カテゴリ:日本語教育( 433 )

こんな授業・あんな授業(37)富山で生活する外国人のための富山弁講座

何年か前に「富山弁」の教材を作ったが散逸して見つからない(泣)。この春休みに富山弁教材を作るべく、勤務先の富山国際学院で教師陣に呼びかけた。今のところ僕も含めて3人が参加希望。予想したより少ない参加希望者ですが、まあそれはしょうがない。春休みに教材作成模索してみます。それまでに収集や使用実態把握も。外国人(日本語非母語話者)、富山でどう富山弁に対処してるんでしょうね。僕らの想定外もあるかも。一口に富山弁って言っても東西で差とかあるし。
教材、以下のような構成が今のところの案です。

富山で生活する外国人のための富山弁講座
これであなたも富山人!?
While you are living in Toyama, you’ll meet strange にほんご, 富山弁 everywhere. If you would like to comfortably stay in Toyama, you’d better to understand such にほんご.
作成:富山国際学院
目次
Lesson0 富山弁あれこれ
Lesson1 ケチャップじゃありません^^「け」「ちゃ」
Lesson2 人称詞(自称詞 他称詞)は富山弁の基本。でも年代差があります。
Lesson3 あいさつ言葉(気の毒な まめなんけ 寒なったね~ など)にも富山弁
Lesson4 音の変化(脱落 変化 挿入 など)
Lesson5 「が」はきっついちゃ
Lesson6 親族関係(あんま、おっじゃ あんね おおば 他)にも富山弁。三世代同居は今は昔かも。
Lesson7 敬語に命令形???
Lesson8 依頼・勧誘・断り表現 勘違いするとセクハラ被害も?
Lesson9 終助詞「わ・よ・ね・ま」には性差はない?
Lesson10 あなたの出会った富山弁を解説
参考 富山出身有名人

教材例
Lesson0 富山弁あれこれ こんながを耳にしたことちゃ、あるけ?
1 A:よろしくお願いします。  B:あんたらっちゃ、どっから来たがけ?
2 A:このレポート、見ていただけませんか。  B:今、忙しいが。明日、見っちゃ。
3 A:もうちょっと待ってください。  B:早う、しられま。
4 A:ご兄弟は?  B:3人なが。あんねとおっじゃとわし。
5 A:今晩はわしがだいてやっちゃ。  B:部長、私、人妻です。。。
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by tiaokumura | 2017-02-26 14:57 | 日本語教育 | Comments(4)

久々に母校^^の富山大学に

f0030155_1240529.jpg最近当ブログにアクセスされた方には、にわかに信じがたいことかもしれませんが^^、ワシ、59歳の時に、富山大学という大学の編入試験を受け、みごと^^合格、2年間、富山大学に通いました。還暦の時は、自分の息子みたいな年齢の先生の授業を受けていました(激爆)。で、今から9年前になるでしょうか、富山大学人文学部言語学コースを無事に卒業できた。今にして思うと、よう卒業できたと思う。その後、胃癌Ⅳ期が発現したのだから、あの時に編入できたのは人生のワンチャンスだったでしょうね。いずれにしても、ちょっと照れくさいですが^^富山大学が母校と言えます。

富山大学には卒業後、富山国際学院関係の仕事で行くことがあります。今回はそれではなくて、英語教育の国際シンポジウムに参加するために富山大学に。シンポジウム、9割以上が英語ってことで迷ったのですが(自分、This is a pen-levelの英語力^^)、午後の時間2つに出てみました。日本語教育関係で見知った方々も数人、お会いできた。

富山大に早めに行って昼食と考えたのですが、行ってみて昼食場所を見つけるのに苦労。富山大の先の小学校の近くのイタリアンで昼食できた。人気があるレストランなんでしょうね、ランチタイム、けっこう混んでた。

The Future of Foreign Language Education

World: Exploring Motivation and Autonomy

13:20-14:35

Ema Ushioda

Teacheres as motivators? Understandingmotivation and autonomy in the language classroom

14:40-15:40

Lorna Carson

Motivational goal-setting : How to use themany resources contained within the Common European Framework of Reference forLanguages

日本語教育でも「学習者中心」が言われるようになって、Autonomy(自律学習)もキーワードの1つです。ICTも相まって、ここにどのように取り組めるか、重要でしょうね。

上述に関連して、日本語教師の立ち位置も模索中。コーデネイターだったりファシリテーターだったりメンターだったり(カタカナばっかって、なんか変^^)。学習者の到達目標(何ができるようになりたいか/何ができるようになるべきか)によって、教師の立ち位置も違ってくるんでしょうな。

