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加藤重広先生・集中講義@富山大学

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もっと早くに「富山大学言語学コース」に編入学していれば、加藤重広先生(当時は富山大学助教授)の授業を最低でも年に2回計4回は受けられたのですが、僕が2006年4月に富山大学言語学コースに編入学する2年前だったか、残念なことに加藤先生は北海道大学にご転出。それでも(ご転出後も)、夏休み中に加藤先生の富山大学での集中講義が組み込まれ、僕は言語学コース在学中の2年間、先生の迫力ある講義に参加できました。運がいい男なんでしょうね、僕は。加藤先生の授業を受けて、「これが大学レベルの授業だ!」「富山大学言語学コースに編入学してよかった!」と実感したものです。
加藤先生の集中講義、2006年は「語用論」。当時のボク、2割理解するのがやっとでした。07年は「日本語文法」。僕もそれなりに「進化」したんでしょうね、その時の理解度は40%くらいまでアップしました。そして今年。8月だったかに9月18日(木)~21日(日)に実施されることを知り、平日は仕事があって無理だけど、土日だけでも受講したく思った。でも卒業生の身分なんで受講できるかどうかわからず、僕の卒論の指導教官でもある呉人恵教授(言語学)にメールで問い合わせたところ、加藤先生が許可されればOKとのご返事。先日加藤先生にメールをお送りしたところ、仕事の都合のつく範囲で構わないから受講してもいい、とのご返事をいただけた。先生のメールでは
今回は、近代文法学説史を概観した上で、なぜ今のような文法の研究テーマが出てきたか
についてお話をする予定です

とのことでした。

今日土曜日、久しぶりに母校(照)の富山大学へ。8時半過ぎに着いたけど、セキュリティの関係で学生証がない僕は人文学部棟に入れない。在学生がだれか来るのを待ってたら、加藤先生がいらっしゃったので、ごあいさつ。

本日9時から5時まで集中講義を受講。
レジュメ1ページより以下引用。ナンバリングは加藤先生のママ。
2008年度前期・言語学特殊講義(富山大学人文学部集中講義)
日本語文法の諸問題と近代文法理論史
9月18日(木)
概略+導入、1近世、2近代移行期、3大槻文法、4山田文法、5松下文法、
9月19日(金)
6橋本文法、7時枝文法、8三上文法以降、9品詞の問題①
9月20日(土)
9品詞の問題②、10活用論、10名詞と形容詞、11主題と陳述論
9月21日(日)
12述部構造論、13構文シフトと降格・昇格、筆記試験


今日のご講義、6割以上理解できました! 「我は昔の我ならず」なんかも。いや、テーマがテーマだったからでしょうね。まだ安心・油断はできません。明日日曜日午前は、内容から推測すると、ここんところ硬直気味の頭をフル回転させて、加藤先生の一言一句聞き漏らさず受講できれば、スリリングな日曜の朝が過ごせそうです。

にしても、言語学コースの4・3・2年生の参加少なすぎ。こんなすばらしいチャンスを逃して、チミらは「言語学コース」卒業資格得られると思うてんかいな、と言いたい。脅迫じゃないけど(激爆)。僕の同期生はけんけん・タカハシさん・ミッキーが参加。僕の1コ上の先輩たちにも会えるかと楽しみにしてたのですが、そちらは実現が叶わなかった。

本日の授業後は、加藤先生を囲んでの撮影会の様相を呈した(爆)。僕は「ブログに載せさせてください」と先生のご許可を得てこの写真。粕谷さんと僕で加藤先生をサンドイッチ。でもやっぱ二人とも、偉い先生の前で緊張しとるんでしょうね(照)。顔も体も固まっとるし(自爆)。
この写真のあとも、メンバーチェンジしながら加藤先生を囲んでの写真撮影が15分くらい?続きました。
by tiaokumura | 2008-09-20 16:58 | 富山 | Comments(0)


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