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3月29日、名古屋出張

高山本線ワイドビューひだ6号、予定より10分遅れで富山駅発車。
今年初めての県外であり、昨年12月17日以来の名古屋出張であり、昨秋9月28日以来のワイドビューひだ号である。僕は名古屋出張は往復とも北陸本線を利用することが多いのですが、今回は行きに高山本線を利用。早春の沿線が見たかった。たぶん東北地方と似た風景が高山本線にはある。高山本線で過ごすことによってともすれば疲れがちな自分の充電がしたかった。JR料金は北陸本線往復とあまり変わりません。ちょっとぷちゼータクかな。残念なのは帰りの高山本線の便がないこと。夕方の飛騨路もいつか味わいたい。

車中、例によって讀賣新聞・日本経済新聞。両紙ともやはり東北地方太平洋沖地震関連記事が気になる。讀賣は「東日本巨大地震」、日経は「東日本大震災」です。
讀賣新聞
「医療チーム 疲弊させない」(奥村:福島・いわき市での医療支援、地域医療再生)、「震災避難所に遊び場を/子供 心の傷いやす」(奥村:今回心が最も傷ついているのは震災弱者の子どもたちでしょうね。将来の日本を支える子どもたちが、1日も早く、居場所・学校教育・友だち・遊び・栄養を獲得でき、将来の夢や希望が持てるようになってほしい)、「買い物通じ被災地支援」(奥村:「寄付付き商品」、僕も買うつもりです。ただ、火事場泥棒でしょうね、便乗義援金詐欺もあるそうですから、お互い気をつけたい)、「文芸月評 人間の生 真正面から」(奥村:不正確な記憶だがJ.P.サルトルの言葉で「飢えた子どもの前で文学は何ができるか」がある。今「文学」も試されているのでしょうね。本記事には、桐野夏生・島田雅彦・村上春樹ら)、春日武彦「震災どう乗り越える」(奥村:僕がこの間の記事で書いた「自粛」のことも)。
日本経済新聞
文鳥「保身より最善を尽くせ」、9面「ロシアに資金流入」、12面「企業の風評 ウェブで監視」、「オノ・ヨーコ、ショーン・レノン、矢野顕子ら、チャリティコンサート@コロンビア大学」。オノ・ヨーコのメッセージは「私たちの心臓の鼓動は世界中で同調している。一緒に祈り、あまりに多くを失い苦しんでいる人たちを、寛大に、迅速に支援しよう」(オリジナルはたぶん英語でしょうね。「寛大に」の日本語訳、これでいいのかどうか・・・)。社説「被災地の復興は政府と自治体の共同で」(奥村:もう始まっているようですが、「四川方式」、日本にも有効でしょうね)、13面「深夜営業、再開相次ぐ」「食品の製造・販売/生活必需品を優先」「主な製造業の工場稼動・復旧状況」、15面・西條郁夫編集委員「震災が変える会社と社会の距離」、25面・藤本隆宏東京大学教授「経済教室 『現場重視』を復興の起点に」、「被災ショック、不眠・不安」、32面・赤坂憲雄福島県立博物館長「広やかな記憶の場を」「絆の力を被災地へ/渡辺謙らが動画サイト」(奥村:渡辺と小山薫堂が動画サイト「kizuna311」を立ち上げた。渡辺が「雨ニモ負ケズ」、佐藤浩市が谷川俊太郎「生きる」をアップし、他に吉永小百合、役所広司、クリント・イーストウッドら)。
定期購読している朝日新聞と北日本新聞だけではわからないこと・知ることができないことが、讀賣・日経で情報が得られる。
猪谷を通過するあたりで讀賣・日経を読み終える。
今回の旅のお伴は、藤岡靖洋『コルトレーン ジャズの殉教者』(岩波新書)、NHKラジオテキスト「入門ビジネス英語」4月号、『ポケット数独3』(ソフトバンク クリエイティブ)。『コルトレーン ジャズの殉教者』についてはいつか当ブログの記事にします。「第5章 決意 2 至上の愛」「第2章 三人の友 1 マイルス・ディヴィス」を詠み終えました。

高山本線沿線、おそらく東北地方と似た情景が広がるのでしょうね。森や山や川や崖や平野、田畑、民家や公民館や学校や神社仏閣、温泉地や観光地、国道や土手やダムや発電所などなど。私の家は15年ほど前まで米を作っていたのですが、沿線の田、耕し終えた田や水を張った田(休耕田もある)。このあたりは田植えはいつごろになるのでしょうか。東北地方に現出している黙示録世界を想うと悔しさで胸がふたがれるのですが、山紫水明の日本、被災地の一日も早い再生を祈るとともに、高山本線車窓に広がる情景に天災・人災被害がありませんように、たとえあっても最小限で留まりますようにと願う。
下呂、確かビジネス日本語で知り合った遠藤さんの故郷。車窓から眺めるに温泉街の壮観。東北地方では蔵王温泉が僕の唯一行った温泉なんですが、東北の名湯の数々、被災状況はどうなんでしょうか。美濃太田を過ぎるあたりから濃尾平野に入る。日本語教育先進地の可児市は、美濃太田から太多線。

ワイドビューひだ号、名古屋駅ホームに入線。入線ホームにある「どぇりゃぁ亭」で山菜きしめん・300円也。ご夫婦あるいは親子なんでしょうか、ここでいただくきしめんは、うまい・安い・早い。
前回の経験で懲りたので(自動改札で往復切符が出なかった^^)、有人改札を出る。「驛釜きしめん」で家へのお土産、味噌煮込みきしめん購入。
12時半頃、大名古屋ビルヂング。エレベーターに乗ろうとしたら丸山茂樹校長(I.C.NAGOYA)とバッタリ。12Fの会議室に入り会議のセッティングのお手伝い。
1時~5時、会議。
帰りは北陸本線しらさぎ13号。車中、北陸地区の日本語学校4校、各1人ずつ会議に出席していて、席を共にする。メンバーがよかったんでしょうね、ここ数ヶ月の食欲不振・胃腸不具合が起こらず、(少し)飲みかつ喰いかつおしゃべり。
富山駅北口からポートラムに乗り、10時過ぎ帰宅。
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by tiaokumura | 2011-03-30 21:13 | 僕は学院長2年生 | Comments(2)

どうやら先が少し見えてきた

昨日魚津で10時から1時まで会議。会議前、平内好子さんのことも話題になりました。ご自宅が魚津にあるんですね。讀賣新聞のコラムでも平内さんのことを書いていましたね。本当に残念なことです。
昨日、川端國昭教授の娘さん(恭子さん。奈良女子大2年生)も身元確認されました。川端先生のご心境を察するに余りあります。
今回の被災を知ったとき、『真白き富士の根』(「嶺」とも。原題は『七里ヶ浜の哀歌』)を思い浮かべました。今から101年前、逗子開成中学(当時)11人と中学生の弟(小学生)1人を襲ったボート転覆。60歳以上の方なら、この悲劇も歌もご存知でしょうね。曲はジェレイマン・インガルスの讃美歌で、作詞は三角錫子(みすみ・すずこ1872-1921)。三角は金沢出身で、当時逗子開成中の系列校・鎌倉学園の教師。後にトキワ松学園を設立。江ノ島沖とクライストチャーチと悲劇の舞台は違えど、しっかりとした夢や志を抱いた人々・前途ある若者たちの命が突如絶たれたことは共通する。このような拙いブログで申し上げるのも憚られますが、ここに改めて
犠牲になられた方々の みたま やすかれ
とご祈念申し上げます。

