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佐野衛『書店の棚 本の気配』(亜紀書房)

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佐野衛(さの・まもる1947-)
書店の棚 本の気配
2012年11月7日第1版第2刷(2012年9月28日第1版第1刷)
亜紀書房
1600円+税
本が本を呼び、本が棚を呼び、棚が書店をつくる
理想の書店とは? 読書の醍醐味とは? 30年の書店暮らしから見えてきた本と書店をめぐる体験的エッセイ集
東京堂書店、元店長が帰ってきた!
(同書、帯より引用)

TVを見なくなった。今夏までは『吉田類の酒場放浪記』をほぼ毎週欠かさず見ていたが、今ではもうすっかり見なくなった。①再放送が多い、②けっきょく自分が行けない店ばかり、③内容やコメントがマンネリ気味、といったところが見なくなった理由だが、一番気になるのが、同番組で吉田が帽子をかぶったまま飲食している点。彼のオシャレの一つが帽子なのだろうが、マナーとしていかがなものだろうか、飲食時の着帽は。僕も帽子をかぶって外出するほうだが、どんなお店でも食事時は帽子を脱ぐ。
でははどうか。こちらも読まなくなった。先月博文堂書店さんに注文したのは『精選女性随筆集 須賀敦子』と本書とそれに「平成25年『能』カレンダー」の3点。こんなに少ないのは初めてかも。
長い夜、では何をしているのか。小人、閑居して・・・不善をなしてるわけではなく^^、最近は専らさっさと寝ている(激爆)。快食快便快眠こそ人生の至上の幸福。快食快便がままならぬ末期癌患者としては「快眠」が残された楽しみなのかも^^。

私の勝手な見立てだが、「たたずまい」が美しい本というのがある。ここでは一見した感じを指しているのだが、本書がそれ。装丁・タイトル・帯の具合と、美しいたたずまいの本である。装丁・レイアウトは矢萩多聞。一方で、本書の内容・文体は、著者の大学時代の専攻が哲学ということもあってか、決してとっつきやすい(読みやすい)わけではない。
「Ⅰ 本の声を聴くー書店の棚の広がり」「Ⅲ 本をめぐる話―書店は誰のものか」「Ⅴ 本とわたしー経験は読書」などといった章立ての本だが、とりあえずは「Ⅳ 東京堂書店長時代」を読む。著者は東京堂書店神田本店長だった方なんですね。僕は東京時代、神保町にはたびたび行っているが、東京堂(三省堂や書泉グランデや岩波も)は新刊書店ということでほとんど行っていない。この章では「店で出会った人たちとの温かい交流」(表紙カヴァー)が綴られる。坪内祐三・紀田順一郎・鹿島茂・山口昌男・荒川洋治・車谷長吉・有田芳生・福田和也・逢坂剛・辺見じゅん・宮城谷昌光らが登場するが、とりわけ
辻邦生さんと「ランチョン」で(pp156-158)
廣松渉という哲学者(pp136-138)
立花隆さんと『天皇と東大』(pp158-161)
は興味深く読んだ。
本書、購入時で「第2刷」。発売1か月余で2刷だから売れている本であろう。本書中の、
読者も自分で考える本よりは、わかりやすい、面白い、感性に即効的に刺激を与えるものに興味が移行してしまった。(p145)
という指摘は、自分もそういう読者なので、耳が痛い。
嫌味な悪い癖だが、誤植をすぐ見つける自分^^。164ページ6行目の「中上建次」は「中上健次」である。
亜紀書房はなじみの薄い出版社だが、『帝都の事件を歩く 藤村操から2・26まで』 と本書とたまたま2か月連続で本を購入している。買ってませんが、『女子学生、渡辺京二に会いに行く』『新装版 合本 公害原論』『立川談志自伝 狂気ありて』も亜紀書房なんですね。
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by tiaokumura | 2012-11-26 08:19 | | Comments(0)

ダイバーシティ

11月24日の朝日新聞に2面にわたって
シンポジウム「グローバル時代に日本が生き残る道~誰もが輝ける企業と社会へ~」
が載ってましたね。このシンポジウムの構成は、
第1部 講演:浜矩子(はま・のりこ1952-。同志社大大学院ビジネス研究科教授)「鏡の中の自分が見えない~ゆがんだ自画像が日本をダメにする~」
第2部 パネルディスカッション:林文子(はやし・ふみこ1946-。横浜市長)  新浪剛史(にいなみ・たけし1959-。ローソン社長)  志賀俊之(しが・としゆき1953-。日産自動車COO) 金井寿宏(かない・としひろ1954-。神戸大大学院経営学研究科教授)
で、キーワードは「ダイバーシティ」。
浜は、成熟を生かす日本社会として「老楽(おいらく)国家」を提唱する。
パネラーの発言から抄録して紹介すると、
林:①男性と女性の強みを生かすことで組織が活性化し、業績が向上する。②女性は生活者としての感度が高い。
新浪:①正社員の採用は50%を女性、外国人は30%を目標にしている。異業種からの中途採用も増やしている。②多様な人材によって発想を変えなければならない。③「Why Storm(なぜの嵐)」こそが、イノベーションの始まりである。「Why? Why?」と発言する文化をいかに創るかが重要。④多数派ではない人が意見を言える環境を作ることで会社が変わる。⑤女性や外国人といった多様性ゆえに企業価値が上がる。⑥ダイバーシティは長期的な企業価値向上につながるが、短期的な数値目標とは別物。その両方を達成するという矛盾を耐え抜くことが、経営者の仕事。
志賀:①多様な人たちが働くことで、多様な問題に直面するグローバル時代に戦うことができる。②男性が気づくべきなのは、普通に扱っていること自体が女性にハンディを与えている、ということだ。③日本企業には、素晴らしい現場力、「あ・うん」の呼吸で仕事ができる強みがある。そこに、多様性や個を重んじる文化を加えれば、日本の企業はまだまだ世界で活躍できる。
金井:憎たらしいおじさんを女性ばかりの会合に出席させ、啓発してほしい。
といったあたりになるか。