このシンポ、日本語で質問してもいいとのことでしたが、聞いてると全部英語での質疑応答だったんで(日本人が一つ、あとは欧米系だったみたい)、僕はビビって^何も質問できませんでした、後になって思うと質問しとけばよかった、と後悔。CEFRも日本語教育には大いに関係ある。ナショナル・スタンダード、ワールドワイド・スタンダード、なんでしょうね。


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by tiaokumura | 2017-02-19 12:40 | 日本語教育 | Comments(0)

朝日新聞「いま子どもたちは 13の国 机並べて」


2015年12月10日~27日に朝日新聞に連載された「いま子どもたちは Minamiで生きる」は当ブログで紹介済み。今回の「いま子どもたちは」は、愛知県知立市立知立東小学校に通う子どもたち。
知立東小は日本人より外国人の方が多いという珍しい小学校で、13か国の子どもが一緒に学ぶ。
275人の児童のうち、外国にルーツを持つ子どもも含めて日本人は119人。ほかはすべて外国人だ。外国籍で最も多いのはブラジルで119人、次いでフィリピンの15人。
(第1回)
富山国際学院も多い年は10か国・地域以上の学生がいますが、この小学校、まさにインターナショナル。
言葉や文化が違ったって、認め合うことでどんどん仲良くなっていく。そんな子どもたちの姿を、全8回で紹介します。(第1回)
記事は、2017年2月9日~19日、計8回の連載。以下、回と見出し。
1 けんかの言葉 まず覚えた
2 豚肉・納豆・牛乳・・・食の違い知る
3 サッカーからかわれたけど
4 日本語 ドラゴンボールで覚えた
5 あだなは「バナナリンゴちゃん」
6 友達になったら「普通」になれる
7 違いすぎるから、気にならない
8 離れても ぎゅっと結ばれている
記事中に出てくる子どもたちの発言を見ていると、すばらしい環境で日本語を学んでいるなあ、と思う。いわば「ロールモデル」がいっぱい。でも、ここでうまくいかない例もたくさんあるだろうし、今は幸せでもこの後のことを思うと、つらい感想も。日本語は「生活日本語」と「学習日本語」の乖離がでかい。受験とか大変だろうなあ。いろんなサポートがあればいいのですが・・・。富山国際学院、「特定非営利活動法人」を名乗っているので、もっと何かしたいのですが・・・。
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by tiaokumura | 2017-02-19 10:14 | 日本語教育 | Comments(0)

こんな授業・あんな授業(36)2017年・年賀状コンテスト(続)

f0030155_14422829.jpg(1月29日午後・記)
富山国際学院では各クラスとも年賀状指導の授業、やってる。メールなどの影響で「年賀状」って、どんどん減ってるんでしょうねぇ。でも「書く」「読む」技能の関連で、この年賀状、日本語教育からなくしたくない。文化ですもんね。で、今回初めての試みの「年賀状コンテスト」、まずまず好評だったかなあ。先日、投票が終り結果発表、表彰を済ませた。今回、入賞者に偏りがなくて良かった。今学院内は6クラスあるんですが、ABDF各クラスから入選。出身も、ベトナムとか中国に偏らんだらいいのにと思ってたので、中国3・ベトナム1・ネパール1・フィリピン1とばらけたので良かった。年賀状、文章よりヴィジュアル系が強かったかなあ。要再考。投票、無効もありましたが、何ら学院長操作せず集計しました。
各クラスにて表彰。1・2年、松竹梅。金銀銅より「松竹梅」のほうが断然いいですよねぇ。

表彰状(ひょうしょうじょう

)

あなたは2017年 (ねん)賀状(がじょう)コンテストにおいて

  年生の()・  に(えら)ばれました。

ここにその栄誉(えいよ)表彰(ひょうしょう)し、(あわ)せてお(とし)(だま)(ぞう)(てい)します。

これからも日本語の勉強に(はげ)んでください。

20171吉日(きちじつ)

             富山国際学院

(がく

)院長(いんちょう) 奥村隆信


って表彰状で、僕のポケマネでお年玉(激爆)もあげました。
この「年賀状コンテスト」、これからも続くといいのですが。

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by tiaokumura | 2017-01-21 14:42 | 日本語教育 | Comments(0)

