阪井由佳子なる名前を知ったのは、数年前、
サンフォルテフェスティバルという男女共同参画社会関連のイベントの実行委員をやってた時。シンポジウムを企画してて、パネリストの人選の際に、一人の委員から彼女も候補にあがった。その時は結局、僕の案の人選通りになって、福祉関係は
惣万佳代子さん(このゆびとーまれ)になったが、阪井さんのお名前は頭の片隅に残った。理学療法士出身で「
にぎやか」主宰者。
今でこそ「
富山型デイサービス」は全国区になり、県内にもずいぶん増えたが、僕の理解では、それは
惣万さんが嚆矢で
阪井さんが2番目だと思っている。ご存じない方もあるかもしれませんね、「富山型」。「デイケア」は『
大辞林 第3版』にも載ってますので省略しますが、「障害者」(この言葉好きではないんですが、慣用に従う)は「分類」して「隔離」ってのが、
言い過ぎかもしれませんが、従来の「
官」の発想・施設作り。「
効率」追求するとそうなるんでしょうね、きっと。で、
日赤の看護婦さんだった惣万さんは、そんな垣根を取っ払って、障害者も高齢者も子どももみ~んな同じ生活空間で過ごすことの大切さ・必要性から「
このゆびと~まれ」を立ち上げた。それが今や県内はもちろん全国に広がっている。つまり、「
民間の志」主導の流れ、サービスが先にあって「行政」が後追いして制度化してる、っていう構図です。でも、僕のこのまとめ方、ちゃんとしてるかどうかわからないので、皆さんでまたお調べ下さい。
で、阪井さん。どうも、前回もそうだけど、このブログ、前置きが長すぎ(大汗)。
このブログの検索で「阪井」と入れると7件ヒットしますので、ご興味がある方はお読み下さい。僕は
阪井さんのファンです(照)。セクハラを気にしないでアホなことが話せる数少ない女性の一人。尊敬してます。
尊敬がいつか愛に変わって・・・ってことはありません、念のため(核爆)。会うと(ってもまだ4回ですが^^)
ハグハグ♪くらいはしてますが(自爆)。
このブログ昨年6月9日にも書きましたが、「にぎやか」は「
ついのすみか」になるような別の施設候補を探してた。それが見つかったってのは、6月に「にぎやか」に学院生たちとボランティア活動に行った時に阪井さんから直接聞いてましたが、
改築→4月オープンの段階に入った、というのがこの
新聞記事です。
堀内龍夫さん(65)という方が、阪井さんの活動や理念に共感し自宅を提供。堀内家は室町時代から続く旧家で堀内さんで18代目だそうです。「
かっぱ伝説」も残る由緒ある御宅。「
かっぱ庵」の名前の由来はそこから。
今年6月頃、学院生たちと「にぎやか」お邪魔する予定ですが、ひょっとしたら、「
にぎやか」と「
かっぱ庵」の2箇所体験できるかもしれません。
楽しみです。
同記事による阪井さんの談「・・・
いつでもほっとでき、私自身もこの畳の上で死にたいと思える場にしたい」
で、今回の投稿のもう一つ大事なこと。
「
にぎやか」では改修費への出資(1口1万円・10年据え置き後、返金)や、電化製品・生活用品の寄付を募っています。僕も勝手に応援するつもりですが、皆さんも、お志があれば、何らかの形で
ご支援ください。お問い合わせは「にぎやか」
TEL076(431)0466、です。
PS あっ、いっけねぇ~、阪井さんに
年賀状、出しとらんだ!