今風に言えば、
大原孫三郎と児島虎次郎のコラボレーションでできた美術館ということになるのだろう。財力を美術品収集にあてた孫三郎の「志」もすばらしいし、彼の希望に最大限に応えられた虎次郎の「目利き」もすごい。現在の館長は
高階秀爾。
「再訪したいか?」って言われると「う~ん」かも(核爆)。東京に
スグレモノがいくつも貸し出し中ってのもあるけど、
1回来れば充分なような気^^も。企画展はともかく、館蔵品(常設展)で
何度も訪れたい美術館って、僕の場合、日本国内にはあんまりないかも。
富山県立近代美術館・
碌山美術館、くらいかなぁ。
今回は企画展「
インパクト 東と西の近現代ーもう一つの大原美術館」開催中。
本館・分館・児島虎次郎記念館の3つを見た。「工芸館・東洋館」は興味がわかないので見なかった^^。
エル・グレコ「受胎告知」、
モディリアーニ「ジャンヌ・エビュテルヌの肖像」、
ロダンが「白樺」に贈った3点などが良かった。
ルドンは「鐘楼守」の1点があった。近年、大原美術館は現代美術の収集にも力を入れていて、
福田美蘭や
蜷川実花らもあった。