カテゴリ:僕は学院長7年生( 7 )

富山国際学院 2015年度卒業式

f0030155_1592923.jpg(3月12日午後・記)
3月11日(金)富山国際学院・2015年度卒業式。学院は昨春校舎を移転して狭くなったので、卒業式は学院近くの環日本海交流会館をお借りして実施している。3月11日-あの日、午後3時前、東北地方太平洋沖を大きな地震が襲った。後に東日本大地震と名づけられたその地震、死者・行方不明者・震災関連死およそ2万1千人。統計の無機質な数字の前に想像力は萎えてしまうが、せめて3月11日だけでも、大震災の犠牲者、被災地で日常生活も未だ取り戻せない方々、やむを得ず故郷を離れ異郷で暮らす方々に、思いを馳せたい。
3月11日、富山国際学院卒業式の前に、参列した学院生・教員一同で1分間の黙祷を捧げた。黙祷の前に僕が呼びかけ、卒業生たちにも追悼の意が十二分にわかってもらえたようだった。

アップした写真、2015年度卒業式の特別表彰者3名の表彰状。
Aさんはネパール出身の語学留学生。ネパール人学生たちのリーダーとして在学中、ずいぶん努力してくれた。Aさんはネパール大地震の折、「母国のために、募金活動を行いたい」と僕に申し出る。富山駅前でAさんらと募金活動をした。また、「冬服を集めたい」と相談された時も、それを実行。集まったたくさんの男・女・子供服は、東北エイドの川渕映子さんのところで引き取ってもらえることになった。やがてネパールに届いてほしい。Aさんは努力賞。4月からは首都圏での生活。東京でも活発に活動してほしい。
Bさんは中国出身、オーストラリアでも留学経験がある。10月生で半年遅れなのだが、みごと昨年12月の日本語能力試験N1に高得点で合格。学院生、学院在学中にN1合格はけっこう難しい。言語の表出活動(書く・話す)がない試験で必ずしもいいとは言えない「日本語能力試験」だが、N1合格はすばらしい。さらにBさんは、3月8日合格発表の国立大学にも合格した。Bさんは成績優秀賞。4月からは桜のきれいな隣県の大学に進学します。Bさんは将来は医療従事者になろうと思っています。
今、日本全国の日本語学校にも技能実習生にも看護介護関係にも、ベトナム人が増えている。ご他聞に漏れず、富山国際学院語学留学生にもベトナム出身者は多く、外部授業でもベトナム人が増えている。ベトナム人にとって、富山の移り変わりやすい天候は大変でしょうね。雪、初めは「きれい」でしょうが、やがて「うんざり」。Cさんは、そんな富山で1年半の語学留学、学業をバイトと両立させ、欠席なし。遅刻・欠課があったので「皆勤賞」には該当しませんでしたが「精勤賞」受賞。Cさん、次は首都圏で留学生活。

1年に入学式2回、卒業式1回で「式辞」をせねばならない。いつも大いなる悩みです、スピーチ。今回は以下のような「学院長式辞」にしました(抜粋)。
前略
さて、日本人なら誰も知らない人もいないほど尊敬されている人物に、吉田松陰という人がいます。彼は1830年に生まれ、やがて、当時の政府に反対する行動をとって1859年10月27日に処刑されました。彼は彼自身の夢を実現できないまま30歳になる前に亡くなりましたが、彼の創った学校「松下村塾」の生徒たちは、やがて日本がアジア初の近代国家になるために大きな働きをしました。
今日、今、ここは、皆さまにとって一つのゴールであり、新しいスタートでもあります。皆さまの新しい門出に際して、吉田松陰のことばを送りたい。古い日本語ですが
一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う。
これを、皆さまにわかりやすい現代日本語に訳すると
一日漢字を1字覚えると、一年で365字覚えられる。一日1時間遊んでしまうと、100歳まで生きたとして3,6500時間を無駄にしてしまう。
まあ、そういった意味になります。
「努力はうそをつかない」と申します。「一日1字」、毎日毎日のプラスの積み重ねが大切です。逆に、「ちょっとくらい遊んでもいいや」と思って怠けると、「一夜1時」、そちらも積み重ねが大きいマイナスになります。
一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う。
後略
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by tiaokumura | 2016-03-11 15:09 | 僕は学院長7年生 | Comments(2)

