カテゴリ:美術( 163 )

花森安治の仕事

f0030155_13312680.jpg(7月1日夜・記)
6月25日(日)、午前のウオーキングの後、富山から高岡へ。高岡市は富山第2の都市。このあいだ燭光能@瑞龍寺、観て以来の訪問です。あいの風鉄道・高岡で降りて、しばし当惑。お目当ての高岡市美術館への行き方がわからない(汗)。電車もバスも・・・なさそう。タクシーに「高岡市美術館へ行きたいのですが、いくらくらいですか?」って聞いたら、予測より高い料金だけど、時間もないので、タクシー利用で行くことに。同美術館、前回藤子不二雄関連のバスツアーで訪れてるはずなのですが、あの時は団体でガイド付きだった。今回は単独。

花森安治の仕事
デザインする手、編集長の眼

高岡市美術館
~7月30日

この日、関連企画で「父・花森安治のこと」で土井藍生さんが講演会(矢野進氏が聞き手)。予想通り、ずいぶんな混みようでした。なんとか会場の中央当たりに席を見つけ座る。『とと姉ちゃん』、よく見てました。花森安治の長女、ちょっと出てましたよね、名前はドラマ用でしたが。
花森と奥さんの出会いは上野駅での「松江1枚」。2回目は松平不昧公(こないだ哲ちゃんと鯛めし、食べました)にちなむお茶会。「学生結婚」。藍生は一人っ子、「出藍の誉れ」から命名。「家長・最高権力者、明治の男」「卵焼き事件」「たばこ」「娘の就職」「娘の結婚式での花森」など、おもしろい話、たくさん聞けた。京都の花森のデッサン(自画像)も。
なんで花森が高岡、って疑問だったんですが、花森展の企画に高岡市美術館も名乗りをあげたようです。展覧会は「あいうえおもの図鑑」「学生時代の花森安治」「戦時下の花森安治」「暮しの手帖社の花森安治」「花森安治の装幀-他社の仕事」「《一銭五厘の旗》を掲げて」の構成。本展、この後、岩手県盛岡市「岩手県立美術館」に巡回。

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by tiaokumura | 2017-06-25 13:31 | 美術 | Comments(0)

大エルミタージュ美術館展

f0030155_1550358.jpg(6月25日朝・記)
ジャコメッティ展の後、アップした写真の美術展に。森アーツセンターギャラリーまで、国立新美術館から歩く。
展望目的の人も、なんでしょうね、混んでた。

大エルミタージュ美術館展 オールドマスター西洋絵画の巨匠たち
森アーツセンターギャラリー
終了

構成は「プロローグ」「イタリア:ルネサンスからバロックへ」「オランダ:市民絵画の黄金時代」「フランドル:バロック的豊穣の時代」「スペイン:神と聖人の世紀」「フランス:古典主義的バロックからロココへ」「ドイツ・イギリス:美術大国の狭間で」。
会場すぐにウィギリウス・エリクセン「戴冠式のローブを着たエカテリーナ2世の肖像」。この間NHKラジオで、ロシアではエカテリーナ2世はピョートル大帝についで人気がある、とかやってた。エカテリ-ナ2世、エリザベス1世よりすごい方なんでしょうね。ヤン・ステーン「怠け者」、ブリューゲル(2世)、ルーベンス、ヴァン・ダイクなど。ムリーリョは「羊飼いの礼拝」「幼子イエスと洗礼者ヨハネ」「受胎告知」。「受胎告知」、西洋絵画の大きなテーマの一つ。ムリーリョのは初めて観ました。本展の目玉はクラナーハ「リンゴの木の下の聖母子」か。

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by tiaokumura | 2017-06-17 15:50 | 美術 | Comments(2)

ジャコメッティ展

f0030155_1441370.jpg(6月25日朝・記)
例えば一つの顔を私に見える通りに彫刻し、描き、あるいはデッサンすることが私には到底不可能だということを私は知っています。にもかかわらず、これこそ私が試みている唯一のことなのです。
(アルベルト・ジャコメッティAlberto Giacomettei1901-66)

