中国政府の対応に疑問を感じる

写真をアップしたままで未編集ばかりが続いているこのブログ、今週末を利用して記事もアップしようと思いますので、しばしご容赦を。

富山国際学院の給料は、月末締めで(たぶん)翌月10日に「ゆうちょ銀行」に振込み。以前は地銀に振込だったんですが、去年だったか郵便局になりました。
3月まで僕は身分は「非常勤講師」だったので、「授業時間数×時間給+職務手当+交通費」でしたが、この4月から「専任」になって「月給」制になりました。その初月給(照)、昨日14日に郵便局で振込確認。
僕は「月給○○万円」。で、給与明細を見ると「給与総額-健保-厚保及び基金掛金等-社保等計-所得税」といった計算の末、4月分は「手取り△▽万1246円」でした。
3月までの「塾+日本語教師」のWワーカー生活が、4月から日本語教師一本槍になったので、これからは富山国際学院での給与が僕の収入の全てなのかなぁ=この給料で生活していかなければならないのだなぁ、と思うと「ヤバイ、節約しなきゃ」(嘘爆)とも思いますが、決して豊かではない富山国際学院がボクなんかにここまでの給料を支払ってくれることに感謝、です。
この時期、日本各地で新入社員が「初月給」を手にしたことでしょうね。初月給から両親や恋人にプレゼントをしたり、あるいは自分へのご褒美や自己投資に使ったり・・・いろいろ思案し実行してることでしょう。「初月給」と言うにはいささか^^とうのたったボクも、せっかくの初月給どうしようか考えた。僕の場合、学習塾を始める前に勤めていた「(株)進研」でもらったのが最後の「月給」だったから、それから実に約30年近くぶりの「月給」になります。大型の辞書を買おうか、ビジネス小物を買おうか、家族に何かをプレゼントしようか・・・あれこれ考えているところにミャンマー、そして四川の災害発生。そこで、月給の約1割とささやかな額ですが、義捐金を送ることで「初月給記念」にしました。ミャンマーの場合、ちゃんと被災地に届くか心配ですが、被災地の復興に役立ってくれると嬉しい。

四川で大地震が発生し、中国に対して世界各国から人的支援の申し出があったにも関わらず、中国政府はその申し出を断っている。僕はそのような中国政府の対応に疑問を呈したい。
僕自身は戦争も災害も経験ないのだが、その悲惨さについてはある程度わかっているつもりでいる。地震の場合、初期段階での対応が非常に重要である。大地震発生1時間、6時間、半日、1日後、2日後と、時間が経てば経つほど、救われる可能性があった人命が失われていく。単純化して言えば時間経過と救命率は反比例の関係にある。
なぜ中国政府は世界各国からの人的支援を断ったのか。
ミャンマーのような軍事政権下の閉ざされた国家であれば、外国人が入ることで国家「秩序」が紊乱されることへの危惧があると、それはそれなりに彼の国の「論理」だと解釈できる。だが中国はミャンマーとは違うはずだ。「人権」「チベット」が、各国の人道支援によって中国側にとって更に困難な問題化することも考えたのかもしれない。だがそのような「政治的思惑」は不要である。素直に人道支援を受け入れればいいのである。冷戦下の時代であったら「敵国」の窮状につけこんでこっそりスパイや不穏分子を送り込むこともあったが、今はそんな「マンガ」みたいなこと、どこの国もしないだろう。
あるいは、いい意味でも悪い意味でも「面子」を重んじる国=中国。外国人によって中国人民が助けられるのを潔しとしないのかもしれない。だが「面子」も時と場合によりけりである。むしろ、外国人の救援を受け入れなかったために人民の命や財産が失われたと考えた中国人民の怨嗟の声が沸きあがることを恐れるべきである。一般人民にとって、自分たちを救ってくれたのが自国政府であれ外国人であれ、大した問題ではないのではないだろうか。それとも中国政府はかつての日本軍が沖縄でやったような振る舞いをしてもいいと思っているのだろうか。いや、決してそんな愚かな中国政府ではあるまい。

中国政府は今回の国際社会からの人的支援を速やかに受け入れるべきであった。中国も唐山を契機に地震対策も行われて来ているのだろうが、それでも欧米や日本ができることはたくさんある。欧米や日本には自然災害に対するノウハウが中国よりももっと蓄積されている。
今回の中国政府は、例えば以下のようにすればよかったと僕は思う。
世界各地からの支援の声を可能な限り受け入れる→人民解放軍の最精鋭部隊を最も救援が困難な地域に派遣し、以下、解放軍の能力に応じて2番目・3番目・・・に救援が必要な地域に派遣する。→世界各地から派遣されてきた人々や犬を必要に応じて人民解放軍に付き添わせる。→外国人に任せられそうな地域は地元警察や働ける人民と一緒に活動させる。
細かい救援作戦は素人なので分からないが、上のようなプランでいけば、中国の「面子」も立つのではないだろうか。もちろん、「面子」なんかより、人民の命・生活のほうが大切である。人民なくして国家なし、である。

一刻も争う危機においては一瞬の判断がその後の結果を大きく左右する。今回の中国政府の対応が後世に大きな禍根として残らないことを願う。
中国の「中」は「中くらい」と言う意味ではなく「中華=世界の中心」の「中」。大国中国には「大人(たいじん)」という言葉もある。大国・大人は、今回の人的支援を遠慮なく受け入れることによって、一層の大国・大人と認められることになる。偏狭なナショナリズムなのである。日本語には「困った時はお互い様」という言い方がある。正にその通りなのである。今回は遠慮なく助けてもらって、またいつか中国が他国を助ければいいのである。
こんな僕の考えは甘っちょろい?

PS
tubomimさんのブログに、次の記事がありました。

为死难者祈祷

中国在住のxiaohouziさんが書いた詩を転載いたします。(他在中国进不了エキサイト)

蓦然恶耗传,山崩地且裂。
岷江水倒流,蜀道从此绝。
广厦千万间,顷刻化为烟。
眼底淋淋血,身受骨肉残。
呼儿母顿足,周公泪潸潸。
八方赴汶川,汶川雨犹寒。
呜呼!
恨我无双翅,空望巴山阙。
恨我老无力,惭对扬子泣。

xiaohouzi

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by tiaokumura | 2008-05-15 20:35 | このブログのこと | Comments(2)
Commented by かねごん at 2008-05-19 09:14 x
 こんにちは。今回のミャンマーの大災害も四川省の大地震も、多くの犠牲者が出たことに、心痛の思いです。ともに軍事介入の事件が起きた二つの国に、同時期に起きたこの大惨事が偶然に思えないのは私だけでしょうか。
日本がかつて軍国主義に走り始めた頃、くしくも関東大震災が起きました。私は地球ガイアの警告のような気がしてなりません。北京オリンピックが無事に開催され終わることを祈願してやみません。
Commented by tiaokumura at 2008-05-24 20:00
かねごん様、いつもコメントありがとうございます。
かねごん様のブログでも拝見しましたが、地球ガイアの警告、正直申して僕のような者にはなんとも判断できかねます。朝鮮民主主義人民共和国にも「天誅」が加えられるのかもしれませんが、為政者はともかく一般人民の被害は最小限であればいいのですが・・・。
北京オリンピック、「大国中国」の威信にかけても「成果」を上げることでしょうね。


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