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第3回ラテンフェスティバルin富山

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7月上旬だったか谷中秀治さん(ベーシスト。WAYNOリーダー)からケータイメールがあった。ライヴがあるので聴きに来ないかという内容だった。残念ながら僕は癌のため体力低下が著しく(壮年期の6割がやっとか)、また夜の外出もいささか心配なので、聴きには行かなかった。
昨日、一年ぶりくらいで「8番ラーメン」で昼食。首都圏にはないでしょうね、まだ、8番ラーメンは。石川・富山に展開しているラーメンチェーンです。創業オーナーは確か石川人だったか。8番ラーメン、富山国際学院の学生もバイトでしばしばお世話になっている。僕はここ一年、ラーメンは末弘軒の「小ワンタンメン」がやっと食べられるという癌患者状態^^だったんですが、先週土曜日、富山駅裏のお店で「タンメン」が食べられた。昨日の昼食、どこで何を食べようかとと迷った末、8番ラーメンの野菜ラーメンを思い出してそれにすることにした。富山国際学院から車で5分くらいのところにお店がある。入店したら、学院の一昨年の卒業生がカウンターの中で働いていた。カウンターで小野菜ラーメン+黒とろろ昆布おにぎり(富山じゃなきゃ食せないでしょうね、このおにぎり)を食べてて、何気なくテーブル席を見渡してたら谷中仁美さん(シンセサイザーなど。秀治さんの奥様)を発見^^。仁美さんとは数年前「地球の夢」企画のコンサ-トで初対面。彼女が中心になって実行した2010年の「ラテンフェスティバル@環水公園」ではぷちボラ参加させていただいた。このイベント、昨年は癌でボランティアはもちろん聴きに行くこともできなかった。食後レジを済ませて外で少し仁美さんとおしゃべり。「思ってたよりずっと元気そう」と言われ(彼女は僕が末期癌であることをご存知)、確かにここ数ヶ月、とりわけ4月以降の自分はそうかなと思った。仁美さんから「第3回ラテンフェスティバルin富山」の企画を伺う。
以下、「『第3回ラテンフェスティバルin富山』開催趣旨書」から一部引用し、合わせて当イベントの内容をご紹介。

・・・2010年にスタートさせた「ラテンフェスティバルin富山」も、今年で3回目を迎えることになりました。3年の間に未曾有の大震災をはじめ心痛む出来事が続きましたが、そんな中、関係者一同信じてやまなかったのが、ラテンの人々の気質や文化が持つ、「人を元気にする力」です。
来てくれた人達みんながこのイベントでパワーを蓄え、HAPPYになって、笑顔で帰ってくれますようにー。そして誰もが元気で仲良く、平和に過ごせますようにー。
この二つの願いを実現すべく、今年も「ラテンフェスティバルin富山」開催に全力を挙げて取り組んでいく所存です。なお、今回の収益は、福島県伊達郡川俣町に送らせていただきます。
・・・
2012年8月7日 「ラテンフェスティバルin富山」実行委員会  代表 谷中仁美

第3回ラテンフェスティバルin富山
LATIN FESTIVAL

主催:ラテンフェスティバル実行委員会
後援:富山市 北日本新聞 FMとやま チューリップテレビ
日時:9月15日(土)11:00~20:00
会場:グランドプラザ 総曲輪アーケード内
入場無料
STAGE:登場順(カッコ内はジャンル)
Maypipas(フォルクローレ) 富山市立西部中学校ブラスバンド Gustavo el Paisa(コロンビア) Boss(ボサノバ) BBN(フォルクローレダンス) Deux Marches(タンゴ) WAYNO(フォルクローレ) しきのソル・ナセンテ(サンバ)
PARADE(総曲輪通りアーケード内):
フォルクローレパレード しきのソル・ナセンテ
飲み物・食べ物
牛肉のチミチュリソース(ハーブソース)がけ ポジョルサルタード(ペルー伝統料理 鶏肉とポテトのトマト炒め) チョリソ(豚肉の腸詰めソーセージ) セビチェ(中南米の名物料理 魚介のマリネ) パパレジェーナ(ペルーコロッケ) アンデスポテトのフライ ポンデケージョ(ブラジルのもちもちチーズパン) ラテンジュース各種 ラテンアイス各種 インカコーラ チリワイン ピスコ(ペルー産蒸留酒) クスケーニャ(ペルービール) ピンガサワー(ブラジル産蒸留酒ベース)
公式ブログこちら
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by tiaokumura | 2012-08-31 07:20 | 富山 | Comments(4)