年賀状2016@富山国際学院

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謹賀新年
新春を寿ぎ、皆様のご多幸とご発展をお祈り申し上げます。旧年中は格別のお引き立てにあずかり、誠にありがとうございました。
昨春、開校以来の学び舎を、富山駅を挟んで北から南へと移転いたしました。「狭いながらも楽しい校舎」^^で、環境・アクセスとも学院生には好評のようです。
当学院も、語学留学生・技能実習生にベトナム出身者が増加しております。ベトナムを含む非漢字圏の漢字指導が目下最大の課題です。1日5ミリでも前進できたらと思っております。
本年も、富山国際学院教員12名、なお一層の教師力・授業力アップを目指してまいります。本年もよろしくご指導・ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。
2016年元旦 特定非営利活動法人 富山国際学院
〒930-0097 富山市*************************
TEL 076(441)**** FAX 076(441)****
Email ********************************
URL http://sky.geocities.jp/toyamainteraca

カレンダーの巡り合わせで、三が日の1月3日(日)が仕事始めに。明日4日(月)、授業再開。授業再開と仕事始めが一緒でないほうがいいと思った。で、年初からの休日出勤に^^。2016-17年は今回とは逆のカレンダーの巡り合わせで、2016年12月22日(木)が年内最終授業、2017年1月10日(火)が授業再開になりそうです。仕事納めは12月28日(水)、仕事始めは1月4日(水)。
学生の冬休み期間中、今のところ、学院生の事件事故病気けがなどの報告はないのですが、明日、ちゃんとみんな登校して来ればいいのですがねぇ。富山、年末年始も雪なし。暖冬、でしょうね。こういうのも珍しい。学生たちにとってはこういうほうがいいでしょうね、きっと。富山、今日なんて最高気温16℃ですって。
アップしたのは今年の富山国際学院年賀状。上述のごとく、うち、12名のスタッフです。定員60名の日本語学校で教員が12名って、すごいことでしょうね。「組織は人なり」。スタッフに恵まれています。12名中11名が日本語教育能力検定試験合格者。こういう日本語学校、うちくらいでしょうね。定着率もいい。僕(1994年4月、非常勤に採用)の「先輩」が3名で、12名の富山国際学院(1993年4月開校)平均在職年数は14年くらいになるんじゃないかなあ。こういう日本語学校もめったにないでしょうね。働きやすい環境にあるんでしょうね、うちんとこは(自画自賛^^)。
2015年度第4四半期の僕は、月・火・水とA組担当。依頼があれば外部授業にも対応しようと思っています。3月11日(金)が卒業式です。
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by tiaokumura | 2016-01-03 14:38 | 僕は学院長7年生 | Comments(2)

学院長式辞@2015年度10月期生・入学式

2015年度10月期新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
富山国際学院12名の教師を代表してお祝いの言葉を述べさせていただきます。
On behalf of 12 teachers at 富山国際学院, I would like to express my deepest congratulations to all of you, 2015 October session students.

今回は、ベトナム社会主義共和国、ネパール連邦民主共和国、中華人民共和国、フィリピン共和国からの新入生、合せて17名の入学者になります。
We welcome 17 new students from Socialist Republic of Vietnam, Federal Democratic Republic of Nepal, People’s Republic of China, Republic of the Philippines.

富山国際学院には皆さんの国々の他に、既に大韓民国、パキスタン・イスラム共和国、タイ王国、ドイツ連邦共和国、カナダ、中華民国からの学生が勉強していますから、これで9か国・1地域出身の学生たちが日本語を学んでいることになります。富山国際学院はとても小さな日本語学校ですが、多様な人々が日本語を学んでいることが大きな特徴です。
You can meet senior students from Republic of Korea, Islamic Republic of Pakistan, The Kingdom of Thailand, Federal Republic of Germany, Canada and Chinese Taipei.富山国際学院 is one of the smallest Nihongo school in Japan. But we are proud of having diversity students from nine countries and one area including you. Through learning 日本語 here you can make a lot of friends.