「2月は逃げる、3月は去る」でしたっけ。富山国際学院での僕、毎日が忙しく過ぎていきます。ここ2~3週間、通常は週2日(計45分×8コマ)の授業を担当しているところ、次年度のクラス編成の参考にするためにふだん持っていないクラスの授業も3クラスやり、最近うちで勤務開始された先生(と言ってもうちは先生の定着率がいいので、ここ5年で新しく入られた先生は3人だけ。スタッフの平均勤務年数は10年を超えるでしょうね)の授業を1コマずつ見学させていただいたり、こないだから始まったプライベートレッスンを2コマ×週2日担当も。他にも、3月3日・4日の卒業試験の結果集計をして、紙ゴミ出し(毎月第1木曜日。僕の担当ながに、先月はボクの怠慢で出し忘れとった^^)、上述の魚津会議出席などなど。今年はまだ県外出張は一度もないので、そこはちょっとラクかな。3月は、接客・メールなどのルーティンワーク量も例月以上にある。

この後も3月25日まで一瀉千里みたいな感じで時は過ぎていきそう。その間のやらんならんことには、まず学院長式辞@卒業式。まだな~んも考えておらん(大汗)。「卒業生の皆さん、おめでとうございます。例年になく多かった雪もすっかり消え春の息吹に包まれた今日の佳き日にあたり、富山国際学院12名の教員を代表して・・・」としたいのですが、昨日も雪、卒業式当日15日のお天気もどうなるやらようわからん(汗)。式辞、13日には8割方完成しときたい。スピーチって苦手です。
新年度のクラス担当決定もこの時期にある。僕を入れて12名(専任3・非常勤9)の教員の配置をどうするか、僕の大切な役目です。一応ベストオーダーの腹案はなった。今週来週と個別に打診して(うちは一方的な人事はやらんのですね)、3月25日の教員会議での担当者打ち合わせに持っていく。配置のポイントは、適材適所ってことでしょうね。うちの場合、人数は12人と多くても主婦の方が多いので、各非常勤講師が富山国際学院に割ける曜日・時間帯に制限はある。幸いやりくりできて理想の配置ができそうな感じ。スタッフ11名の中には先輩が3人、僕が組んだことが全くない方が2人。11人の授業力・教師力、適性など自分なりにつかめているつもりですが、「誤解」もあるかもしれない。
3月24日(金)の進級試験の準備がまだ手付かず。例年なら前の週で授業終了なのですが、今年は雪休校が4日もあって振替授業を入れたので、いつもより進級試験の日程はずれ込んでいる。進級試験は、まぁ、昨年を踏襲すればなんとかなるんですけど。でも、昨年の資料が僕の机の後ろで他のいろんな資料類とともに山崩れ状態(汗)になっているので、そこから引っ張り出すのがめっちゃ大変そう。とほほ。
来週は魚津での夜の授業もあって、計17コマ授業。いつも8コマでラクしとった罰かも(嘘爆)。
年度末なんで学年暦作成やNPO関係のこともあり、あと今の自分が抱えている課題の勉強もちょっとずつしときたい。嶋田和子先生たちの『できる!日本語』がまもなく刊行で、入手次第、同僚を誘って勉強会も。

個人的なところでは、卒業式前に床屋さんに行っておきたいし(加齢により髪が薄くなってきた^^ので、年に3回も行けばOKです。行きつけの床屋さんのオヤジさんが廃業されたので新しいところを開拓せんならん)、親鸞展@富山大和も観たい。14日(月)のホワイトデー用にお返し8つも買っておかんならん。3月19日(土)にある「ゆうゆう」(原和子代表)主催の「外国語教授法を学ぼう!」も受講し、同日、川田有紀子先生「観世流華川会」で「仕舞高砂」のお稽古も。
あと、2年間ちゃらんぽらんにテキトーに学院長職をこなしてきたつもりですが、ストレスも蓄積しとったんでしょうね、体調不良もここんところ顕在している。食欲が最盛期の4割くらいに落ち込んでいるのですね。「今日も元気だ、タバコがうまい!」ってのもなくなったし、酒量もぐっと落ち込んだ。ひょっとしたらひょっとするのかも。新年度が始まる前に1回検査してもらおうと思っています。
TVでは、今夜の「氷見線・城端線」と13日の「癒しのメロディ エリック・サティの世界」(成海なんとかって女優?が案内役)が楽しみです。プロ野球も今年はおもしろそう。沢村に期待しています。
3月の連休に実弟夫婦が北陸路探訪にやって来るので、久しぶりに夕食でもと思っています。

なんだか一杯せんならん3月の残りですが、昔の言い方でいけば「しこしこ」と実践していこうかと。4月になったら一段落してヒマができそうなので、その時はぷちゼータク^^に走ります(謎爆)。
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by tiaokumura | 2011-03-10 20:33 | 僕は学院長2年生 | Comments(0)

名古屋出張

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(12月19日夜・記)
おととい12月17日(金)、富山国際学院に車を置いて、富山発9:09しらさぎで名古屋出張。今年6回目くらいになるかなぁ名古屋出張。今回の目的は、名古屋入管・東海北陸地区日本語学校経営者会議。
車中、例によって讀賣新聞・日本経済新聞。
讀賣。「火の玉投手」ボブ・フェラー氏死去、92歳。僕たちの子どもの頃のメジャーリーガー。36年インディアンスでメジャーデビュー、56年引退。日本では荒巻淳(1926-71。別府星野組→毎日(→大毎)→阪急。1985年野球殿堂入り)が和製火の玉投手でしたね。16面、宮崎大輔復帰の大崎電気。僕、中学・高校とハンドボールやってました。18面、「わが心の歌舞伎座展」、12月17日~25日@日本橋高島屋。5代目歌舞伎座(4代目は1951-2010)は2013年春にオープンだそうです。う~ん、その頃東京行けるかなあ。
日経。本の広告は、副島隆彦『日米 地獄へ道連れ経済』(祥伝社)、村上龍・孫正義『カンブリア宮殿 特別版』(日経プレミアシリーズ)など。31面、田中素香(中央大学教授)「欧州統合の精神問われる」、横山和輝(名古屋市立大学准教授)「金融契約の歴史に学ぶ」、国際協力銀行「目立つ閣僚のトップセールス」。「女子会、『年6回以上』3割超」-「25~45歳の独身女性1032人」の中で年6回以上「女子会」をするのは34%以上。調査詳細は「日経消費ウオッチャー」12月号に載るそうです。同面、「著名人お薦め 書籍入り福袋」-丸善版福袋100組(4000円~3万円)。福原義春もあるそうで、中身が見てみたい気も^^。地方版、「来月にインドセミナー」-北陸銀行が来年1月24日にテクノホールでセミナー開催。