若松孝二監督『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』@フォルツァ総曲輪

今年はで入院中のため行けなかったのだが、富山市向新庄にある隠し文学館 花ざかりの森」(杉田欣次館長)で毎年早春に行なわれる三島由紀夫資料展示及び杉田館長講話は、わが人生の楽しみの一つである。個人で文学館まで設立した杉田欣次さんの三島への想いは強く深い。このようなファンを持つ三島由紀夫(みしま・ゆきお1925-70)は幸せ者である。
若松孝二監督『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(2012年)がいよいよ富山でも公開される。若松が『キャタピラー』(2010年公開)に続いての映画で三島を取り上げるというのは知っていたが、はたして富山で上映されるかどうか不安だったが、フォルツァ総曲輪のサイトで上映決定の報を知った。9月29日(土)~10月12日(金)上映で、同じく若松監督『海燕ホテル・ブルー』(2012年)が9月29日(土)~10月5日(金)上映。9月29日・30日には若松孝二・井浦新(いうら・あらた1974-。『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』『20世紀少年』『キャタピラー』など。本映画では三島由紀夫役)の舞台挨拶もある。正確な情報はフォルツァ総曲輪のサイトでご確認を。
以下、『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』について公式サイトより抄出してご紹介。寺島しのぶ(てらじま・しのぶ1972-。『赤目四十八瀧心中未遂』など)は『キャタピラー』にも出ていました。今回は杉山寧の長女・三島の妻役です。

『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(2012年・日本・日本語)
監督・製作・企画:若松孝二(わかまつ・こうじ1936-。『甘い罠』『壁の中の秘事』『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』『キャタピラー』など)
企画協力:鈴木邦男(すずき・くにお1943-。「一水会」最高顧問)
脚本:若松孝二 掛川正幸
撮影:辻智彦 満若勇咲
主な出演者:井浦新(三島由紀夫) 満島真之介(森田必勝) 岩間天嗣(古賀浩靖) タモト清嵐(山口二矢) 寺島しのぶ(平岡瑶子) 古澤健(益田兼利陸将・陸上自衛隊東部方面総監部総監) 長谷川公彦(徳岡孝夫)
ストーリー(『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』公式サイトより転載):
「仮面の告白」「金閣寺」「憂国」など、次々に話題作を発表し、人気絶頂期にあった文豪・三島由紀夫。時は学生運動全盛期。三島は文筆業の傍ら、民族派の若者たちを組織化し、有事の際には自衛隊と共に決起すべく訓練に励む。しかし、警察権力の前に、自衛隊は出動の機会すら得られない状況が続き、苛立ちを募らせる三島と楯の会の若き隊員たち。そして、ついに、決断の時が訪れる・・・。
公式サイト:こちら
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by tiaokumura | 2012-08-30 07:23 | 映画 | Comments(0)

TV取材を受けるの巻

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(8月28日朝・記)
夏休み明けの先週、NPO法人F-site(エフサイト)の花田恵さんから富山国際学院にTELがあった。花田さんは僕の前の学院長の岸井みつよさんのお知り合いの方の娘さん。数年前にNPO法人を立ち上げたことで岸井さんを訪問され、それが僕の初対面。夢や志を語る彼女のきらきらした口調や態度に感心するも、「いいとこのお嬢さん」タイプに見え「この先大丈夫なんかいな」ってな印象もあった。だがジジイの危惧^^はあっさり覆され、F-site(稲林忠雄理事長)はNPO法人としてうちなんかよりはよっぽどしっかりした活動を展開されている。花田さんの今回のTELは「今、NPO法人のTV番組を制作中で取材させていただけないか」というものだった。うちのような年間ン万円しか広告宣伝費が計上できないところ(汗)には、タダで宣伝になるわけだから、願ってもないチャンスー取材をお引き受けした。
昨日10時半頃、取材クルーご登場。富山県民なら知らぬ人がないくらいの元・KNB(地元TV・ラジオ局)名物アナウンサーの相本芳彦さんスカイプロのお二人。打ち合わせの後、午前クラスのA・B組で授業風景・学生インタビュー。それから、相本さんに僕がインタビューを受ける場面。アップした写真、そのシーンです。富山国際学院の歴史、NPO法人になった経緯、学院の現状、将来の夢や希望などをお話しした。人前で話すのが苦手な自分で緊張もしたが、相本さんの巧みな誘導に導かれまずまずの応答ができた。
取材は約1時間半。途中でF-siteの稲林理事長花田さんもご来校。

相本芳彦さんとは今回が初対面じゃなく、10年以上前、僕がサンフォルテ(当時は女性センター。今は共生センター)のイベントのボランティア実行委員をやったときにシンポジウムを企画し、相本さんにパネリストをやっていただいた。
もう一つ。実は僕は当ブログで相本さんを取り上げたことがある。2009年1月20日付記事。もう3年半以上経っている古い記事だが、今日現在73件のコメントがあり(当ブログ全記事中最高のコメント数です。ただし、僕は全てのコメントにお返事するようにしているのでそれもカウントされているので投稿コメント数はその半分ということになる)、その記事には今でもアクセスが続いているようです。ネットでは「炎上」とか「祭り」とか云うみたいですが、同記事は僕の意図を超えている状態。投稿コメント、相本さんには決して愉快でないコメントが約半分入っているので、ずっと気にはなっていた。今回そのことも相本さんに申し上げたのですが、気にしていないというような反応でしたので少しホッとした。

人の縁って不思議なもので、僕の高校時代の陸上競技部の後輩の菅貞一彦君がF-siteの理事の一人になっている。彼とは一昨年だったか、総曲輪(そうがわ)でばったり出会った。実に40年ぶり以上の再会だった。その後、学院に来校の折、F-site理事依頼のことも話題になり、人の縁の不思議・おもしろさを実感した。

