2017年 07月 08日 ( 1 )

西田谷洋「村上春樹ファンタジーのイデオロギー」

f0030155_13525985.jpg(7月9日午前・記)
7月8日(土)、勤務先の富山国際学院に車を停めて徒歩2分の高志の国文学館へ。ここはかつては知事公舎だったか、それを改造して文学館に。有名シェフのイタリアンレストランも入ってます、ここに。美術館は多いでしょうが、文学館ってそんなにないでしょうね、日本全国に。「高志」は「こし」、富山の旧国名から。越中、越=こし、でしょうか。本年6月だったか、天皇、こちらに行幸。自分、野次馬でもないのですが^^学院から近いので道路にちょっと出てみましたが、意外と静か。庶民が日の丸の旗を振って「天皇陛下、万歳」と歓呼の声・・・なんてのはなかったかも。
高志の国文学館 文学講座(大学連携シリーズ)」ってのがここであって、昨年度は呉人恵先生(僕の富山大学言語学の恩師)を聴講。今年度は4講座あり、そのうちの一つを受講。

西田谷 洋(富山大学人間発達学部教授)
「村上春樹ファンタジーのイデオロギー」

村上春樹の短編小説には教科書教材として親しまれるファンタジーも数多くあります。そこで、本講座では「鏡」と「バースディ・ガール」を選び、ファンタジー的な世界構造とそれを成り立たせている言語表現の秩序を探ってみたいと思います。この二作は、いずれも過去の不思議な体験を語り手もしくは主人公が回想し、不思議な体験とは何だったのか考えさせる点で共通しています。しかし、言語表現の形式では異なっており、その細部を丁寧に読み味わっていきたいと思います。

講義は「序 ファンタジーのイデオロギー」「一 「鏡」の亡霊性」「二 「バースディ・ガール」のエコー」。僕は2作品とも未読。教科書に取り上げられているんですね、知らなかった。今回、2作品がプリントで配布。まだ読んでません。でもこういうのもらえてラッキー、かも。語用論か何かの勉強で「関連性理論」ってあったのですが、本講座でも引用。あと、エコーも言語学用語みたい。春樹ファンタジーが「昭和の資本主義社会の男性中心主義的な願望を投影した文学」(レジュメp1)ってどうだろう、違和感感じる。
難しい時は寝ちゃうのがわしのストラテジーで(激爆)、1時間半の講義中、気づいたら寝てたってことも^^。シニア、けっこう多かった。熱心にメモ取る人も。
高志の国文学館では間もなく「林秋路」関係があって、その時また来たいと思う。

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by tiaokumura | 2017-07-08 13:52 | 富山 | Comments(0)