こんな授業・あんな授業(35)FACEBOOK

皆さんは、フェースブック(フェイスブック、FaceBook、FB、Facebook、FACEBOOKなどの表記あり。どれが一番な表記なんじゃろう、「フェイスブック」でしょうか)、やってらっしゃいますか。僕は今春FBデビュー^^。富山国際学院2016年度担当のC組で、担任の徳橋さんと相談してクラスのFBを始めた。メンバー以外は参加できない形態(「クローズド」とか)。C組学生と担当教師だけが参加できる。徳橋さんがルールも設定。でも残念ながら思ったほどの効果(日本語学習上の)が出てない。
2016年度下半期はF組(10月スタート)も週2回担当することに。で、ここでも担任の高崎さんと相談しFBを開設することにした。ここもメンバーだけのFB。高崎さん、FB設置にあたってルールを考え、学生に参加呼びかけ。FB環境がない1人を除き、全員参加しています。今のところ、ここは活発にアクセスされています。日本語教育にはいろんな教材・教具・環境がありますが、こういうFB、イマドキでいいやり方でしょうね。IT教育にもなる。参加学生は初級教科書『大地①』を終わっています。出身国・地域は、中国・ネパール・フィリピン・台湾。
以下、2日間にわたって投稿した記事をご紹介。一部、名前など変更してあります。

皆さんは俳句(はいく)を知っていますか。五七五(ごしちご)の、世界で一番短い詩(し)です。冬の俳句を六句、紹介します。
いくたびも 雪の深さを たずねけり  正岡子規
いくたびも ゆきのふかさを たずねけり  まさおか・しき
作者の子規はとてもひどい病気でいつも布団(ふとん)で寝ています。世話(せわ)をしている妹にたずねました、「雪はどのくらいになりましたか」。母にも同じことをたずねました「雪はどのくらいになりましたか」。何度も何度もたずねます。外の世界がほとんど見られない子規。子規は35歳の誕生日の2日後に亡(な)くなりました。有名な俳句がいくつもあります。「柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺(かきくえば かねがなるなり ほうりゅうじ)」が一番有名です。
うまさうな 雪がふうわり ふわりかな  小林一茶
うまそうな ゆきがふううわり ふわりかな  こばやし・いっさ
小林一茶は江戸時代(えどじだい)の俳人(はいじん)です。この間、このFBでAさん・Bさんが富山の雪をアップしていましたね。雪はおいしかったですか。この俳句、「ふうわり ふわり」という表現(ひょうげん)も、とてもすてきです。「うまそうだ」は『大地②』37課で勉強します。一茶の雪の句には「いざ行かむ 雪見に 転ぶところまで(いざゆかん ゆきみに ころぶところまで)」「雪とけて 村いつぱいの 子供かな(ゆきとけて むらいっぱいの こどもかな)」もあります。
をさな子や 文庫に仕舞ふ はつ氷  小林一茶
おさなごや ぶんこにしまう はつごおり  こばやし・いっさ
これも一茶の句です。皆さんは子供の時、大切なものをどこに入れましたか。本棚(ほんだな)に隠(かく)していた人や地面(じめん)に埋(う)めていた人もいるでしょうね。この句の「おさな子」は「幼(おさない)い子供=幼児(ようじ)」です。この冬初めての氷(こおり)-この子はとても大切なものなのです。ですから、文庫(ぶんこ)にしまいました。氷なのですぐに溶(と)けたことでしょうね。大人(おとな)になると忘れてしまう純粋(じゅんすい)な心(こころ)がこの句から伝(つた)わります。
百八の 鐘鳴り止みぬ そとは雪  三橋鷹女
ひゃくやつの かねなりやみぬ そとはゆき  みつはし・たかじょ
日本では新しい年が始まる直前(ちょくぜん)から、除夜(じょや)の鐘(かね)が鳴(な)ります。ゴ~ン、ゴ~~ン。皆さんの中で大晦日(おおみそか=12月31日)の日本が初めての人、今年初めて聞くでしょうね。108、鳴ります。どうして108でしょうか? 四苦八苦(しくはっく)=4×9+8×9=108だからかもしれませんね。この句、今、鐘が鳴り終わりました。鷹女はふと気がついたのでしょうね、外では雪が降っている、と。新しい年がいい年になりますようにと、彼女は思いました。
初雪や 水仙の葉の たはむまで  松尾芭蕉
はつゆきや すいせんのはの たわむまで  まつお・ばしょう
松尾芭蕉は日本人なら誰(だれ)もが知っている俳人(はいじん)。日本人は彼の句をいくつも暗唱(あんしょう)できます。初雪(はつゆき)が降りました。芭蕉はこの時、水仙(すいせん)を見ます。水仙の生命力(せいめいりょく)でしょうか、雪で水仙はたわんでいますが、でも、しっかり生きています。水仙は芭蕉の理想(りそう)の生き方(いきかた)を表(あらわ)しています。芭蕉の最後の句は「旅に病んで 夢は枯れ野を かけめぐる(たびにやんで ゆめはかれのを かけめぐる)」です。
咳の子の なぞなぞあそび きりもなや  中村汀女
せきのこの なぞなぞあそび きりもなや  なかむら・ていじょ
子どもが風邪(かぜ)を引きました。外で遊べない子はお母さんと「なぞなぞ遊び」をしています。「9回さようならを言う乗り物、な~に?」「こわいけどとてもおいしい食べ物、な~に?」「長いのと短いのといつも追いかけっこしてるの、な~に?」「冷蔵庫の中の大きな動物、な~に?」。お母さんはそうじや晩ご飯の用意もあるので、そろそろ止(や)めたいです。でも子どもはいつまでも止めません。お母さんといっしょが嬉(うれ)しいのでしょうね。皆さんの国にも「なぞなぞ遊び」がありますか。
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by tiaokumura | 2016-12-31 10:32 | 日本語教育 | Comments(0)

