2月25日(土)朝日、讀賣、日経。朝日は自宅分が病室に宅配、讀賣・日経は1F売店で購入。讀賣「大学生 数学危機」、朝日・日経にも同種記事あり。讀賣に載っている3問は、2次関数のグラフは高1、数の性質は中2、作図は中3あたりになるか(現行の学習指導要領で)。一応、3問とも解けました、自分(照)。にしても、「ゆとり教育」の被害者・入試システムの欠陥、ひどいもんですネ。
食事開始。朝、重湯100g・味噌汁(汁のみ)・ミックスジュース(みかん・オレンジ、果汁100%、125ml)。10時のおやつ、重湯100g。昼、重湯100g・味噌汁・野菜ジュース(ホワイトグレープ・キャベツ、果汁30%、125ml)。3時のおやつ、重湯100g。夜、重湯100g・味噌汁・ミックスジュース。
ナース、毎日数回、血圧・体温測定。低血圧(上が80前後のときも)・低体温(36度を割るときも)が気になる。注射針が入りにくかったり手が冷たかったりもこのあたりに原因があるか。
回診、Bドク、ポートからの点滴準備。26日午前6時から開始とのこと。
11時過ぎ、主治医のTドク来。昨日の左胸のポートがうまくいかなかったのは僕の「胸郭出口症候群」が原因とのこと。今回癌患者になって、それまで知らなかった自分の体のあれこれ、初めて知ること多し。低血圧もそうだし「胸郭~」もそう。無知だったのが幸せだったのか不幸せだったのか。2月29日(水)に大腸癌・腸閉塞の
手術をすることに。詳しい説明は2月26日(日)11時より。
昼前、中学時代以来の親友の
山澤修一君にTEL。どうも入院が長引き読む本がなくなりそうで、彼に本の購入を依頼。以前、彼、入院中にそういうのやってやるとかメールで書いてくれてた。図々しいお願いだが^^友情に免じて許してもらおう。山澤君は何年か前に定年退職しているが、かつて凄腕のビジネスパーソンだった人物。そんな彼に「本、買ってきて~」って使いっ走りさせるのだから、自分、なんちゅう奴ねん(激爆)。まあ、持つべきものは友なり、である。頼んだ本は以下の通り(書名のみ)。
江戸食べもの誌 『ぴあ』の時代 ときどきの少年 帝国ホテルの流儀 エースの資格 日本の歴史を読みなおす いのちなりけり 蜩ノ記(これは既に読んだ本)
1時過ぎ、ナースにベッドで体を拭いてもらう。2月19日以来の着替え。4時過ぎ、同じナースに風呂場で洗髪してもらう。これも2月19日以来。
山澤君が病室を訪ねて来たのでビックリ。彼、依頼した本、さっそく紀伊國屋書店で購入して持って来てくれた。感謝。しばし雑談。
TV。NHK・Eテレ「アジア紀行 コウケンテツが行く インドネシア前後編」(3時~)。NHK・BS1「クールJAPAN お風呂」(6時~)。BCプレミアム「天海祐希 パリと女と・・・~魅惑の新オルセー~」(10時~)。
2月26日(日)朝日、讀賣、日経、毎日、北日本(地元紙)。讀賣、社説「外国人介護士 受け入れ策の見直しと拡充を」「読み得 医療&介護 がん相談で気持ちを整理」。日経、「SUNDAY NIKKEI 腰痛防止 足元から」。
午前5時過ぎ、担当ナース来。右下腹部に埋め込まれたポートからネオバレン点滴開始。ポートからの点滴は初体験。
食事。朝、重湯100g・味噌汁・ミックスジュース。10時のおやつ、重湯100g。昼、重湯100g・味噌汁・野菜ジュース。3時のおやつ、重湯100g。夜、重湯100g・味噌汁・ミックスジュース。空腹しきり。こういうのは胃全摘出以来初めてかもしれない。煎茶・ほうじ茶。
11時過ぎから1時間近く、
主治医のTドクから
手術についての説明を受く。身内4人・ナース1名、同席。以下「手術説明書」より一部引用。
右結腸小腸切除術S状結腸切除病名(術前診断):S状結腸癌 腸閉塞症 腹膜播種
検査の所見:PET-CTで病変3ヶ所 S状結腸癌以外は腹膜播種の可能性あり
病名に関する一般的な説明:腸閉塞症があれば食事が摂取できない S状結腸癌は放置すれば大きくなり腸閉塞となる
手術の必要性:経口摂取ができるようにしたい
2つ付け加える。1つは、PET-CTで見つかった病変3ヶ所の内、S状結腸以外の右結腸・直腸はTドクの予想外だったとのこと。もう1つは、経口摂取ができないと癌の化学療法(僕の場合はTS1とシスプラチン)もできないとのこと。
「説明書」にはほかに「現在の症状」「手術の手順と方法」「手術に伴う合併症の可能性・危険性」が記載。
