泉興長先生に初めてお会いしたのは10年ほど前になるでしょうか。富山市立外国語専門学校の中国語の先生でした。元・高校教師というご経歴だったか。その後、允玉(ユンオク)先生の韓国語講座を一緒に受講したりしました。先生は
日本語・中国語・英語の音韻比較もご研究になっていて、その成果を学会誌に発表なさったり、あるいは先生独自のアイディアで「カルタ」化を目指してらっしゃいました。
その泉先生から今日、
テスト版「カード64」(写真左)が送られてきました。先生のお手紙によれば「
ゲーム感覚で日本語・漢語・英語の音を楽しめるカルタ」だそうです。
同封の
毎日新聞記事(写真右。青山郁子記者・2007年1月17日付)から引用紹介します。
イズミさん(奥村注:先生は「
イズミ オキナガ」を通称になさっている)は、3カ国語を分解しa、k、m、n、p、r、s、tの8音素に配分。その結果、すべての組み合わせで64タイプの音図ができるという。例えば、日本語の「カツ」と中国語の「割」、英語の「cut」をk-tタイプの語となる。
今僕は
言語学お勉強中^^なもんで、先生のこのカルタ、ちゃんと評価できませんが(恥)、先生の労作であることは間違いありません。カルタ、
梶川之男さんって方の切り絵入り。