今日は皆さんにとってゴールではなくスタートです。皆さんが日本語を学ぶ目的はさまざまですが、皆さんの一人ひとりが、自分の夢の実現のために、富山国際学院でたくさん日本語を学んでください。
Today is not a goal but just only a start. Your aims to learn 日本語 are different from each other. I believe you will learn 日本語 to realize your dreams. Learn 日本語 a lot here at 富山国際学院.

「継続は力なり」と申します。皆さんにおかれましては、途中であきらめることなく、富山国際学院での日本語学習に励んでください。日本語は決して難しい言語ではありません。ただ一つ、基本的な表記にひらがな・カタカナ・漢字の3種があることが、大きな壁かもしれません。
Your unremitting effort to learn 日本語 will lead you to realize your dream through 日本語. 日本語 is not so difficult language. The only hardest thing to learn 日本語 is writing system. We basically have three types of letters such as hiragana, katakana and kanji. I’m afraid that not only non-kanji-area learners but also Chinese ones feel difficulty in writing.

皆さんは富山国際学院に入学しました。どうか耳も目も口も手も大きく開いて、たくさん聞いて読んで話して書いて、皆さんの輝かしい未来に向かってがんばってください。皆さんの富山国際学院での留学生活がすばらしいものになることを願っております。
Well, you all are new members of our 富山国際学院. Please keep your ears, eyes, mouth and hands wide open. Listen to, read, speak and write 日本語 as hard as possible. Keep a tough mind to challenge for your brilliant future. 富山国際学院 welcomes all of you, and hopes you will spend the very best and delightful lives here.

皆さん、ご入学本当におめでとうございます。
Congratulations to you, again. Thank you.


2015年10月16日
富山国際学院 学院長 奥村隆信
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by tiaokumura | 2015-10-16 10:41 | 僕は学院長7年生 | Comments(2)

C組 E組 D組

戦後70年。昨日は『日本のいちばん長い日』を観た(前記事)。今朝の天声人語、『日本のいちばん長い日』を観る母と男の子の話から展開していた。女の子だったらもっと良かったでしょうね。
敗戦を終戦と偽って70年
ありがたや 戦後戦後で70年
(注)ありがたし①ありがたい②めったにない
戦争を知らない子どもたち 我もまた
戦後70年 この後 明治150年
(注)1960年代に「戦後20年か明治100年か」って論の立て方があった。
子や孫が「戦前」と語る歳月か
(注)「日本では、戦後生まれの世代が、今や、人口の八割を超えています。あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」(安倍晋三首相)
議員諸氏 戦場に赴く 夏幻
本土基地化 あるいは 沖縄独立か
殺されず 殺させられず 殺さずと
平和ボケ さはさりながら かき氷

富山国際学院生は8月15日を挟む約2週間、夏休み。今のところ、何も僕のケータイにTELもメールも異常を告げるものはない。学院生、僕のケータイ番号、登録しているはず。「何もない」っての安心してていいのかどうか、不明。僕が知らないところで何が起こっているか。中国・韓国に帰国中もいれば、東京などに出かけている学生、アルバイト中の学生などなど。夏の恋、もいるでしょうね。各クラスで出された宿題、みんなちゃんとやってるかな^^。
学院長としては学院生の名前と顔の一致(さらには彼・彼女の日本語力)を知っているって、基本的な責務でしょうね。だが残念ながら、自分、学院生の名前と顔が一致するのは15人くらいしかいない(大恥)。記憶力の衰えもあるんでしょうが、その現状を少しでも打破すべく、毎年、担当クラス以外の授業もやるようにしている。以前は45分×4とフルに担当もできていたが、今年度上半期は、自らの体力・授業力を考え、1・2限の45分×2だけにさせてもらった。上半期の僕は水曜日・A組、金曜日・B組で、担当していないのはC・D・Eの3クラス。担任にお願いして担当日を設定していただく。事前に各クラス学生に「私の好きな漢字」を宿題に課した。

