雨宮処凛『雨宮処凛の闘争ダイアリー』(集英社)

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雨宮処凛(あまみや かりん。1975-)
雨宮処凛の闘争ダイアリー
集英社
2008年5月10日 第1刷
1400円+税

オルレアンの乙女が生れてから563年と23日の時を経て、日本国北海道に生まれたのが雨宮処凛である。ジャンヌ・ダルクは百年戦争という時代の渦中にあってイングランドと闘ったが、時空を超えて雨宮は「新自由主義」が席捲する「今」にあって国や企業に反撃ののろしを上げた-などと言うと扇情的すぎるか。
本書は『マガジン9条』web連載2007年3月21日~2008年2月27日の集大成。雨宮をご存じない方のために、本書の著者紹介を以下引用。
1975年北海道生まれ、21歳のとき、右翼団体に入会。愛国バンド「維新赤誠塾」でボーカルとして活動。
99年、右翼団体を脱会、同年、ドキュメンタリー映画『新しい神様』主演(土屋豊監督)。00年、自伝『生き地獄』(00年太田出版、07年ちくま文庫)でデビュー。
著書に『生きさせろ!難民化する若者たち』(太田出版)、『右翼と左翼はどう違う?』(河出書房新社)、『プレカリアート』(洋泉社)、小説に『暴力恋愛』『パンギャル ア ゴーゴー』(講談社)など。
現在は生活も職も心も不安定に晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。


このブログで雨宮本を取り上げるのは2回目。こちらもご参照ください。
最近の朝日新聞では、5月18日に「それってサヨク?」として雨宮への聞き書きがまとめられている。そこで雨宮は
・・・私たちの運動は、右や左といった思想を出発点にしているわけではない。(略)貧困という生活の実感に根差した生存運動なのだ。(略)自ら動けば社会は変えられるのだと気づき、闘うことが楽しくなってきた。生存をかけた反撃が始まったのだ。
と語っている。
また同じく朝日新聞5月19日には、早野透(朝日新聞コラムニスト)が雨宮たちの5月8日の「自由と生存のメーデー」を枕に「『優しさの連帯』つくれるか」という記事を書いている。
早野にも出てきますが「蟹工」「ロス・ジェネ」といった言葉、今やすっかり定着してるんですね。

自らは「安全地帯」にいて雨宮を応援するのは言ってみれば「ずるい」のだが、雨宮たちの運動を支持したい

以下は雨宮とは関係ない話です。
このブログ、ここ数週間は1週間500人前後のご訪問。こんな地味なブログにそんなにもアクセスあるってことはオドロキなんですが、実は昨日・今日とタイヘンなことになっている。昨日はなんと299人。いっそのこともう1アクセスあってきりのいい300だったらよかったんにぃと思わんでもないのですが^^、これまで約2年半の歴史?があるこのブログ、これまでに1日200人超なんて3日もあったかどうか。それが一気に299人と新記録。で、更なるオドロキ^^、今日、午後8時現在で500人を超えてしまってる!
ひょっとして「2ちゃんねる」なんかで言う「」とか「炎上」も考えたのですが、幸い今のところコメントにもトラックバックにもそれらしい気配はない。つまり、これも2ちゃんねる風に言えば「祭り」状態なんでしょうね、ここ。で、それって「嬉しい」というよりは
いったい全体どうなってるんじゃ
ってのが実感で、正直ちと怖い。この状態、昨日・今日だけの「一過性」で過ぎてくれればいいのですが。
う~ん、本当にいったいどうなったんでしょうねぇ、1日500を超えるアクセスなんて。ご訪問いただくのはとても嬉しいのですが、ここまでの数になると・・・不思議&不安。
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by tiaokumura | 2008-05-19 18:33 | | Comments(0)


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