僕の怠慢でNPOらしいこともしていない(恥)富山国際学院だが、NPOとしての夢や志を再確認できた今回のTV取材であった。
放送はKNBテレビ10月7日(日)午前11:10~。15分の番組で7団体を取り上げるそうですから、うちはほんの1~2分程度なのでしょうが、オンタイムで観ようと思っている。
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by tiaokumura | 2012-08-27 12:04 | NPO | Comments(2)

TVドラマ『うたの家~歌人・河野裕子とその家族』(BSプレミアム)

1970年代の僕は、冬は長野県八方尾根名木山ゲレンデのハイランドロッヂで、その他のシーズンは東京日本橋三越近く古河ビル内のスナックパルムで働いていた。ハイランドロッヂでは営業中も営業外の時間も音楽をよく聴いていた。チック・コリアや浅川マキや中山ラビやキース・ジャレットやジョルジュ・ムスタキや山崎ハコやイーグルスやビリー・ホリデイなど。意外なところでは夏木マリ『絹の靴下』を営業終了のエンディングソングにしたりした。これは、ハイランドロッヂは宿泊もやっていてその準備があるので、なかなか帰らないお客を追い出すための歌^^で、大音量でかけていた。今振り返ってみると単なる嫌がらせだっただろうから、実に殿様商売をしていたものである^^。早川正洋さん(当時・国分寺ほんやら洞)の企画で友部正人(ともべ・まさと1950-。『密漁の夜』など)のライヴコンサートを開いたのも懐かしい思い出。
八方での音楽で一番好きだったのはりりィ(1952-)。たぶん仲間のブチュに教えてもらって聴くようになったのだと思う。LP『たまねぎ』『Dulcimer(ダルシマ)』をよく聴いた。アルバム所収の『心が痛い』はりりィの絶唱名曲。一般的にりりィは『私は泣いています』(1974年。オリコン3位)が有名だろうが、僕はちょっと引く曲。1970年代の半ば頃か、りりィのライヴを新宿で体験した。トリビアねた^^ですが、ドリカムの吉田美和の夫はりりィの長男です。

そのりりィが、今夜放映で観たいと思っていたTVドラマに出ているというのでちょっとビックリ。彼女が出演するTVドラマは過去に何か観た記憶があるが、何だったかは忘れた。
今夜放映のTVドラマとは『うたの家~歌人・河野裕子とその家族』河野裕子(かわの・ゆうこ1946-2010)がりりィなのだろう。夫の永田和宏(ながた・かずひろ1947-)は風間杜夫、息子・永田淳は蟹江一平、娘・永田紅は倉科カナか。僕は末期癌が見つかった後、永田と河野の共著『たとへば君―四十年の恋歌』を読んだ。河野は乳癌(2000年発病、2010年逝去)、僕は胃癌・肝臓癌・大腸癌と癌部位に違いはあるが、闘病を含む彼女(と永田)の歌の数々に共感を覚えた。二人の相聞歌ももちろんすばらしい。河野は同学年、永田は1学年下で、「同世代」というのも二人のわかりやすさになっているのかもしれない。
今夜NHKBSプレミアム22:00~23:00のプレミアムドラマ『うたの家~歌人・河野裕子とその家族』、是非観てみたい。最近9時過ぎには寝ているので時間帯心配だけど^^。

歌は遺り歌に私は泣くだらういつか来る日のいつかを怖る  永田和宏
何といふ顔してわれを見るものか私はここよ吊り橋ぢゃない  河野裕子
あの時の壊れたわたしを抱きしめてあなたは泣いた泣くより無くて  河野裕子
みほとけよ祈らせ給へあまりにも短かきこの世を過ぎ行くわれに  河野裕子
手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が  河野裕子


PS りりィ『心が痛い』友部正人『密猟の夜』YouTubeで聴けます。りりィはライヴヴァージョンもあります。友部の『密猟の夜』は彼の3枚目のアルバム『また見つけたよ』のジャケットがバックの画像になっています。
PSs 今朝の朝日新聞のテレビ欄ではこのドラマのタイトルが『天才女性歌人・最期の恋歌~歌人一家の壮絶愛』となっています。これが放映時の正しいタイトルなのでしょうね。それにしても、おどろおどろしいタイトルだこと。なんかちょっと引いてしまいそう・・・。
PSss 「りりィ」は「りり」がひらがな「ィ」がカタカナです。
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by tiaokumura | 2012-08-26 07:23 | 癌日記 | Comments(0)