7月27日(月)C組。このクラス、中国中心で、1人だけ韓国。教師・学生の自己紹介→宿題チェック→ディクテーション→『大地』39課。たぶん国内外での初級教科書、『みんなの日本語』が7割、『大地』が1割5分、その他ってシェアでしょうか。その他には『できる日本語』『標準日本語』など。僕が日本語教師になった約4半世紀前には^^『みんなの日本語』も『大地』もなく、『しん にほんごのきそ』ができた時代だった。他には『日本語初歩』『JFE』『JBP』などだったかなあ。隔絶の感。
8月3日(月)E組。上半期5クラス中、最も多国籍。ネパール・韓国・タイ・パキスタン。自己紹介→宿題チェック→『みんなの日本語』26課。このクラス、『みんなの日本語Ⅰ』が終わったばかり。授業、語彙コントロール、あれこれ。「好きな漢字」で挙がったのは「海・母・町・家・金・水・雨・車・本」だった。それぞれの選んだ理由、おもしろかった。非漢字圏出身者の漢字習得って、日本語教育の最大の課題の一つなのですが、漢字習得のヒント、こういうところにもあるかも。
8月4日(火)、残った最後のクラスD組。ここ、ベトナムだけのクラス。母語が1つだけのクラス、上半期、ここだけです。自己紹介→宿題チェック→『みんなの日本語』34課。最初、全員そろわず、その後、出入りもあり。「好きな漢字」、考えてこなかった強者^^もおって、その場で書いてもらう。学生と教師って「共犯関係」みたいなとこあって^^、なんか、こういう時って、ちょっとドキドキ。僕の日本語教師人生、ごまかしたり手を抜くことも多くなっているが、こうして修羅場に自らを置くことによって、学ぶことも多々あるでしょうね。後で聞いたら寝てた学生もおったってことで、焦った(激爆)。

3クラスやってみたが、名前と顔が一致する学生は数人増えただけだった(大汗)。でもまあ何もせんで逃げてるよりは良かったかも。
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by tiaokumura | 2015-08-16 11:22 | 僕は学院長7年生 | Comments(0)

日本語教育機関ベトナム人留学生合同オリエンテーション@名古屋国際センター

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(7月18日午前・記)
この間の伊勢熊野2泊3日旅行で往復にJR名古屋駅を通過したが、2015年7月13日(月)、こんどは出張で、午後1時前、高速バス「ミッドスクエア前」で下車した。このバスは、9:20富山駅前マリエ前発、3705円(往復割引?)、1号車08A。こういう高速バス、僕(&勤務先の富山国際学院^^)、助かっています(経費節減&時間有効利用)。バスは2人掛けで、隣に女性か若い男性が来たら困るなあと思っていたのですが、幸い、富山-名古屋、1人で過ごせて救われました。
今回のバス車中の読書は、
三遊亭圓生『浮世に言い忘れたこと』(P+D BOOKS 小学館)
『吉野弘詩集』(ハルキ文庫 角川春樹事務所)

『浮世に~』、めちゃくちゃおもしろい。2015年の僕の読書ナンバー1になるかも(これまでのところ)。「ら抜き言葉」ってそんなに昔はなかったような気がしてましたが、圓生師匠も使ってました、江戸っ子だったからでしょうか。「そのうち、フランスへ行かなきゃ、日本のいい歌舞伎は見れない、なんて時代が来るかもしれませんよ。」(p63)。
僕の場合、現代詩は谷川や鮎川や白石、田村、茨木などなので、吉野弘は、正直ほとんど知らなかった。奥村学習塾を主宰していた時に、中学国語教科書で出会った「夕焼け」がほとんど最初だったかも。当時、教材研究の都合上、何編か吉野の詩を読みました。吉野は、今や、愛読者多数でしょうね。特に「祝婚歌」。甥がこの秋に結婚するので、これ贈ろうかとも。あと、日本語教師としては吉野の「漢字遊び」詩シリーズもおもしろい&参考になる。

7月13日(月)、名古屋駅構内の「驛釜きしめん」で昼食を、と思ってたのですが、そこ、1時近いってえのにすごい行列、あきらめて構内別の店で「ざるそば」を。あまりおいしくなかった(泣)。

