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そうだ 英語を勉強しよう

f0030155_12262175.jpg(4月2日午後・記)
こないだJICAのネパール語講座を受講した。ショックだったのは、JICAのボランティアは70歳未満までだということ。僕、もう資格ない。海外で日本語教師ボランティアって夢、ほぼ絶たれた。
最近、富山まちなか大学ってのがあるのを知り、その留学講座を受講。そこでも自分には留学は困難かと落ち込んだ。トーフル、取れませんもんね、留学できる点数。
ところで^^日本はどうなんでしょうね、冠たる外国語放送講座充実国、ってな感じする。テレビ&ラジオで英語・中国語・フランス語・ドイツ語はもちろん、韓国語(ハングル)・ロシア語・スペイン語・イタリア語・アラビア語などを放送中。ただしTVの日本語講座はなくなったかも。かつては「アジア語楽紀行」とかでベトナム語・ネパール語・タイ語・トルコ語などもあったNHK。
職業柄(僕は日本語教師)、電話やメールで英語を使わなければならない場面に遭遇する。正直、しんどい。でもしょうがないんでしょうね、そういうのこなさなきゃならないのは。日本語教師になりたての頃、「日本語教師は、少なくとも、英語とアジアの言語一つが話せなければならない」と言われたことがある。その通りでしょうね。でもいまだに自分、日本語+富山弁のバイリンガル(激爆)以外、全く外国語、あかん。高校では英語、大学の第2言語でフランス語、同大学で編入試験準備のためにドイツ語、」富山にUターンしてからは市民向けの講座で英語・中国語・フランス語・韓国語も習ったんだけんど、結局、外国語はいまだにほとんどがチンプンカンプンな状態。
今年は英語勉強してみようかと思った。NHKの番組、おもしろそう。CEFRの影響でしょうか、「おとなの基礎英語」はA2、「しごとの基礎英語」はB1,「入門ビジネス英語」もB1対応といった表示。
残念ながら放送時間がきつい。「らじる★らじる」で「入門ビジネス英語」なら受講できるかも。とりあえず、4月号テキストだけ買ってみました(照)。

昨日、『ウェストサイドストーリー』放映。音声二重放送。英語版で観ましたが、ほとんどわからなんだ。そりゃそうですよね、自分の英語力。
間もなく富山国際学院入学式で学院長式辞。例年、英語も。今回は「やさしい日本語」でやってみようと思っています。

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by tiaokumura | 2017-04-01 12:26 | | Comments(0)

♪東京へは もう何度も行きましたね♪♪♪

f0030155_8444634.jpg(3月26日午前・記)
Hanako no.1129
くせになるよね、吉祥寺
3月9日発売 第30巻5号
マガジンハウス
特別定価 ¥600
*東京時代の最後、中央線の国分寺のアパートに住んだ。高田馬場・上板橋・常盤台・練馬・中村橋などにも住んだかなあ。友人の宮崎君が中央線沿線に住んでいて、彼の住まいを訪ねたことがあるかもしれない。好きだった^^MYさんと最後に別れたのは、西荻の喫茶店だった。なぜか、彼女の妹さんも一緒だった。思い出って都合がいいように再構成されて脳にインプットされるのかも。
本書、「住みたいところ」とかでよく上位に来る吉祥寺。白馬時代の友人・ポパイが、ここでフレンチレストランをやっている。あと、パルム時代にちらっと出会った上山さんがここで喫茶店をやっていて、又吉の直木賞のあと、又吉が通った上山さんのお店もBS番組で紹介されてた。イマドキの言葉で言えば「聖地」なんかも。
本書では「朝ごはんを食べよう。」に注目。僕は京都祇園で朝ご飯を食べたことがあるが、いつか吉祥寺の「栄久」でも朝食タイムを過ごしたい。8時から。夕方早めに開店する「PEP」も行ってみたいお店。