今回はしらさぎ片道だったからでしょうか、金沢過ぎての車内検札で米原で新幹線乗り換えはNOと車掌さんに言われ、とほほ。新聞2紙を読み終え、小松あたりから窓外に眼をやると、田畑や土手や屋根に少し冠雪。加賀温泉あたりから曇り空、駅舎の奥にでっかい観音像。地元ゆかりの実業家が建立したんでしょうね。敦賀を過ぎてまばゆい太陽。
今回は数独的川泰宣『小惑星探査機 はやぶさ物語』(NHK出版・生活人新書)・矢野耕平『iPadで教育が変わる』(毎日コミュニケーションズ・マイコミ新書)を持参。僕、「はやぶさ what?」だったんですが、「はやぶさ」は学院スタッフにも「感動して涙が出た」「東京にカプセル展示見に行く」って方々がいて、ちょっと興味を抱いた。はやぶさ、子どもの頃好きだった宮沢賢治『夜だかの星』を連想した。的川書では神奈川県相模原の小学2年生のあすかちゃんの手紙がジンと来る。同書pp.151-153。1日80本のヘヴィースモーカーだった的川が40歳になってタバコをやめる話、ケッサク。その時の的川と川口淳一郎の若き日の写真も載ってます(p.173)。「理想の上司」って毎年のように発表になっていますが、今年あたりは岡田武史と川口淳一郎がランキング上位になっているでしょうね。『iPad~』は月刊「日本語」だったかの紹介を見て読みたいと思った。帯に「202×年、ある中学校の/日常生活はこうなる!」。同書より2箇所引用。
「教育」とは、受け手が送り手に「あなたから何かを学び取りたいのだ」というシグナルを送信することで初めて機能する。(p.9)
私は「教育」の意味は自動詞で解すべきと考える。子どもが「教わり、育つ」ように導いていくこと、それこそが「教育」である。(p.11)

いつもは米原で新幹線乗り換え(喫煙可車両がある^^)のところ、今回はそのまま北陸線。米原で進行方向が変わるので座席方向転換。で、ガラガラなんで4人分座席を独り占め(照)。米原を過ぎて山間を縫い(遠い山並には稜線に沿って雪)やがて平野部に出る。米原からの停車駅は、大垣・岐阜・尾張一宮。僕はここ数年名古屋出張が多いのですが、米原からのこの路線、久しぶりになる。裏日本って蔑称ありましたが、確かに東海地方は、僕たち北陸とはとりわけ冬空が異なる。洋の東西・過去現在を問わず、風土が人間を規定するってあると思うのですが、富山平野に育った僕と濃尾平野育ちの方とは大違いでしょうね。この年になって^^別にコンプレックスは感じませんが。

名古屋駅12:47着。名古屋出張ではたいがい一食はここでする駅構内の「驛釜きしめん」で昼食。ざるきしめんもいいかなと思ったのですが、もう50円大奮発して醤油きしめん(650円也)。
あおなみ線で名古屋競馬場。改札を出たところで声をかけられる。福井にある日本語学校のSさんだった。Sさんとは前回の名古屋出張の帰り、Kさん(金沢)・SGさん(富山)と4人、「しらさぎ宴会」をした仲(激爆)。お会いするのはこれで2回目です。Sさんの出張も僕と同じ目的。Sさんはなんでもよくご存知な方で今回もあれこれ教わる。
2時過ぎに名古屋入国管理局での用事を終える。それからSさんと2人、大名古屋ビルヂング3FのI.C.NAGOYAを表敬訪問し、丸山茂樹社長としばし懇談。その後、名古屋駅反対側のビックカメラに一緒に行き、僕はヴィレッジヴァンガード(僕、好きです)で1時間くらい店内ウロウロ。4:40、ビックカメラ前でSさんと落ち合い、再び大名古屋ビル。
5時からI.C.NAGOYA1F教室で東海北陸地区経営者会議。この会議、最初、参加表明校が5校くらいで心配してたのですが、結局東海北陸地区約40校のうちほぼ半分が参加(北陸4校は3校参加)。僕は出資しとるわけじゃないから厳密な意味では「経営者」ではありませんが、ま、立場上「経営者」相当でしょうね。頼りにならん経営者だこと(激爆)。おエライさんの会議って、ボクなんかはビビるだけですが、それでも意見表明や質問などもできて有意義であった。中国人経営者(3人参加)の意見・現状分析が聞けたことが何よりの収穫であった。
7時過ぎから同じ会場で懇親会。I.C.NAGOYAの丸山社長・前述のSさんと3人で同じ階のコンビニに買出し。会費2000円で、ビール・乾き物・おでんなど購入。なんか学生気分になったよう^^。9時半頃まで懇親会。最後は日本人3人・中国人2人で教室片付け。
JR名古屋駅の高速バス待合室でゴドーならぬバスを待ちながら^^読書&数独と思ってたのですが、I.C.NAGOYAの丸山社長・田中さんが付き合ってくださるということで、名古屋駅に。アップした写真(名古屋駅のイルミネーション)、田中さんに撮っていただきました。僕は環境保護や省エネの観点からこういうライトアップには反対なのですが、でも人心の癒しにはなっているのでしょうね。神戸のルミナリエ、いつか見てみたい。
3人で名古屋駅構内のお蕎麦屋さん。何十年ぶりかでジンジャーエール飲みました。昔ピザを食べる時よくカナダ・ジンジャーエール飲んでた。11時、お店閉店でお2人と別れる。

23:15JR名古屋駅新幹線口発。夜行バス(こないだのカトマンズ出張では富山→名古屋を利用した)は東海北陸道を走ったのでしょうね、5:15富山着。アイマスクをかけ、車中けっこう眠れました。
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by tiaokumura | 2010-12-17 22:31 | 僕は学院長2年生 | Comments(0)

2010年度10月期生 入学式・ガイダンス

2010年10月15日(金)、富山国際学院2010年度10月期生の入学式・ガイダンス。僕は会場設営(っても大袈裟なもんではありませんが。まぁ2人もいれば15分足らずで準備OKっす^^)、学院長式辞、ガイダンス説明役を担当。

午前11時過ぎ、同僚の粕谷謙治さんの司会進行で始まる。こういう式は男声(テノールかバス)がいいんでしょうね。うちは現場第一主義で権威主義に走らない日本語学校なんですが、それでも入学式・卒業式は通常とは異なってある程度厳粛な雰囲気を学生に味わってほしい。ハレとケでしょうか。僕は式服着用で臨む。いつもと違うファッションなので在校生に冷やかされました(照)。
学院長式辞、通訳つき。