小春日和、でしょうか、11月25日(日)、富山国際学院で同僚の宮田妙子さんが主宰する「NGOダイバーシティとやま」の設立1周年記念フォーラム
「人口変動社会への対応~”ちがい”が創る地域の未来~」
に参加してきた。既にこのフォーラムは当ブログでも紹介済みですが、当日の構成は、
宮田妙子(ダイバーシティとやま代表)挨拶 一年間の活動紹介映像
第1部 基調講演
講演①田村太郎(たむら・たろう。一般社団法人ダイバーシティ研究所・代表理事)「ダイバーシティなくして地域社会の未来なし」 将来の持続可能な地域社会の発展のために、必要不可欠な視点がダイバーシティそのものです。ダイバーシティの基本的なポジションや、ちがいを活かすための出発点を発見します。
講演②南野忠晴(みなみの・ただはる。大阪府立八尾北高校・家庭科教諭)「見方を味方に変える」 互いの立場や視点などを変えていく中で、はじめて気づくことや、真の学びが得られ、その過程で互いのちがいを尊重し、豊かな社会を創っていくきっかけが生まれる現実に納得します。
第2部 ワークショップ
県内起業家を中心として,体験型のワークショップを実践します。
であった。
田村太郎の講演レジュメで初めて知ったのですが、ある年の富山県の20~29歳女性の県外転出者700人近くいるのですね。これ、年齢・男女別で実に顕著な数字。同じく講演で「CSR(Corporate Social Responsibility)の発展とステークホルダーとのコミュニケーションの進化」として時代分析。「性善説の時代(Trust me企業が主体)→情報開示の時代(Show me要求する市民)→コミュニケーションの時代(Tell me企業と市民の対話)と変遷し、企業だけでは社会責任を果たせない時代になっている。これからは「SR(Social Responsibility)を共有する時代(Engage me責任を分かち合う)」時代である。同じく講演で、横軸に「受け入れる」・縦軸に「変化する」と座標で表現。第1象限が「共生」、第2象限が「同化」、第3象限が「排斥」、第4象限が「すみわけ」。なるほど、である。
南野忠晴は英語教師から家庭科教師に。岩波ジュニア新書『正しいパンツのたたみ方』の著者。①現在の学校教育は無難に生きていく人間を大量生産している。②人生の時間軸で見たワークライフバランスが大切。③多様な存在の一人としての教員として学生に向かい合っている。④自分の中に複眼を持つこと、など。介護例の「一郎さんの場合」は興味深かった。
講演だけでいささか疲れたので、ワークショップは不参加、3時過ぎに会場を後にした。帰りの車中、立山連峰が絶景であった。

今日11月25日は三島忌
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by tiaokumura | 2012-11-25 16:43 | このブログのこと | Comments(0)

われや先、人や先

私が毎日訪問させていただいているブログが3つある。どれもほぼ毎日更新されてるんですね。一つは、岩手県で私塾を主宰されているかねごん先生のブログ「大験セミナー わくわく日記」。先生の教育観もすばらしいが、昨年来の被災地の状況とりわけ放射能被害についてのかねごん先生の発信は多くの共鳴・共感を生みアクセス数もすごいようです。残り2つは、富山県の阪井由佳子さん(にぎやか)の「にぎやかだ!私」、福井県の角田さんの「かくだ訪問看護日記」。この2つでは時には「看取り」が登場する。とりわけ「福井県敦賀市にある敦賀ケアセンターかくだ訪問看護のBLOGです。/私たちは、24時間365日、地域の高齢者が住み慣れた在宅でできるかぎり安心して生活が続けられるよう、医療・保健のケアをさせていただいております。」という角田さんは看取りが非日常ではないお仕事。ブログを拝読して、私のようなグータラ男は、ただただ頭が下がる思いです。
昨年末期癌が発覚し、死について想うことが多くなった。死生観というほどの大げさなものでもないが、なんとなく死を迎える準備段階には足を踏み入れたかなあという感じである。富山は真宗王国。私も幼少期から蓮如上人(1415-1499)の御文章(御文)には慣れ親しんでいる。富山県民の多くがそうでしょうね。仏事の際に僧侶が決まって最後に門徒に示すのが御文章の一節。とりわけ「5帖16 白骨」は「門前の小僧 習わぬ経を習う」のレベルでしょうね、我ら真宗門徒には。
神仏の存在を信じぬ不信心者の私ですが、以下、web上から「五帖の十六 白骨」を引用しておきたい。三連休の中日、死について想ってみる(メメント・モリ)のもいかがでしょうか。なお、パスカル(Blaise Pascal1623-92)の言葉に、これも名言でしょうね、On mourra seul.(人は一人で死ぬ)があります。

 それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おほよそはかなきものはこの世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。さればいまだ万歳の人身を受けたりといふことをきかず、一生過ぎやすし。いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。われや先、人や先、今日ともしらず、明日ともしらず、おくれさきだつ人はもとのしづくすゑの露よりもしげしといへり。
 されば朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちに閉ぢ、ひとつの息ながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを失ひぬるときは、六親眷属あつまりてなげきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。さてしもあるべきことならねばとて、野外におくりて夜半の煙となしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。あはれといふもなかなかおろかなり。
 されば人間のはかなきことは老少不定のさかひなれば、たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまゐらせて、念仏申すべきものなり。あなかしこ、あなかしこ
(引用はこちらから)
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by tiaokumura | 2012-11-24 10:30 | メメント・モリ | Comments(0)

東北BOOK AID3 高岡

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もう半世紀以上前になる。小学校高学年か中学生の頃、住民運動会で主催者か来賓がスピーチをした。その中で彼は「今日は『女だから』とか『女のくせに』はやめましょう」と言った(と記憶している)。時代はアジア太平洋戦争の敗戦から10余年。地域は男性有力者が牛耳り、家庭は家父長制の名残りがあり、封建制の打破・民主化の促進が叫ばれていた時代だったと思う。「戦後強くなったのは女性と靴下」というフレーズもはやったが、まだまだ女性の地位は低く、女性の活動できる場は限られていた。そんな時代にあっての住民運動会でのスピーチ、「女だから無理」「女のくせにでしゃばって」といったことを禁句になんでしょうね、ずいぶんうまいことを言うもんだと子ども心に感心して記憶に残っている。
翻って21世紀。女性が能力を発揮できる時代は幸いであり、女性の活動が目立つ地域は活気がある。ここ富山県でも、惣万佳代子さん(このゆびとーまれ)や阪井由佳子さん(にぎやか)や青木由香さん(アレッセ高岡)や宮田妙子さん(ダイバーシティとやま)らの活動はすばらしい。川渕映子さん(地球の夢)もそんなお一人。「よそ者・わか者・ばか者」というが、今挙げた方々は偶然だが富山生まれ(たぶん)である。
現在の川渕さんの活動の中心は「東北エイド」。私も昨年4月にまぜてもらったが、東日本大震災以後、支援バスを先月まで24便仕立て,現地支援を行なっている。僕は1回限りのぷちボラで、末期癌が発覚してその後は参加していない。残念だが、体力を考えると皆さんの足手まといにになること必定である。

以下、東北エイドの12月の活動のご紹介。
東日本大震災復興支援チャリティー 大古本市
東北BOOK AID3 高岡
東北を忘れない!

主催:東北エイド
後援:高岡市
日時:12月8日(土)・9日(日) 両日とも9:00~17:00
会場:ウィングウィング高岡1F
売上げは被災地への支援物資の代金や交通費に使用します。私たち東北エイドが直接被災者の皆さんへ届けています!

本・マンガ・DVD・CD・ゲームなどは以下の場所で受け取ります。
夢ひろば(富山市森住町) ひとのま(高岡市東上関) コーズ(富山市小杉) とやま健康生きがいセンター(富山市今泉西部町) 龍雲寺(高岡市利屋町) スペースよへさ(高岡市伏木矢田)
ボランティアも募集しています。
東北エイドの活動、ボランティアなどの情報は
ブログ「東北エイド NGOアジア子どもの夢 東北大震災支援プロジェクト
で。
ポスターの右下のキャラ、川渕映子さんです。高才弘さん(コーズ)の作でしょうか、何事にもへこたれない・エネルギッシュな川渕さんをみごとに捉えています。
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by tiaokumura | 2012-11-23 16:03 | 東北地方太平洋沖地震 | Comments(0)