東京散歩
下町と山の手歩きの決定版!
2017年3月25日発行
成美堂出版
900円+税
*4月9日(日)に「さくらウォーク」ってぇのが富山市であり、参加しようかと思ってる。「歩く」ってほとんどやってませんもんねぇ。本書、東京歩きのガイド本。浅草・東京スカイツリー・谷中・本郷、小石川・神楽坂・池袋・巣鴨、皇居周辺・赤坂・新宿御苑・明治神宮、銀座・築地・月島・深川、浜離宮・東京タワー・麻布十番・お台場の、「東京散歩45コース」。あれは誰の発案だったのだろうか、1回目の大学生時代^^、サークル仲間と東京の公園などを散策したことがある。まだ都電が走ってた頃。あれから半世紀ほどが経った。東京は僕の好きな場所です。本書、「東京近郊路線図」も便利。大学生時代、地下鉄は丸ノ内線・日比谷線・銀座線で、東西線がやっとできた頃だったか。今は都営4路線、メトロ9路線ですもんね、わからんはずです、東京の鉄道事情は。お上りさんっす(激爆)。

本記事タイトルは古いフォークソングから借用。彼女が東京にいる地方住み男子の思いを歌ってたか。

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by tiaokumura | 2017-03-18 08:44 | | Comments(2)

村上春樹『騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編』

f0030155_16444840.jpg(2月26日午後・記)
村上春樹
騎士団長殺し 第1部 顕れるイデア編
発行 2017年2月25日
新潮社
1800円+税

帯(昔は腰巻って言った^^)より引用。
1Q84』から7年、待ちかねた書下ろし本格長篇
旋回する物語
そして変装する言葉

出版を知って、博文堂さんに予約注文。発売翌日に自宅に届いた。発売は新聞・TVのニュースになってましたね。上下合わせて買うべきだったかもしれませんが、ひとまず上巻(第1部)のみ購入。3月2日に名古屋出張なんで、往復のバスで読み耽るつもり。約500ページ。昔だったら3晩くらいで読み切ったでしょうが、今は無理っぽい。
86ページまで読みました。「プロローグ」の「私」と本編の「私」、同じなんでしょうかねえ。

妻と別れてその谷間に住んでいる八ヶ月ほどのあいだに、私は二人の女性と肉体の関係を持った。どちらも人妻だった。(p17)
彼女たちと肉体関係を持つことは、道路でたまたますれ違った人に時刻を尋ねるのと同じくらい普通のことのように思えた・・・(p18)

春樹ワールドです^^。ネタばれになるので詳しく書けませんが、肖像画描きを専らの生業としている「私」は、ある日、妻(目が12歳で死んだ妹と似ている)から思いもしなかった離婚を持ち出される。離婚して北日本を旅した後、36歳の彼は親友の雨田の世話で小田原に居を構える。そこは雨田の父親の高名な日本画家(今は認知症)雨田具彦の家。「騎士団長殺し」は雨田具彦の作品なのかも。
1Q84』は「宗教」でしたが、今回は「芸術」なのかなあ。村上春樹と言えばメタファー&入れ子式ですが、随所に出てきます。本書、英語タイトルはKilling Commendatore
村上春樹は、東京時代に波多野千寿さんに薦められたのが初めてだったかも。もう40年ほど前のこと。

小説では恩田陸『蜜蜂と遠雷』も読んでみたい。彼女、小学生時代だったか、富山にいたそうです。『火花』の又吉直樹、第2作とか。今夜のNHK-Gでそこ、放映されるみたい。『火花」は文春文庫に入った。NHKでドラマ化も。

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by tiaokumura | 2017-02-25 16:44 | | Comments(0)

「JAPAN CLASS」

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(2月26日午前・記)

JAPAN CLASS
毎度毎度ぶっ飛んでるな!