日本語ボランティア登録者研修会@CiC

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富山市民国際交流協会(TCA)が年2回行なっている日本語ボランティア登録者研修会、僕はボランティアじゃありませんが、時間があれば受講するようにしています。何年か前には大胆にも^^講師もさせていただいた(照)。この研修はゆうゆう(原和子代表)が主催。富山国際学院の現有スタッフ13人中4人がゆうゆう出身です。
今回の研修会は富山国際学院同僚の林宏美さんが講師で、
EPA外国人介護福祉士候補者に対する日本語研修の現状
がタイトル。会場は富山駅南口すぐCiCビル3階で、10:30~12:30。
学院は富山県内3か所の施設・病院でEPA看護師候補・介護福祉士候補の日本語研修を担当させていただいている。今回の林さんの講演は「1.合格者のニュース、新聞記事」「2.EPA制度とは?」「3.介護福祉士国家試験について」「4.介護福祉士研修の実例」「5.ワークショップ:富山弁での会話を考えよう」という構成。僕なんかにはとうてい無理ですが、パワーポイント・DVD・CDをフルに使ったすばらしい講演でした。
第23回介護福祉士国家試験問題から1題挑戦。枝問3問中2問正解。なかなか難しいもんです。ワークショップでは3人グループになって富山弁の会話に挑戦。僕は富山弁ネイティブですがあとの2人の女性は「旅の人」。富山弁あれこれ教えてあげました。
林さんの講演の中で、施設担当者と日本語教師の連携によるメリットとして、「施設側の負担軽減」「施設職員による国語教育から日本語教育への改善」「日本語教師と介護福祉士担当者の情報共有による学習の一貫性」「日本語教師による専門知識の理解力向上」が挙げられていた。無論、課題も多いことだろうが、こういう経験を経て学院スタッフが成長していくのを目の当たりにすることは、大いなる喜び。
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by tiaokumura | 2012-08-25 12:40 | 日本語教育 | Comments(0)

日本語教育国際研究大会@8月19日

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(8月21日朝・記)
8月19日(日)午前6時、名古屋フラワーホテルPARTⅡで起床。バス・着替え・TVなど。7時ホテル1Fで朝食。トースト半枚・クロワッサン、ゆで卵、カフェオレ。350円。ほぼ完食。
道に迷いながら(照)名古屋駅まで。名古屋駅から地下鉄乗り継ぎで名古屋大学まで、260円。名古屋大学駅の出口1番から地上に出、名古屋大学東山キャンパスへ。この日のメイン会場は全学教育棟

午前は
①パネルセッション 野田尚史・桑原陽子・播磨涼子「文章表現の分析と学習者の読解困難点調査に基づく読解教材の作成」
②口頭発表 足立祐子「教師に求められる『授業運営上の技能』について」
昼食は全学教育棟内のカフェでパン2種+カフェオレ。末期癌発見以来コーヒーは飲めなくなっているのだが、カフェオレは飲めるようになってきた。
午後は
③口頭発表 脊尾泰子「日本語学習における学習ストラテジー使用と時間的変化―事例研究を通してー」
④口頭発表 嶋田和子「学習者の発話を引き出す教科書開発の意義」
⑤パネルセッション 舘岡洋子・ロマン・パシュカ・崔鉉弼・鈴木寿子「日本語教師の成長を支えるものは何か」

①はweb上で非漢字圏初級学習者向けの読み教材の開発。「グルメサイトのクチコミに使われる文章表現の分析」(野田)、「グルメサイトのクチコミの読解困難点調査」(桑原)、「グルメサイトのクチコミを読む」(播磨)。文章の長さについて・翻訳サイト利用の危険性について、質問も2つできた。牧野成一先生(前・プリンストン大学)が僕の隣の席、金沢以来です。先生は「評価の文化」について鋭い質問(提言)をされていた。
②の足立祐子さんはトヤマヤポニカ時代の同僚で、現職は新潟大学留学生センター。松岡洋子さん(岩手大学)との共同発表。「いい授業とは」「どうやって技能を身につけていくか」と質問もできた。
③では学習者ストラテジーの「記憶」「認知」「保障」「メタ認知」「情意」「社会的」の使用頻度が学習過程においてどう変化していくか。
④は最近出来の初級教科書『できる日本語』(現在は初中級も出来)。いつも元気な嶋田和子先生の嶋田節炸裂^^。『できる日本語』のポイントは「タスク先行型」「場面・状況の明確化」「『何ができるようになるのか』(CDS)」「タスクに必然性があること」「学習者自身の気づき・発見を重視」「学習者の『達成感』重視」「教室内の学びを外の言語活動につなげること」。『できる日本語』は1日=50分×3コマで2.5日で1課だそうです。10月開講の新クラスでのメイン教科書は『大地』『みんなの日本語 第2版』『できる日本語』あたりを考えているのですがどうしたもんか。これは嶋田先生に直訴して笑われたのですが、『できる日本語』が2千円台だったら即採択でしょうね(激爆)。
⑤ではロマン・パシュカ「他者とのかかわりがもたらす教師の意識変容」、崔鉉弼「ハイブリッドな協働による実践者たちの成長」、鈴木寿子「日本語教師の協働による成長を読み解くための教師成長モデルー教師による場づくりの一例―」の発表の後、舘岡によるまとめ「他者とのかかわりから気づきを得て成長する」「省察(垂直的成長)と越境(水平的つながり)」「場のデザイン。実践と内省において対話を活性化させることが重要」。ディカッション時間もあり、「開放的・フラットな組織では対話・協働も容易だろうが、そうではない組織に属する日本語教師はどのように場作りをすればよいのか」「また、専任と非常勤、非常勤間でも温度差があるのでは」と質問した。

