(3月11日午後・記)
富山市新庄にある「
隠し文学館 花ざかりの森」は、今年、
開館十周年だそうです。館長の
杉田欣次さんは、高校は違いますが(彼は県内屈指の進学名門高校・富山中部高校)、同年齢です。杉田さんも古稀を迎えられた。
この文学館はたぶん地元紙の北日本新聞で知ったか。癌の時はどうだったか忘れましたが、ほぼ毎回、開催期間中の「館長講話」、受講しています。
3月5日(日)、文学館へ。駐車場、車を停める。杉田館長にご挨拶。アップした写真、同館の入り口あたりです。右手前には植え込みがあり、そこには石碑も。
館長講話は抽選で、今回もみごと^^当たったのですが、自分、ジジィなんでしょうね、当選ハガキ、どこかに行ってもうた。受付で奥様にハガキない旨、伝える(恥)。
館内、展示を観る。金閣寺消失の朝日、北日本記事。三島由紀夫の小林秀雄との対談。三島の「虚実皮膜之間の書、金閣寺・創作ノート、などが展示。
館長講話は2階で。
三島の「モデル小説」の概要・実際の事件、『金閣寺』の反響、反響の中での三島の感想、最近の三島話題の紹介
が今回の流れ。
三島のモデル小説には、光クラブ、庄川流木事件、有田八郎、近江絹絲労働争議、など。
最近の話題では、何といっても、TBSテープ発見でしょうね。僕は見なかったのですが、3月1日に放映もされたそうです。美輪明宏がコメントも。
『金閣寺』の公案、
南泉斬猫、三島は妙心寺で出会ったそうです。