2017年2月13日 初版第1刷
東邦出版
1000円+税


このシリーズ、これが第10弾です。当ブログで第1弾から毎回紹介してると思いますが、ここまでは「それはオンリー イン ジャパン」「一方、そのころ日本では・・・」「ちょっとは控えてくれよ、ニッポン!」「ホワイ ジャパニーズ ピープル!?」「ニッポンって、ほかの惑星だろ!?」「またニッポンのしわざか!?」「どうせニッポンのことだから」「ニッポンばっかり、ズルいって!」「次こそニッポンに生まれたい!」。
今回の大特集は「和食の世界に羨望の眼差し!」「ボクら、ニッポンのマンガ・アニメにくぎづけさ!」の2本。特集は「ニャンて国だ! ニッポンは猫まで住みやすいのか!」「ニッポンはパンもハンパじゃないな!」「ニッポンの若手選手が世界の卓球界に君臨!」「地球の裏側から日本へ熱烈ラブコール!」。

「ニッポンの日常風景」では「マスク姿の出勤風景を見た外国人のコメント」。「昆布ロード」の地図にはもちろん我が富山も^^。僕は観てませんが『君の名は。』も、「映画ファンの心を鷲掴みにする郷愁と映像美! シンカイはマコトに天才だ!」で記事に(pp58-67)。マンガ・アニメ絡みで『キャプテン翼』も(pp68-72)

NHKBSの「Cool Japan」もそうですが、「JAPAN CLASS」も、他人事ながら「ようネタが尽きんもんだ」と感心する。そして、「JAPAN CLASS」はついに「定期購読」受付、始めた。

この雑誌、外国人も読みたがりそうだが、難しい漢字や語彙もフツーに使ってる。こういうの一つの「見識」なんかも。

日本語教育」も、こういう雑誌に深い関係がありますが、先日、朝日新聞に東京都・30代女性が「職場のホ・ン・ネ」に投稿。

日本語学校で非常勤講師をしています。時給制ですが、授業時間以外は労働時間に含まれません。テストや宿題の採点、授業の準備などで、毎日計2~3時間の残業が必要。残業時間を考慮すると、時給はかなりの低水準です。日本語学校には「国際貢献をしたい」というボランティア精神のある講師が多く、学校運営は彼らの「ただ働き」に依存しているといえます。これには大いに違和感を覚えます、「働き方改革」が叫ばれる中、こうした問題にも注目してもらいたいです。

富山国際学院は「ブラック学校」ではないつもりだが、確かに日本語教師は劣悪な労働環境にあるかも。うちの場合、今年度の非常勤講師は9名ですが、彼女らの45分給の平均は2000円くらいかなあ。

別の新聞記事ですが、「西日本新聞」の連載「新 移民時代」では、語学留学生・技能実習生の悲惨な現状が報告されている。まだ全部読んでいませんが、ネットで読めます。


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by tiaokumura | 2017-02-25 10:30 | | Comments(0)

『演習・精解 まなびなおす高校数学Ⅰ』

f0030155_995183.jpg松谷吉貞(まつたに・よしかず1949-)
『演習・精解 まなびなおす高校数学Ⅰ』
2016年12月10日 第1版第1刷
発行 亀書房
発売 日本評論社
2100円+税