今回の膨大な発表・セッションなどから僕が選んで参加したのは、非漢字圏の漢字指導、学習者主体とリンクするCDS(Can-Do-Statements)・ポートフォリオ・教材開発、自律学習、教師の自己研鑽、生活者としての日本語学習者、といったあたりになるかなあ。日本語教育にも流行みたいなもんがあるんでしょうね、意識してないのですが僕が選んでいるのは、そういうトレンドに添ってるのかもしれない。
今回の中では「越境」という概念を初めて知った。日本語教育・多文化共生・多言語社会のキーワードになるのでしょうね。

午後4時前、名古屋大学を後にする。
名古屋駅構内の「驛釜きしめん」で「とろとろころきしめん」880円。ここは名古屋で2番目においしいきしめん店だと思う(1番はJR名古屋駅・高山線ホームにある「どえりゃあ亭」)。何年か前からよく利用してるのですが、今回は、やはり癌の影響でしょうね、2割くらいしか食べられなかった。こういう時ってお店を出るタイミング難しいんですよね^^。
6:20、名鉄バスセンター3階・6番から富山行き高速バス出発。名古屋→富山の高速バスは初体験。
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by tiaokumura | 2012-08-19 13:25 | 日本語教育 | Comments(2)

日本語教育国際研究大会@8月18日

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(8月20日夜・記)
8月18日(土)・19日(日)と「日本語教育国際研究大会 名古屋2012」に参加。
8月18日(土)午前6時前、富山国際学院の駐車場に車を入れ、富山駅南口まで歩く。富山駅南口前6:45発高速バス。車中新聞4紙(朝日・讀賣・日経・毎日)、その後読書。車上・枕上・厠上でしたっけ、電車やバスの中って読書空間として最適。今回は2冊持参。
アルフォンス・デーケン『心を癒す言葉の花束』(集英社新書)
森澄雄・矢島房利編『加藤楸邨句集』(岩波文庫)
10時半過ぎ「ミッドランドスクエア前」着、下車。地下鉄東山線で本山→地下鉄名城線で名古屋大学。出口2番から地上へ。この日の会場の豊田講堂まで炎暑の中歩く。

午前は
①ポスター発表 小木曽左枝子『非漢字圏初級日本語学習者に対する語彙指導の課題―語彙学習ストラテジー育成の観点から日本語学習入門期の語彙学習を考える』
②ポスター発表 徳弘康代『言語の枠を超えた第二言語としての漢字教育の研究』
③ポスター発表 黒羽千佳子『技能実習生の日本語習得を支える非専門の日本語指導員のための教材開発』
昼食はIB電子情報館館内のカフェで。別の棟にあるシェジローが本格的フレンチがあると云うので行ってみたが、30分待ちということで断念。カフェでの昼食はちょうど居合わせた富山国際学院同僚の宮田妙子さんと共に。
午後は
④ポスター発表 間瀬尹久「『定住型生徒』の生活環境から見る日本語の習得状況に関する考察―中学就学年齢で来日した子どもたちに対する調査・観察からー」
⑤ポスター発表 林宏美「日本語教師と介護福祉担当者の介護福祉士国家試験対策への取り組みー国内2か所の介護福祉施設の事例からー」
⑥ポスター発表 川口義一「初級文法項目の『文脈化』・『個人化』指導―教科書を開けない初級授業―」
⑦ポスター発表 佐野香織「漢字の学びを創造し参加する 漢字プロジェクト実践分析」
⑧ポスター発表 加納千恵子「日本語の漢字力のCDSによる評価について」
⑨ポスター発表 篠原亜紀「『みんなの「Can-do」サイト』を利用した能力記述文の作成―各教育現場に合わせた『MY Can-do』-」
⑩大会記念インタビュー「キーン先生、日本語・日本文化を語るー日本語とともに歩んだ70年―」 語り手:ドナルド・キーン 聞き手:尾崎明人
⑪基調シンポジウム「実践、人、社会。そして、ことばを使い、学ぶということ」パネリスト:津田大介、湯浅誠、香川秀太 司会者:西原鈴子