ジャコメッテイ展が国立新美術館で6月14日~9月4日に開催されるのを知って、これはぜひ観に行きたいと思った。東京。年間の仕事予定を考え&なるべく早くってことで、6月17日にした。富山国際学院10月期生の申請準備を終えて上京ってスケジュール。その土曜日はその日が土曜日はじめてな展覧会なんで、混むだろうな。でも観たい。
6月17日(土)午後、哲ちゃんと日本橋で別れ六本木へ。

ジャコメッティ展
20世紀を代表する彫刻家、没後半世紀を経た大回顧展
国立新美術館
~9月4日

構成は「初期・キュビスム・シュルレアリスム」「小像」「女性立像」「群像」「書物のための下絵」「モデルを前にした制作」「マーグ家との交流」「矢内原伊作」「パリの街とアトリエ」「犬と猫」「スタンバ」「静物」「ヴェネツィアの女」「チェース・マンハッタン銀行のプロジェクト」「ジャコメッティと同時代の詩人たち」「終わりなきパリ」。
イマドキの展覧会なんでしょうね、写真写せるところもあった。ジャコメッティって、「視る」ことを追求した作家、「人間とは何か」「自然と人間の在りよう」を追い求めた芸術家、なんでしょうね。

ジャコメッティは、たぶん、1回目の大学生時代に出会った宮崎健二君か亀井哲治郎君の影響だと思う。あるいは、森有正からの間接的なつながりか。でも森有正はどうやって知ったんだろ、僕。辻邦生は森のあと、ジャコメッティの前かなあ。吉本やら埴谷やら高橋和巳やら。。。あの頃はみんな背伸びしてたんでしょうね^^。この間、中野翠『あのころ、早稲田で』読了。彼女は「早稲田」、僕は「大塚・茗荷谷」でしたが。もっとも自分、「池袋」じゃったかも^^。
矢内原伊作『ジャコメッティとともに』(筑摩書房 昭和44年9月10日2刷 1300円)
は今でも持ってます。ちくまは竹之内静雄社長の時代です。定価の1300円って、今だったら4000円くらいかも。同書所収の年譜(矢内原・作成)最後に
1966 故郷スタンバに滞在中、心臓発作にてクール(コワール)の病院に運ばれ、1月11日急逝。
とある。本書冒頭には「ジャコメッティからの手紙」が掲載されている。パリ、1959年1月12日「親愛なヤナイハラ」。

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by tiaokumura | 2017-06-17 14:41 | 美術 | Comments(0)

レオナルド×ミケランジェロ展

f0030155_1173967.jpg(6月24日午前・記)
バベルの後は、三菱一号館美術館へ。JR東京駅下車。丸の内南口。いささか暑い中を歩く。方向音痴なんで^^、迷う。道行く人に聞こうと思ったが、ちと恥ずかしい。ようやくそれらしいビル、見っけ。中に入るもようわからん(泣)。ここ、慣れていそうな女性に聞いたら、すぐそこの中庭の先だとのこと。三菱一号館美術館。これまでも興味ある展覧会やってるところですが、今回が初見参。本展、この日が初日。

レオナルド×ミケランジェロ展
三菱一号館美術館
~9月24日

バベルはシニア料金あったのですが、ここはなし。1700円。自分にとってはけっこうなお値段なんですが、それだけの価格の展覧会なんでしょうね。
構成は「序章:レオナルドとミケランジェロ-そして素描の力」「Ⅰ.顔貌表現」「Ⅱ.絵画と彫刻:パラゴーネ」「Ⅲ.人体表現」「Ⅳ.馬と建築」「Ⅴ.レダと白鳥」「Ⅵ.手稿と手紙」「終章:肖像画」。テーマに分けた展示、中には無理があるような対比や、専門的過ぎてようわからんところも。レオナルド・ダ・ビンチ「少女の頭部/《岩窟の聖母》の天使のための習作」、ミケランジェロ・ブオナローティ「《レダと白鳥》の頭部のための習作」など。各所に二人の言葉も。
ヴァザーリの「いくら称賛してもしたりない」レオナルドと「神のごとき才能」のミケランジェロ。フィレンツェ政庁館内のレオナルド「アンギアーリの戦い」vsミケランジェロ「カッシナの戦い」が実現してたら、すごかったでしょうね。

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by tiaokumura | 2017-06-17 11:07 | 美術 | Comments(0)

