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NHKテレビ「中国語講座」「エンジョイスピーキング」を見てます

中国語のあとにフランス語、英語のあとに韓国語(ハングル講座)と、NHKの番組編成、めちゃくちゃと言えばメチャクチャですが、こんなにいろんな言語、TV(やラジオ)で学べる国って、そんなにないんじゃないんでしょうか。日本人は元来好奇心が強く新しいものが好きなんでしょうね、きっと。
外国語学習禁煙と同じくらいチャレンジして、どちらもモノにできてない、そんな僕がお薦めするのはちと気がひけますが、NHK教育テレビの語学番組から2つご紹介。

中国語会話(月曜午後11:00~11:25 再放送あり)
従来の「中国語講座」のイメージを3つの点で一新。1つ目は「音から入る中国語」というコンセプト。簡体字を見てついわかったと思いがちな我々にはとてもいい方法。次に「直接教授法」を取り入れてるところ。これは媒介語を使わずに学習言語を教える方法で、日本語教育でも使ってます。陳老師が生徒役の金子貴俊(映画「ウォーターボーイズ」)に教えるときに、全部ではないのですが、この教授法、使ってます。3つ目はスキット(そこに登場するKマン、中国にもこんなおっさんおったんかいな、と思うユニークなキャラ)では1回1キーフレーズに絞ってるところ。これくらいなら自分にもできるかも、と学習意欲わくし、達成感も得やすいんでしょうね。年末年始には、卓球の愛ちゃんがゲスト。彼女、11歳くらいから中国語、勉強してるそうです。とても上手でした。月に1曲、aminが歌うのですが、12月は山下達郎の「クリスマス・イブ」をカヴァーしてました。

エンジョイスピーキング(火曜午後11:10~11:30 再放送あり)
学院の教師、今11人いますが、内4人が外国(ロシア・韓国・マレーシア)で日本語を教えた経験がある。僕はそんな経験もないし、留学経験もない。この番組は「テレビで留学」が売り。前シリーズもよかったですが、今放映中のは前々シリーズの再放送。John先生(さりげないオシャレ。ちょっと真似したことがあります^^)とEllen先生(厳しさの中にも優しさがあるタイプ)が1週置きに登場して、日本・韓国・台湾・ブラジルなどの学生10人くらいに授業。レベルは日本語の授業で言えば「初級後半」くらいでしょうか。特別変わったことをやる、ってのではないんですが、教え方が上手で学生の能力をうまく引き出している。こういう先生に習いたいなぁという魅力、お二人ともある。僕も板書下手なんですが、お二人もそこは・・・。アメリカの大学って、あんまし板書技術って重視しないのかも。「日本語教育は英語教育より10年以上遅れてる」と言った人がいますが、こういう授業を見てると、僕なんかお二人に20年以上遅れた授業やってるんじゃないかと、反省しきり。

両番組とも時間帯がちょうど自分にはいいのですが、予習も復習もしないので、モノにはなってません。見てるだけで楽しい、って段階です。
by tiaokumura | 2006-02-01 22:41 | Comments(0)


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