」「古典にみる『もののあはれ』 『源氏物語』をめぐって」「和歌の伝統と『もののあはれ』 歌仙たちの世界」「『もののあはれ』と月光の表現 新月から有明の月まで」「『もののあはれ』と花鳥風月 移り変わる日本の四季」「秋草にみる『もののあはれ』 抒情のリズムと調和の美」「暮らしの中の『もののあはれ』 近世から現代へ」。「もののあはれ」と「抒情」は違うような気がするが、まあそうい考えうもあるんでしょうね。
期間中、展示替えもあるみたい。僕が行った日は、宣長関係では『紫文要領』『石上私淑言』『自画自賛像』、『源氏物語』関係では酒井抱一『紫式部石山寺観月図』など、他に『伊勢物語』『西行物語』関連や本阿弥光悦・俵屋宗達・尾形光琳・野々村仁清・歌川広重などなどが展示中だった。

六本木での展覧会3つ、午前中だけで無事に鑑賞できたが、疲れもあったので六本木での昼食はやめて、次の目的地の上野へ行ってそこで昼食ということにした。
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by tiaokumura | 2013-05-19 11:52 | 美術 | Comments(0)