NGOダイバーシティとやま 設立1周年記念フォーラム

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僕は富山国際学院に1994年4月から勤めている。非常勤講師としてのスタートで、当時は専任4人・非常勤が8人くらいだったのだろうか。門野妙子さんは専任で学院創立時からのスタッフ。いわば先輩です、自分の。彼女、地元の富山大学を卒業後(従って富山大学の僕の大先輩でもある^^)上京し、日本語教師養成講座を経て日本語教師に。新聞配達しながらの教師養成講座通いだったと聞く。門野さんはその後富山に北陸地区初の日本語学校ができることを知りふるさとに帰還、富山国際学院の専任講師に。結婚(宮田姓に)・出産・育児・仕事・ボランティアなど、女として妻として母として、そして何よりも一人の人間として、尊敬に値する充実した人生を送っておられる。同僚を褒めるのはあまりいい趣味ではないが^^、まあ事実である。
今の宮田妙子さんは富山国際学院では非常勤講師で週3コマB組を担当。彼女の最近の専らの活動の中心は「NGOダイバーシティとやま」。これは彼女が昨年立ち上げた組織。その組織がめでたく一周年を迎えるということで、記念フォーラムが行なわれます。以下、宮田さんからいただいたリーフレットに基づいてのその情報展開。開催が今週末なので参加希望される方はお早めにお申し込みを。

NGOダイバーシティとやま 設立1周年記念フォーラム
「人口変動社会への対応~”ちがい”が創る地域の未来~」

日時:11月25日(日)12:30~16:30
会場:富山県総合情報センター(情報ビル)3F大研修室 アクセスはこちら
受講料:2000円(会員は無料)
定員:80名(先着順)
申込:E-mail diversity.t@gmail.com
第1部 基調講演(12:30~15:00)
講演①田村太郎(ダイバーシティ研究所・代表理事)「ダイバーシティなくして地域社会の未来なし」
講演②南野忠晴(大阪府立八尾北高等学校・家庭科教諭)「見方を味方に世界を変える」
第2部ワークショップ(15:00~16:30)
県内社会起業家を中心として、体験型のワークショップを実践します。

「ダイバーシティとやま」のホームページはこちら。宮田さんのブログ「『ダイバーシティとやま』な日々」はこちら。彼女のブログ、伝記作家になれるんじゃないか^^と思うくらいの筆力で、彼女が出会った人々の紹介記事満載です。
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by tiaokumura | 2012-11-19 07:18 | 富山 | Comments(0)

観世流3題

昨日の記事の富山の天気、訂正が必要ですね。今朝のNHK「おはよう日本」(アナウンサー、痴漢で逮捕されましたね)の天気予報を見てたら、今週の最低気温は5℃前後、最高気温は15℃を下回る日が多いみたいです。「秋の日はつるべ落とし」とか言いますが、秋から冬にかけての気温も週を追うごとに「つるべ落とし」状態なんでしょうか。

川田有紀子先生(観世流華川会に謡を習い始めてから3年くらい経つでしょうか。入門者の「鶴亀」が終り、次に「橋弁慶」に入り、同時進行で富山国際学院の卒業式で披露しようと思ってる仕舞「高砂」を半分くらいまで習って・・・生来の怠け癖(恥)にプラス末期癌が発覚して、お稽古はストップしたままです。もう少し体力が回復したら再開したい気持ちはありますが、どうなることやら。
本日のブログ記事、観世流絡みで3題。自分、檜書店のメルマガ「能楽便り」(週1回発行)を取っている(無料)。以下は、そこからの情報展開です。

1)「風姿花伝 観世宗家展」
奥村:以下、公式サイトより引用。展覧会期間中、東京に行くことがあれば、鑑賞してみようかと。
2013年、観世流の流祖として知られる観阿弥生誕680年、世阿弥生誕650年の節目を迎えます。それを記念して、東京・銀座の松屋にて「風姿花伝 観世宗家展」が開催される運びとなりました。
【会期】2012年12月27日(木)~2013年1月21日(月) ※元日は休業
【会場】松屋銀座8階イベントスクエア
【入場時間】午前10時~午後8時 ※入場は閉場の30分前まで
      (年末年始は一部、営業時間が異なります)
【主催】NHKサービスセンター
【企画】東映
【協力】観世宗家、財団法人観世文庫
【監修】二十六世観世宗家・観世清和、松岡心平(東京大学教授)
本展覧会では、世阿弥自筆の『風姿花伝』や徳川秀忠公拝領の狩衣、平安時代の能面師・弥勒作「翁」など、観世宗家に伝来する貴重な能装束・能面・能楽資料など約130点を一堂に公開いたします。時代を超え、受け継がれてきた至宝の数々を御覧頂く、またとないイベントです。どうぞご期待ください。

2)能を読む(全4巻)
奥村:すごい本が出ます。監修が梅原猛、観世清和。編集委員に中沢新一・松岡心平ら。値段が自分には無理な設定なので買えませんが、図書館で見てみようかと。
発行:角川学芸出版
予価:各巻6825円(税込)
刊行:平成25年1月より隔月4回
第1巻 能と観阿弥―能の誕生―
演者:観世清和・野村萬斎・宝生閑他
論考:梅原猛・松岡心平・渡辺保他
収録曲:「翁」と観阿弥ほか世阿弥以前の能19曲を収録。
第2巻 世阿弥―神と修羅と恋―
演者:観世清和他
論考:梅原猛・馬場あき子他
収録曲:世阿弥作の能36曲を収録。
第3巻 元雅と禅竹―夢と死とエロス―
演者:観世清和・観世銕之丞・友枝昭世
論考:梅原猛・中沢新一他
収録曲:元雅や禅竹ほか、世阿弥と同時代の能38曲を収録。
第4巻 信光と世阿弥以後―異類とスペクタクル―
演者:大槻文藏・観世清和他
論考:梅原猛・松岡心平他
収録曲:信光、禅鳳ほか、世阿弥以後の能35曲を収録。