③ではちょうど技能実習生を担当中なので発表者の方と話が弾んだ。発表者の方から貴重な教材をいくつもいただけた。⑤は富山国際学院の同僚の林宏美さんの発表。今回は看護師候補・介護福祉士候補の日本語研修関係、いくつもあった。
⑩は今回の目玉の一つなんでしょうね。ただし、オンタイムではなくステージ上の大型スクリーンでのビデオ上映。「海軍日本語学校の想い出」「世界に広がる日本文化」「世界の中の日本語」「日本文化を伝えるためには」「みんなが共に生きるために」といったトピックで約30分。最後の「キーン先生のことばから」では「日本軍は戦争に負けたが、日本文化は戦争に勝った」「外国人の日本語をバカにしないで、面白いと思う方がいい」「日本文化の一番いいものを見せるべきだ」「外国人が本当に望むなら日本社会の一員になれる。そのためには日本的な生活をしなければならない」「日本語を教えてもできない人はできない。無理に教えてもいずれやめるだろう」といった語録。東北に無関心になりつつある日本人に対しての嘆きの弁も。能は(「船弁慶」より)「清経」が一番と。
⑫も今回の目玉なんでしょうね。香川は知らないが、津田・湯浅はフロントランナーというか現在の日本のキーパーソン。各パネリスト3人の発言が各20分。ただし途中「火災警報」の誤報がしばしばで雰囲気を壊した感も。津田の発言からー「ソーシャルメディア現象を読み解くキーワード」は「リアルタイム(速報性・伝播性)」「共感・協調(感情や思考の共有)」「リンク(具体的行動の促進)」「オープン(参加や離脱が容易)」「プロセス(透明性・興味喚起)。「なぜツイッターが140字か」の説明、おもしろかった。湯浅の発言からー「活動家とは場をつくる人であり、可視化する仕事」。モットーは「最善を求めつつ最悪を回避する」。香川は3つの事例を紹介。キーワードは越境。

メルパルク名古屋での懇親会に参加するつもりでいたのですが、事前受付のみってことで当日申し込みは不可。とほほ。ま、その分(7000円)が浮いたと思うか^^。
夕食、2回目になるが鼎泰豐(DINTAIFUNG)。グラスワイン(白)、小籠包3種盛り(豚肉・ホタテ・蟹ミソ各2個入り)+海老・豚肉入りワンタンスープ、杏仁豆腐。ほぼ完食。

8時頃、今回の宿泊先名古屋フラワーホテルPARTⅡにチェックイン。名古屋駅太閤口から徒歩約10分。ただしこの夜は疲れてたのでタクシーを利用した。
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by tiaokumura | 2012-08-18 12:53 | 日本語教育 | Comments(0)

明日・明後日は名古屋

先週末は東京でしたが、今週末は「日本語教育国際研究大会 名古屋2012」に参加するため名古屋に行きます。日本語教育国際研究大会は以前は隔年だったと思いますが、ここのところ毎年開催で、ニューヨーク→シドニー→台北→天津と来て今年は日本で名古屋。次に日本開催は数年後なんでしょうか。僕は台北以来2回目の参加です。
8月18日(土)、富山駅南口前6:45発高速バスで名古屋へ。名古屋到着は10:32。名古屋への高速バスは前に海外出張で中部国際空港(セントレア)出発だったときに1度利用しています。名古屋に着いたら地下鉄東山線で本山→地下鉄名城線で名古屋大学。今回の会場は名古屋大学東山キャンパス。初めての大学です。昼食は、名古屋大に本格的フレンチのシェジロー(ジローの店?)があるそうなのでそこで摂ろうかと。ランチが850円だそうです。

8月18日(金)
豊田講堂ホール
13:20~14:00 水谷修講演
14:10~15:00 インタビュー「キーン先生、日本語・日本文化を語るー日本語とともに歩んだ70年―」
15:20~18:00 シンポジウム「実践、人、社会。そして、ことばを使い、学ぶということ」パネリスト:津田大介、湯浅誠、香川秀太 司会者:西原鈴子
豊田講堂ロビー・シンポジオン「ポスター発表」
12:50~14:50
間瀬尹久「『定住型生徒』の生活環境から見る日本語の習得状況に関する考察―中学就学年齢で来日した子どもたちに対する調査・観察からー」
林宏美「日本語教師と介護福祉担当者の介護福祉士国家試験対策への取り組みー国内2か所の介護福祉施設の事例からー」
加納千恵子「日本語の漢字力のCDSによる評価について」
篠原亜紀「『みんなの「Can-do」サイト』を利用した能力記述文の作成―各教育現場に合わせた『MY Can-do』-」
15:40~17:40
宮崎里司「義務教育課程と関連する日本語教育政策―学習権の保証の観点からー」
山田智久「デジタル教材を使った日本語教育の可能性」
杉本巧「Webサービスを用いた日本語自主学習教材の作成―『Googleサイト』の活用事例」
8月18日(土)の夜19:00~21:00、メルパルク名古屋懇親会。旧知との再会・新しい出会いが楽しみです。会費7000円なんで名古屋のおいしいものも満喫できるかも(激爆)。

8月19日(日)
全学教育棟「パネルセッション」
9:00~11:00
野田尚史・桑原陽子・播磨涼子「文章表現の分析と学習者の読解困難点調査に基づく読解教材の作成」
11:20~13:20
舛田直美・古賀和恵・牛窪隆太・小林ミナ・池上摩希子「学習者の多様化は日本語教師の多様化を招くか」
13:40~15:40
舘岡洋子・ロマン・パシュカ・崔鉉弼・鈴木寿子「日本語教師の成長を支えるものは何か」
16:00~18:00
文野峯子・近藤有美・松崎遼子・工藤節子「『学習者主体』を実現するにはー評価・支援の視点から見えてくることー」
全学教育棟「口頭発表」
11:20~11:50
足立祐子「教師に求められる『授業運営上の技能』について」
12:00~12:30
加藤敬子「外国人看護師候補者にとっての看護師国家試験の困難点に関する研究―状況設定問題を中心にー」
12:40~13:10
嶋田和子「学習者の発話を引き出す教科書開発の意義」