今回の出張は一般財団法人日本語教育振興協会(以下「日振協」)・駐日ベトナム社会主義共和国大使館の主催による
日本語教育機関ベトナム人留学生合同オリエンテーション(東海・北陸地区)@名古屋国際センター
への参加。こういうの、2013年に東京地区で初めて開催され、翌2014年には東京・名古屋で、そして今年は東京・名古屋など5か所で開催。「日本語教育機関」、ここでは「日本語学校」とほぼ同義語か。日本には日振協に所属する日本語学校は約350、東海北陸には約35。日振協に所属していない「日本語学校」も50前後はあるのかも(不詳)。

合同オリエンテーションは、
主催者挨拶:佐藤次郎(日振協・理事長)
日本語教育機関の概況について:佐藤次郎(日振協・理事長)
留学生活における注意点:ファム クアン フン(駐日ベトナム社会主義共和国大使館・一等書記官)
日本の法令について:丸山茂樹(日振協・東海北陸地区代表評議員)
日本語教育機関卒業者の体験報告:
レーコン ツァン アン(滋賀大学) ドディン ヅゥン(名古屋経営会計専門学校) ファン ホアン ベト(名古屋工業大学大学院)
といった内容(敬称略)。

ベトナム人、日本語学校には(語学留学生)、2010年に1087人だったのに2014年には13758人。ものすごい増えようですね。今や中国の16118人に迫る勢い。3位はネパール4779人、4位・韓国2081人、5位・台湾1837人です。
在日ベトナム大使館教育部担当 ファム・クアン・フン1等書記官のスピーチは、もちろんベトナム語。レジュメ日本語版の「日本:国と人」から以下、一部、引用。
日本人の特徴には
向上心を持ち、色々な工夫をしたり、勉強したりすることにより自分の経験を蓄積すること/高い集団意識を持ち、「私」より「公」を重んじること/秩序と地位を重視すること/高い美意識を持つこと/倹約と勤勉
などがあげられる
ということでした(改行、奥村)。日本人としてはこそばゆい評価もありますが、ベトナムの方には、まずこういう印象なんでしょうね。また、「和食」については「4つの特徴」として
多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重/健康的な食生活を支える栄養バランス/自然の美しさや季節の移ろいの表現/正月などの年中行事との密接な関わり
を挙げられた。

5時過ぎ、終了。名古屋駅構内Takashimayaデパ地下で、夕食おかず購入。「柿安ダイニング」で「サーモン明太ポテト」107g、別のお店で「柔らかイカと野菜のマリネ マスタード」105g。あと、コンビニで「アサヒスーパードライL」、大奮発^^。
帰りの高速バス、1号車08A。7:45、ひるが野高原SAで「郡上ラスク」「焼きドーナツ(ラムレーズン)」購入。

昨日7月17日(金)富山国際学院のベトナム人留学生1年生に、僕の名古屋出張について話しました。彼ら・彼女ら、今は初級後半レベル。僕の日本語、わかってもらえたと思うのですが。

次回の名古屋出張は12月16日(水)です。都合がついたら、豊田市美術館に寄ってみたい。
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by tiaokumura | 2015-07-13 13:30 | 僕は学院長7年生 | Comments(0)