3)2013年(平成25年)能カレンダー
奥村:来年のカレンダー、出てますね。時にはこういうカレンダーもいいのでは。
定価:1500円(税込)
表紙「江口 平調返」観世清和 「菊慈童」観世三郎太
1月「羽衣 和合之舞」大江又三郎
2月「三笑」下川宜長・田中章文・勝部延和
3月・4月「石橋 大獅子」髙梨良一・髙梨万里
5月「杜若 素囃子」赤瀬雅則
6月「水無月祓」近藤幸江
7月・8月「小袖曽我」角幸二郎・坂口貴信
9月「班女」松木千俊
10月「姨捨」観世銕之丞
11月「阿古屋松」観世清和
12月「雪 雪踏ノ拍子」松野恭憲

財団法人観世文庫の公式サイトはこちら
檜書店のホームページはこちら

(追記)
今朝の日本経済新聞の案内記事より。
舞歌の至芸
日時:11月29日(木) 午後3時・午後7時
会場:日経ホール
プロデュース:亀井広忠(能楽師大鼓方)
出演:観世清和 梅若玄祥 観世銕之丞
囃子方:亀井忠雄(大鼓) 一噌幸弘(笛) 他
午後3時の部(一部のみ紹介)
舞囃子:「実盛」(銕之丞) 「定家」(清和) 「野守」(玄祥)
居囃子:「定家」(地謡:清和 玄祥 銕之丞 観世喜正)
午後7時の部(一部のみ紹介)
舞囃子:「屋島 大事」(清和) 「鸚鵡小町」(玄祥) 「春日龍神」(銕之丞)
居囃子:「鸚鵡小町」(地謡:清和 玄祥 銕之丞 観世喜正)
正確なプログラムこちらご参照。 
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by tiaokumura | 2012-11-18 09:06 | 謡を習う | Comments(0)

「日本のこころ 大本山相国寺・金閣・銀閣名宝展」後期

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ご当地もそうでしょうか、富山、ずいぶん寒くなった。最低気温が10℃、最高気温が20℃をそれぞれ下回る日が多い。夏が長かった分、秋が短く、もう冬模様。加齢か癌か原因はわかりませんが、自分、寒さにずいぶん弱くなった。冬のコートを着て出勤もしばしば。手が冷たく手袋着用も考えている今日この頃である^^。
富山国際学院生、最近は車通学もぽつりぽつり出てきましたが、多くは自転車通学。これから3月まで通学つらいでしょうね。何とかしてやりたいが、いかんともしがたい。人生の成長の一過程とでも思ってもらうしかないか。

さて、今日土曜日も寒い日。富山県水墨美術館(アップした写真はその入口)に美術鑑賞に。
日本のこころ 大本山相国寺・金閣・銀閣名宝展」後期
です。同展、68点を前期・後期に分けて展示(全期展示も3分の1くらいあるか)。前期については当ブログ、こちらご参照。
雨の降る寒い日でしたが、中高年を中心にけっこうな客の入りでした。前期と同じ構成で、展示室1に「Ⅰ 創建の人々と相国寺の僧」「Ⅱ 水墨画の系譜」「Ⅲ 近世日本絵画―きらめきの時代」、展示室2に「Ⅳ 近世日本絵画―京派の絵師たち」「Ⅴ 茶の湯の美」。
後期のみの展示から、勝手に^^ベスト6を。会場展示順、順位づけなし。
牧谿(もっけい?-?)「江天暮雪図」(所蔵・鹿苑寺。以下同じ) 一休宗純(いっきゅう・そうじゅん1394-1481)「梅図自画賛」(相国寺) 長谷川等伯(はせがわ・とうはく1539-1610)「萩芒図屏風」(相国寺) 伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう1716-1800)「中鶏・左右梅図」(鹿苑寺) 本阿弥光悦(ほんあみ・こうえつ1558-1637)「赤楽茶碗 加賀」(相国寺) 千利休(せん・りきゅう1522-91)在判「瀬戸黒茶碗」(慈照寺)
本展、等伯は他に「探梅騎驢図屏風」、同じく若冲は「竹虎図」が展示。長澤蘆雪(ながさわ・ろせつ1754-99)は「白象唐子図屏風」。多いのは円山応挙(まるやま・おうきょ1733-95)で「牡丹に孔雀図」「七難七福図絵巻」など7点。狩野派は元信・松栄・探幽。他に、野々村仁清・小堀遠州・古田織部各1点。

京都にいればともかく、富山でこれだけのものが観られるなんて「眼福」の1語でしょうね。後期は11月25日(日)までです。
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by tiaokumura | 2012-11-17 14:57 | 美術 | Comments(0)

