朝日新聞9月8日付
「なんで富山のようなド田舎が、
ゴールドベルクに関係あんだよ~」って声も聞こえそうですが(大汗)、これが大ありなんですね。彼、晩年を
立山国際ホテルで過ごしたんです。その縁で、「
こしのくに音楽祭」ってのが県内各地で催される。奥様の
ゴールドベルク山根美代子さんが音楽監督。
富山県立近代美術館も会場の一つで、10日午後2時から「
町なかコンサート」。行ってみようと思います。
世界三大ヴァイオリンの共演ってことです。ゴールドベルクの愛器はガルネリの「バロン・ヴィッタ」だったそうで、それを愛弟子のニコラス・キッチンって方が演奏します。残り2つは、ご存知^^ストラディバリウスと、アマティです。「3器がそろうのは、きわめて珍しい」とのこと。
写真の記事2枚は、全国版と富山版。全国版の方に、最期の様子が、以下の描写で。
93年夏。ある日の夕方、ブラームスの「バイオリンソナタ第2番」を2人(ゴールドベルク夫妻)で奏でた。愛器「バロン・ヴィッタ」をしまい、床に就いた数時間後、氏は息を引き取った。84歳だった。