富山国際学院の学生の大部分は、学院での日本語学習を終えた後、大学・大学院・専門学校に進学する。年に2回、日本留学試験というのがあり、その名の通り日本留学希望者(特に大学進学希望者)は受験が必要。国立大学などの文系志望者は日本語以外に「総合科目」「数学コースⅠ」を受験。先日発売された昨年第2回の「数学コースⅠ」の問題を見ると、2次関数・確率・整式・2次方程式・剰余定理・必要条件十分条件・三角比が出題されている。毎年ではないのですが、学院のスタッフにやれる人がいないので、僕が数学コースⅠの補習を担当することも。今回の問題、自分、全部ちゃんと解けて解説もできるかというと疑問。高校卒業してから50年以上経ってますもんね^^。
本書、朝日新聞の日本評論社の宣伝で知った。値段が高いので迷ったが^^博文堂さんに注文。先日届いた。中を見てビックリ。ほとんどわからない(泣)。う~~~ん。ま、少しずつわかるところから取り組んでみよう。お金、無駄にしたくないですもんね(激爆)。
裏表紙のキャッチコピー。
10代と50代の二度、東大理1・理2の入学試験に合格した経験と、大手予備校で30数年間、受験生を指導した豊富な経験をもとに、《自分が高校生のころに、こんな本が欲しかった!》との積年の思いをまとめあげた4冊。
この本、シリ-ズで、本書が4冊の1冊目。「集合、写像、および論理」「方程式、不等式」「指数関数、対数関数、三角関数、および初等幾何」「方程式、不等式の応用」の4章構成。
何事にもドラマがあるものでしょうが、本書出版にもそういうことがあった。「はじめに」より引用。
本書の原稿は、筆者が一時数学を教えるという仕事を離れた時、いわば内側の棚卸しのようなつもりで書き溜めたものです。もともと出版することなど考えていなかった原稿を偶々目にされた亀書房の亀井哲治郎、英子ご夫妻によって強く勧められなかったら、本書が世に出ることはなかったでしょう。ご夫妻の、出すべきものを出す、という出版人としての強い信念に敬意を表したい・・・

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by tiaokumura | 2017-02-19 09:09 | | Comments(0)

岩波書店『漱石の愛した絵はがき』『漫画 坊っちゃん』『夢十夜』

f0030155_1350335.jpg中島国彦・長島裕子 編
漱石の愛した絵はがき
2016年10月25日 第2刷
岩波書店
1500円+税

近藤浩一路
漫画 坊っちゃん
2017年1月17日 第1刷
岩波文庫(岩波書店)
720円+税

近藤ようこ*漫画 夏目漱石*原作
夢十夜
2017年1月19日 第1刷
岩波書店
1300円+税

夏目漱石(なつめ・そうせき1867-1916) 没後100年、生誕150年。

一冊目、帯より引用。
「小生は人に手紙をかく事と 人から手紙をもらふ事が大すき」 門下生との気のおけないやりとりや、文人との交友。愛娘からの夏休みの報告や、・・・
本書の表紙の差出人の内田雄太郎は「郷里の富山県尋常中学校」で働いていたそうです。何の先生だったんでしょうね。

近藤浩一路(こんどう・こういちろう1884-1962)は全く知らなかった。Wikipediaに載ってました。東京美術学校西洋画科卒業。讀賣で働いていた時もあって、朝日の岡本一平と並んで「一平・浩一路時代」ってのもあったそうです。「W村上」みたいなもんでしょうか。
岩波文庫に同人の『漫画 吾輩は猫である』もある。

近藤ようこ(こんどう・ようこ1957-)も全く知らなかった。彼女もWikipedia、載ってました。新潟県の高校の出身。同級生に高橋留美子。折口民俗学にあこがれ國學院大に進学。いい選択でしょうね。『水鏡綺譚』『小栗判官」は大学時代の勉強が生きた漫画作品なんでしょうね。坂口安吾の『夜長姫と耳男』『桜の森の満開の下』『戦争と一人の女』も漫画化。
岩波書店「図書」で夏目房之介と対談。この本のことについて語っています(「多様な読みの可能性へ」pp8-15)。

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by tiaokumura | 2017-02-04 13:50 | | Comments(2)

