愛のままで
作詞作曲
花岡優平 歌
秋元順子
ほぼ毎日のようにご訪問させていただいているブログが僕には5つくらいある。その中の一つ
Meiさんのメモ帳
でこの歌を知りました。
聞きようによっては「不倫相手への熟女の想い」を歌っているように取れますが、たぶん(なのですが)「子育てを終え子どもが自立した熟年カップルの妻が夫を想って歌っている歌」なのでしょう。ひょっとしたら不倫・結婚両様に取れるところがこの歌がヒットしている理由の一つかもしれません。この歌における女性の立場がどちらなのか、僕には判定できません。でも妻の熱唱を夫が聞いてて、夫は後者だと思って聞いてるのに実は妻は前者で歌ってた、な~んてことになったら・・・それは恐いでしょうね(核爆)。夫の前では歌わないほうがいいのかも^^。
僕だけが知らなかっただけなのでしょうか、この歌ただ今ヒット中。歌手の
秋元順子(1947-)は初出場女性歌手・史上最高齢で
NHK紅白歌合戦出場決定だそうです。最高齢といっても僕の1コ下の61歳なんですけどね^^。50代・60代女性の圧倒的支持を得ての出場になるのでしょうね。
「
愛のままに」は加藤登紀子の持ち歌みたいな感じで、シャンソンっぽい艶歌あるいは艶歌寄りのシャンソン。艶歌特有のうなりや未練がない都会風なところがシニア女性の琴線に触れたのかも。
あぁこの世に生まれ めぐり合う奇跡 全ての偶然が あなたへと続く
そう生きてる限り ときめきをなげかけて 愛が愛のままで 終わるように
あたりが「さわり」になるのでしょうか。50代・60代女性がカラオケで歌ってて感無量になりそうなフレーズ。フランク・シナトラやポール・アンカが歌った
My Wayの、これは日本語・女性版とも言えそうです。
紅白歌合戦、10年ほどまともに見てませんが、チャンスがあったら「
遅咲きの大輪=秋元順子」の出演シーンを見てみたい気もする。
10代・20代の頃は、さほど努力もせず自然に「流行」に沿って人生を送っていたように思う。TV番組・音楽・流行語・映画・本・ファッション・食・美術・思想などなど全てしかり。やがて40代・50代と加齢するにつれ、流行を知る努力が必要になりそれが面倒で「流行」から自ずと遠ざかっていった。60代の今、「流行」とはほとんど無縁であり、かつまたそういう人生が心地よいものと感じ始めている。エイジングの特権かも。
秋元順子「愛のままに」はそんな僕たちの世代が生み出した「流行」になるのだろうか。マス集団の
団塊の世代、この後もあちこちでゲリラ的に「流行」を創出しそう。
YouTubeから「
Meiさんのメモ帳」とは別のヴァージョンをアップしました。なお、YouTubeには同曲の
カラオケヴァージョンも入っていて男性が歌っています。
この歌、好きになりそうな曲ですが、1箇所だけ「糸ひくような接吻(くちづけ)しましょう」ってとこ、キス経験少ないせいか^^どうもキモいっす(激爆)。