午後、担当ナース来。①前回の手術(昨年6月27日)の時もやった、器具を使った吸う・吐くの訓練開始。②手術前に提出する署名書類準備。手術承諾書・行動制限の承諾書・輸血および特定生物由来製品の承諾書・輸血後感染症検査の説明承諾書。③手術前日までに用意するもの。バスタオル2枚・フェースタオル2枚・腹帯(ふくたい)2枚・テープ式紙おむつ(3個入り1袋)・血栓予防用ストッキング1足。
TV。BBTテレビ「伝説飯2」(4:05~)。BSプレミアム「昭和の歌人~星野哲郎」(7:30~)。BSプレミアム「天海祐希 パリと女と・・・」(10:00~。ただし前夜の寝不足もあって途中で眠ってしまった^^)。
2月27日(月)朝日、讀賣。朝日「アジアンパワー インドネシア発 狙えイスラム16億人」。インドネシアにおけるイスラムファッション業界。「スカーフの下に着け、頭から首までぴったり覆う『頭の下着』」が「ニンジャ」とネーミングされ昨年大売りしたそうです。
食事、検査のため朝食・10時のおやつはなし。昼・3時のおやつ・夜、ほぼ前日に同じ。
手術前の検査。8時半過ぎ、1人で1Fに降りる。レントゲン(胸部・腹部)。その後、別の部屋で心電図(両足首・両手首に電極、胸に数ケ所ゼリー)→呼吸器機能検査(「現時点では異常なし」の判定。ただし「肺年齢は75歳」の判定(恥))。いったん部屋に戻る。
10時半、CTのために1Fに。造影剤用注射うまくいかず(血管のせい)、3回目でようやく成功。腹部~骨盤を造影剤注入前後にCT。11時ころ終わる。
午後、ナースによる検体検査。鼻・のど・肛門に棒状のものを入れ細菌検査。
1時半ころ、手術前準備品(腹帯・おむつ・ストッキングなど)をナースにチェックしてもらう。
2時半ころ、勤務先の
富山国際学院にTELし20分くらい
高木けい子さんと話す。これで手術で入院が長くなるので、いろんなことを高木さんらスタッフに引き受けてもらわなければならない。申し訳なさと感謝の気持ちでいっぱい。
頼りにならない学院長(恥)で、自分は実に実にスタッフに恵まれてる。
手術に備えヒゲを剃る。ナースの指示では口ヒゲだけだったが、験かつぎ?であごヒゲも剃る。これで少しは運がよくなるかも(嘘爆)。ヒゲなしは15年ぶりくらいか。
夕方、主治医のTドク来室。今日のCTなどの検査から新しい事実は出てこなかったとのこと。
手術は予定通りに
2月29日(水)12時半から。
これまで触れてなかったかもしれないが、治療のルーティンに太鼓橋^^みたいな器具をおなかにかぶせて20分くらい腹部を温めるのがある。今日の午後、担当ナースがセットしていって時間を忘れたのでしょうね、1時間以上もそのままに放置された(激爆)。
爪を切る。
TV。BS朝日「徹子の部屋 小林旭・浅丘ルリ子」(5:30~)。NHK「クローズアップ現代 揺らぐプーチンロシア」(7:30~)。BSフジ「プライムニュース ドナルド・キーン89歳 日本人の心と国語教育」(8:25頃~。番組自体は8時から)。僕の月曜のお気に入り番組「吉田類の酒場放浪記」(BS-TBS。9時~)は観られなかった。NHK「プロフェッショナル 飛騨高山・孤高の職人 パンとの果てなき格闘」(10:00~)。今回は割りと
TVを見ている。ここの病院、プリペイドカード1枚1000円で「15時間20分程度」見られる。今回この病院に入院以来この日でほぼ1枚使い切っている。1日平均2~3時間観ていることになるのかなあ。そんなに長時間観ているとはちと意外。なおチャンネル数は地上は5、BSは9の計14か。
前記事以降の
読書。以下の本を完読(刊行日・定価は略す)。
三田誠広『男が泣ける昭和の歌とメロディー』(平凡社) 鎌田實『増補決定版 がんに負けない、あきらめないコツ』(朝日文庫) 江夏豊『エースの資格』(PHP選書) 犬丸一郎『帝国ホテルの流儀』(集英社新書) 「オール読物 2012年3月号」(ただし葉室麟関係とあと数編)(文藝春秋) 掛尾良夫『『ぴあ』の時代』(キネマ旬総研エンタメ叢書)
「オール読物」p279。岩出雅之監督(帝京大ラグビー部)の「7割の法則」。「練習で何かしらの目標を設定する場合、全部員の7割の人間ができるところに設けた」「組織を構成するメンバーというのは、『3-4-3』に分けることができる・・・放っておいても自ら取り組む3割、やる気はあっても、ときに努力しなくなる4割、なかなかやろうとしない3割。/7割の法則を当てはめると・・・」。今年1月に知った谷崎重幸監督(東福岡高校ラグビー部)の名言を思い出した、「やる気の原点は目標にあり、楽しみの原点はプロセスにあり、喜びの原点は結果にある」。『『ぴあ』の時代』p238。田辺茂一が1982年に矢内廣に送った色紙に曰く、「心情備礼征空(心情礼を備えて空を往く)」。