2017年 09月 11日 ( 4 )

霊山寺天龍閣に泊まる

f0030155_1942990.jpg(9月17日午後・記)
今回の奈良旅行、我が身も省みず^^すごいところに2泊予約した。
9月11日(月)奈良1日目。東大寺の後、バスで近鉄奈良に戻り、西大寺駅でコインロッカーの荷物を受けだし、富雄駅。そっから若草台行きバスに乗り、霊山寺下車。りょうせんじ、地元じゃれいさんじ、とかも。大和國登美山鼻高 霊山寺。小野妹子の息子の富人(鼻高仙人)が関係するお寺。寺内には、行喜像、本堂(国宝)、薬師湯、菩提遷奈墓(菩提遷奈は東大寺開眼供養会の時の筆をとる。帰化僧バラモン・ボーディセーナ)、ゴルフ練習場^^など。
案内所。そこに出迎えあって、天龍閣へ。途中「奥村様お宿」とかって標識が何か所もあって焦った(激爆)。宿坊に泊まるのが経験したくってここを選んだのですが、この日は宿泊客めっちゃなかったんかも。
アップした写真、夕食。ここは薔薇が有名で「ばら夢想コース」ってのもあるのですが、僕は「茜コース」ってぇのにした。女性には「ばら」でしょうね。お酒(旅先では地酒がいい。ふだん日本酒は飲みませんが)、リクエスト。
お風呂、ちょっと天龍閣から出たところにある。雨が降ってて傘で行きました。風呂には薬草が浮かんでた。体重計、52kg、とほほ。
ちなみに「ばら夢想」は、食前酒・前菜・向付・吸物・炊合せ・替り鉢・油物・酢の物・水物、です。これ、アンチエイジングなんかも。バラ園は昭和32年。「霊山寺」名の由来は、菩提遷奈に拠るそうです。
翌朝、お勤めを体験。これも一人だけだった。バラの頃は混むんでしょうが、今はオフシーズンなんでしょうね、ここは。

[PR]
by tiaokumura | 2017-09-11 19:42 | 美味録2017 | Comments(0)

東大寺大仏

f0030155_16501068.jpg(9月17日午後・記)
9月11日(月)奈良東大寺ってmust visitなんでしょうね。秋篠寺の後、西大寺から近鉄奈良に出て、バスで東大寺へ。鹿、中学・高校修学生、外国人で賑わっている。鹿ってあんまし臭くないんですね。神の使徒とか。交通事故にならんように、奈良では運転、気をつけてるそうです。
五木寛之はBS番組でも出てますが、かつて『内灘夫人」とか読みました。好きな作家の一人でしょうね。で、彼に『百寺巡礼 第一巻 奈良」(講談社文庫)ってのがあって、この機会に購入。紹介されてるのは、室生寺・長谷寺・薬師寺・唐招提寺・秋篠寺・法隆寺・中宮寺・飛鳥寺・當麻寺・東大寺、です。
これは別の時のタクシーの運転手の方の話ですが、地元の方には「京都、何するものぞ」、なんでしょうね。「京都は3日で回れるが奈良は1ヶ月」と自賛された。東大寺も、「三月堂」がベストとか。二月堂のほうが知られてますよね。その僕より年上に見えるタクシードライバーによれば、三月堂には(正式には法華堂)、密教系の不空羂索観音立像あり。ダイヤモンドはないそうですが、世界三大宝冠のひとつの銀製の宝冠が載るそうです。銀、琥珀、翡翠、瑠璃、真珠、水晶など。
アップした写真、大仏に向かって左より。撮影禁止が多いお寺さんですが、ここは撮影OKでした。
南大門、阿吽の金剛力士像も。
この後、この日の宿泊の霊山寺へ向かう。春日大社には行かなかった。

[PR]
by tiaokumura | 2017-09-11 16:50 | 美術 | Comments(0)

あきしのの みてらをいでて かへりみる いこまがたけに ひはおちむとす 会津八一

f0030155_15134136.jpg(9月17日午前・記)

わがことながら、記憶って不思議。霧島昇の「白虎隊」が突然口に上ったり、映画のマストロヤンニのシーンが出てきたり。マドレエヌを介することもあるんでしょうね、思い出の記憶って。あるいは加齢(エイジング)って、こういうことなんかも。

今年の西日本旅行、どうするかで、まず、秋篠寺・伎芸天が一番に思い浮かんだ。

もう半世紀ほど昔、自分、大学で国語学国文学専攻しとった。その頃の思い出。小松英雄先生のゼミ、女子2人男2人で組んでて、わしら男は酒ばっか飲んどって^^準備不足だった。女子二人は雙葉か浦和一女だったか出身の優秀な学生で、わしらと組むんはいやじゃったでしょうね。混合名簿でその順じゃったんで、彼女ら「これも運命」だと思ってくれたかどうか^^。で、上代特殊仮名遣いだったんでしょうが、発表、小松先生にコテンパン。同級生の同情というか非難の眼が痛かった。これがやがて自分の「卒業かどうか」に関わった。でもそれ、自分勝手に思い込んだだけだったんですけど、今にして思えば。あと、同専攻には革マルもおったけど少数派、圧倒的に民青・共産党系が強かった。屋上で細胞の会議があったんでしょうね、僕も招待されて参加したこと、ある。ああいうの今じゃ許されんかも。クラスでは論争もあったんだろうけど、みんなけっこう仲良かった。主義主張が異なっても排除の論理なんて働かなかったんでしょうね。1回目の大学生時代には(2回目は還暦前^^に富山大学に編入学)、教育実習もしたなあ。実習先が附属高校じゃったんで、教材研究やら授業やら大変だった。今、日本語教師やってて、そういう経験も生きているんでしょうね。