学院長、7年目

f0030155_12494766.jpg慌ただしい日々を過ごし、まだ難問をいくつか抱えているとは云え、今は少し落ち着いて「日常」を過ごしている。
思い起こせば2015年3月24日、地元業者による下新町(しもしんまち)から芝園町(しばぞのちょう)への引っ越し。お金がないビンボー日本語学校^^としては、業者による引っ越しの前後にスタッフや学生による(ほとんど無償の)引っ越しの日々があった。ちょうど春休み中ではあったが、授業もいくつかある中での引っ越し作業-富山国際学院の歴史の中で1度か2度の「引っ越し」(今回が最初です。次回はいつになるのでしょうね。僕は関知しないのでしょうね、きっと)になるのでしょうが、めっちゃ大変だった。かく言う僕は、外部授業があることを口実に^^ほとんど引っ越し作業に携わらなかった(恥)。
そうそう、春休み前に名古屋入国管理局による視察もあった。本年2月だったか、名古屋入管に今回の校舎移転のことを話すと、書類作成せよとのご指示。名古屋入管からは、書類を精査して不備がなければ現地視察もしたいとの通達だった。富山国際学院は定員60人のミニ日本語学校ですが、語学留学生申請は名古屋入管なので、当局としてはちゃんとした日本語学校校舎(立地も)かどうか、確認せねばならないのでしょうね。名古屋-富山って遠いので、入管さん、ひょっとして口だけで視察チェックはないかもとちょっと思ったのですが、当局はやるべきことはちゃんと実行。さすが、ですね~。3月17日(火)午後2時、女男2人の係員、まず旧校舎にご来校。北陸新幹線が3月14日に開業し、名古屋-富山は不便になった。お2人は「特急しらさぎ」で名古屋→金沢(北陸新幹線開業以前はしらさぎで名古屋―富山が往復できた)。金沢で乗り換えての富山入り。係員、さすがですね、僕が電話で視察の足の便を提供しようと提案したのですが、断られました。お2人は、富山駅北口→旧校舎、富山駅南口-新校舎、全部、徒歩だったみたい。係員の校舎視察には、もちろん僕が同行。無事終了。旧校舎では各クラスにご案内。教員室に、これまでの学生の出身国・地域をピンで留めた世界地図が貼ってあったのですが、えらく感動されて写真に撮っておられました。新校舎、まだ机も椅子もない状況。名古屋入管係員、きちんとチェックされて行きました。

校舎移転から約1か月が経った。本記事にアップした写真、移転先の校舎です。「NPO法人 富山国際学院 日本語学校」の文字、読めます。窓に2万円弱で貼り付けました。これでも張り込んだんです、宣伝経費を^^。
ところで、自分、「男に生まれてよかったなあ」と思う一つが化粧。自分、な~んも化粧しとらん。最近では整髪料さえせんこともある。こないだ女子高生がスマホに1日平均8時間使っとるとかって記事読んで、ビックリした。すご過ぎですよね。彼女ら、化粧のほうはどうなんじゃろう。1時間くらいは使うとるかも。
この1か月、通勤ルート、いくつか取ってみたが、だいたい確定してきた。
着替え約5分・化粧約0分(「男に生まれてよかったなあ」っす)、8時、車で家を出る。車庫を出て左折、すぐの十字路を右折してポートラムの踏切手前に至る。ここが1回目の混み場所。遮断機が下りていると特にひどい。僕の側の車線よりもう一つの方が本線になっているので、侵入に気を使う。でも、日本人ってこういう時、いいなあと思う。傍線の様子を察知して、本線の運転手、ちゃんとスペース開けて、侵入を許可してくれるんですね。お互い様、ってやつです。某国(特に名を秘す^^)だとこんなわけにはいかんでしょうね。踏切を渡ると富岩街道に入る。富は富山、岩は岩瀬です。富岩街道に入ってすぐの左手にあるセブンーイレブンに昼食購入で立ち寄る。自分、ここで、おにぎり+味噌汁+おかず1品、500円前後の出費。ここ、「ラ・フォル・ジュルネ金沢」や「エンジン01」のチケットも買ったところ。自分、ここのお馴染みさんかも(照)。「おにぎり」は赤飯・五目・鮭など、「味噌汁」は、なめこ・あさり・豚汁・野菜7種あたり。「おかず」は、かぼちゃ・土佐煮・ポテサラ・いかなど。飽きないように組み合わせ、あれこれ変えてます(照)。コンビニを出て富岩街道に入るときも気を使う。信号が途切れた時を見計らって入ります。そこからはほぼ一直線で永楽町交差点。ここがまた混みどころでもある。ただ交差点の右折ラインは比較的すいていて、颯爽と右折できるのが快感になることもしばしば^^。ポートラムの線路をクロスして進んでから左折、ガードをくぐり中央郵便局前の混み場所に到達。ここ、信号がスリリングなところで(謎爆)、運任せかも。渡った後、市電を右に見て、やがて北陸新幹線開業で改装なった富山駅南口に出る。最初、ここからはまっすぐ走ってたのですが、ある日、めっちゃいいルート、見っけた。「富山駅西口」ってあったんですね。たぶん新幹線開業で命名されたニュースポットかもしれん(前々からあったが、「西口」表示が新しいと思う。間違ってたらご勘弁)。車、ぐにゃ~っと西口を左方向に曲がると、この時間、ほとんど車が通っていない。スイスイ走り五叉路。新校舎への通勤の最初っころ、ここが最大の難関だったのですが、西口ルートを利用するようになってからはここは信号1・2回待ちで短い時間で切り抜けられるようになった。五叉路を左折し、3分ほど走って右に入ると、借りている駐車場に到達。「F」に車を停める。ここから富山国際学院まで徒歩約6分。運動になります^^。時間帯によって小中高校生の通学に出会います。
以前は通勤時間約10分の職住接近でしたが、今は40分前後の通勤時間になりました。まだ慣れず、緊張感のある通勤タイムです。