「サライ」「JAPAN CLASS」

f0030155_10151198.jpgサライ 2016年11月号 深秋特大号
大特集 神々と秘仏の奈良へ
春日大社「式年造替」を歩く 暮秋の大和路散歩とっておき④コース
特集 蕎麦は「もり」に極まる
2016年10月10日発行
小学館
787円+税
*2014年は鎌倉・東京、15年は伊勢・熊野、そして今年は日光・東京と、西日本・東日本と交互にぷち旅行^^してる。いつか花巻にも行きたいが、来年は奈良を企画。1回目の^^大学生の時に奈良を訪れている。実習旅行とかで、宮内庁の許可を得て貴重な訪問地も経験してると思う。来年9月、奈良。1日目、法隆寺・秋篠寺、宿坊天龍閣に泊。2日目は唐招提寺・薬師寺・東大寺で奈良ホテル泊。秋篠寺の技芸天立像にほぼ半世紀ぶりでご対面できるか。奈良では何を食べればいいんんでしょうね。まだまだ日があるから、じっくりプランニングしてみます。
本書、「奈良」なんで購入。あまり参考にならんかったけんど。今、火曜日の昼食は近所のお蕎麦屋さん「よつの葉」で、せいろ、か、かけ、を食べてる。本書の特集に「蕎麦」。上野藪そば、並木藪蕎麦の他に、静岡・藪蕎麦宮本、長野・よこ亭、山形・梅蕎麦、福井・やす竹も。

JAPAN CLASS
第8弾 ニッポンばっかり、ズルいって!
2016年10月9日 初版第1刷
東邦出版
1000円+税
*これ、第8弾なんですね。当ブログで毎回紹介してると思いますが、ここまでは「それはオンリー イン ジャパン」「一方、そのころ日本では・・・」「ちょっとは控えてくれよ、ニッポン!」「ホワイ ジャパニーズ ピープル!?」「ニッポンって、ほかの惑星だろ!?」「またニッポンのしわざか!?」「どうせニッポンのことだから」。
今号、大特集が「「こんなに本を読んでるのかよ!」 活字大好きニッポン人に、外国人が興味津々!」「やっぱり、ニッポンの温泉はたまりませんな~」。特集は「ラッキーな身体だな! どうして日本人は臭ワンのだ?」「天才絵師・葛飾北斎に世界の巨匠が唸りまくり!」「日本のゲームが世界を制圧」「これぞニッポンの風景! 日本の看板が外国人のハートを鷲掴み!」。
日本語教師として「日本語のそそり立つ壁に オーマイガ!」(pp26-37)は、なるほどな記事。「漢字ひらがなカタカナ」「長い母音」「呪文のような動詞活用」「てにをは」など。

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by tiaokumura | 2016-11-20 10:15 | | Comments(0)

『日本語のために』『昭和天皇実録 第九』

*標記の2冊の本の写真もアップしたのですが、消えてしまった^^。メカ音痴な自分、どうすりゃいいのかわからんで(恥)。この記事のフォントも、自分好みじゃない。Anyway-:)^^、以下、2冊のご紹介。

池澤夏樹=個人編集

日本文学全集 第30巻

日本語のために

*池澤夏樹訳「祝詞」、大野晋編著「古典基礎語辞典」、唐木順三「良寛」、吉川幸次郎「夏目漱石」、伊藤比呂美訳「般若心経」、外間守善校注「おもろさうし」、知里幸恵著訳「アイヌ神謡集」、小松英雄「いろはうた」、松岡正剛「馬渕和夫『五十音図の話』について」、福田恆存「私の國語教室」、丸谷才一「わたしの表記法について」、「辞書の言葉」、高橋源一郎訳「終戦の詔書」、鶴見俊輔「言葉のお守り的使用法について」など収録。こういうコンセプトの本、今までにありそうでなかった。アンソロジーの類はたくさんあったでしょうけどね。福永武彦息子さん^^、いい本を出してくださった。