さすが世界大会、ポスター発表もパネルセッションも口頭発表も実にたくさんある。参加したいのがダブってるのもいくつかあり悩ましいところ。

ホテルは名古屋駅新幹線口から徒歩6分で予約しました。帰りのバスは8月19日(土)名鉄バスセンター18:20発。富山には22:03着。
時間があったら、大エルミタージュ美術館展@名古屋市美術館、ボストン美術館 日本美術の至宝@名古屋ボストン美術館、と思っていたのですが無理ですね。
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by tiaokumura | 2012-08-17 11:18 | 日本語教育 | Comments(2)

増山満美子さんと@鼎(新宿)

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(8月12日午後・記)
平成24年度日本語学校教育研究大会が終り、上京前は「ベルリン国立美術館展」も予定に入れていたのだが、疲れていて上野までしんどいし、きっとフェルメール『真珠の首飾りの少女』人気ですごい人出だろうと思って行くのをやめにする。代わりに下北沢の研次のお店カナン粕谷謙治さんと一緒に行くことにした。
小田急線参宮橋駅で電車を待ち合わせていると反対ホームに同僚の宮田妙子さんの姿発見^^。鈴木先生・及川先生らもご一緒。更に別グループで戸田安信先生(習志野外語学院)も。
やっぱ自分って方向音痴、案の定^^小田急線下北沢下車後、道に迷う。もう何十回と来とるんですけどねぇ、しょうがない男です(恥)。研次にTELして教えてもらう。路上の人にも聞く。本多劇場からすぐなんですね、わかってみるとあっけないもんです。
昨年は癌で来てませんが、一昨年まではほぼ上京のたびにカナンに寄っている。5時半ころまでカナンで過ごす。友人の消息や最近の劇のことなどあれやこれや、研次は情報通。CDを2枚(ペーソス「倚りかかりたい」「焼酎のお湯割りをもう1杯」)もらう。

6時、新宿伊勢丹前で前・同僚の増山満美子さんと待ち合わせ。彼女はこの3月まで富山国際学院の専任で、一昨年のご出産後育児休暇待遇だった。ご主人の転勤に伴って学院を退勤、今は首都圏住まい。
アップした写真、左が増山さん母子、奥村、粕谷謙治さん。当初は前学院長の岸井みつよさんもこの夜のメンバーだったんですが、前記事に書いたように近所のご不幸で不参加に。飲み会の場所は(かなえ)。末広亭の近くのビルの地下1階にある。ここは僕が東京時代によく通ったお店。今年が開店40周年だそうな(写真で僕が持っている手拭いは開店40周年記念品)。僕が通ってたのは1970年代ってことになる。
食べたかった馬刺を一番に注文。飲み物は白のグラスワインをちょびちょびと。2年ぶりの鼎、前回は岸井さん・粕谷さんと3人。今回は増山さん母子。「人の子は早い」って言いますが、増山さんところのお子さんは1歳半。2語文が話せる段階とか。飲み屋で子どもはむずかるかと心配していましたが、粕谷さんが子ども扱い上手で(意外だった)、1時間半くらいの間、楽しそうに過ごしてました。
あれこれ料理を頼み、食べられなかったものもありましたが、まずまず食べられたほうでした。馬刺と鮎塩焼きが一番おいしかったか。

8時頃、新宿駅で増山さん・粕谷さんと別れる。
池袋に着き、高野ビルのタカセ。ここ、歴史が長いでしょうね。男一人で入るの照れくさかったのですが^^、9Fの喫茶に。フルーツみつ豆を頼む(照)。
待ち時間を本を読んで過ごし、23:00、池袋発高速夜行バス。来る時は車内の冷房が効きすぎていましたが、帰りはまあまあだった。疲れがたまってたんでしょうね、車中ぐっすり眠っていて、気がついたら4時半。
5時半頃、富山着。
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by tiaokumura | 2012-08-11 19:24 | 美味録12年 | Comments(2)

粕谷謙治さん、発表終了

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(8月12日午後・記)
8月11日(土)午前6時、宿泊先のホテル・オーエドで目覚める。疲れがあったのでしょうね、8時間くらいグッスリ眠れました。朝食は、前夜池袋駅からホテルまで歩いた途中の青物店で買ったキャンディー状のフルーツ、メロン・マンゴー・西瓜各1本。
昨夜はホテルまで来るのに迷ったが、この日の帰りはホテル→池袋駅西口は10分足らずで行けた。途中コンビニで朝刊とお茶とおにぎり。
池袋→新宿→参宮橋。8時半オリセン。待ち合わせていた粕谷謙治さんと会い、彼の部屋へ(彼はオリセン内の宿泊施設で泊まり。発表者の特典、でしょうね)。彼の発表の最終チェックに付き合う。