富山国際学院2010年度10月新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
今ここで、富山国際学院13人の教員を代表して、皆さんにご入学のお祝いのことばを述べさせていただきます。
今、皆さんは日本に留学できた喜びが80%、これからの不安が20%といったところでしょうか。2012年3月の卒業までの1年半、日本で・富山で・富山国際学院で、実りある留学生活を送っていただきたいと思います。
(中略)
皆さんがこんなにたくさんの日本語を聞くのは初めてかもしれませんね。今日私が話したことの中で皆さんの記憶に残ることが一つでもあったら、私は嬉しいです。
これから1年半、泣いたり笑ったりいろいろなことがあります。いいこと・楽しいこと・嬉しいことばかりではありません。つらいこと・いやなこと・苦しいこと・困ったこともたくさん出てきます。
私たち13人の日本語教師は皆さんのために精一杯の努力をします。皆さんも自分自身のために、母国の家族や友人のために、ここ富山で悔いの残らない留学生活を送ってください。日本留学を通じて皆さんが大きく成長することを願っています。
皆さんのこれからに期待して学院長式辞をおわります。
2010年10月15日 富山国際学院・学院長 奥村隆信

実は今回前々日に第2稿を作って(ボクにしては上出来な準備進捗っす^^)、その段階では外国語学習方法についてのエピソードも式辞に入れようと思っていた。ハインリッヒ・シュリーマン(1822-90)も考えたんですが(激爆)、ここは日本語学習なんでアーネスト・サトー(1843-1929) にして原稿を作った。

富山国際学院で日本語を勉強する皆さんのために、一つお話をします。
今から100年ほど前に日本で活躍した外交官にアーネスト・サトーという人がいます。サトーは父はドイツ人、母はイギリス人です。ペキンで少し漢字を勉強した後、1862年9月20歳の頃に横浜に来ました。彼は日本で日本語をどのように勉強したのでしょうか。今のようにいい教科書も辞典もないしパソコンもCDプレーヤーもDVDプレーヤーもちろんありません。そういう時代にアーネスト・サトーは、積極的に日本人と話し日本人を通じて日本語を学んでいったのです。特に彼のすばらしいところは英語やドイツ語に翻訳しないで日本語は日本語のままで吸収していったところです。外交官アーネスト・サトーは、私たち日本人にとっては、古い日本から近代国家に日本が変わることができた恩人の一人です。
さて、アーネスト・サトーにも今のあなたにも2つのことは共通して大切なことだと思います。つまり、アーネスト・サトーの日本語学習法から、皆さんにもできることが2つあるのではないでしょうか。
1.富山国際学院の日本人教師や皆さんのまわりの日本人を大いに利用してたくさん話してください。
2.この学校の日本語の教え方は「日本語直接教授法」といって、日本語で日本語を教える教え方です。皆さんはできるだけ母語に翻訳しないで日本語を日本語のままで覚え使えるようになってください。

↑ってな具合に作ってはみたものもどうも出来が芳しくない(汗)。今回はボツ。

学院長式辞→新入生自己紹介→担当教員自己紹介と進み、記念撮影。

その後ガイダンス。ガイダンスは一転してリラックスムードで、でも大切なことはきちんと伝わるようにしなければならない。
富山国際学院での日本語学習・アルバイト・犯罪・交通ルール・アパート生活など。学生と教師、お互いの信頼関係は一朝一夕にできるものではないが、今日のこの日、新入生たちが「この学校なら安心だ」「この先生たちなら、いろんなことが率直に相談できる」「富山は初めてだけど、なかなかいい町みたいだな」「留学生活って母国で思っていたのとはかなり違って大変なんだな。がんばらなきゃ」と思ってくれれば大成功なんでしょうが、どうだったでしょうね、今日の入学式&ガイダンス。
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by tiaokumura | 2010-10-15 19:36 | 僕は学院長2年生 | Comments(4)

名古屋出張(前編)

記憶が苦手なんでよう覚えとらんのですが(汗)、9月28日(火)、東海北陸地区の日本語学校の会議出席のため、たぶん3月上旬以来の名古屋出張
前回は仕事の後、JR名古屋駅の「金の鈴」で野田さん・遠藤さんと待ち合わせて「飲み会」。ところがボク、田舎モンだからでしょうね。「金の鈴」っちゅうのがようわからんで、「銀の鈴」ってほうに行っとったかもしれん(恥)。野田さん・遠藤さんとは「アジア人財」というプロジェクトでご一緒した仲。年齢は野田さんが2つ上で遠藤さんは僕と同い年。そんなことで「馬が合う」というのでしょうね、3人であるいは他のメンバーも交えて何度か「飲みニケーション」しました(照)。3人の現況は、野田さんは名古屋でご活躍、遠藤さんはベトナムで日本語教師、僕は富山国際学院です。ベトナムから届いた遠藤さんのメールに対して「遠藤さんはシニアの星です」ってなメール送っておきました。遠藤さんがベトナムから帰られたらまた3人で飲みたいものです。それまで3人、お互いに生きていかなければ。

今回の出張、富山国際学院の会計ご担当の柳川さんにおねだりお願いして、いつもの「しらさぎ往復」じゃなくって「高山線で名古屋入り」にしていただきました。初秋の高山線、経験したかった。
富山駅北口、午前7時過ぎ。窓口で切符購入。行きは「ひだ」で帰りは「しらさぎ」って申し出たら、「それなら、かくかくしかじかがいい」ってことで窓口の駅員さん、5枚の切符を用意してくださった。それを確かめると、乗車券は「富山→富山」で「経由:高山線・東海道・名古屋・新幹線・米原・北陸」って書いてある。旅慣れない身としては「これでいいんだ」と判断したので、まさかこの乗車券のせいで名古屋駅で悲喜劇^が待っているとは、その時点で夢にも思わなかった(爆)。富山駅北口で切ってもらった領収書を見ると「14170円」。「しらさぎ往復」と比べると数百円高いのかも。「ぷちゼータク」と済ませられる金額かどうかは、僕には判断不能。ま、今回は許してもらえたら嬉しいかな。