バベルの塔

f0030155_8574615.jpg(6月18日夜・記)
ニュウマンで「ひよっこ」をタブレットで見る。その後、上野へ。早くに着いたのですがけっこう並んでいる。「若冲の時はね・・・」ってな声も聞こえた。今回の上京、バベルジャコメッティが主眼。

ボストン美術館所蔵ブリューゲル「バベルの塔」展
16世紀ネーデルランドの至宝-ボスを超えて
~7月2日
東京都美術館

アップした写真、並ぶ時に撮った。入場。前売りの人はさっさと入場。そっか前売り券、買っとくべきだった。で、入場してから賢い選択。まずは「バベル」に向かった。でも同じようなこと考える人っておるもんですね。バベルの前、既に30人くらい並んでた。でもそのくらいなら「ラッキー」ですよね。「バベル」は「モナリザ」より2周り位大きい感じ。真正面で観たけど、細部は正直ようわからん。オペラグラスとか持ってくりゃよかった。
本展の構成、「16世紀ネーデルラントの彫刻」「信仰に仕えて」「ホラント地方の美術」「奇想の画家ヒエロニムス・ボス」「ボスのように描く」「ブリューゲルの版画」「バベルの塔へ」。
ディーリク・バウツ「キリストの頭部」、ヨアヒム・パティニール「ソドムとゴムラの滅亡がある風景」など。ボスは「放浪者」「聖クリストフォロス」「樹木人間」。ボス推定・模倣も数点展示。ボスの再来と言われたブリューゲルの版画も。「聖アントニウスの誘惑」「大きな魚は小さな魚を食う」「邪淫」など。「野ウサギ狩り」もあった。
こないだ日曜美術館で「AKIRA」の大友克洋が出てた。彼の「バベル」も展示。ミクロとマクロ。

この後の展覧会情報もゲット。「ボストン美術館の至宝展」「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」「THEドラエモン展」「ブリューゲル展」。ブリューゲルって野間宏「暗い絵」で知ったんかなあ。

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by tiaokumura | 2017-06-17 08:57 | 美術 | Comments(0)

池田学展@金沢21世紀美術館

f0030155_15455636.jpg池田学展
The Penー凝縮の宇宙-

極めて細いペン先から壮大な世界を描き出すアーティスト、池田学(1973-)。1日に握りこぶしほどの面積しか描くことができないという画面は、緻密な描写や壮大な構成によって裏打ちされた、現実を凌賀(りょうが)するかのような異世界の光景を現出させ、米国をはじめ世界的に大きな評価を得ています。本展は、池田の画業の全貌を紹介する、初めての大規模な個展です。中でも米国ウィスコンシン州のチェゼン美術館の滞在制作プログラムにより3年にわたって制作された新作《誕生》は必見です。
金沢21世紀美術館
~7月9日

池田学(いけだ・まなぶ1973-)は、昨年末だったか展覧会情報をチェックしてて知った。GW期間中開催ということで、4月30日、金沢行き。高速バス利用。北陸新幹線ができて、富山―金沢って、けっこう面倒に。高速バスが一番便利で安い。回数券を買えば、1回・片道770円です。
池田、法廷画も描いてたんですね。麻原とかの法廷画の新聞掲載、彼です。当時の新聞記事も展示。彼の少年時代の資料も展示。こういうの珍しいでしょうね。でも、どんな意味があるんでしょうね、疑問ですが。
池田の一番の魅力はミクロ&マクロでしょうね。そういう点で、雪村や山口晃に通じる。そして、今日本に来てる『バベルの塔』。池田の『興亡史』(2006年。紙、ペン、インク)、まさに現代の「バベルの塔」かも。細部に何が描かれているのか、あちこちの作品で鑑賞者の「へ~」も多数。特に子供には楽しい作品の数々。お孫さんと来るの、いいかも^^。
コレクション展1 PLAY 粟津潔」、併設。粟津の写真の他に、草間彌生(東京展、ずいぶん人気みたい)『花の束』、森村泰昌ら。

10時半ころ行ったのですが、チケット購入の行列、長かった。購入時、係員から65歳以上の割引を知らされる、ラッキー^^。1000円のところ、800円でした。
金沢、やっぱ、富山と全然違い、あちらこちら、ずいぶんな賑わい。
帰りは、金沢駅百番街の菜香樓で海鮮入り中華粥+生ビール。