2016年8月20日初版

河出書房新社

2600円+税

昭和天皇実録 第九

*昭和20年8月。実録にはしばしば阿南惟幾の名。1日・7日・9日・13日などに。広島は海軍省の通報があった。同日、米英の放送も傍受。下村宏は8日に御文庫に。下村は「…和戦いずれにしても聖断を仰ぐべき時なりとする一億国民の心持ちが窺われる」と言上。天皇、9日にはソ連のことを木戸幸一と話す。長崎は阿南が報告した。阿南、15日午前5時30分自刃。「祭資並びに幣帛を下賜」(p775)。本巻には、ポツダム宣言受諾・戦争終結の詔書・反乱部隊など。『実録』は本巻が3冊目の購入です、自分。あともう1冊ぐらい、買うかなあ。値段、手ごろです。

平成28年9月30日 第1刷

東京書籍

1890円+税


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by tiaokumura | 2016-11-12 14:42 | | Comments(0)

『近代はやり唄集』『竹久夢二詩画集』『日本の一文 30選』

f0030155_12284975.jpg倉田喜弘 編『近代はやり唄集
2016年9月16日 第1刷
岩波文庫(岩波書店)
640円+税
奥村:
この文庫本所収の唄の数々、自分、けっこう唄える(激爆)。「みやさん~」「野毛の山~」「何をくよくよ~」「丹波篠山~」「沖の鷗と~」「熱海の海岸~」「カチューシャかわいや~」「いのち短し~」「俺は河原の~」「逢たさ見たさに~」などなど。『宮さん』は楽譜付き。藤村操にまつわる『華厳の嵐』もある(pp130-146)。長篇です。当ブログの鶴田浩二の記事で紹介している『流浪の旅』も全編収録。同唄の「乙女ごゝろに 咲きてののちは~」「街の工場の 汽笛も止みて~」「恋に悶えし むかしもありき~」って歌詞は知りませんでした。
本書、「街角の唄」「寄席の唄」「座敷の唄」「壮士の唄」「書生の唄」「ヴァイオリン演歌」「劇場の唄」「映画の唄」の8項目の分類。「映画の唄は、上映するスクリーンの陰で女性が唄った」(p4)そうです。「曲目索引」はありますが「唄い出し索引」もあるとありがたかったでしょうね。

石川桂子 編『竹久夢二詩画集
2016年9月16日 第1刷
岩波文庫(岩波書店)
1200円+税
奥村:
まてどくらせど こぬひとを 宵待草の やるせなさ  こよひは月も 出ぬさうな。
待望の文庫本でしょうね、本書。河出書房新社のHPによると、石川は「1967年、東京生まれ。竹久夢二美術館学芸員。・・・著書に『竹久夢二 美と愛への憧憬に生きた漂泊の画人』、『竹久夢二 大正モダン・デザインブック』、『竹久夢二 恋の言葉』、『竹久夢二のおしゃれ読本』・・・」だそうです。僕、竹久夢二美術館、1回だけ訪問。そこでお会いしてるかも。
本書は「詩」「エッセイ」「夢二の言葉」の構成。石川「詩人になりたかった夢二」、「竹久夢二略年譜」も。夢二は1915年2月10日・11日と、富山県泊の小川温泉で「夢二画会作品展覧会」開催。3月7日には富山市桜木町の渦巻亭で「夢二作品展覧会」を開催している。
文庫本帯によると、竹久夢二美術館で12月25日まで
竹久夢二「本から始まるメッセージ展」~ブックデザイナー&詩人の顔に迫る~
開催。

中村明『日本の一文 30選』
2016年9月21日 第1刷
岩波新書(岩波書店)
800円+税
奥村:
吉行淳之介(よしゆき・じゅんのすけ1924-94)は男の理想像でしょうね。僕、ちょっと読んでた時がある。今はどうなんだろう、彼の読者。50代以下の男性、読んでないでしょうね。意外と若い女性が読んでたりして。本書では吉行は
と、街にあふれている黄色い光のなかを、煌きながら過ぎてゆく白い条。
が引用されている(『驟雨』)。
本書、「各節の冒頭に一流作家三〇人の作品から抽出した一文を見出しとして掲げ、表現技法にまつわるそれぞれのトピックを象徴する刺激剤とした。」(「はじめに」)。「表現技法にまつわるそれぞれのトピック」ってのがミソなんでしょうね。視点・比喩・韻律・反復・開閉・余情など。
僕は知らなかった(気づかなかった)のですが、中村は「ことばの食感」を朝日新聞beに連載。「本書はそれをきっかけとして書き下ろしたもの」。
本書では、引用作家に生没年(村上春樹ら現役もいるが)を附し、あと、人名索引・事項索引があるとよかったでしょうね。
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by tiaokumura | 2016-10-09 12:28 | | Comments(0)

