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映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(監督・蔵方政俊)

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仕事一筋の鉄道運転士・滝島徹(三浦友和)、59歳。彼を支えてきた妻・佐和子(余貴美子)、55歳。
徹の定年退職を1か月後に控えたある日、結婚を機に止めていた看護師の仕事を再開すると佐和子が宣言する。
ずっと専業主婦だった妻の突然の申し出を理解できない徹。ふたりは口論となり、佐和子は家を飛び出してしまう――。
(リーフレットより)

12月3日の全国ロードショーを前に11月19日から富山で先行上映されている映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(監督・蔵方政俊)を今日11月27日(日)に観てきた。上映館は家から車で10分弱のシアター大都会。9時前に着いたらもう既に入場待ちの列30人くらい。シニアが多い感じ。ご夫婦なんでしょうね、カップルも数組。9:20からの初回、ほぼ満席。
もう半世紀近く前になるが、高校が富山地方鉄道・上滝(かみだき)線の南富山駅から徒歩5分くらいのところにあったので、高校3年間富山地方鉄道(「地鉄」)を利用してた。
20年ほど前、当時教えていた成都出身の中国人留学生が日本語スピーチコンテストに出場するので指導した。エピソードの一つに、中国語は「地鉄=地下鉄」で彼が富山に来て「へぇ~富山って地下鉄、ずいぶん走ってるんだ」と誤解した経験を入れた。他に「蛇の目寿司」が「蛇の目」の寿司だと思ったエピソードも^^。彼、優勝しました。
この映画、滝島は富山地方鉄道の運転士です。映画は「全編、富山県内でロケ撮影」ということで、南富山駅・岩峅寺(いわくらじ)駅(木村大作監督『剱岳 点の記では「富山駅」で登場)・宇奈月(うなづき)駅・月岡駅などの駅や立山連峰・呉羽山(くれはやま)公園・松川磯部堤などが登場する。この映画、駅はもとよりさまざまな車両(ポートラム、セントラムも)が登場し鉄橋や花畑や草原を走るシーンもあるので、鉄ちゃん・鉄子にもたまらない映画でしょうね。
主なスタッフ
製作総指揮・阿部秀和 監督・蔵方政俊 脚本・小林弘利、ブラジリィー・アン・山田 音楽・Nick Wood 撮影・柳田裕男 主題歌・松任谷由実『夜明けの雪』
主な出演者
三浦友和 余貴美子 小池栄子(娘) 塚本高史(娘婿) 中尾明慶(新人運転士) 吉行和子(末期がん患者。日赤富山の緩和ケア看護師になる佐和子が担当) 仁科亜季子(徹の高校の同級生) 清水ミチコ(佐和子の友だち) 立川志の輔(出前のオヤジ) 米倉斉加年(徹の先輩) 西村雅彦(富山赤十字病院緩和ケアの医師)
(立川志の輔・西村雅彦は富山県出身です)
アップした写真、右下に名刺。僕、映画『RAILWAYS』を応援する会の会員になりました。地元紙の北日本新聞社の企画。2500円払うと「特製名刺100枚」「映画鑑賞券1枚」「マスコミ用パンフレット(非売品)」の3点がもらえます。同じ北日本新聞社の企画「越中守(えっちゅうのかみ)」もそうですが、名刺を配って映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』をPRする(越中守は富山の宣伝)のがミッションです。

映画の後、映画館と道路を挟んで向かいになる「ちゃんこ蔵前」で昼食。稀勢の里の大関昇進を願って「えびすこ ちゃんこ鍋定食(関脇)」1200円。ちゃんこと御飯・漬物・小鉢。今の僕にはヴォリュームありすぎでしたが、なんとか7割くらいは食べられた。食事は個室で壁には栃東の版画絵。

皆さまの地方では12月3日公開になる映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』、ぜひご覧ください。そして我々富山県人にとっては「当たり前」のすばらしい富山の情景もご堪能ください。
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by tiaokumura | 2011-11-27 14:36 | 富山 | Comments(2)

抗癌剤、6クール目へ

立川談志師匠、亡くなられましたね。75歳。自分、落語、詳しくないんですが、僕なりの落語歴から云うと、小さん・志ん生・圓生・上方四天王が僕の少年時代の名人・上手で、志ん朝・圓楽・談志・枝雀がその次の世代で自分の青壮年期にあたる。これ、正しい落語史からいけばもちろん正しくないのでしょうが、自分なりの受容・理解はそんなところ。そして、ここに挙げた噺家、みんなみんな鬼籍に入った。
談志師を悼む声、朝日新聞11月24日付から抄出。
桂米朝
・・・わがままな性格から物議を醸したこともありましたが、実は「むちゃ」を演じていたような気がします。・・・私の方が早いと思てたのに、彼が先に逝くとは。惜しい噺家を亡くしました。
柳家小三治
天才っていうのは、彼のためにある言葉だと思っていた。・・・勝手とワガママを通した生きざまは、余人にはまねできないところ。・・・
桂歌丸
・・・落語に関しては厳しい人で一つのお手本。また落語界から一つ星が消えてしまいました。
山藤章二
・・・談志さんは「落語馬鹿になるな」「落語の中で自分を語れ」と言っていた。まさに落語界の革命児。・・・
立川志の輔
・・・晩年は肉体と精神のバランスがうまくいかなくて苦しんでいた。落語のことばかりを話していた。その情熱とダンディズムを少しでも引き継ぐことができたら。
小沢昭一
・・・実はいい人、優しいヒトだったんですよ。それが自分でもいやで、闘ってたんだと思います。落語という世界での戦死という気がします。まさに天才、風雲児でした。
喉頭癌で死去した談志ですが、1997年に早期の食道癌がみつかったときの言葉―「がんはそんなばかなやつじゃないと思うんだけどな。俺が死ねば自分たち(がん細胞)も死んじゃうんだから」(北日本新聞11月24日付より)。喉頭癌だった談志師は声帯摘出手術を希望しなかった。癌の部位は師とは異なる自分だが、談志師の生き方から教えられるところがあるような気がする。
今夜9時半、NHK-Eで「立川談志さんをしのんで」放送。『居残り左平次』だそうです。
ここに謹んで立川談志師匠のご冥福を祈りたい