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by tiaokumura | 2017-04-30 14:31 | 美術 | Comments(0)

『死ぬまでに見ておきたい日本の文化 春画傑作選』(宝島社)

f0030155_8373484.jpg(3月26日午前・記)
春画 傑作選
死ぬまでに見ておきたい日本の文化
2017年3月24日 第1刷発行
宝島社
980円+税

細川のお殿様・元総理大臣のおかげでしょうね、「春画展」、永青文庫であった。引き受け手がなかったそうです、同展。イギリスでできるんに、なんで本国ではあかんの、って、僕なんかは思いますが、タブーはタブーだったんでしょうね。永青文庫での春画展、もちろん行きました。その後、細見美術館(ここ、若冲のコレクションも)に巡回した折にも京都に行って観てきました。どちらの春画展もカップル・若い方々(ただし18歳未満は禁)も鑑賞。
本書、師宣・清長・春信・歌麿はもとより、鳥高斎栄昌、磯田湖龍斎など僕の知らない画家も。付属のDVDには名作約200点が収録。
春画の男根を見て、日本男児はこうだと思われると困る(激爆)。自分、ここんところご無沙汰ですが(大汗)、インポ・短小・包茎・早漏、の四冠王っす(大恥)。
宝島社、幻冬舎などと並んで、今一番の出版社でしょうね。ヤクザ関係のムック?も出しています。

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by tiaokumura | 2017-03-19 08:37 | 美術 | Comments(0)

2017年の美術展(後)

大エルミタージュ美術館展
3月18日~6月18日
森アーツセンターギャラリー(愛知県美術館、兵庫県立美術館に巡回)
大英自然史博物館展
3月18日~6月11日
国立科学博物館
ピカソとシャガール-愛と平和の賛歌-
3月18日~9月24日
ポーラ美術館
雪村-奇想の誕生-
3月28日~5月21日
東京藝術大学大学美術館
絵巻マニア列伝
3月29日~5月14日
サントリー美術館
池田理代子展
3月29日~4月10日
大阪高島屋(京都高島屋に巡回)
ゲゲゲの人生展
4月5日~19日
大丸ミュージアム梅田(大丸ミュージアム京都、大丸ミュージアム神戸に巡回)
池田学展
4月8日~7月9日
金沢21世紀美術館
ディズニー・アート展
4月8日~9月24日
日本科学未来館
快慶 日本人を魅了した仏のかたち
4月8日~6月4日
奈良国立博物館
海北友松
4月11日~5月21日
京都国立博物館
ブリューゲル「バベルの塔」展
4月18日~7月2日
東京都美術館
ジャコメッティ展
6月14日~9月4日
国立新美術館
レオナルド×ミケランジェロ展(仮称)
6月17日~9月24日
三菱一号館美術館
地獄絵ワンダーランド
7月15日~9月3日
三井記念美術館(龍谷大学龍谷ミュージアムに巡回)
源信 地獄・極楽への旅
7月15日~9月3日
奈良国立博物館
ボストン美術館の至宝展 東西の名品、珠玉のコレクション
7月20日~10月9日
東京都美術館(神戸市立美術館に巡回)
生命と美の物語 LIFE-楽園を求めて
8月26日~
富山県美術館
萩尾望都 SF原画展
9月9日~11月5日
神戸ゆかりの美術館
ボストン美術館 浮世絵名品展 鈴木春信(仮称)
9月16日~10月23日
千葉市美術館(名古屋ボストン美術館に巡回)
生誕120年 東郷青児展
9月16日~11月12日
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
興福寺中堂金堂再建記念特別展 運慶
9月26日~11月26日
東京国立博物館
長沢芦雪展
10月6日~11月19日
愛知県美術館
北斎展
10月6日~11月19日
あべのハルカス美術館
カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち
10月17日~12月20日
パナソニック汐留ミュージアム
北斎とジャポニスム
10月21日~2018年1月28日
国立西洋美術館
ガラスの仮面展
12月1日~25日
美術館「えき」KYOTO