こんな授業・あんな授業(34)2017年・年賀状コンテスト


行き当たりバッタリ、その場しのぎが多い男^^ですが、年賀状授業でアイディアが浮かんだ。浮かぶと後先考えず実行してしまう「行き当たりバッタリ男」。さっそく担任の先生方に以下のようにアナウンスしました。

初めてになりますが・・・
来年1月に「2017年・年賀状コンテスト」を開きます。
好評であれば、年中行事の一つにします。
以下のような流れです。

年内

  1. 年賀状配布

各学生(内部生のみ。外部生は今回対象外)に年賀状(富山版)1枚ずつプレゼントします。1212()以降、各クラス担任に学生人数分お渡しします。

表 学院の住所など印刷済み

裏 自由記述。ただし、クラス・名前は必須。()C組 グェン・チ・ミン
2.年賀状指導
各クラスで授業内に年賀状を書かせてください。年賀状の趣旨、年賀状に書いたほうがいいこと・書かないことなど、指導してください。ただ、あんまり「指導し過ぎない」ように^^。
3投函
学生が1225日までにポスト(郵便局、一部コンビニ)に投函する。

年明け

  1. パネル掲示

    学院に届いた学生からの年賀状を、「1年生部門」「2年生部門」に分けて、2階に掲示します。

  2. 投票

    各担任から学生に投票用紙配布。学生は、投票用紙にエントリー番号・自分のクラス・名前を書いて(名前を書かせるのはイタズラを防ぐためです)投票箱に投票。1年生部門に1票、2年生部門に1票。ただし、自分には投票しないこと。

    なお教師も各部門1票ずつです。ただし、自分の担当クラスの学生には投票しないこと。

  116()午後5時、投票締め切り

3.結果発表
 123()、結果発表。「1年生部門」松・竹・梅(各1名)、「2年生部門」松・竹・梅(各1名)。

4. 表彰

学院長より、表彰状・お年玉

学院長が決済できるお金なんてないビンボー日本語学校(激爆)。自分、ポケットマネーから松竹梅、出そうと思ってます。学生、お金にシビアなんでしょうね、きっと。わかってくれるだろうか、2000円、1000円、500円のお年玉。

こういう企画、日本語学校にはいい企画だと思いますが。ご感想など勤務先あてにお送りいただくと幸甚です。

2016年12月23日、投稿
記事のナンバリング、おかしくなってますが、ご容赦を。フォントも2種、混じってる。
忘れていなければ(汗)、この記事のその後、投稿します。乞うご期待?!


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by tiaokumura | 2016-12-23 12:46 | 日本語教育 | Comments(0)

『ルポ ニッポン絶望工場』『やさしい日本語』

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出井康博(いでい・やすひろ)

ルポ ニッポン絶望工場

新聞・TVが報じない「現代の奴隷労働」

彼らの「静かな復讐」が始まっている!