ひだ6号・富山駅1番線8時出発。
車中、例によって讀賣・日経
両紙共通に新聞全紙を使っての「リクナビ」の広告。「新卒採用に携わる みなさまへ/わたしたちは、/いま、約束します。」-青空を背景にした広告です。「学生、企業、大学のそれぞれがより満足できる就職・採用活動システムをともに実現するために、リクナビができることは何か。」という意見広告(あるいは民主党の好きな「マニフェスト」かも)です。広告中にある「7つの約束」、ぜひ実現していただきたい。今、学生も企業も大学も「就活」には(たぶん)疲れきっている。システム疲労。3つのどこかが思いきったスタンスに踏み出さない限り、どうしようもない。そして、3つの中で最も弱い立場にあるのは「学生」だと思う。今の「就活」から「いち抜けた~」って勇気をもって(思いきったスタンスに踏み出して)言える学生はごく少数。今の学生諸君(卒業予定者も就活留年組も既卒就職浪人も)に「生まれた時が悪かったんだ」「就職できないのは自己責任なんだ」などと思わせてはいけない。「ニュー・ロスジェネ」、生んじゃダメ。僕はここで「学生を甘やかせ」と言っているのではない。学生諸君も努力し、就職にあたっての自己アピールもしっかりできるようにしておかなければならない。自分の売りは何か、きちんとつかんでおくべきでしょうね。ま、いずれにしてもリクナビさんには、「皆様と変化に向かって」いっていただきたい。
讀賣。「就活オン」。SPI2、新日本製鉄人事・労務部長の「人事の眼」、「理系学生」への就活情報、原田デスクによるOB・OG訪問ストラテジー、世界標準のA4のこと。学生諸君はこの記事、読んでるのかな。
日経。31面、関満博・一橋大学教授「経済教室 『素材』『サービス』に可能性」、谷口和弘・慶應義塾大学教授「やさしい経済学 会社のダイナミズム」など。「私の履歴書」は木田元「編集者たち」。このブログのご常連の「哲ちゃん」はかつて(今も立場は同じだと思う)「名編集長」と言われ(本人自称じゃないっすよ^^)、朝日新聞の「人・脈・記」でも本名でご登場。木田さんの場合、「熊谷健二郎さん・大塚信一さん・三浦雅士さん・坂下裕明君、小尾俊人・吉田欣子・守田省吾のお三方」(敬称ママ)が「編集者たち」として登場する。メルロ=ポンティ、僕は昔ちょっとだけ読んだことがあるので、岩波書店『メルロ=ポンティの思想』の出版経緯も興味深かった。

2紙読み終えて、ふと車窓から外を眺める。神通峡・森林・神社・民家、苅田・休耕田・転作田・棚田、ビニルハウス・作業小屋、橋脚朱塗りの橋、発電所・送電塔など。トンネルをいくつか通過し、草木に緑以外の色が混じり、列車はやがて減速し、猪谷(いのたに)駅8:40着。JRがいくつかに分社してるからでしょうね、20代(?)の女性車掌が猪谷で下車。彼女、線路を渡り駅舎に向かう。たぶんそこで乗務記録を書いて暫し休憩し、次は上り線に乗車勤務するんでしょうね。猪谷発、30代(?)男性車掌に交代。

猪谷駅を出たところで、この間博文堂さんから届いてまだ読み終わっていない
芳地隆之『満州の情報基地 ハルビン学院』(2010年8月20日発行。新潮社。1500円+税)
をカバンから取り出して読み始める。
この本、宮明正紀さん(恵雅堂出版)から「良書」だというコメントを当ブログにいただいており(同書「あとがき」p.249に宮明さんのお名前が出ている)、また哲ちゃんからも読むのを勧められた。同じ著者の『ハルビン学院と満州国』(新潮社)を先に読んだほうがよかったのかもしれないが、芳地さんって方はよく存じ上げない方なので、たまたま先に新聞広告で目についた『満州の情報基地 ハルビン学院』を読むことにしました。
この本のことはこの記事の続きの「名古屋出張(後編)」でまた触れます。
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by tiaokumura | 2010-09-29 21:17 | 僕は学院長2年生 | Comments(0)

オクムラくん、ようやく?遂に?決断

富山国際学院の入っているビルの前は市道になるのでしょうか、2車線でけっこう車の通行量が多い。日赤が近いせいもあるんでしょうね、救急車も週に何回か通る。ごく稀に消防車も通る。学院の入っているビルの横の道は2車線ですがそんなに広くない。で、その横道を挟んで革新系政党になるんでしょうか、それが入っているビルがある。選挙になるとずいぶん出入りがあり、街宣車も出入りしてます。そのビルの1Fに「社員食堂」のようなレストランがあり、僕、11枚綴りで6000円(バラで10枚買っていくより1枚お得^^)のチケットを買って、週に何回か昼食タイムを過ごす。レストランの壁にはF党首の色紙も飾ってあります。
そのビル、今年度にはいってからになるでしょうか、ビル1Fの一画に分煙室(ってんでしょうか)ができた。全館禁煙になり、喫煙者のために(非喫煙者のためにでもあるのでしょうね)「タバコが吸える場所」を設けたのでしょうね。設備投資いくらくらいかかったんでしょうね。それまでは1Fロビー喫煙可でした。
今日の昼食後、その喫煙ルームに入って一服。相客があってしばし歓談。必然的に話題は、禁煙のこと・タバコ値上げのこと。30代になるでしょうか、ある男性が30カートン買ったそうです。タバコに縁のない方にはおわかりにならないでしょうが、1カートンにはタバコが10箱入っています。1箱300円のタバコとして30カートンは9万円! よくもまぁそういう大金が用意できるもんじゃと素直に感心しました。で、10月1日から1箱100円の値上げとして(全部が税金でもないそうです。JTにも何割か入るとか。なおタバコ税は市町村に入るそうです)、その方は(400-300)×10×30=3万円の得なんかなぁと、居合わせたタバコ呑み同士でひとしきり笑ったんですが、でもこの計算、なんか変ですよね。彼、はたして「得をした」って言えるのかな。
9月末までタバコ、ものすごい売れ行きでしょうね。通常の3~5割アップかも。僕はお金の余裕がないので買いだめは無理っす(恥)。

さて、前置きが長くなりましたが(激爆)、富山国際学院が入っているビル、全館禁煙にします。ってぇも他のテナントさんも入っているので、とりあえずは学院関係のフロアですが。学院は2F・3F・4Fを借りていて4Fロビーに喫煙所があるのですが、9月22日に「10月4日から/禁煙(きんえん)/です。タバコはダメです。」って掲示、貼りました。相変わらず下手っぴぃな字ですが(大恥)、下半期の10月4日から禁煙のアナウンスという次第。10月1日(金)終業後、灰皿撤去します。

当ブログ、この間の脳動脈瘤の記事に「くっつん」さん・「哲ちゃん」さんから手厳しいコメントをいただきました。以下、引用。
くっつん」さん
富山国際学院の喫煙所を拝見しましたが、タバコを吸わない人にとっては、と~~~っても厳しい環境だと思いますよ。もし自分が職員だったら、絶対に抗議してますヨ(笑)
哲ちゃん」さん
学校のビルがまだ全館禁煙になっていないとは,驚いた。これは即座に実行すべきです。貴兄が喫煙するかどうかは個人の選択の問題だけれど,学校内とかビル内のことは,率先して配慮すべき年齢に我々はなっているのでは?