今日11月25日(金)、予約済みの病院へ。8時半頃受付。採血(血管が細くて看護師が難儀。申し訳ない。でも自分、まさか血管が細いなんて半年前まで知らなんだ)・検尿。外科で血圧(84-59。あいかわらず低い。脈拍は74)・体重(ジャケットを脱いでの測定。51.5kg、微増)。
10時過ぎ、Tドク。血液検査では白血球数(基準値3.5~9.0。以下同じ)は4.2で基準値に収まっているが、赤血球数(4.20~5.60)は2.80、Hb濃度(13.5~17.5)は8.8でやや心配な値。腫瘍マーカーについてはさしたる問題点はない。本日から抗癌剤TS1の6クール目開始。2週服用、2週休薬。シズプラチンは負担が多いので今回はスキップ。次回通院は12月15日(木)。当日はCT(コンピューター断層撮影)検査を実施し、その結果を踏まえて今後の治療内容を決定。

病院で会計。薬局に行って薬。抗癌剤TS1は「薬剤料点数」が4550点で4,5500円。僕は保険3割負担なので1,3650円。薬は他に消化関係の「ウビロン錠」「タフマックE配合顆粒」「重質酸化マグネシウム」が168点、前立腺肥大関係の「フリバスOD錠」「ベシケアOD錠」が616点。薬局は保険適用前が5,6580円で、支払いがその3割の1,6970円でした。

毎日の食事、あいかわらず困っています。明日・明後日の昼食は外食予定。どこか「食べられるお店」、見つかるといいのだけど。手術後の外食でヒットしたのは、これまでのところ和民とサイゼリヤくらいです。
家での食事はあれこれ試してます。最近の大ヒットは「とろろ」。「麦とろ」とか「とろろそば」、前から好物でしたが、今回は家でのとろろ。長芋の皮を剥き摩り下ろす。砂糖小さじ1/2、醤油小さじ1/2、酢小さじ1/2を入れてかきまぜる。温かい新米コシヒカリ(お茶碗半分くらい。これ以上の量はきつい)にかけて食する。美味なり。他にはブリかま塩焼き、タラチリ、砂肝・ナンコツ・鶏皮などもヒット中^^。

富山、最高気温が一ケタの日もときどき。体調のせいか、今年は寒さがひとしお厳しく感じられる。
皆さまの土地はいかがでしょうか。ご自愛を
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by tiaokumura | 2011-11-25 20:33 | 癌日記 | Comments(0)

「こたつ・みかん・読書」な夜

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今年の日本シリーズ、見応えがありましたねぇ。とりわけ第4戦6回裏・中日ノーアウト満塁でのホークス左腕森福允彦のリリーフ。江夏の21球を思い出させるような投球術だった。僕、森福ってほとんど知らなかった。小柄な彼が絶体絶命のピンチにリリーフし、小池・平田・谷繁と右打者3人を討ち取った。ここが今シリーズの分岐点だったでしょうね。ホークスが2勝2敗に持ち込み、名古屋での決着がなくなった。1・2戦と馬原で負けてる秋山監督としては、「これでホームに帰れる、日本シリーズ制覇が見えてきた」ではなかったでしょうか。
今シリーズのいい点は両リーグの1位チームの対決だったこと。僕は当ブログ2007年10月10日付記事「クライマックスシリーズはいただけない」で書きましたが、今のCS嫌いです。去年「下剋上ロッテ」とかで盛り上がったみたいですが、あんなの変。今シリーズは監督の采配も見ものだった。「名選手、必ずしも名監督ならず」と言いますが、秋山も落合も名選手であり名監督でしょうね。
僕、日本シリーズは全試合TVで見ましたが、ふだんはTVは(あいかわらず)あまり見ない。ただ昨日から3夜連続のBSプレミアム『辛亥革命100年』は観てます。昨日は宮崎滔天、梅屋庄吉、山田良政・純三郎兄弟ら「革命を支えた日本人」。革命途中で命を落とした良政への孫文の想いにはじーんときました。昨年だったか新資料発見で話題になった宇都宮太郎のことは知ってましたが、秋山真之が孫文を支援していたことは初めて知りました。そのことで真之はヨーロッパに左遷されたようなんですね。
TVはあとBS-TBSの『吉田類の酒場放浪記』、けっこう観てます。1本の番組で4店紹介。ほとんどが(全部?)再放送みたいです。