2016年7月20日第1刷

講談社+アルファ新書(講談社)

840円+税

(奥村)

本書に出てくる日本語学校・語学留学生、技能実習生、日系ブラジル人、EPA、大学留学生などはどれも僕が日本語教育経験がある。僕がこれまで携わった中で出て来ないのは「県費研修生」「連れ子」「アジア人財」あたりくらいか。
文中にN大学、S校など。いつなんどきT学院として富山国際学院がやり玉にあげられないかと一瞬ドキッとした。そんなことは絶対にないのだが。本書を読んでいると日本語教師の自分は犯罪者の片棒を担いでいるのではないかと怖くなる。

日本はひどい国・自分勝手な国なんでしょうね。自分に都合のいいことしかやらない。自国に魅力があると妄信し、これからも向こうから進んで日本にやって来てくれると根拠のない確信を抱いている。中国のプレゼンスがますます増し、中国語学習者が増え、「遅進国」がどんどん発展し、カナダやシンガポールなどに人材をとられ・・・。「そして誰も来なくなった」は悪夢じゃない。

出井は本書でではありませんが「松岡正剛の千夜千冊」に取り上げられています。こちら


庵功雄(いおり・いさお)

やさしい日本語-多文化共生社会へ

易しさと優しさをもつ日本語で これからの日本社会に必要な共通言語をつくる

2016年8月19日第1刷

岩波新書(岩波書店)

840円+税

(奥村)

ユニバーサルデザインって日本語教育でも必要なことでしょうね。日本語スタンダードと同じように「やさしい日本語」は避けて通れない。

こないだ別件で神田神保町・そうがく社の鈴木さんと電話で話していて、談たまたま「やさしい日本語」にも移りました。本書の庵(HPはこちら)は「やさしい日本語」の第一人者。本書では、移民、外国にルーツを持つ子どもたち、ろう児、日本語母語話者などにおける「やさしい日本語」が詳述される。第5章「障害をもつ人と<やさしい日本語>」は、今ちょっと関わろうとしていることとちょうど重なるので、興味深く読んだ。「ろう児の日本語習得に、これまでの日本語教育の蓄積が生かせる可能性が高い」(pp146147)そうです。「日本語教育・・・に携わっている人たちに、例えば、ろう児に対する日本語教育の分野への参入を広く呼びかけたい」(p165)。

本書では言語学の「有標」「無標」、タックスペイヤーもキーワードです。


明日から日光・東京旅行。今回の2書、旅のお供に持参予定です。


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by tiaokumura | 2016-09-10 10:08 | 日本語教育 | Comments(0)

松田真希子先生

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(9月10日午前・記)

9月4日早朝、越中八尾を離れる。富山駅で同行の富山国際学院同僚の粕谷謙治さんと別れる。帰宅。仮眠しようとしたら、富山警察中央署からTEL。何事かと思ったのですが、幸いbad news^^ではなかった。でも仮眠、できず。

粕谷さんと再び富山駅バスターミナルで合流。金沢行きのバスに乗る。金沢駅から松任へ。松任駅から少し歩く。城址公園のようなところを突き抜け、この日のお目当ての会場へ。

アップした写真松田真希子先生と。写真・ブログ記事、先生のご了解を得ています。写真の本は

松田真希子『ベトナム語母語話者のための日本語教育』(春風社)

です。先生には本にサインもしていただきました(照)。

9月4日()、この日

松田真希子先生「ベトナム人学習者のための日本語音声教育」

というのが、あった。

「講師紹介」「現在のベトナムを取り巻く状況」「グループで自己紹介、問題の共有」「音声の勉強」「ベトナム人の音声の勉強」「音声教育の教え方の勉強」「ふりかえり」

という研修会でした(配布されたパワーポイント用レジュメより引用)。

自分、「音声」って苦手な分野でしょうね(っても得意な分野もないけれど^^)。昔、日本語教育能力検定試験の対策で自習した。富山大学生の時に安藤智子先生の授業も取ってた。でも今、日本語授業で音声ってちゃんとやっていないでしょうね。何やってるかなあ。最初の50音図による単音に始まって拍感覚とかイントネーションとか。シャドーイングも時にはやってる。アフレコもやってみたいですが。今回の松田先生の研修でアイディアあれこれ学べました。
松田
先生とは今回が初対面。11月に、自分たちで設定した勉強会@金沢に、講師として来ていただけます。レクチャーの後、ベトナム人学習者向けの教材作りのワークショップができたらいいなあと思っています。
松田真希子先生、ありがとうございました。11月もよろしくお願いいたします。


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by tiaokumura | 2016-09-04 16:22 | 日本語教育 | Comments(2)