2015年度開始。僕は学院長職7年目。学院長、ぴっかぴっかの1年生から、中学1年生になったあたりでしょうか、今年度。どこまで任務に耐えられるかわかりませんが、同僚や後の人々の働きやすい環境作りも心がけて、老骨に鞭打って(嘘爆)、一日一日を過ごしていきたい。
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by tiaokumura | 2015-04-26 12:49 | 僕は学院長7年生 | Comments(0)

学院長式辞@2015年度4月期生・入学式

2015年度4月期新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
富山国際学院12名の教師を代表してお祝いの言葉を述べさせていただきます。
On behalf of 12 teachers at 富山国際学院, I would like to express my deepest congratulations to all of you, 2015 April session students.
今回は、中華人民共和国、ベトナム社会主義共和国、ネパール連邦民主共和国、大韓民国、タイ王国、中華民国からの新入生、合せて29名の入学者になります。
Now we welcome 29 new students from People’s Republic of China, Socialist Republic Vietnam, Federal Democratic Republic of Nepal, Republic of Korea, The Kingdom of Thailand and Republic of China.

今日は皆さんにとってゴールではなくスタートです。皆さんが日本語を学ぶ目的はさまざまですが、皆さんの一人ひとりが、自分の夢の実現のために、富山国際学院でたくさん日本語を学んでください。
Today is not a goal but just a start. Your aims to learn 日本語 are different from each other. I believe you will learn 日本語 to realize your dreams. Learn 日本語 a lot here at 富山国際学院.
江戸時代の国学者に本居宣長(もとおり・のりなが)がいます。彼は『うひ山ぶみ』の中で次のように書いています。
We have one kokugaku scholar named 本居宣長 in Edo period. He wrote in his book entitled うひ山ぶみ or “The Ways for Beginners” as the following.
「才のともしきや、学ぶことの晩(おそ)きや、暇(いとま)のなきやによりて、思ひくづをれて、止(やむ)ることなかれ。とてもかくても、つとめだにすれば、出来るものと心得べし。」
(才能の乏しいことや学びを遅く始めたことや学ぶ時間がないことを口実にして学ぶことをやめてはいけない。絶え間ない努力を続ければ必ず学業は成就する。)
“Never complain that you have neither talent, early-start nor time. Your unremitting efforts lead you to the stage to complete your work.”
そうなのです。日本語を学ぶ努力を毎日続ければ、必ず日本語が上手になり、あなたの夢が実現するのです。皆さんにとって日本語はそんなに難しい言語ではありません。
Yes! Your unremitting efforts to learn 日本語 will lead you to realize your dream through 日本語. 日本語 is not so difficult language for each of you.

さて、皆さんは富山国際学院に入学しました。どうか目も耳も大きく開いて、たくさん聞いて読んで話して書いて、皆さんの輝かしい未来に向かってがんばってください。皆さんの富山国際学院での留学生活がすばらしいものになることを願っています。
Well, you all are new members of our 富山国際学院. Please keep your eyes and ears wide open. Listen to, read, speak and write 日本語 as hard as possible. Keep a tough mind to challenge for the brilliant future. 富山国際学院 welcomes all of you, and hopes you will spend the very best and delightful lives here.
皆さん、ご入学本当におめでとうございます。
Congratulations to you from five countries and one area, again. Thank you.

2015年4月17日
富山国際学院 学院長 奥村隆信
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by tiaokumura | 2015-04-17 13:44 | 僕は学院長7年生 | Comments(2)