9月11日()、奈良1日目。まず訪れるのはもちろん秋篠寺。おいしいものは最初に食べるタイプです、自分^^。近鉄奈良駅のコインロッカーに荷物を預け、大和西大寺駅へ。SUICA、使えます。秋篠寺まで歩くのはキツそうなのでタクシー利用。秋篠寺。あまり人がいない。苔庭がきれい。そして、伎芸天とのほぼ半世紀ぶりのご対面。

いま、秋篠寺という寺の、秋草のなかに寐そべって、これを書いている。いましがた、ここのすこし荒れた御堂にある技芸天女の像をしみじみと見てきたばかりのところだ。このミュウズの像はなんだか僕たちのもののような気がせられて、わけてもお慕わしい。朱い髪をし、おおどかな御顔だけすっかり香にお灼けになって、右手を胸のあたりにもちあげて軽く印を結ばれながら、すこし伏せ目にこちらを見下ろされ、いまにも何かおっしゃられそうな様子をなすってお立ちになっていられた。

堀辰雄『大和路・信濃路』新潮文庫p105。振り仮名は略)

伎芸天は「頭部乾漆天平時代、体部寄木鎌倉時代、極彩色立像」、「・・・時代を隔てゝなお保たれる調和と写実的作風は限り無い人間味を湛え・・・」(お寺のパンフより)。

記事タイトルの掲出歌、これも、若い時會津八一(あいづ・やいち1881-1956。雅号は秋艸道人)が好きで、あれは角川文庫だったんかなあ、ひらがな書きの彼の歌を読み耽った。あるいは、実習旅行で事前調べがあって、各自、秋篠寺やら広隆寺やらあるいは京都の文庫とか、分担してしおりを作ったかも。この歌、

秋篠や外山の里や時雨らむ生駒の岳に雲のかゝれる 西行

も踏まえた歌かも。八一のこの歌、境内に歌碑があるみたいです。僕が訪ねたのは昼過ぎだったんで、生駒山にはまだ日は落ちていませんでした^^。


[PR]
by tiaokumura | 2017-09-11 15:13 | 美術 | Comments(0)

環奈で大和の茶がゆ

f0030155_145542.jpg(9月16日朝・記)
年に1回、旅行をしている。いつの年からか東日本・西日本、交互に旅するのにして、去年は東日本、おととしは西日本、その前は東日本。記憶力がちょー^^減退しとるんで、どこに行ったか、昨年のことでさえ、パッと思い出せないが(汗)、このブログには旅行記が載っているはず。

で、今年は「西日本」の番。半世紀以上以上前に大学生してて(照)、国語学国文学専攻ってことで、3年生の時だったかに、京都・奈良実習旅行に行った。その時「秋篠寺の伎芸天」に初めてお目にかかり、強く印象に残ってたので、今回の奈良、秋篠寺はぜひ行きたく思った。後の宿泊・奈良お寺巡りはネット情報参考にセッティング。

今回の旅のお供は

堀辰雄『大和路・信濃路』(新潮文庫)

五木寛之『百寺巡礼 第一巻 奈良』(講談社文庫)

吉田忠裕『YKKの流儀』(PHP研究所)

3冊に。旅の荷物は軽ければ軽いほど、いいですもんね。旅路で何冊・どのくらい読めるかもわかんないし。

9:12富山発JR新幹線はくたか551号→金沢9:53発JR特急サンダーバード16号→京都12:33発JRみやこ路快速→JR奈良駅13:18着

旅行の電車手配、もちろん自分じゃこういう風に設定できません。旅行会社に頼みました。

車中ネットで調べ、昼食は環奈にした。道がわかんないので、JR奈良駅から服部タクシー利用。けっこう狭い道を走り降ろされる。徒歩。お店見っけ。

大和の茶かゆ

東大寺のお水取りで行に籠もる僧侶「練行衆」が一日の行を終えた後に食べることで知られています。

当店ではお客様ご自身で、かきもちに醤油を塗りながら炙っていただき、茶かゆに入れてお召し上がりいただきます。

「鯛だし茶漬け」も食べたかったのですが、この間日本橋で哲ちゃんと出雲のそれを食べてたので、ここはやっぱおかゆに。「お酒ありませんか」て聞いたらダメって言われた(激爆)。ご夫婦でやってらっしゃるのでしょうか、あるいはきょうだいせしょうか、オーダーとかは男の方、担当。料理は、見えませんでしたが、奥様・お姉さんがやってらっしゃるのかもしれません。まったくのあずっぽうですが。

坪庭でしょうか、写真の右手にありました。

食後、なかなかユニークな商店街2つを抜け、近鉄奈良駅へ。道順はお店の先ほどの男性に訊きました。歩いて15分ほどでしょうか。



[PR]
by tiaokumura | 2017-09-11 14:05 | 美味録2017 | Comments(0)