学院スタッフ12人中で喫煙者はボクだけ(大恥)。学院生には午前・午後(2部制)合わせて8人くらいいるでしょうか、喫煙者。
まぁ、遅すぎたかもしれませんが、富山国際学院、「禁煙」に踏み切りました。「くっつん」「哲ちゃん」に褒めていただけるかも(嘘爆)。

僕も含めた喫煙者、10月4日(月)からどうするかってことになるのでしょうが、これを機会にタバコをやめる学生が出てきたら、いいのでしょうね(ボクは無理っぽい)。学院生がビル周囲で喫煙せんよーに、しばらく見回りが必要かも。学院スタッフ、受動喫煙なくなるので「ホッ」でしょうね。ボクは相変わらずタバコ臭い(+加齢臭^^)でしょうけんど。お客さんで喫煙希望があったら、丁重にお断わりします。
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by tiaokumura | 2010-09-24 20:34 | 僕は学院長2年生 | Comments(6)

京都出張

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(7月8日夜・記)
7月6日京都出張。京都に行くのは今年5月の石峯寺(若冲)・等伯展・冷泉家展以来、今年2回目。今回の京都は(財)日本語教育振興協会(略称「日振協」)の集まり。

9:14富山発サンダーバード16号。
例によって金沢まで讀賣・日経。
讀賣、データ「大学の学力調査」全3面。大学生の就職率のことで以前に聞いたことがあるのですが、分母を就職希望者数にとるか卒業年次在学者数にとるかあるいは入学年次在籍者数にとるかなどでかなり違ってくるそうです。確かにそうでしょうね。で今は(たぶん、なのですが)就職のため留年などは分母に入っていない。統計ってものはだいたいが誤差がありいい加減なものなのでしょうが、各大学の就職率も眉に唾をつけて読んだほうがいいのかも^^。讀賣のこの日のデータには就職率はないようですが(違う?)、2010年度入試方法別入学者・退学率・シラバスなどがあり、いろんな参考にできそうです。イマドキなんでしょうね^^、「保護者会」データもあります(激爆)。筑波大は○(半数以上の学部で実施)、早稲田は◎(全学で実施)、京大は△(半数未満の学部で実施)です。
日経。1面「中国、日本国債の購入拡大」「投資拡大、日本に向かわず」「パク・ヨンハさん自殺(春秋)」、6面「インド、経済が促す対中接近」、「中国銀株が下落」、25面「産業構造の高度化に弾み」「地域主権時代の財政制度」「生活環境、家族、地域が一変」。

アップした写真、サンダーバード(TB)車内で撮る。写っているのは、帽子、本、数独、カバンなど。
今回持参した本は
黒岩比佐子『古書の森 逍遙』(工作舎。2010年6月20日。3200円+税)
この本、早くに博文堂さんに注文していたのですが、ボク、工作舎を「工作社」としてしまっていて(大恥)、博文堂さんにご迷惑をおかけした。なかなか届かないので博文堂さんに聞きに行ってようやくボクのミスに気がつき、注文し直し。7月5日に届きました。
本書、また稿を改めてご紹介したい。黒岩比佐子さんのブログから生まれた本です。
黒岩本のいいところの一つは、ほとんどの本に人名索引が充実しているところ。TB車中、人名索引をチェックしながらあちこち拾い読む。北村透谷や勝本清一郎がないのは黒岩さんと僕の関心のありように異なる部分があるからでしょうね。
薩摩治郎八(p197。以下数字同じ。ただし初出とは限らないし、そのページだけとも限らない)・秋山真之(102)・柴田宵曲(362)・相馬黒光(274)・山路愛山(162)・村井米子(356)・跡見花渓(187)・石井研堂(120)・伊藤律(339)・恩地考四郎(290)・川上澄生(362)・植草甚一(343)・高群逸枝(339)・竹腰三叉(146)・中山みき(244)・出口なお(244)・三島霜川(138)・三角寛(307)・南方熊楠(259)などなど。黒岩さんの次回本の堺利彦ももちろんあります。
大橋鎮子『「暮しの手帖」とわたし』を間もなく読むのですが、本書ではpp345-347に創刊号、pp351-352に第五号が出てきます。「暮しの手帖」の執筆陣の豪華さ・すごさ、今更ながら驚きです。
本書、いわば古書の「百科全書」でしょうね。通読するのが楽しみです。
帯に「古書を古読せず、雑書を雑読せず」。黒岩の言葉ではないのですが、黒岩さんの古書の森の道標になる言葉でしょうね。「孤書を孤読せず、残書を残読せず」なんてことも僕の場合あるかも(謎爆)。
もう一言付言。当然なんですが、お買いになる本は、黒岩さんの目利きに叶った本ばかり。しかも僕たちでも買える値段の本がほとんどで、そういう本にも愛着を持てるところが黒岩さんのすてきなところ&すごいところ。『楚囚之詩』が出て来なくてもいいのですね(激爆)。黒岩比佐子さんのような方こそ真の古書愛のある方なんでしょうね。彼女に愛される古書たち、「幸せ~♪」です。

12:09京都着。お土産など先に買ってしまっておく。京都駅構内のイノダコーヒーでエビサンドセット(プリプリのエビをサクッと揚げ云々+コーヒー)。イノダって、コーヒー、おいしいところだと思うのですが、注文するときにウェイトレスに「コーヒーにさとう・ミルクを入れますか?」と聞かれてビックリ。入れる場合は予めそれを入れて客に提供するみたいなんですね、イノダって。そういうのってどうなんだろう。僕は別に持ってきてほしいと言ったら、気のせいか、彼女けげんそうな顔だった。さとう、角砂糖だった。入れる分量、難しいですよね。でも、そんなんに拘るボクがアホなんかも^^。

1時からメルパルク京都(京都駅すぐ近く)で
平成22年度維持会員協議会・西日本地区
が5時過ぎまで。協議会の中で、今回僕が事前に出しておいた質問に答えてもらえた。
5時半ころから懇親会。例の「仕分け」でお疲れだった佐藤次郎理事長や職員の皆さんに、僭越ながら激励の言葉をかけさせていただいた。
民主党・政府、これからどうしようってんでしょうね。仕分けが終わって、仕分けであの方たちが決めたこと、これから政策に落とし込んでいかなければならない。ボールは民主党・政府が持っているんですね。どの方向に投げるのか、僕(たち)はそれを見るしかない立場。ご担当だった枝野さん・レンホウさん(漢字出ないのでカタカナでご勘弁を)・皆様、権力を握っている者として、普天間もそうですが、日本の将来を過たず・悔いのない選択をなさってください。

京都発19:54TB41号。ポートラム最終で帰宅。
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by tiaokumura | 2010-07-06 10:18 | 僕は学院長2年生 | Comments(3)