アメリカ人のライフスタイルに「カウチ・ポテト」。日本人の自分、部屋にはカウチもないし、ポテトチップスも好きじゃない。さしずめ自分は「こたつ・みかん」でしょうね(激爆)。そしてカウチポテトでホームシアターやTVを見ているであろうアメリカ人に対して、自分はこたつに潜り込み時々みかんを食べながらの読書。最近は「こたつ+みかん+読書」な夜を過ごしています。最近読んでいるのがアップした写真。以下の本たちです。*は奥村の一言コメント。機会があったらもうすこし詳しく紹介できるかも。
木内昇(きうち・のぼり1967-)
茗荷谷の猫
2011年9月10日 第1刷
文藝春秋(文春文庫)
629円+税
*歌謡曲にはご当地ソングの名曲が数々ありますが、小説でタイトルに地名が入った名作ってどうだろう。川端康成『伊豆の踊子』、臼井吉見『安曇野』、三浦綾子『塩狩峠』など、そんなにないような気がする。本書、「茗荷谷」ってことで読みたいと思った。僕は木内が直木賞作家ってことも知らなかった(恥)。僕が40年以上前に通った大学が地下鉄丸の内線「茗荷谷」下車だった。本書に収録されている9編の地名、他に「本郷菊坂」「浅草」「池袋」「千駄ヶ谷」など。時代は幕末から昭和。
古川綾子(ふるかわ・あやこ1973-)
上方芸人自分史秘録
2011年8月1日 第1刷
日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫)
933円+税
*著者は大阪府立上方演芸資料館学芸員。「本書で紹介する芸人さんは24名。明治から平成まで活躍の時期はさまざまだが、上方喜劇と上方演芸を代表する一流の方々」(「はじめに」p5)。24人は、横山エンタツ、ミヤコ蝶々、初代桂小春団治、横山やすし、2代目渋谷天外、花菱アチャコ、浪花千栄子、5代目桂文枝(来年、三枝が六代目襲名とか)、藤山寛美ら。この本、実は買おうかどうしようかちょっと迷ったんですが、広澤瓢右衛門(ひろさわ・ひょうえもん)が入っているので買うことにしました。
小高賢(こだか・けん1944-)
老いの歌-新しく生きる時間へ
2011年8月19日 第1刷
岩波書店(岩波新書)
700円+税
*いつだったか「詩<短歌<俳句の順に創作者人口が増え、それは10倍ずつになる」っての読んだことがある。なるほど、って説ですよね。3つの短詩型では俳句人口が一番多いのでしょうね。本書は「短歌」。人類の歴史上初めての高齢社会を迎えた日本。今その日本で「みずからの老いを眺め、考え、悩み、短歌で表現している。自分の驚きや不安、疑問、怒りなどが、五七五七七によって表白されている。素朴な感情から精緻な表現まで、・・・『老いの歌』はいまとても元気がいい。」(「序 老いの発見」p7)。
玉川重機(たまがわ・しげき)
草子ブックガイド1
2011年10月18日 第2刷(2011年9月23日第1刷)
講談社(モーニングKC)
695円+税
*「草子」は「そうし」じゃなく「そうこ」。このコミック、西荻中学生の内海草子がヒロインで、主な舞台は青永遠屋(おとわや)という古書店。「青春は、一冊の本からはじまった。」「読書の歓びを繊細華麗に描き出す幻の漫画家12年ぶりの新作。」(帯より)。「ブックガイド」の名のとおりで、その1冊目が平田禿木訳『ロビンソン漂流記』ってぇんですから、実に濃いと云うかディープなコミックです^^。
大石直紀(おおいし・なおき1958-)
RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ
2011年10月11日 初版第1刷
小学館(小学館文庫)
476円+税
*もう2年半前になりますが木村大作監督『剱岳 点の記』は名作だった。富山を舞台にした映画、最近増えてますが、『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』もその1作。全国公開にさきがけて先週土曜から富山で先行上映中です。僕はまだ見てませんが近日中に見る予定。本書、その映画のノベライズです。昔角川に「読んでから見るか、見てから読むか」ってキャッチコピーありましたが、映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』、僕はノベライズのほうを先に読んじゃいました。
JTB時刻表 2011年12月
 映画RAILWAYS公開記念 まるごと富山大特集

2011年12月1日発行
JTBパブリッシング
1095円+税
*この雑誌、サブタイトルにあるように、富山大特集。富山を全国にPRですもんね、すばらしい。富山県民も富山県出身者も郷土愛にあふれてて、こういう本が出るとつい買っちゃうでしょうね。高かったけど僕、買っちゃいました(照)。内容は、「食の宝庫富山でキトキトを食す」「富山ならではのご当地グルメ」「「四季折々の自然美を満喫!」「低床車の仕組みを探る」(高岡市の万葉線は2004年に富山で初めて低床車導入。その後、ポートラムもセントラムも低床車で)「富山ライトレール」(ちょっとややこしいですが、車両がポートラム、路線・会社がライトレールのようです)「RAILWAYS ロケ地を巡る」など。
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by tiaokumura | 2011-11-22 20:13 | | Comments(0)

5か月ぶりに日本語授業

勤務先の富山国際学院の学院長として年度末の楽しみでもあり悩みでもあるのが、次年度のクラス編成と担当教師決め。
クラス数をいくつにするか(学院内部授業以外に外部授業も入ってくる)は学院経営の面から自ずと決まってくる。経営感覚が貧しい自分(恥)、お金の点では全くアバウトっちゅうかアホです。スタッフにしっかり者がいてくれるんで学院はなんとか動いているんでしょうね。
クラスを構成する学生、新入生についてはあまり悩まないのですが、新2年生の属するクラスについてはさまざまな配慮が必要。特に本人が「このクラスはいやだ」という反応が予想される場合、事前に本人に根回しも必要になる。そうやって周到に準備しておいたつもりでも意外な学生から所属クラスへの不満が出てくるものですから難しいもんです。
クラス担当教師については、うちの場合は学院での教師歴が長い方が多いので、僕は自分なりにそれぞれの教師の授業力・適性がつかめているつもり。ただまぁ独断専行できるだけの自信はまだないので、事前に担当希望を聞いたりNo.2の高木けい子さんに相談したりはします。そして当然自分も一教師として授業を担当する。「学院長だから授業はなし」なんてことになったら、自分、学院やめるでしょうね(激爆)。日本語授業担当してこその日本語教師ですもんね。理想は「生涯現役」です。役者が「舞台で死ねたら本望」とか云いますが、日本語教師も「教室で死ねたら最高」かも。もっともそんなんは学生にとって迷惑至極以外のなにものでもないのだけど(激爆)。新年度の担当授業、自分じゃ毎年なるべく「しんどそうなところ」を担当するつもりでいます。でもそのあたり、スタッフの評価はどうなんだろう。「奥村さん、いつもラクしとる」と思われとるかも^^。で、「しんどそうなところ」ってぇのは、学習意欲が低い学生、漢字圏出身者と非漢字圏出身者が混在、学生間のレベル差が大きい、前のクラスでクラスメートや教師とトラブル歴あり(完全に解消されていない)、留学のモチベーションが低い学生、教師の指導が機能しにくい、学習以外の面で困難を抱えている学生etc.といったあたりでしょうか。
2011年度の僕は、C組週2コマと外部依頼のプライベートレッスン(PL)週2コマ担当。4月、おかげさまでC組もPLも順調にスタートしたのですが、5月になって末期癌発見。6月20日入院・27日手術となり、C組もPLも担当不可能に。C組は6月17日(金)、PLは6月15日(水)が「最後の授業」になってしまいました。学生には末期癌のことは話しておいた。黙ってるのも嘘つくのも変ですもんね。末期癌の日本人に接するのは、彼ら・彼女らにとっていい経験になるんじゃないでしょうか。

