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日本語教師会ゆうゆう「日本語ボランティア登録者研修会」

先日ハガキで案内が届いていた「日本語ボランティア登録者研修会@CiC」に行って来た。
僕は「ボランティア登録」してないのでマズいかなぁと思ったのだけど、日本語教育について学べる貴重なチャンスだし、いろんな方に出会えるだろうと思い参加した。
日本語教師会ゆうゆう」は富山県内の日本語教育で一大勢力をなしている。原和子先生が設立・主宰。実は原先生は、僕の日本語教師人生で「初恋の人&片想いの人」なんですね(照)。1990年頃、ひょんなきっかけで日本語教師なるものがあることを初めて知り興味を持った。それから当時富山市堤町にあったYMCA(現在は富山駅近くに移転か)の「日本語教師養成講座」(小西光子先生)に半年くらい(合計60時間程度なんだろうか)通った。小西光子先生(現在は金沢ご在住)が「トヤマ・ヤポニカ」を立ち上げられるということでそこに加わり、3年弱そこで活動した。僕が日本語教師を自称する/できるようになって、これで約10年なので、ここまで述べたことは「わが日本語教師人生前史」とでもなるでしょうか。
原和子先生は今もそうですが、1990年代の富山県内日本語教師のビッグネーム(もうお一人のビッグネームは小西光子先生です、当時の僕の理解では)。確か富山医科薬科大学で教えておられたように記憶する。富山県内の日本語教育草創期から現在まで原先生はご活動されている。先生のお人柄や行動力や教授法などについて風の噂で聞くにつれ、まぁ照れくさいのですが^^前述の「初恋の人&片想いの人」になっとったちゅうわけです(大照れ)。先生に直接お会いしたのは90年代後半になると思う。お声をかけたかったのだけど、どうも高嶺の花で遠くから眺めてた(核爆)。お声を初めてかけたのは5年ほど前になるかなぁ。自分、めっちゃ緊張してたんで何を話したか忘れてます(恥)。その後もときどきお目にかかってますが、原先生はいつもお忙しい方なものでゆっくりお話したことはない。昨年だったか大胆にも年賀状を出した。中学生時代に吉永小百合にファンレター出して以来の勇気がいったかもしれん(激爆)。お返事、吉永小百合もそうじゃったけんど^^原先生からもなかった。原先生にコクれないまま今日に至ってます(激爆)。でもいつか原先生のようになりたい・少しでも追いつきたい、って思い(それが初恋の人&片想いの人の意味)、きっと死ぬまで続く。
日本語教師会ゆうゆう」は原先生の下に結集された日本語教師集団、実力者揃いです。ゆうゆうの方とは研修会や勉強会やイベントでお会いするのですが-記憶アホなんで、お名前・お顔、なかなか覚えられません。ごめんなさい-、ご発言を聞いてると「なるほど」と思うことしばしば。富山国際学院の14人(新年度から1人増えた)の中に僕が知るだけでも4人のゆうゆう出身の教師がいるという一事をもってしても、ゆうゆうが実力者集団だということがおわかりいただけるだろう。

さて今日の研修会。
第1部が「-みんなで考えよう-『いまさら聞けない日本語の教え方』パネルディスカッション」。山田幸雄さんが問題提起され、パネラーはゆうゆう所属の西田さん・石黒さん・夜久さん・宍戸さん(漢字間違ってたらごめんなさい)、司会進行は山﨑真理子さん。ボランティア日本語教師を馬鹿にする「自称プロ日本語教師」が時々いますが、とんでもない、皆さんよく勉強され活発に発言される。日本語学校とも重なる悩み・困難もあるので随所で傾聴させていただきました。
第2部は「-教えて!-『どうしてそんなに上手になったの?』日本語学習者に聞く」。高岸正艶さん(中国ご出身。2005年4月来日)、朱仲安さん(台湾ご出身。2006年3月来日)がゲストで原先生が聞き手。前回の研修会でも日本語学習者の生の声が聞けた。今回も日本語学習法など参考になることが多かった。自分なりの学習スタイルを身につけることの重要性、教師の果たすべき役割、身近に学習支援者を見つけることなど、日本語教師として頭でわかってることでも、こうやって生の声を聞くことで僕の反省&ステップアップにもなるんですよね。

今日思いがけないことがあった。司会の山﨑真理子さんが僕のテーブルにいらっしゃった。僕は山﨑さんは存じ上げてたけど、山﨑さんが僕をご存知だったことにまず驚いた。更に彼女の「今年6月に何か話していただけないか」というお申し出に驚天動地だった。15年ほど前「トヤマ・ヤポニカ」2年目だったか養成講座で講師をしたのだけど、あれは今思い出しても顔から火が出るような恥ずかしい思い出。以来、人前で日本語教育についてエラソーに語ることは努めて避けてきた。第一3人以上の前でスピーチするのちょー苦手っすもんね、ボク(恥)。「話し上手」は無理なんで、「聞き上手男」目指してます、僕。
そんなボクですが、山﨑さんのお話を伺っている内に「その気」になってきちゃったんですね(爆)。きっと乗せ上手なんでしょう、山﨑さんは。①富山国際学院に4人ものゆうゆう出身の日本語教師がいることへのご恩返し、②山﨑さんがこのブログをご覧になっているとのことでそのお礼(こないだの読売新聞柳沢記者もそうでしたが、ブログのことを出されると、僕は弱い^^)、③原和子先生が日本語教師奥村の初恋&片想いの人だということ、の3つを考えて「来年6月ならいいです」って答えた。15か月あってもどうにもならんかもしれないけど、準備期間中、あれやこれやメモしとこうと思っています。はてさて、どうなりますことやら。

原和子先生、山﨑さん、皆様
今日はありがとうございました!
これからもよろしくお願い申し上げます。

by tiaokumura | 2008-03-29 20:43 | 日本語教育 | Comments(2)
Commented by やまざき at 2008-04-01 22:47 x
やまざきです。日本語ボランティア登録者研修会に来ていただいてありがとうございました。それに、ブログにまで取り上げていただいて~~恥ずかしいやら~~。
本当に6月にお話をしていただきたかったのですが、うまく断られてしまったとちょっと残念です。今年から「学院長」なんですね。それじゃ、忙しくなりますね。来年6月は、きっとですよぉ。よろしくおねがいしま~~す。
Commented by tiaokumura at 2008-04-05 21:19
やまざき様、初コメントありがとうございます。これからもご訪問&コメント、よろしくお願いします。
僕の書き方が悪かったみたいですが、今年はまだ「学院長見習い=学院長0年生」です。来年4月から「学院長1年生」(ピカピカじゃないけど^^)です。
来年6月・・・う~ん、今から緊張します。そのうち僕よりもっと適任見つかることを祈ったりして(爆)。
これからも研修などでお目にかかれると思います。お手柔らかに(照)。


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