ぜひ観たいのは「ジャコメッティ展」です。でも、これだけのために上京するのはコスパ上でいかがなものなので^^、同展を機にいくつかの行動を予定。6月16日(金)、夜行バスで上京。朝は横浜で朝食、昼は中板橋「うおづや」で昼飲み?、夜は友人たちとどこぞでおいしいものを食べる(お酒ももちろん)。食べるのも楽しみですもんね、東京は。で、「ジャコメッティ展」の他に、「大エルミタージュ美術館展」「ブリューゲル「バベルの塔」展」「レオナルド×ミケランジェロ展(仮称)」が重なっている。「バベルの塔」は今年の目玉でしょうね。かなり混んでいそう。首都圏では他に、「マティスとルオー展-手紙が明かす二人の秘密-」「花森安治の仕事-デザインする手、編集者の眼」「ミュシャ展」「ボストン美術館の至宝展 東西の名品、珠玉のコレクション」「生誕120年 東郷青児展」「カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」「北斎とジャポニスム」「運慶」あたり。いくつ観られるかなあ。
富山県立近代美術館が耐震性とかの問題でまもなく環水公園に移転、「富山県美術館」に改称。オープニングの「生命と美の物語 LIFE-楽園を求めて」、行くでしょうね。クリムト「黄金の騎士」(愛知県美術館蔵)が来るそうです。富山県内では水墨美術館・高志の国文学館も企画次第で行くでしょうね。
お隣石川県の21世紀美術館も行ってみたい。「池田学展」がいい。池田学は初めてです。
関西も1日、美術展巡りしたい。「クラナーハ展」「生誕300年 伊藤若冲展」「マティスとルオー展-手紙が明かす二人の秘密-」「海北友松」「ボストン美術館の至宝展 東西の名品、珠玉のコレクション」「北斎展」あたりかなあ。うまい具合に1日3つくらいが重なる時を選びたい。いずこの土地もそうですが、当日の食事も楽しみ。9月に奈良2泊予定で、神社仏閣以外にいい展覧会があれば回りたい。秋篠寺の技芸天立像に約半世紀ぶりのご対面が一番の楽しみです、奈良旅行。
東海地区も何年か前から美術館にちらほら行っている。北陸新幹線ができて「しらさぎ」が金沢始発になって不便になった(以前は富山始発)。でも高速バスがあるので、名古屋行きは安いし便利です。「歌川広重 東海道五拾三次展」「大エルミタージュ美術館展」「ボストン美術館 浮世絵名品展 鈴木春信(仮称)」「長沢芦雪展」あたり、行ってみたい。こちらも一回1日しか日がとれないので、調整が難しい。名古屋出張が2回あるので、その辺でタイミングが合えばいいのですが。名古屋では「これはめっちゃおいしい」ってものにまだ出会ってないので、今年こそ出会いたい。「おいしいもの」にはもちろん出会ってます。

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by tiaokumura | 2017-01-08 10:35 | 美術 | Comments(0)

2017年の美術展(前)

無芸大食、これといった趣味もないジジイですが(恥)、美術展巡り、けっこう好きです。去年の若冲展の5時間待ちとかには参りましたが、今年もあちこち観に行きたいものです。以下の3誌紙などを参考に、2017年の美術展、ピックアップしてみました。たくさんあるので(と言っても僕が行けるのは多くて8つくらいでしょうが)2回に分けて掲載します。年の後半が少ないのは、まだ企画中段階があるからかも。3月(年度末)には新年度の企画展、もっと情報出てくるでしょうね。
参考誌紙
日経おとなのOFF 2017年絶対に見逃せない美術展(日経BP社 2016年12月6日発行 722円+税)
美術展ぴあ 2017年絶対!観るべき美術展&展覧会(ぴあ株式会社 2017年1月30日発行 880円+税)
朝日新聞 ASAHIイベント2017(2017年1月7日付)