あれは4月頃になるかなあ、オランダのJさんから富山国際学院で日本語を勉強したいというメールが入った。すっかりそういう時代になったんでしょうね、うちのようなミニ日本語学校にも海外から日本語学習について年間何百というメールが届く。中には、留学ではなくお金稼ぎが目的だったり高いコミッションを要求したり、アブないのもあるので^^気をつけなければなりませんが、そうでない場合は努めて返事するようにしてます。ただメールは、日本語だといいのですが英語が圧倒的に多いので(英語以外では中国語・ロシア語・韓国語など)、返信には苦労します。自分、英語、英検3級レベルですもんね(恥)。NHKラジオ講座「入門ビジネス英語」の後期が英文メールなんでちょっとずつ勉強してます。
自分、入院などがあったんで、Jさんとは主に高木けい子さんにメールのやりとりをお願いしました。そのJさん、11月14日(月)午後1時前、富山国際学院ご来校。ちょうど僕もいあわせたので、学院での日本語学習について話し合い。週3回のプライベートレッスン(PL)で主に僕が担当することになった。自分が担当すること、抗癌剤のこともあって迷ったんですが、クラス授業じゃない点でなんとか対処できるかなぁと思った。
何を勉強するかもJさんと相談。教科書
目黒真実『中上級学習者のための 日本語読解ワークブック』(アルク)
安藤栄里子・今川和『耳から覚える 日本語能力試験 文法トレーニングN2』(アルク)
二通信子・佐藤不二子『留学生のための 論理的な文章の書き方(改訂版)』(スリーエーネットワーク)
にしました。
EU出身学生を教えるのは数年前のカールさん(オランダ)以来久しぶり。
JさんのPL、これで2回終了しましたが、毎回楽しい授業です。授業には自分なりにテーマを持って臨んでいるのですが、今回のJさんのPLでは「教えない」「理解過程に参画する」ってのを目標にしてます。

約5か月ぶりの日本語授業。ブランクが心配・体力に不安ってのは当然ありますが、まあ社会復帰^^の第一歩がなんとか踏み出せたってことでもあり、ちょっと嬉しい。
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by tiaokumura | 2011-11-20 15:57 | 職業としての日本語教師 | Comments(4)

新入生歓迎会@岩瀬スポーツ公園

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(11月18日夜・記)
富山国際学院で「留学ビザ」で学ぶ学生は毎年4月と10月の2期の入学があり、4月生は2年・10月生は1年半学院で勉強して、その後大学・大学院・専門学校に進学する。卒業生、たまに就職、まれに結婚^^・帰国もいますが。学院生には、留学生に対して「聴講生」と呼んでいますが「留学ビザ」以外の学生もいます。その人たちのビザは永住だったり家族滞在だったり短期語学留学だったり就労だったりさまざま。日本全国には今450くらい日本語学校がありますが、その多くが4月・10月入学システムを採用してます(他には4月のみや4・7・10・1月の4期)。学生数で云うと、定員60名の富山国際学院はたぶん日本で一番小さい日本語学校でしょうね。
2011年度10月生、10月28日に入学式&ガイダンスを行い(こちらに学院長式辞あり)、今日11月18日に新入生歓迎会。昨年度は10月15日に入学式&ガイダンスで10月29日に新入生歓迎会でしたから、今年は2・3週遅れている勘定になる。このこと、僕が記憶力がいいから覚えているのじゃなく、ブログのおかげなんですね、これまでのいろんなことわかるのは。ブログって便利で、昨年のことはこちらでチェックできました。今年が去年より遅れたのは、名古屋入管で留学申請が認定されたネパール人新入生が、現地のネパール大使館でのビザ取得が遅れたため。今期のネパール、「ダサイン」という大きなお祭りとぶつかったんですね。ネパールのカレンダーは西暦ではなくビクラム暦。したがってダサインは、西暦では毎年移動します。

さて今年の新入生歓迎会は3年連続でスポーツ大会。過去の新入生歓迎会、BBQやったこともあります。僕、数年前から「いつかスポーツ大会やりたい」って思ってた。で、3年前は廃校になった小学校の体育館を借りることができ、昨年・今年は岩瀬スポーツ公園内の「健康スポーツドーム」(アップした写真がそれです)が借りられた。ビンボー日本語学校、「できるだけ安くあげる」ってぇのも大切なミッションなんですね(恥)。
スポーツ大会、アイディアウーマンの柳川さん、元気印・学生人気No.1の粕谷さんの2人が中心になって実施。病気持ちの僕はやっぱしんどくて、今回は会場申し込み・表彰式くらいしかできなかった。ほとんどの時間、ベンチに座ってた(恥)。うちは幸いスタッフが充実していて、非常勤講師、参加の義務なんてないのですが、ほとんどが参加してくださった。参加されなかった方々もそれぞれに事情あり。リーダーシップのない組織トップ^^としては専任・非常勤あわせて強力なスタッフ、まことにありがたいことです。
新入生自己紹介・教師自己紹介・先輩(中国・ネパール・台湾などから代表1人ずつ)歓迎あいさつのあと、いろんなゲーム。それからメインになるドッジボール。昨年はルールがよくわからないまま終った感じでしたが(日本人と違ってドッジボールって分りにくいみたい。昨年の様子は当ブログこちらで),今年は昨年経験した1年生が2年生になっているのでルールはわかったみたく、最初から熱戦続き。
10時過ぎから始め12時過ぎに終了。今回、僕は受付があるので自宅からスポーツ公園に直行でしたが(車で8分くらい)、学院生・先生はスポーツ公園の往復にはポートラムを利用。このポートラム利用ってのもぜひ学院生に体験してほしかった。こういう交通インフラ、富山が誇れることの一つです。国内はもとより国外からも注目されてる。

