(10月20日夜・記)
『
グッバイ・ゴダール』(原題:Le Redoutable)
2017年 フランス フランス語 108分
監督:ミシェル・アザナヴィシウス
原作:アンヌ・ヴィアゼムスキー『それからの彼女』
キャスト:ルイ・ガレル ステイシー・マーティン ベレニス・ペジョ 他
字幕翻訳:寺尾次郎
おもしろかった。
ジェイ・マックス・シアターとやま、こういう映画も上演してくれるんですね。ありがたい。ここで上映の韓国映画『1987』も観たい。
ジャン=リュック・ゴダール(Jean-Luc Godard1930-)は僕の一番好きな映画監督で、彼の『
気狂いピエロPierrot Le Fou』は僕のNo1映画だが、アンヌのことはほとんど知らなかった。
アンヌ、19才。パリに住む哲学科の学生。そして恋人はゴダール。映画、恋、五月革命-少女が駆け抜けた青春の日々。(リーフレットより)
本映画には、ゴダール、ゴダール映画、ヌーヴェル・ヴァーグのパロディも随所に。たぶんこうじゃなかったんではないか、って箇所もありますが、コメディーとしてみる分には支障がない。
パンフレット購入。「はじめてのゴダール入門」、便利。『勝手にしやがれ』『女と男のいる舗道』『軽蔑』『気狂いピエロ』『恋人のいる時間』なども簡単に紹介。これらの映画、レンタルで見られるのかしらん。「ミューズたち」には、アンナ・カリーナ、ジーン・セバーグ、ブリジット・バルドー、シャンタル・ゴヤら。「ジャン=リュック・ゴダールを知るための用語」には、カルチェ・ラタン、ヌーヴェル・ヴァーグ、カイエ・デユ・シネマ、毛沢東主義、カンヌ国際映画祭粉砕事件など。
この映画、ヘアがうつってるからでしょうね、年齢制限あり。高校生が見たらおもしろそうだけど、見られるんだろうか。R15+、です。