生誕300年 伊藤若冲
~1月15日
京都国立博物館
北斎の帰還-幻の絵巻と名品コレクション
~1月15日
すみだ北斎美術館
クラナーハ展
~1月15日
国立西洋美術館(国立国際美術館に巡回)
仙厓ワールド
~1月29日
永青文庫
世界遺産 ラスコー展~クロマニョン人が残した洞窟壁画~
~2月19日
国立科学博物館
画と機 山本耀司 朝倉優佳
~3月12日
東京オペラシティアートギャラリー
シュルレアリスムとその展開
~4月9日
軽井沢ニューアートミュージアム
京都国立博物館生誕300年 伊藤若冲展 
後期~5月21日
相国寺承天閣美術館
片岡球子
1月4日~3月20日
北海道立近代美術館
「君の名は。」展
1月7日~2月19日
飛騨市美術館(松屋銀座に巡回)
岩佐又兵衛と源氏絵-〈古典〉への挑戦
1月8日~2月5日
出光美術館
DAVID BOWIE is
1月8日~4月9日
寺田倉庫G1ビル
マティスとルオー展-手紙が明かす二人の秘密-
1月14日~3月26日
パナソニック汐留ミュージアム(あべのハルカス美術館に巡回)
永青文庫 日本画の名品
1月14日~2月26日
名古屋市美術館
春日大社 千年の至宝
1月17日~3月12日
東京国立博物館
ピーターラビット展
2月11日~4月2日
グランフロント大阪 北館
花森安治の仕事-デザインする手、編集者の眼
2月11日~4月9日
世田谷美術館
草間彌生 わが永遠の魂
2月22日~5月22日
国立新美術館
これぞ暁斎! 世界が認めたその画力
2月23日~4月16日
Bunkamuraザ・ミュージアム
ミュシャ展
3月8日~6月5日
国立新美術館
歌川国芳 21世紀の絵画力
3月11日~5月7日
府中市美術館
興福寺特別公開2017
前期3月15日~6月18日 後期9月15日~11月19日
興福寺仮講堂
没後20年 星野道夫の旅 セレクション
3月15日~28日
パンジョホール
歌川広重 東海道五拾三次展
3月18日~5月14日
名古屋ボストン美術館
(続く)
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by tiaokumura | 2017-01-07 11:04 | 美術 | Comments(0)

大仙厓展

f0030155_15434334.jpg(10月30日午後・記)
10月23日(日)東京。今回お目当ての5つの展覧会の最後は大仙厓展。皆さんはどうでしょうか、僕が仙厓義梵(せんがい・ぎぼん1750-1837)を知ったのはごく近年です。

大仙厓展
東西の3大コレクションが一挙集結!
~11月13日
出光美術館

出光美術館は初めてじゃないはずですが、地下鉄で迷った。地下鉄降りてB出口を探せど、ない(汗)。Aばっか。ようやく「B3」、見っけ^^。
仙厓は臨済宗古月派になるようです。
本展、全6章+α。
第一章 仙厓略伝-作品でつづる生涯。『自戒』など。彼の自戒は「不尚豊侈 不問尊卑 不論座位 不談公事 不語人短」。
第二章 仙厓の画賛-道釈人物画で画風の変遷をたどる。
第三章 仙厓禅画の代表作、「指月布袋」「円相」「○△□」-禅の心、ここに集う。○△□は禅の修行過程を表すようです。「坐禅蛙画賛」には「坐禅して 人か佛に なるならハ」と。他に「釈迦尊図」など。
第四章 「厓画無法」の世界-この世の森羅万象を描く。「竹賛画」「蘭図賛」など。
第五章 筑前名所めぐり-友と訪ねた至福の旅をたどる。
第六章 愛しき人々に向けたメッセージ-仙厓の残した人生訓を味わう。「堪忍柳画賛」では「気に入らぬ風もあろうて柳かな」。「老人六歌仙画賛」では「皺がよる・・・頭はげる ひげ白くなる」「身に添うは・・・尿瓶孫の手」「聞きたがる 死にともながる 淋しがる 心は曲がる 欲深くなる」「くどくなる 気短くなる 愚痴になる」「またしても 同じ話に 子を褒める 達者自慢に 人は嫌がる」など。
仙厓遺愛の品々。
上記「3大コレクション」は出光美術館・福岡市美術館・九州大学文学部、です。出光佐三(いでみつ・さぞう1885-1981)は19歳の学生時代に仙厓を知ったそうです。出光美術館には約100件の仙厓コレクションあり。
仙厓の狂歌に
よかろうと思う家老は悪かろう もとの家老が やはりよかろう
うらめしや わがかくれ家は雪隠か 来る人ごとに 紙おいてゆく
後者は、売れっ子「画家」であることを嘆息している。
彼の辞世の言葉は「死にとうない」だそうです。こういうところも、仙厓人気の一因なんでしょうね。
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by tiaokumura | 2016-10-23 15:43 | 美術 | Comments(0)