帰宅して着替えてから学院に出勤。1時から45分×2のプライベートレッスン。
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by tiaokumura | 2011-11-18 09:40 | 日本語教育 | Comments(0)

宮田妙子さんのブログ:「ダイバーシティとやま」な日々

宮田妙子さん富山国際学院での同僚。ってか、彼女、学院では僕の先輩。でもまぁ、うちはフラットな組織なんで、あれこれアドバイスしていただいたりセクハラにならん程度の冗談言ったりってな関係です。彼女、狭い世界に生きる僕と違って活動の幅が広い。最近では「ダイバーシティ」。先日、当ブログでもその活動紹介しました(こちら)。
昨日11月15日、富山国際学院で宮田さんから彼女のブログ「『ダイバーシティとやま』な日々」のことを聞いた。そして、そこに僕の記事を載せたいってご提案。なんか照れくさかったんですがOKし、記事のために宮田先輩からインタビュー受けました。今朝、「『ダイバーシティとやま』な日々」にアクセスしたら、もう!僕の記事「今日の人5.奥村隆信さん」、載ってた(写真付きで^^)。こちらです。自分のこと、こうして記事になって読むってのは、なんか不思議&照れくさいもんです。
宮田妙子さま、ブログ記事にしていただいて、ありがとうございます!

宮田妙子さんのブログ「『ダイバーシティとやま』な日々」、僕のことはともかくとして、皆様ぜひアクセスを。右にもリンクしたのですが、どうもうまくリンクできてないみたい。なぜだろう。
同ブログから、宮田妙子さんの「プロフィール」を以下引用させていただきます。
私は1991年から日本語教師をしています。
今まで教えたのは中国、韓国、アメリカ、フランス、ドイツ、オーストラリア、アイルランド、スロバキア、ロシア、フィリピン、ブラジル、スリランカ、インド、ネパール、モンゴル、タイ、カンボジア、ミャンマー、トルコ、カメルーン、オランダ、イギリス…の学生たち。
たくさんの国の人々と接して「みんな違ってみんないい」を実感!
でも、外国人学生に対する偏見もあり、学生たちの葛藤を目の当たりにする日々でもありました。
せっかく留学先を日本に選んでくれた学生たちが日本嫌いになってほしくない。
いかに日本ファンを増やしていくかが、人口減少時代に突入した日本にとって必要なことだと思っています。

また2008年からは多文化子どもサポートセンターで外国につながる子どもたち(主に日系ブラジル人)のサポートにも携わっています。
富山県にはサポートが必要なサードカルチャーキッズ(二か国以上の文化を持ち、その間で揺れ動く子どもたちのことをサードカルチャーキッズといいます)が大勢います。
その子たちが孤立しないように、 日本で夢を持てるようにしていきたいと思っています。

また、発達障害児の支援もしていきたいと思っています。
私の次男には発達障害があります。通常教室にいて週に2,3回ことばの教室に通っています。
発達障害というのは多動性症候群ADHDや学習障害LD,アスペルガー症候群などの総称ですが、今通常クラスにいる子どもの6.3%が発達障害児といわれています。
通常教室に通う発達障害の子どもたちは、小学生のうちはまだ少しは支援を受けていますが、中学になるとなかなか支援を受けられなくなりますし、高校生になると、まったく受けていないといってもいいと思います。
そういう子どもたちはどこかが飛び出していることがとても多いのです。すべての子どもを平均化する教育ではなく、その飛び出したところを伸ばす教育をすれば、その子たちは大きな可能性を秘めた子どもたちなのです。
実際、世の中を変えてきた坂本竜馬やアインシュタイン、エジソン、ノーベル賞をもらった多くの人が発達障害だったと言われています。
いえ、発達障害という言葉は嫌いなので発達凸凹と書くことにします。凸凹の凸を伸ばしていける日本になったらいいなと思っています

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by tiaokumura | 2011-11-16 08:58 | このブログのこと | Comments(2)

