『
オペラ座の怪人』(原題The Phantom of the Opera)日本公開時の最初のタイトルは『オペラの怪人』
1925年 アメリカ 107分 無声映画・英語字幕
監督:ルパート・ジュリアン(Rupert Julian)
原作:ガストン・ルルー(Gaston Leroux1868-1927) Le Fantôme de l'Opéra
キャスト:ロン・チェイニー(Lon Chaney。オペラ座の怪人・エリック) メアリー・フィルビン(クリスティーヌ) 他
『オペラ座の怪人』はミュージカルが有名ですが、最初はフランスの作家ガストン・ルルーの日刊新聞連載小説。当時のパリっ子、ワクワクドキドキしながら夢中になって読んだことでしょうね。映画は何本かありますが、今回、
フォルツァ総曲輪で1925年版を上映。アップした
写真、上映後、左が活動弁士・
ハルキ、右がピアノ伴奏の
新垣隆。昨年3月、この2人で『戦艦ポチョムキン』もあって、もちろん観ました。
ネットは便利ですね。
The Phantom of the Opera(1925)New York General Release Printってところで、本作観られます。他もアップされている。映画紹介はA mad, disfigured composer seeks love with a lovely young opera singer.と。
映画のオペラ座はセットなんですね。ずいぶん大掛かりなものです。当時はもちろん、今でも大変かも。僕、2000年夏にパリに行ったとき、オペラ座、入りませんでしたが、前だけ見た。世界からの観光客でいっぱい。「新オペラ座」はまた別の場所に。バスティーユだったか。
フォルツァ総曲輪、いよいよ9月22日で終了。「フォルツァ ベスト1」ってのが最後に上映されるそうで、作品によっては観に行くかも。何になるんでしょうね。河瀨直美『
殯の森』かなあ。