「AERA」「JAPAN CLASS」

f0030155_12284015.jpgAERA ’16.8.22
2016年8月22日発行
朝日新聞出版
特別定価410円
(奥村)大特集は「先生が忙しすぎる」。勤務先の富山国際学院では専任のお二人にはずいぶん長時間労働していただいている。僕自身は1日6時間強しか働いていません(恥)。昔(半世紀以上前^^)、18歳で進学のために上京。進学先は総合大学だったんですが、前身が師範学校だったせいでしょうね、教師志望が多かった。若い時ってアホなこと考えるもんで、「温暖な静岡県での高校教師」が人生で一番いい環境だとか思う同級生もいて、自分もそっちに行けたらとチラっと考えたことも^^。教育実習は附属高校でやったかなあ。で、同級生には教育畑で名を成した方も何人か。
さはさりながら、今の教師は大変だ。本誌によると、「学校で仕事をする時間は?」の集計結果、9時間以下は小学校で約11%、中学校で約8%で、高校で6.4%です(p12)。これ、平日「授業のある日」の平均で、全国の公立小中高の教員5373人の回答結果。睡眠時間は小中高とも平均で6時間を切る。「管理職試験」は「小中ともほぼ1倍」だそうです。優秀な人材は公教育ではなく塾業界に流れているかも。

JAPAN CLASS
どうせニッポンのことだから
2016年8月7日 初版第1刷
東邦出版
1000円+税
(奥村)これで7冊目になるのでしょうか、「JAPAN CLASS」。神保町・そうがく社に注文しお盆明けに勤務先に届きました。大特集は「「ニッポンで暮らした~い!」日本の生活ってウチの国より全然いいじゃん!」、「世界中の観光客が一挙集結!?大阪にドハマリする外国人続々」の2本。特集は「白髪まじりの野球小僧・イチローに全米大興奮!」「世界中の女性を美人にする熊野町の化粧筆」「「日本はボクらの兄貴分!」。日本とフィリピンの意外な関係」「世界中が大注目!変態自動車レース国・ニッポン」の4本。
今、出井康博『ルポ ニッポン絶望工場』(講談社+α文庫)を読んでるのですが、「ニッポンで暮らした~い」って、どうなんだろう。『ルポ ニッポン絶望工場』に出てくる「事実」、日本語教師としてつらい気持ちにも。私も犯罪者の片棒をかついでいるのかも。
「大阪」、僕はどちらかと言うと苦手。神戸・京都は泊まったことがありますが、大阪はない。大阪って外国人観光客に人気あるんですね。

当ブログ、前記事に続き雑誌2誌の紹介。
アップした写真は、紹介雑誌2誌と共に波多野千寿さんの作品と彼女からの暑中見舞いハガキも。写真の波多野作品は白馬時代からの友人・ブチュから先日東京で食事した際にプレゼントされました。土と火の芸術=陶芸、波多野作品は青が特徴で、今回作品の茶は自然を意識した色合いなのかも。あるいは加齢に伴う人生観の反映か。僕は先日波多野さんにゴダールの絵ハガキを送ってたのですが、彼女、それ喜んでくださったみたく、別の友人からの<勝手にしやがれ>と2枚、「額に入れ、玄関と廊下の壁にかけ」たそうです^^。

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by tiaokumura | 2016-08-20 12:28 | | Comments(0)