千草会@実りのかしら

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(11月15日午前・記)
11月14日(月)は中学ミニ同期会「千草会」。アップした写真、前列左からナカニシ・ダッシュ・ハナサキ、後列左からタカちゃん・タニグチ・ヤンマー。この面子、50年前!、み~んな富山県内某中学の3年生でした。1946・47年(昭和21・22年)生まれ、僕が1946年10月生まれなんでこん中じゃ最年長になります。今回ハッキリしたのですが、ワシ以外はまだ「前期高齢者」になっとらんのですね、意外です。
ダッシュっての、当時の僕のあだ名でした。小学生の頃、学校でなぜか三段跳びが流行った。グランドとか廊下でやってたんでしょうね。当時ブラジル人でダ・シルバって三段跳びのチャンプがいて、そこから僕のあだ名「ダッシュ(「ダッシ」とも)」が誕生。スポーツ少年だったんですね、自分(照)。
千草会」の名称はタカちゃんが中学時代にタニグチが黒板に書いた「庭の千草」に感銘を受けたとかってエピソードから。井上靖『しろばんば』の世界を彷彿とさせる話ですね。
この集まり、当ブログがきっかけです。中学時代の親友ヤンマーとは40年以上音信不通だった。僕が東京から富山にUターンしたのは1978年頃。以来ヤンマーに会いたいと思ってたが、彼は僕にとっては「行方不明者」なんで実現せず。で、4年前になるかこのブログに京大生のレイプ事件の記事を書いたのですが、その記事になんと!ヤンマーがコメントを寄せたんですね。彼、何か検索しててここヒットしたみたい。で、3年前、ヤンマー・ハナサキと3人でごんべい舎で飲み会。その後、3人だけじゃもったいないってんでタニグチ・タカちゃん・ナカニシに呼びかけて「千草会」に。昨日で5回目になるのかなあ、ミニ同期会。前回は5月14日、僕に末期癌の予感はあったけどまだ確定してなかった。ただほとんど飲食しない僕だったんで、みんな僕の体調を気遣ってくれてた。
ここんとこナカニシが幹事で、毎回すてきなお店を選んでくれる。今回は富山中央警察署向かいにある「実りのかしら」。おもしろい店名ですね。ネットで調べるとオーナーシェフが「頭川(ずかわ)実」って方だからみたい。自分、末期癌患者なんで^^やっぱ食事が不安だった(酒のほうはもう5か月以上飲んでない)。でナカニシに「一人前は無理だから」って事前に連絡。昨夜は他の5人はコース料理でしたが、僕はナカニシやタニグチの料理からちょっとずつお裾分けでいただく。何品か食べられた。雰囲気がよかったこと・抗癌剤休薬期間に入ってたってこと・美味だったことなどが勝因でしょうね、心配は杞憂だった。雑炊だけはちょっとなんとか症候群になりそうになっって気をつけた。
友情」、なんでしょうね、この仲間との飲み会・語らい、楽しい。お互い利害関係になく馬鹿を言える間柄。ふと考えてみると、僕以外の男4人は旧帝大卒(京都大・東北大・大阪大)で、ヤンマーは6年かかったらしいけどみんな僕と違ってちゃんと大学を卒業して就職してそれぞれの業界で活躍(高校教員・医者・銀行マン・證券マン)、生涯獲得賃金・年金・貯金も何億円と僕の何十倍でしょうね(仕事現役はハナサキと僕)。タニグチ(僕らのマドンナ、ってとこでしょうね)も女として妻として母として(今は「おばあちゃん」も^^)充実した人生を送ってきているみたいだし。それに引き換え自分は寄り道人生・落ちこぼれ人生。でもまあそんなことはどうでもいいことでしょうね。この夜も、あれこれ話題豊富。

8時半頃終了。僕は癌患者割引(激爆)ってことで5人の半額で済ませてもらった。タニグチとハナサキ(いつもと違って元気がなかったんで心配)は帰宅組で残り4人はナカニシの行きつけのスナックで2次会。半年ぶりにカラオケしました(照)。僕は3曲。
みだれ髪(作詞・星野哲郎、作曲・船村徹、歌・美空ひばり、1987年。髪のみだれに手をやれば 紅い蹴出しが風に舞う)
夢一夜(作詞・阿木燿子、作曲・歌・南こうせつ、1978年。素肌に片袖通しただけで 色とりどりに脱ぎ散らかした) 確か、小林麻美が出てた資生堂のTVCMのバックに流れてた曲。
カスバの女(作詞・大高ひさを、作曲・久我山明、歌は1955年のオリジナルはエト邦枝で、1967年にリヴァイバルで緑川アコ・藤圭子・沢たまきらがカヴァー競作。涙じゃないのよ浮気な雨に ちょっぴりこの頬濡らしただけさ)
みだれ髪』、カラオケ初体験。YouTubeで船村徹ヴァージョンがあっていつかカラオケで歌いたいと思ってた。「春は二重に巻いた帯 三重に巻いても余る秋」-実になんと云うか、すっごい。船村徹ヴァージョン、いつぞやの記事にアップしましたが今回再掲。ご堪能下さい。

次回の「千草会」は2012年5月14日(月)余命人生(照)の自分、まあその時はまだ大丈夫だとは思うけど、まあその時になってみないとわかんない。1年半だった中江兆民のような例も多数あるわけだから、「余命」ってのもハッキリせんもんです。同じ状態の癌患者の統計で生き残った年月の中央値、だったかな、余命って。「5年生存率」ってのもありますね。

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by tiaokumura | 2011-11-14 21:20 | このブログのこと | Comments(2)

イノトさん、外国人カラオケ大会に出場

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(11月14日午前・記)
昨日午前9時からNHK・Eテレ「日曜美術館」を観る。「法然と親鸞 ゆかりの名宝」(東京国立博物館)、五木寛之がゲスト。同番組の「アートシーン」は見ずに、家を車で出る。午前10時過ぎ、富山駅前CiCビル裏の駐車場に車を入れ、エレベーターでCiCビル5Fの多目的ホールに。11月13日(土)・14日(日)は「国際交流フェスティバル2011」の日。僕はいつもはぷちボラ参加してるんですが、今年は末期癌患者なもんで^^ボランティアはお休み。10時半からの「外国人カラオケ大会」にイノトさんが出場するのでその応援(?)。
皆さんは、EPAで来日されたインドネシア人・フィリピン人の看護師候補者・介護士候補者のことをご存知でしょうか。今TPPが話題ですが(国論2分ばかり強調されてますが、ここは野田にリーダーシップを発揮してほしいところ。中長期の日本のあり方、問われている。僕はTPP賛成です)、EPAはEconomic Partnership Agreement(経済連携協定)。インドネシアとは2008年7月、フィリピンとは同年12月発効。FTA(Free Trade Agreement自由貿易協定。最近では韓国・アメリカ合衆国で結ばれ話題に)と異なるのはEPAが人の交流も含むところ。で、日本政府(2008年当時、首相が誰だったか、ワシ、もう覚えとらん^^)が考えたのは、看護介護分野での人手不足をインドネシア人・フィリピン人で解消しようということ。狙いはわからないでもないが、「日本語教育」の視点が欠如してたんでしょうね、看護師候補者・介護士候補者が乗り越えなければならない国家試験の壁は大きい。看護師試験合格者は今のところごく少数(看護師候補者1期生はこれで3回受験)、介護士のほうは来年が1期生初受験になります。
イノトさんはEPA1期生・看護師候補者。ご縁があって富山国際学院が勤務先での日本語研修に参加させていただいているのですが、僕も3回くらいピンチヒッターで授業を代講。イノトさんの歌のうまさは、かつて担当のKさんのアパートでのパーティで立証済み。ギターもうまい。今回のカラオケ大会でイノトさんが選んだ曲は森山直太朗『さくら』。この曲、僕も学院の卒業式の後のパーティで3回くらい歌ってます。名曲、ですよね。アップした写真、熱唱中のイノトさんです。ステージ向こう側に並んでいる方々が出場者でイノトさんを含む11人。イノトさんはちょうど真ん中の6番目の出場。僕の百倍くらい上手だったんですが、残念、3位までの入賞に入れなかった。イノトさんはビザ延長措置でもう1回看護師試験にチャレンジ。この後追い込み勉強で大変でしょうが、最良の結果が出せるようがんばってほしい。カラオケ大会出場がいい気分転換になったことでしょうね。