平成24年度日本語学校教育研究大会@オリセン、2日目・8月11日(土)はセンター棟で。
10:00~12:00。分科会3つの内、「日本語学校で学んだこと・学べばよかったこと」に参加。元日本語学校語学留学生のジャスミさん(ネパール)・チャナカさん(スリランカ)・ボミさん(韓国)・ルトヴィックさん(スウェーデン)の体験談を聞く。4人は日本語学校を卒業後大学・専門学校を経て現在は就労中。司会者から「日本に来たきっかけ」「日本語学校を一言で言うと」「もし日本語教師だったらどんな授業をするか」「日本語学校以外での時間の過ごし方」「進学先について」「就活について」といった質問があり、それぞれが答える。11時半頃から会場質問受付。人見知りが甚だしい自分^^ですが、勇気を奮って?最初の質問をしました。「漢字学習」が一番知りたかったのですが、たぶん他の人が質問すると思って別の質問にした。
奥村「富山国際学院の奥村と申します。貴重な体験談ありがとうございました。私は、日本語教師は日本語は確かに学習者より上ですが、あとはあまり差がないのではないかという日本語教師観の持ち主です。質問は教師と学習者の人間関係についてです。皆さんの嫌いな日本語教師はどんなタイプでしょうか。嫌いな、ってのがキツすぎるようでしたら、苦手な、でもいいのですが」
答えにくい質問かともちらっと思いましたが、4人の方全員答えてくださいました。「しつっこい先生、何でも否定する先生」「教科書通りの授業をする先生」「学習者の発話に対して反応がない、リアクションがない先生」「何でも生徒に合わせる先生、生徒と友達になろうとする先生」が挙がりました。
2人目の質問者は「漢字学習について」、3人目は「日本語が上手になったという実感はどんな時に?」といった質問でした。3人で時間切れ。質問時間がもっとあったらよかった、あるいは、元学習者を囲んでのラウンドテーブルもよかったのではないかと思った。
ジャスミさん(ネパール)・チャナカさん(スリランカ)・ボミさん(韓国)・ルトヴィックさん(スウェーデン)。ありがとうございました。

前日とは違うレストランで粕谷さんと食事。
昼休み。凡人社の図書販売があって
『みんなの日本語 初級Ⅰ 第2版 本冊』(スリーエーネットワーク)
光元聰江・岡本淑明『外国人 特別支援 児童・生徒を教えるためのリライト教材』(ふくろう出版)
の2冊を購入(1割引)。

2日目の2時からは自由研究発表6本。同時に2本ずつ進むので聞けるのは3本まで。
14:00から14:35、黒崎亜美・牧原紀子(ラボ日本語教育研修所)「上級におけるレジュメを用いた発表活動の授業の試み」
14:50~15:25は粕谷謙治(富山国際学院)「『シャッフル授業』を通しての学習支援」
富山国際学院は20年近い歴史がありますが、今大会の粕谷さんが史上初の発表者。彼、無難に発表をこなし、質問者も4人あってよかった。質問者が誰もおらんだら、サクラになるけんど、自分がしようと思っとった(汗)。
粕谷さんの発表後、記念撮影^^。富山国際学院の前学院長・岸井みつよさん(写真左端)、前日のポスター発表で面識を得た方と一緒に。
岸井さんとはこの夜食事会を予定していたのですが、ご近所で不幸があったってことでなしに。残念。末期癌発覚後、いろんなことに「一期一会」を感じ、「じゃぁまたね」って約束が気楽にできなくなっている今、せっかくのチャンスがつぶれると、いささかショックも。ま、しかたないことですが。
自由研究発表、もう一本は
河野桐子(NILS)「非漢字圏の学習者に対する漢字教育の新たなる実践2012」
ここでも質問しちゃいました(照)、しかも今回もトップバッターで^^。
奥村「富山国際学院の奥村と申します。すばらしいご発表ありがとうございます。『非漢字圏の学習者に対する漢字教育』が日本語教育の永遠の課題になってしまっているのは、我々日本語教師の怠慢なんでしょうね。学習者は象形が1000字あれば喜んで漢字学習に取り組むんでしょうが^^圧倒的に多いのは形声。Partsで学んでいくというのは有効な教授法だと思います。質問が2つあります。①スパイラルは私もやってますが、例えば「教室」についてどの時点で認識できる・読む・書く・使えるといったレベルのどこまでを要求されているのでしょうか。②自分は最近、漢字学習に成功した学習者の学習ストラテジーとか学習スタイルをつかむようにしているのですが、河野先生の場合、そのあたりはどのようになさっていらっしゃいますか」
河野先生からご丁寧にご回答していただけました。
河野桐子先生、ありがとうございました。

午後4時過ぎ、平成24年度日本語学校教育研究大会の全日程が終了。僕は2年ぶりの大会参加ですが、今年は参加者が減ったように感じた。情報によると某大手日本語学校で苛烈なリストラがあったそうで、大会どころじゃないって人もいるんでしょうね。日本語学校氷河時代、学校も教師も前途は厳しい。
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by tiaokumura | 2012-08-11 17:43 | 日本語教育 | Comments(8)