中学ミニ同期会@とやま物語

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(11月15日朝・記)
写真、前列左からヤンマー・中西・ダッシ、後列左から敬ちゃん・谷口・田近・花崎。これで6回目くらいになるだろうか、中学ミニ同期会です。今回は、中西彰君が富山県功労表彰というのを受けて、お祝いに花束贈呈。啄木の「友がみな我より偉く・・・」って気持ちもあるかもしれませんが、同期としては喜ばしいことです。
今回の中学ミニ同期会(「千草会」と称す)、田近君が初参加。彼、実は僕の末期癌の主治医(当ブログでは「Tドク」として登場済み)なんです^^。彼、在学中は特に付き合いはありませんでしたが、中学・高校と同期。この春に定年になり、同期会への参加を誘ったらOK。僕もそうですが、30代・40代にはこういう会にはほとんど興味なかったけど、この年になるとこういうの楽しいんでしょうね。

今回の会場は、富山駅から徒歩8分くらいの、「ホテルよし原」(今はどうか知らないが、プロ野球・巨人の定宿)の向かいにある「とやま物語」。11月12日午後6時前、富山駅からぶらぶら歩いてたらヤンマーからケータイ。「向かい」って市電通りをはさんだ向かいだと思ってたらそうじゃなかった。ホテルの右側面。僕の歩く姿を見たヤンマーが、方向音痴のわが身を気遣って^^TELで道案内してくれた次第。
この会、幹事役は専ら中西君で、今回も彼が選んだ店です。自分、食事がやはり心配で、みんなはコース料理なんですが、自分は一品料理から選択。シロエビ昆布〆、茶碗蒸し、ゲンゲなどを食する。飲み物はグラスワイン白1杯、その後は温かいお茶。
当夜は、主治医の田近君から「今だから話そう、奥村クン、癌秘話」みたいな話も出て(当の本人にはちとショックな話も)盛り上がる^^。この夜けっこう食べる僕に、田近君も他のみんなも喜んでくれる。
癌のことはともかく、いつも思うが、同期っていいもんです。あだ名や呼び捨てで呼び合ってあの頃のことを楽しく話し合う。60代・70代・・・と、こういう集まりが「老後の楽しみ」になるんでしょうね。そういう恵まれた学生時代を送れた幸運に感謝、かも。

2次会は中西君の馴染みのスナックで。ここもこれで5回目くらいかもしれない。お茶とフルーツなどいただく。そして、お定まりのカラオケ。この夜僕は、
おんなの宿(作詞:星野哲郎 作曲:船村徹 歌:大下八郎)想い出に降る雨もある 恋にぬれゆく傘もあろ
つぐない(作詞:荒木とよひさ 作曲:三木たかし 歌:テレサ・テン)窓に西陽があたる部屋は いつもあなたの匂いがするわ
赤ちょうちん(作詞:喜多条忠 作曲:南こうせつ 歌・かぐや姫)あのころふたりのアパートは 裸電球まぶしくて
君は心の妻だから(作詞:なかにし礼 作曲:鶴岡雅義 歌:鶴岡雅義と東京ロマンチカ)愛しながらも運命に敗けて 別れたけれど心はひとつ
人形の家(作詞:なかにし礼 作曲:川口真 歌:弘田三枝子)顔も見たくない程 あなたに嫌われるなんて
空港(作詞:山上路夫 作曲:猪俣公章 歌:テレサ・テン)何も知らずにあなたは言ったわ たまには一人の旅もいいよと
と、なんと6曲も!歌った。早く帰った谷口さん、田近君以外も、そのくらい歌った。田近君は「新潟ブルース」(彼、新潟大学医学部出身)。初めて聞くがうまいもんだった。この間は元気がなかった花崎君が何曲も歌ったので安心&ちょっとビックリ。彼、メンバー中じゃ「いぢられキャラ」です^^。
実は僕がこの日一番歌いたかった歌は「昭和維新の歌」(カラオケになかった)。自分には全然似合わん歌ですが(照)、なぜかここ1か月くらいYouTubeで毎日聞いています。鶴田浩二他もありますがアイ・ジョージ版で下にアップしておきます。バックに流れるのは映画『2・26』(製作・奥山和由、監督・五社英雄、脚本・笠原和夫、音楽・千住明、主な出演者:萩原健一、三浦友和、竹中直人、本木雅弘、佐野史郎ら)です。

2次会は10時半頃解散。ポートラムで帰宅。
年2回、11月と5月にやっている千草会、次回は2013年5月13日(月)午後6時~。自分、どうなんだろう、出席できるといいけど・・・。