カラオケ大会が終って、学院同僚の林宏美さん(今イノトさんたちの担当者)、イノトさんたちインドネシア人5人で昼食に。CiC裏手にインドネシア料理の店があるそうで行ってみたが、日曜は夕方からってことでダメだった。確か「サワディカフェ」ってお店。いつか行ってみよう。
CiCに取って返し、4Fに。このフロア、こないだの東京でのラーメン大会で3年連続日本一に輝いた富山ブラックの「麺家いろは」が入っています。サイゼリヤで昼食。6月27日の手術後、末弘軒・どえりゃあ亭・なかじま食堂・和民・ひまわり・ろに次いで7回目の外食。僕の食べられるものがあるかどうか不安だったのですが、ムール貝・チキン・ピザ・スパゲティなどが食べられた。これ、吉報でしょうね、サイゼリヤで食事可能は。ここ、値段も安いし。

フェスティバルのブース何箇所か訪問。「日本語教師会ゆうゆう」(学院スタッフにはここ出身者が半数くらいいる)でコナコーヒー、クイズ体験など。あちこちで知人とも何人か会った。僕の末期癌のこと、ご存知の方がほとんどで労わりの言葉多数。感謝。ウエイノの谷中秀治さん・仁美さんご夫婦とも遭遇^^。ウエイノ、今回は2時半からのステージみたい。あいかわらずパワフルなお二人からも励ましのお言葉をかけていただき感謝。学院生とは現役は1人も会えなかった。誰も来てなかったのかなあ。台湾のB君、ちょっと教えただけですが、今高校3年生で制服姿の彼と会えた。この日、英検準1級2次面接受験だったとか。こうして「教え子」の成長した姿に会うと「教師冥利」に尽きますねぇ。
会場で銭輝老師から豚足をいただいた。銭老師は、かれこれ10年以上前になるでしょうか、僕の最初の中国人ネイティブ教師。僕のこないだの3回目の入院時、小米粥(「小米」、日本語で粟でしょうか)と朝鮮人参蜂蜜漬けを差し入れていただいた。銭老師にはいつも僕の病状をご心配いただき、今回は豚足のプレゼント。皆さんは豚足、いかがでしょうか。僕が初めて食べたのは学院の中国人学生からだから、20年近く前になるだろうか。「気持ち悪い」って日本人もいるかもしれませんが^^、僕、好きです。今回癌になって味覚も変わってどうか心配だったんですが、豚足、塩味もコラーゲン(ゼラチン?)もあいかわらず美味だった。よかった。パンに載っけてのトーストもいい。

夜、日本シリーズ。中日、強いですねぇ。巨人、内紛。もう誰か言ってるかもしれないが、「巨人・大王・オリンパス」ですね(激爆。お若い方は「?」でしょうが「巨人・大鵬・玉子焼き」のパロ)。社会部記者上がりの清武、世論に訴えてってことでしょうが、なんかカッコ悪い。ナベツネに分あり、でしょうね。
最近夜なかなか眠れず、午前1時半頃やっと入眠。
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by tiaokumura | 2011-11-13 11:01 | 富山 | Comments(0)

井上純一『中国嫁日記』(エンターブレイン)

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井上純一(いのうえ・じゅんいち1970-)
中国嫁日記
2011年9月27日第3刷(2011年8月24日初版)
エンターブレイン
950円+税

僕は職業柄、本書タイトルにある「中国嫁」にも年間15人くらいだろうか接する。ここで「中国嫁」は日本人男性と結婚(初婚・再婚)した中国人女性のこと。年齢では20代から上は40代くらいでしょうか。出身地はさまざまですが、どちらかと云うと東北3省(遼寧省・吉林省・黒竜江省)が多いかなあ。勤務先の富山国際学院で受ける代表的な相談事は、①日本語を勉強したい、②縁者(弟妹甥姪など)を日本に留学させたい、③連れ子のこと、になるでしょうか。一緒に日本人のご主人もお見えになることが多いが、こちらは40代が中心で中には僕と同じか年上世代も。60代70代日本人男性と20代30代中国人女性のカップルが見えたときなど、「奥村さん、羨ましいでしょ」とかスタッフに冷やかされることもあります(激爆)。
厚生労働省のデータによると、2010年の国際結婚(30207組)の夫―妻の組み合わせのランキングTOP10は、①日本―中国・台湾(10162組。以下同じ)、②日本―フィリピン(5212)、③日本―韓国・北朝鮮(3664)、④韓国・北朝鮮―日本(1982)、⑤アメリカ合衆国―日本(1329)、⑥日本―タイ(1096)、⑦中国・台湾―日本(910)、⑧イギリスー日本(316)、⑨ブラジルー日本(270)、⑩日本―ブラジル(247)のようです。僕が富山で接した中では、日本―ロシア、日本―ルーマニア、日本ーベトナム、オーストラリアー日本、パキスタンー日本、カメルーンー日本、ネパールー日本などもあるかなあ。