名古屋出張

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(6月29日夜・記)
昨年度は名古屋出張、8回くらいあったかなあ。僕の名古屋出張の目的は大別して3パターン。名古屋入国管理局申請、日本語教育振興協会・東海北陸地区維持会員の会議、それと今携わっているプロジェクト関係。
去る6月25日に名古屋出張があり行き先は名古屋入国管理局富山国際学院・学院長を務める僕は、年に4回名古屋入国管理局に出張しています。これって日本語学校トップが必ずやらんならんことでもないのですが(前任の岸井みつよ学院長時代、僕は何回か名古屋入管に出張した)-実際他の日本語学校さんは、中国人事務職や日本人事務職がご担当-、ビンボーなミニ日本語学校ってこともあって(うちんとこ、事務職なんて雇える体力がない^^)、日常の入学問合せへの対応も学生の募集活動もさまざまな書類チェックも入管への申請も、まぁほとんどが「学院長」の職掌分担。別に僕だけが負担が大きいってぇわけじゃなく、富山国際学院内外の仕事、学院内外日本語教師計14人のスタッフで協働や分担でやりくりしています。そういう日本語学校があっても許されますよね(照)。外部に多くの理解者・協力者があればこそ、そういう体制でやっていけるのでしょうね、ありがたいことです。

9:09富山発しらさぎ6号。富山-金沢は例によって讀賣・日経。新聞がそんなに短期間で変わるってことはないでしょうから、これは僕の側によるのでしょうが、最近の両紙(っても購読するのはせいぜい週1回ですが)、ピンと来る記事が減ってきている。今回(6月25日朝刊)は、日本経済新聞最終面(文化)、日比谷孟俊「吉原と宿縁 研究に情熱」が良かった。日比谷は慶應義塾大学大学院教授で「私の専門はエレクトロニクスの材料の研究や、宇宙での微小重力状態を利用した研究」。そんな日比谷がある年の法要がきっかけで、先祖が江戸吉原で妓楼(遊女屋)を営んでいた和泉屋平左衛門だったことを知る。そこからが日比谷のすごいところで、彼は「和泉屋の歴史の研究に乗り出した」。日比谷の探求の結果、次々と明らかになる史実。日比谷は同記事を
・・・私は吉原細見と浮世絵を結ぶデータアーカイブの構築に向け(中略)本格的に研究し始めた。これを博士(文学)の学位論文に仕上げてみたい。
と結ぶ。
確か土方巽のアーカイブ、慶應大だったと思う。慶應はそういう点でも最先端なんでしょうね。それにしても世の中にはすごい方がおられるものです。
甚だ僭越ながら、日比谷孟俊先生のご研究の成就をお祈りしたい。

金沢-小松、数独level8を2問。
小松からは「東京女子大入試問題」に取り組む。詳しくはこの2つ上の記事をご参照。
米原で新幹線に乗り換え。新幹線のひかり3号車、喫煙可^^。名古屋12:21着。

アップした写真、名古屋駅中央通り「驛釜きしめん」。名古屋の「食」の代表格きしめん。僕、名古屋に行ったさいにはなるべく食するようにしています。これまで食べたきしめん、勝手にTOP3を選ばせていただくと①高山線「ワイドビューひだ」が入線するホームのきしめん(立ち食い)、②驛釜きしめん、③新幹線が入線するホームのきしめん(立ち食い)、になるでしょうか。まだ8軒くらいしか食べ歩いていないので、もっともっとおいしいお店があるのでしょうが、今のところはこういったところです。ホームの立ち食いって、そば・うどん・きしめん、いずこもおいしいですよね。
「驛釜きしめん」での昼食、大奮発^^して「冷し海老おろしきしめん」(850円)。同店は持ち帰りもできて、今回は夏向けのきしめんを買って帰りました。

1時半~2時半、名古屋入管。終わって、大名古屋ビルヂング3F・I.C.NAGOYA

夕食は「そば・焼鳥居酒屋 右衛門」、名古屋新幹線通りに店を構える。僕は焼鳥はタレが嫌いで(変わり者かもしれない^^。今まで「これは!」ってタレに出会ったことがほとんどない。素材を生かしたタレってないんでしょうかねぇ)、「塩派」。以前丸山茂樹先生(I.C.NAGOYA)に連れていっていただいた、石鍋裕プロデュースの焼鳥店はうまかった。確か沖縄の塩を使っていたか。右衛門では、皮・砂肝・軟骨・レバーなどの焼鳥(塩)、ハツ・ミノ・小腸のホルモン、それに生ビール(中)2杯。〆に「そば」とも思ったのですが、なんだか残しそうなのでやめる。同店の手羽先・つくね・えびふりゃ~・ひつまぶしは次回以降のお楽しみに。名古屋コーチンはお金が貯まった暁に食べます(激爆)。

名古屋から新幹線で米原に出、米原でしらさぎに乗る。帰りの車中は
中井久夫『私の日本語雑記』(岩波書店。2010年5月28日1刷)
を読む。「図書」連載が単行本化された。当ブログでご紹介と思っているうちに1か月が経ってしまいました。6月27日付朝日新聞斎藤環の書評が載ってましたよね。そこで紹介されていた中井のエピソード-
「本の背表紙を眺めていると中身が全部出てきて苦しいからと、すべて逆さまに並べていた」「ドイツ語の読書で疲れた頭をフランス語の本で癒していた」
って、すっごいですよね。
9時半頃、富山着。ポートラムで帰宅。

次回の名古屋出張は9月上旬になるかなあ。次回の行きは久しぶりに高山線にしようかなあと思っています。
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by tiaokumura | 2010-06-25 12:33 | 僕は学院長2年生 | Comments(0)

こんな授業・あんな授業(14)A・B・C組合同 大学進学ガイダンス

日本語学校の大切な役割の一つが「大学進学予備教育」であることは否めない。だがもし僕の勤務先の富山国際学院が「それだけ」の教育機関だったら、ボクみたいなワガママ男(大汗)にここまでの勤続(今17年目に入った)はムリだったでしょうね。おかげさまで僕は大学で教えたり県費研修生を担当したり外国籍の子どもの授業やったり短期集中日本語研修やビジネス日本語なども経験させていただいている。でもまぁ勤務先での僕の大きな役割・僕に期待される仕事として「大学進学予備教育」があるのは十二分に自覚している。

本日「大学進学ガイダンス」を実施。4月中にやってもいいのですが、諸般の事情を勘案すると今日くらいがいいタイミングでしょうね。準備・説明担当は学院長である僕の役目(来年からはスタッフに任せようと思う。僕がいつまでもやってたんじゃぁダメ)。2年次3クラス卒業予定者中の大学進学希望者を集め、クラス担当教師も出席しての「大学進学ガイダンス」-人前で話すのが大の苦手で、しかも同僚4人のご臨席も賜って^^なのだから、キンチョーします。レジュメ用意したけど、それを棒読みしてもしょうがないので、あれこれ学生の興味を呼び起こすような工夫を織り交ぜての90分。アイスブレークには「外国人が日本の大学に進学するために絶対必要なのは何だろう?2つあるんだけど」ってような質問を使う。あとまああれやこれや、冷や汗をかきながらの(恥)約90分でした。説明の日本語は中級後半ちょっと前くらいの表現・一般語彙。