ここ10日間で3回の飲み会^^に出てます。自分、本当に末期癌患者なんじゃろか(激爆)。
11月3日(土)は「よつの葉」というお店で、メンバーは米屋さんご夫妻・土佐さん・山中さん・粕谷さん・僕で、富山大学言語学コースつながり。何年か前、柳原正年から紹介されて米屋さんと出会った。米屋さんはその後富山大学人文学部に社会人入学。山中さんは富山大学言語学コース3年編入学生。彼女は富山大学編入のことを検索していてこのブログがヒットしたそうです。土佐さんは米屋さんと高校同期で、米屋さんより先に富山大学1年次社会人入学。現在、3人とも富山大学人文学部言語学コース在籍中で、4年生が山中さん、3年生土佐さん、2年生米屋さん。同コース、中高年パワー炸裂中かも^^。
9日(金)はブログ記事にもしましたが、富山大学言語学コース同期の飲み会@暖座classics、そして、12日(月)がこの中学ミニ同期会@とやま物語、ということになります。
「忙中、閑あり」ならぬ「忙中、飲み会あり」です^^。11月5日(月)は、午前中は年末放送予定のNPO関係番組の収録、午後は高岡簡易裁判所。11日(日)は国際交流フェスティバルに行き、午後はネパール人新入生の出迎えなど。先週は45分換算で19コマの授業担当。今週は45分換算の授業で20コマの授業担当(予定を含む)。特に昨14日(水)はめっちゃ忙しかった。8時半出勤、メールチェック&準備など、9:30~12:05授業、終了すぐに2013年4月生のことで来客応対、それからコンビニで買ったおにぎり2つ・サラダ・バナナで急いで昼食、1時から4時半まで授業、終了後、授業記録・国際電話など。「忙」(「忘」も)という漢字は「心を亡くす」と書くけど、心、亡くさないようにしないと^^。大切なこと、忘れないようにしないとね。
今週土曜日は、命の洗濯も兼ねて、水墨美術館「日本のこころ 大本山相国寺・金閣・銀閣名宝展」後期に行こうかなと思っています。
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by tiaokumura | 2012-11-12 18:30 | このブログのこと | Comments(0)

国際交流フェスティバル2012

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(11月13日朝・記)
毎年秋に富山駅前CiCビルで行われる「国際交流フェスティバル」には、一昨年までボランティア参加していた。それが、昨年6月に末期癌が見つかり手術もして、ボランティアをするだけの体力・気力がなくなり、僕のぷちボラは他の人の足手まといになると思い、昨年は断念。今年も同様の理由で不参加。ここでのボランティアの先輩でもある島津謹市さんが今年ご逝去された。島津さんとは「ステージ係」の(自称^^)名コンビだった。僕に脳に腫瘍が見つかった時も、胃癌4期が見つかった時も、島津さんからは励ましのメールやブログコメントをいただいた。「人や先、我や先」-まさか僕より先に他界されるとは思ってもいなかった。先日奥様から喪中ハガキをいただいた。
今年の「国際交流フェスティバル2012」は11月11日。去年までは2日間だったが今年は1日だけ。今年は富山国際学院の学生3人が「外国人カラオケ大会」に出場するので、9時半にCiC5Fの会場に入る。リハーサルが終ってぼんやりしてたら、いきなり男性にハグされた^^。かつて教えたことのあるジョリボーさん! 彼はカメルーン出身で、奥様は日本人でJICA職員。もう3年前になるか、奥様からカメルーン在職中にメールで日本語教室の問合せがあり、何度かメールのやりとりをして、帰国(ジョリボーさんには来日)後、富山国際学院の日本語クラスで受講。佐野さんと僕のクラスだった。ジョリボーさんが在学中にサッカーのワールドカップがあり、予選で日本VSカメルーン。どこで知ったのかマスメディアが彼の学院在学を知り、新聞・TV取材でジョリボーさんは一躍時の人になった(激爆)。彼は6か月ほど学院で日本語を学び、その後は音信不通になり、気にはかけていたが彼の情報は全く途絶えたままだった。それが今回、CiCで再会! アップした写真、左がジョリボーさん、右が奥様です。
「その後」を聞くと、ジョリボーさんは、学院を辞めた後、日本語能力試験N5合格、O市で車の免許取得、ハローワークで仕事を見つける。今は高岡市福岡にある「樽蔵」(ホームページはこちら)で農業者。彼の日本での就業を願っていたので、とても嬉しい限り。彼の口から米・大豆・かぶら寿司・キャベツなどの言葉が飛び出して、最初はちょっとビックリ^^。でも彼の能力が生かせる仕事なんでしょうね、いろんな農業用語、まったく不自然じゃない。樽蔵の貴重な戦力になってるでしょうね、ジョリボーさんは。今年の冬、3年ぶりにカメルーンに帰国するのが楽しみなジョリボーさんであった。ジョリボーさんが来富された時は富山県内にカメルーン人は彼だけでしたが、今は県内のカメルーン人は4人になったそうです。
ジョリボーさん、どんな仕事にも大変なことはあり、楽しいこともあります。
毎日の仕事を大切に、富山での暮らしを楽しんでください。
ジョリボーさんご夫妻、また会える日がありますように。