本書、「40才オタク夫×20代中国人嫁の4コマ漫画みたいな日常。」(帯より)。このブログは1日100人前後のご訪問者なんですが、本書のもとになったブログ(ブログは中国大陸では「博客」、台湾では「部落格」。ちなみにツイッターは「微博」、オタクは「宅男」)は「1日4万hitオーバー! 日本&中国で話題の人気Blog」(帯より)だそうですから、すっごいもんです。
井上純一(ユエ)とのお見合いについては、本書に描き下ろし長編「中年男と中国娘」が掲載(pp81-134)。月は遼寧省瀋陽(年配の日本人には「奉天」と云えばおわかりかも)で美容部員、月収3000元(現在のレートで4万2000日本円くらい)、仲村トオルと沢尻エリカのファン。月の四番目の姉が広東省広州(僕はトランジットで1回だけ行ったことがある。「食は広州に在り」でご存知の方もあるかも)で入院中に、二人のお見合いが実現する。井上の同居人「K水」によれば、井上の「ドオタクな件は・・・それこそが井上サンが中国人と結婚できる理由」(p87)。「中国の女性が夫に一番求めるのは誠実さ」で「嘘をつかない浮気をしない誠実さこそが最重要」(p88)。とは云え、月に会った井上は「こんなに若くてカワイイ女の子が・・・俺を好きになる!? どー考えてもないわ~」「この見合い絶対に失敗するな」と思う(p99)。 だが仲介の中さん(日本人。妻は中国人)の勧めで翌日デイトに。デイトの行く先は「超デカい最高級ホテル」の花園飯店(p118)。そして二人は・・・。

本書の類書に僕も読みましたが小栗左多里『ダーリンは外国人』。あのシリーズ、ずいぶん売れたみたいですね。映画化もされたかも。本書も発売1か月でもう3刷ですからベストセラーランキングに入ってることでしょうね。オタクと「80后」女性との組み合わせは確かに「濃い」感じで興味がそそられるのでしょうね。

アップした写真、本の下になっているのは朝日新聞2011年11月9日付6面の全面広告です。
ブログ「中国嫁日記」こちらです。
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by tiaokumura | 2011-11-12 13:32 | | Comments(0)

東北エイド

8か月になる。被災者・被災地の多くはいまだ「日常」に至っていない。厳しい冬はもう間近。復旧・復興・再生・新生・・・名前はどうであれ、ごく当たり前の生活が1日も早く彼の地に訪れますように。疎開された方々にも新しい土地での安心の生活を。
被曝の問題は大きい。今そしてこれから、汚染範囲は同心円状ではなくお天気次第なのでしょうね。何年・何十年・何百年と恐怖と不安に慄かなければならない。今ほど政府・政治家の力量が問われる事態はないのに、政治の劣化は覆うべくもない。まさか「棄民」を意図してるわけではないのだろうけど。
エラソーなことを言ってる自分、何もできることはないという無力感だけ。以下、せめて情報展開だけでもさせていただきたい。
出所は「NGOアジア子どもの夢」のブログです。正確かつ最新の情報は同ブログ(こちら)でご確認を。

A.現在決まっているスケジュールです。
●11月12日(土)〜13日(日)富山駅前CiC 3F 国際交流フェスティバル
 Tシャツ販売 13:00~17:00
●11月19日(土)〜20日(日) 富山商業高校 TOMI SHOP
 Tシャツ販売 9:00~
●11月20日(日)石坂倉庫 倉庫整理 10:00~ スタッフ全員(参加できる人は全て)
●11月25日(土)〜26日(日)東北エイドバス・第16便
 いつものスケジュールにて
●12月24日(土)〜25日(日)東北エイドバス・第17便
 いつものスケジュールにて(※雪がひどいようであれば中止)
●1月14日(土)〜15日(日)…東北ブックエイド1 富山市民プラザ
 古本・雑誌など、定価の1割で販売(ただし古書は別に値段設定します)
●3月11日(日)…愛のバトン2 とやま健康生きがいセンター
 「手渡しできる愛があります」第2弾。東北支援文化祭
●5月20日(日)…東北エイド2 富山県民会館
 東北大震災復興支援チャリティーフェスティバル 第2弾

B.今現在募集しているもの
・日用消耗品
 トイレットペーパー
 ティッシュ
 洗剤
 調味料(味噌、醤油、油、塩、砂糖…)
・鍋(少し大きめの鍋)
・食器類(ラーメン丼など)
・衣類(下記以外は受け付けておりません)
 毛糸の帽子(防寒的なのがいいのかな)
 手袋

C.石巻関係のサイトとブログ
●がんばろう石巻!まちなか情報局 http://ishinomakimatinaka.blog.fc2.com/
石巻市の中心商店街の復興に関する最新情報。
●石巻百景 http://shinyousha.com/ishinomaki-photo/
変わりゆく石巻市の様子を写真と文章で
●石巻市の被害状況のサイト http://shinyousha.com/shinsai/
石巻市の災害による各地区の被害状況が写真付きで掲載
●被害状況専門サイト http://ranasite.net/
●東北応援プロジェクト「明日もがんばろう!」
(ホット横丁、ホットイニング) http://ishinomaki.hotyokocho.com/
●にゃんこ・ザ・プロジェクト(支援オーナー制度)http://nyanpro.com/
猫島で知られる田代島の復興を目的とした、漁師のかき養殖のための支援基金。
8/29に満額(15000口)が開始から3ヶ月で集まり、一旦終了。
↑3ヶ月で目標額の1億5千万円を集めた。スゴイ!
●牡鹿半島応援団 http://resetosika.jimdo.com/
漁業施設に壊滅的な被害をうけた牡鹿半島の漁村を対象にした
漁業再生ための支援活動
●石巻わかめ 一口オーナー制度 http://uminokiwami.com/
石巻市の三陸わかめの生産者支援制度
●三陸石巻復興わかめサポーター制度 http://www.sifc.co.jp/index.html
石巻市十三浜地区で取れる「三陸十三浜わかめ」を復活させる支援制度
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by tiaokumura | 2011-11-11 20:18 | 東北地方太平洋沖地震 | Comments(0)