原和子さん「ゲームを使った活動」

f0030155_1505914.jpg日本語ボランティア登録者研修会」ってぇのが年2回あって、8月27日(土)、その今年度1回目に参加。「日本語教師会ゆうゆう」の企画です。
勤務先の富山国際学院に車を置いて10時過ぎ、富山駅前マリエで買い物。そのあと、会場のCiCビル3Fへ。受付近くに原和子先生(ゆうゆう代表)がいらっしゃって、立ち話少し。
今回の研修テーマは「ゲームを使った活動」。語学教育でゲームって必須でしょうね。で、こういう分野もきっと英語教育が一番進んでいるのでしょうね。
研修会、まず「ゲ-ムのねらい」「ゲームの注意点」「ゲームの効用」と原先生のレクチャー。そのあと、4つの島(僕は「赤」)対抗の形で各種ゲーム体験。「前半/後半」「漢字カード」「秘密のチョイス」。
休憩のあと、後半は「ビンゴ」「数字かるた」「逆カルタ」「どれ/どっちゲーム」「カード並べ」「神経衰弱」など。さらに「活動ゲーム」として、「私は誰でしょう」「数字あてクイズ」「即応ゲーム」など体験。「同じ?違う?」「間違い探し」「予想ゲーム/相性ゲーム」「アンケート調査」の紹介など。
赤・黄・青・緑の4グループ対抗だったんですが、赤はドンペでした^^。赤は5人メンバー、僕が敗因じゃったかも^^。

久しぶりに5Fの春々堂で中華粥を食べてたら原先生と梅田さんもお食事に。少し話した。

2016年度下半期、僕はF組2コマ担当予定。このクラス、入門・初級レベルなんで、ゲーム活動もけっこう必要かも。

今週は久しぶりによく働きました(照)。月~木は午後に外部授業1:30~4:05。木・金はC組担当。夏休み明けが8月22日で、学生のことが心配だったんですが、ひどいことはなかった夏休みだったみたい。まだ確信はできないが。今週、嬉しいことに外部授業の依頼が2件もあった。1件は新規。どちらも引き受けることにしました。こうやって仕事ができるって、学院トップとして&日本語教師として、嬉しい&ありがたいことです。

8月、早く終わりそう。年齢のせいでしょうか、月日の経つのが早く感じる。9月はきっともっと早く経ちそう。こうして人は人生を終えるのでしょうね。

明日は無声映画を見に行きます。
活弁、ピア伴奏付  無声映画上映会「オペラ座の怪人」  ハルキ(Haruki) 新垣隆(作曲、ピアノ)
この二人の組み合わせ、僕は2回目です。楽しみ。
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by tiaokumura | 2016-08-27 15:00 | 日本語教育 | Comments(0)

富山国際学院・遠足

f0030155_12582163.jpg(8月7日午後・記)
富山国際学院では夏休みに入る前に遠足をしてて、奇数年は立山で、偶数年はそれ以外にしている。8月5日(金)、今年の遠足。こういうの、いつも、アイディアウーマンの柳川友美さんがプラニング。
富山駅北口集合。先発組は大型バスで、後発組は中型バスに。僕は後発に。こういうイベント、たいがい遅れてくる学生っておって、今回も案の定、でした^^。習慣や文化の違いもあるんでしょうね、こういう現象。
滑川蒲鉾で細工かまぼこ体験。富山はこういう蒲鉾、有名です。僕ももちろんやってみた。でも絵心がないので(泣)、文字書きで2本。
次は魚津水族館。小学生のころ、ここ、遠足で来てるでしょうね。もちろんそのころからリニューアルしてるようですが。「富山湾大水槽」、初体験。大水槽の「お食事タイム」、「おさかなショー」など見る。学生、かなり喜んで見ていた。写真も盛んに撮ってた。昼食。無料休憩所で担当のC組の学生たちと。担任の徳橋さんがお料理を作って持参、僕もお相伴。持ってきてた缶ビール、学生と分かち飲む。
石田浜。水着に着かえて泳ぐ者も10人近く。万が一ってのでちょっとハラハラしながら見てた。
内山邸。越中の豪農の邸宅。担当者の説明付き。木村大作監督『春を背負って』のロケ、ここであったそうです。

アッププした写真、魚津水族館で。ミラージュランドの観覧車が映っています。
観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生 栗木京子

4時過ぎ、富山駅北口着。腰痛がひどく、ゆっくりゆっくり歩きながら富山国際学院へ。この日、金曜日で出稼ぎ日^^。

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by tiaokumura | 2016-08-05 12:58 | 日本語教育 | Comments(0)