富山国際学院の学生3人の「外国人カラオケ大会」、出場順に
大島君(中国)いきものがかり「Yell」」 呉さん(中国)Every Little Thing「サクラビト」 劉君(中国)BAAL「君が好きだと叫びたい」
だった。自分、一曲も知らん曲だし(大汗)。今年は12人くらいの出場で、例年になくレベルが高かった。3位はベトナム人で山口百恵「さよならの向こうで」、2位はロシア人で弘田三枝子「人形の家」、1位は(僕は聞いていなかったのだが)中国人で平原綾香「JUPITAR」だった。

カラオケ大会の合間を縫ってブース訪問。中村政勝社長(富山コピー)の「富山県カンボジア王国親善協会」、川渕映子さん(地球の夢)のブースを訪問して少しおしゃべりなど。

昼食、学院教師の徳橋さん・粕谷さん、学生4人と、富山駅横のマリエの6Fの中華料理店。餃子とシロエビ、まずまず食べられた。
みんなと別れて1時半ころ、富山駅ホームで名古屋から「しらさぎ」に乗ってくるネパール人語学留学10月生の出迎え。授業が始まって1か月経ってようやく来富。大丈夫なんじゃろか^^。アパートに連れて行き、契約など。
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by tiaokumura | 2012-11-11 10:52 | 富山 | Comments(0)

ヤン・ヨンヒ監督『かぞくのくに』+安藤サクラ・井浦新「舞台挨拶」

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(11月12日朝・記)
映画『かぞくのくに
70年代に帰国事業で北朝鮮に移住したソンホは、病気治療のために25年振りに日本に戻ってきた。近くて遠い2つの国で生きてきた家族にとって、空白の長い歳月は何をもたらしたのだろうか・・・。
2012年8月4日公開 日本 日本語・朝鮮語 100分
監督・脚本:ヤン・ヨンヒ(梁英姫양영희YANG Yonghi1964-)
企画・エグゼクティブプロデューサー:河村光庸
撮影:戸田義久
音楽:岩代太郎
原作本:梁英姫『兄―かぞくのくに』(小学館)
イメージソング:アン・サリーwith saigenji「白いブランコ」
主な出演者:
安藤サクラ(リエ) 井浦新(ソンホ) 津嘉山正種(アボジ) 宮崎美子(オモニ) 諏訪太朗(サムチョン) ヤン・イクチュン(ヤン同志) 京野ことみ(スニ)他
公式サイト:こちら

安藤サクラ・井浦新「舞台挨拶」(アップした写真、小さくて見づらいですが、右が安藤・左が井浦。写真撮影OKでした)
通常の舞台挨拶ではなく、「らしい」んでしょうね、会場との質疑応答形式。2人の発言からー
安藤サクラ:脳味噌と心と体が疲れた。映画では自分では見たことのない顔をしている。
井浦新:今の自分は幼少期の自分とは真逆で、理不尽な状況には異議申し立てをするようになった。役者は感情を使う仕事である。
ヤン監督の2人の評(映画パンフレットより引用)―
安藤サクラ:以前から「凄い俳優が現れた」と注目していました。安藤さんのシラケきったようなときのクールな表情と笑ったときの子供っぽい表情の落差がリエのイメージにピッタリだと。
井浦新:一般的な「北朝鮮っぽいイメージ」とかけ離れた俳優が欲しかった。井浦さんが持つ、何処から来たのかナニジンなのか判らないような不思議な存在感に惹かれました。

安藤サクラ(あんどう・さくら1986-)はNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」で知った。安曇野の農婦・宮本ミツ役。夫役が柄本時生(宮本タケオ)だった。で、現実の^^安藤の夫は柄本佑(黒木和雄『美しい夏キリシマ』など)なんですね。安藤の父は奥田瑛二、母は安藤和津。今回の映画ではソンホの妹で、東京国際大学付属日本語学校の日本語講師。

映画、9割以上の入りでした。女性7:男性3でしょうか。若松孝二監督『11.25自決の日』の時と同じように、女性、特に20代30代の女性が目立つ。富山もなかなかのものなんでしょうね。
安藤・井浦のサイン会もありましたが、いささか疲れてたのでスキップ。

スポーツ報知2012年11月10日付、「第37回報知映画賞」ノミネートより。
作品賞・邦画(22本)
『かぞくのくに』『11.25自決の日三島由紀夫と若者たち』など
監督賞(15人)
若松孝二(『海燕ホテル・ブルー』『11.25自決の日三島由紀夫と若者たち』)他
主演男優賞(15人)
井浦新(『11.25自決の日三島由紀夫と若者たち』『かぞくのくに』)他
主演女優賞(11人)
安藤サクラ(『かぞくのくに』)他
助演男優賞(14人)
井浦新(『海燕ホテル・ブルー』『かぞくのくに』『莫逆家族』『バクギャクファミーリア』)他
助演女優賞(12人)
安藤サクラ(『愛と誠』『その夜の侍』)他
新人賞(11人)
満島真之介(『11.25自決の日三島由紀夫と若者たち』)他
満島はNHK朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」にも出てました。姉は「ひかり」で、彼女はNHKの「おひさま」「開拓者たち」に出てました。
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by tiaokumura | 2012-11-10 13:37 | 映画 | Comments(0)