以下、「レジュメ」より
今日の予定
 第1部 大学進学ガイダンス
 第2部 先輩に聞く(ここは卒業生が担当)
はじめに
キーワード
大学進学カレンダー
第1章 日本の大学
 1 日本の大学
 2 日本の大学で私費留学生になる
第2章 最近の大学入試データ
 1 2009年日本留学試験
 2 2010年富山大学・金沢大学入試
 3 2009年度富山国際学院
 4 日本留学試験と進路
第3章 後悔しない大学選び
 1 大学選びから入学までの流れ
 2 どうやって大学・学部・学科を選ぶか
 3 情報をどうやって集めるか
第4章 これからのこと
第5章 各クラス担任より
質疑応答

説明責任」って言葉がありますが、サービス業である教育においてもそれは大切である。学院ができること・しなければならないこと・できないこと・しなくてもいいことをちゃんと学生が納得できるように説明し、学生が進学にあたってしなければならないこと(自己責任)を本人たちに充分理解してもらっておく-理想ですがそういうのちゃんとやっておかなければならない。そこが疎かになると「進学指導」は学生の不満・ミスマッチ・誤解etc.が山積になっちゃうでしょうね。100m13秒でしか走れない人に「がんばれば11秒で走れるようになるよ。希望を持って!」なんて類の「教育」的スタンスを取るケースが教育業界では往々にしてあるが、「現実」を自覚させるのも教師のきっと重要な役割なんでしょうね。勿論その際「フォロー」がその先に必ずあり、そういう力(教師力)を、僕なんかのレベルの教師はしっかりと養成できるよう努力せねばならない。

まぁ本日の「大学進学ガイダンス」、60点くらいは取れたような気がするので^^、今夜は韓流ドラマ『IRIS―アイリス』を見て安眠できそうです(激爆)。
幸いうちはスタッフがしっかりしているので、「学院長先生様」の大ボケ・失敗・とちりなどは、スタッフがちゃんと尻拭いしてくれるので、ボクは幸せ♪っす(照)。
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by tiaokumura | 2010-05-19 20:32 | 僕は学院長2年生 | Comments(0)

学院長式辞@2010年度4月生入学式(2010年4月23日)

2010年度4月新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
富山国際学院12名の教師を代表してお祝いの言葉を述べさせていただきます。
我代表富山国际学院12名教师,对2010年4月的新生表示由衷的祝贺! 并代表他们讲几句话。
On behalf of 12 teachers at 富山国際学院, I would like to express my deepest congratulations to all of you, 2010 April session students.
皆さんの富山国際学院での留学にご尽力いただいたご家族・関係者の方々にも、心から感謝の気持ちを述べさせていただきます。
我从内心向你们的家长及有关亲属表示由衷的感谢,感谢他们对你们来富山国际学院留学给予的大力支持和援助。
Also I would like to express my sincere thanks to all your families, relatives, Nagoya Immigration Office, Japan Embassies and others, who have decided to send you to be members of our 富山国際学院。
皆さんはご家族のもとを離れ、ここ富山で留学生活をスタートしました。私は皆さんがすばらしい先生方のもとですばらしい留学生活が送れることを願っています。
皆さんは先輩方やアパートの大家さんや近所の方々にも支えられることでしょう。
你们远离亲人,来到富山开始了你们的留学生活。我衷心的祝愿你们在很优秀的各位老师的指导下,度过你们宝贵的留学生活。你们的学长•学姐及公寓的房东•左邻右舍会给你们支持与帮助的。
Remote from your family, you started to spend your study abroad life in Toyama. I hope you will be able to spend fruitful and satisfying life here under the warm, well-trained and strict teachers.
You can be supported by senior students, and those who live around you in your younger days.

今日は皆さんにとってゴールではなくスタートです。皆さんが日本語を学ぶ目的はさまざまですが、皆さんの一人ひとりが夢の実現のために富山国際学院でたくさん日本語を学んでください。
今天对大家来说不是终点而是起点,虽然大家学日语的目的各不相同,但为了实现你们每个人的理想,努力学好日语吧。
Today is not a goal but just a start. Your aims to learn 日本語 are different from each other. I believe you will learn 日本語 to realize your dreams. Learn 日本語 a lot here at 富山国際学院.
江戸時代の国学者に本居宣長がいます。彼は『うひ山ぶみ』の中で以下のように書いています。
「才のともしきや、学ぶことの晩(おそ)きや、暇(いとま)のなきやによりて、思ひくづをれて、止(やむ)ることなかれ。とてもかくても、つとめだにすれば、出来るものと心得べし。」
(才能の乏しいことや学びを遅く始めたことや学ぶ時間がないことを口実にして学ぶことをやめてはいけない。絶え間ない努力を続ければ必ず学業は成就する。)
江户时代有一位国学家,叫本居宣长。他在一本国学启蒙的书中写道「人不能以没有才华或没有时间学习等为借口,而放弃学习。只要不断努力,就能成功。」
We have one philosopher named 本居宣長 in Edo period. He wrote in his book entitled うひ山ぶみ or “The Ways for Beginners” as the following.
“Never complain that you have neither talent, early-start nor time. Your unremitting efforts lead you to the stage to complete your work.”
そうなのです。日本語を学ぶ努力を毎日続ければ必ず日本語が上手になり、あなたの夢が実現するのです。皆さんにとって日本語はそんなに難しい言語ではありません。
确实如此,只要每天都不断学日语,日语就能有进步。就能实现你的理想。对大家来说,日语并不是很难学的。
Yes! Your unremitting efforts to learn 日本語 will lead you to realize your dream through 日本語. 日本語 is not so difficult language for each of you.

さて、皆さんは富山国際学院に入学しました。どうか目も耳も大きく開いて、たくさん聞いて読んで話して書いて、皆さんの輝かしい未来に向かってがんばってください。皆さんの富山国際学院での留学生活がすばらしいものになることを願っています。
大家今天迈进了富山国际学院,请大家多读多听多说多写,为大家美好的未来努力吧。愿大家在富山国际学院的留学生活能有丰硕成果。
Well, you all are new members of our 富山国際学院. Please keep your eyes and ears wide open. Listen to, read, speak and write 日本語 as hard as possible. Keep a tough mind to challenge for the brilliant future. 富山国際学院 welcomes all of you, and hopes you will spend the very best and delightful lives here.
皆さん、ご入学本当におめでとうございます。
最后再一次向大家表示祝贺。
Congratulations to you from four countries, again. Thank you.

2010年4月23日
富山国際学院 学院長 奥村隆信

(注)
中国語部分は、銭輝先生(富山市民国際交流協会)に翻訳していただきました。銭輝先生、ありがとうございました。
钱辉老师(富山市民国际交流协会)为中文翻译了日语。钱辉老师,谢谢!
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by tiaokumura | 2010-04-23 11:30 | 僕は学院長2年生 | Comments(6)