(11月30日夜・記)
2日間の「
ファシリテーター入門講座」を受講してきた。
11月29日・30日(1泊2日)、
呉羽青少年自然の家。
「呉羽青少年自然の家」がまだ「呉羽少年自然の家」といっていた頃、当時所属していた
トヤマヤポニカの集中授業でそこを利用したことがある。2週間の日程だったか、アメリカの子供たちが学習者で、彼ら・彼女らはそこに合宿、我々日本語教師は通い。それ以来になるので約15年ぶりに訪れたことになる。泊まるのは(たぶん)初めて。
12時半頃受付。1時過ぎ会場の研修室へ。人見知りが激しい男なので(恥)、緊張しながら始まるのを待ってたら、僕を知っているという若い女性がいらっしゃってビックリ。写真右の
大森さん。富山大学人文学部4年生。4年生となるとついつい就活と卒論のことを聞いてしまう。アメリカ映画を題材にした彼女の卒論、僕なんかの場合と違って着々と進んでいるみたい。就職もふるさとで決定。朝日新聞も取り上げていた「
内定取り消し」。大森さんは該当しないが、残酷な状況下に置かれた卒業予定者たち。社会人生活のスタートでつまずいた、しかも自分の責任じゃないのに、でもなんとかめげずに再スタートを切ってほしいものです。
こういう場違いなところではいつも以上に緊張してしまうボク、大森さんのような方がいてくださって、少し余裕が出てきました。1時開始が遅れ、今回の講師の
定村さん(写真中央)とも少し話す。さすがと言うか、人扱いがお上手で、僕もあまり抵抗なくいろいろ話せた。
1時過ぎ開始。定村さんごあいさつ、一人ずつ自己紹介。総勢25人くらい。どの方も話し上手。僕は後の方の順番で、日本語教師であることや参加動機などを話す。僕がワークショップとかファシリテーターなる言葉を知ったのはそう遠い昔ではなく、8年ほど前に男女共同参画社会関係のイベントでボランティアをした時。日本語教育でも数年前からファシリテーションが用語として定着し(現在、月刊『日本語』で「
教師力アップのためのファシリテーションドリル」が連載中)最近は更にコーチングもよく言われるようになっている。この間池袋のジュンク堂書店に行ったら、これはビジネス関連としてなんですが、「コーチング」本、棚3段くらいあった。ワークショップ(以下「WS」)そのものは、日本語教育学会で少し経験しただけ。「日本語教育なんに、なんでカタカナ使うんじゃい」とも思うこともありますが、しょうがないんでしょうね、的確な大和言葉ないのだから。でも最近は「気づき」「ふり返り」などを重要概念に使ってます。
4つのコーナー→3人グループ→5~6人グループ→ブレーンストーミング(以下「BS」)→マッピング→BS→XY軸→ふり返り、などと続き夕食。夕食後は、WSで使えるアクティビティ集→WS全体の構造→自分が希望するWSテーマ3つなどと続き、似たようなテーマを希望してる人でグループ作り。僕は「
多文化共生」のグループ(7人)。グループで、2時間・参加者20~30人の設定で、テーマ・対象・ねらいを話し合い。1日目を終える。