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ピカソ、天才の秘密@愛知県美術館

ピカソ、天才の秘密@愛知県美術館_f0030155_12552463.jpg(3月6日午後・記)
3月4日(木)、木曜日は授業がない日なので、今回の名古屋入国管理局出張、その日にした。旅のお供本^^は2冊。
団鬼六『SMに市民権を与えたのは私です』
黒柳徹子 淀川長治『人生おもしろ談義』
どちらも立東舎文庫。団は宇野亞喜良、黒柳・淀川は和田誠も。
団本より。数字は同書ページ。
「奇譚クラブ」との出会い(6)、親父と息子(60)、西鶴(62)、山の上ホテル(106)、悪女タイプの女の持つ悪徳的な部分(131)、三浦三崎での代用教員(179)、「団鬼六」の由来(211)、辻村さん・美濃村さん(284)、篠山紀信・宇野亜喜良(298)、谷ナオミ・新内、明烏や番町皿屋敷、中将姫の雪責め(328)、伊藤晴雨時代の過去は過去として葬るより仕方がないが、私のエロスといったものはそうした過去によって決定されているのでこれも仕方のない事なのだ。(329)
まもなく高志の国文学館で「夢二展」が開かれますが、お葉(責め絵モデル)も取り上げられるのでしょうか、たまきだけかも。
でも名古屋入管で待ち時間に団鬼六読んでたんは、ちとマズかったかも(激爆)。

3時、名古屋入管で説明を受け、3時半終了。あおなみ線で名古屋、地下鉄で栄(「栄」と「栄町」があるんですね、駅)。美術館、けっこうわかりにくく、道すがらの方に聞いてもようわからん。名古屋人って、美術、あんまし好きじゃないんかもしれん。名古屋って巨大な田舎って別名、昔、あったような(ごめんなさい、名古屋の方々)。

ピカソ、天才の秘密

・・・この展覧会は、「青の時代」と「バラ色の時代」に焦点を当てながら、彼の少年時代からキュビスムとその後までの前半生を紹介します。・・・
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
~3月21日
関連イベント:
3月20日 「ピカソの見た夢」名フィルで聴くピカソ
公式サイト:こちら

展覧会の構成は、「第1章 少年時代」(『自画像』『ベートーヴェンのデスマスク』など)、「第2章 青の時代」(『鼻眼鏡をかけたサバルテスの肖像』『貧しき食事』など)、「第3章 バラ色の時代」(『扇子を持つ女』『フェルナンドの横顔』『パンを頭にのせた女』『裸の少年』など)、「第4章 キュビスムとその後」(『頭部』『裸婦』『ギターのある静物』『四人の水浴する女』『魚、瓶、コンポート皿(小さなキッチン)』など)。池田20世紀美術館、愛知県美術館所蔵が多かったか。富山県立近代美術館からも1点行ってるみたい。
ピカソの画風変遷の必然性のようなものが辿れる好・美術展です。僕、2000年8月、パリでピカソ美術館も行った。世界中に「ピカソ美術館」と銘打った美術館っていくつくらいあるんでしょうね。
by tiaokumura | 2016-03-03 12:55 | 美術 | Comments(0)


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