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春画展、あります、京都の細見美術館で!

「STAP細胞はあります!」の科学者、本を出しましたね。どのくらい売れるんでしょうか。彼女、どこまで真実を語っているのか、あるいはどこまで事実を把握しているのか。僕なんかは無縁な世界ですが、なんか・・・彼女がかわいそうな気がします。僕、酒鬼薔薇本も読みませんでした。自分、きわめて俗な人間ですが、なんだか、どちらの本も読んじゃいけない気がします。違うのかなあ。
「STAP細胞」はどうやらなかったようですが、「春画展」のほうはあります!こないだのブログ記事で「どこぞの美術館、やってくれないかなあ」ってぇなこと書きましたが、僕のそんな願いよりはるかな先に決まってたんですね、京都での春画展。細見美術館。ここ、僕は若冲で知りました。近くまで行ったことはありますが、まだ入っていない、たぶん(記憶力、どんどん落ちてるんです、自分^^)。今回はぜひ行きたいです、細見美術館。2~4月と仕事が忙しい日々になりそうなんですが、隙を狙って^^京都往復を。

世界が、先に驚いた
春画展
細見美術館

・・・このたび、東京の永青文庫で昨年、開催された日本初の「春画展」が京都に巡回するはこびとなりました。デンマークのコレクターをはじめ、日本の美術館・研究所や個人が秘蔵する鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿、葛飾北斎といった浮世絵の大家による「春画の名品」が勢揃いします。
さらに、京都の西川祐信や大坂の月岡雪鼎の作品を通して、上方ならではの春画の魅力に迫り、狩野派や土佐派・住吉派と春画との関係もさぐります。大名から庶民にまで広く愛された肉筆と浮世絵が一堂に揃うまたとないこの機会に、ぜひ「春画の魅力」をご堪能ください。
展示構成:京都と春画 Ⅰ肉筆名品 Ⅱ版画の傑作 Ⅲ豆版の世界
18歳未満は入場禁止
前期:2月6日~3月6日
後期:3月8日~4月10日
開館時間:午前10時~午後6時(3月18日以降の金、土曜日は午後8時まで開館)
休館日:毎週月曜日(3月21日は開館)
料金:前売券1300円 当日券1500円
関連行事イベント:2月10日・女性のための春画サロン 2月20日・女性のための春画サロン 3月12日・講演会 3月27日・講演会
公式サイト:こちら

本展は細川のお殿様からの助言もあったんでしょうかねぇ。細見美術館館長の細見良行さんの「主催者挨拶」、以下に引用。
このたび良き御縁を得、細見美術館において「春画展」を開催するはこびとなりました。この展覧会は、日本初の春画展として、昨秋、東京の永青文庫で開催され、多くの反響を呼んだものです。
細見コレクションの礎を築いた祖父、細見古香庵は、自らの美意識と研究により、世に先駆けて多くの古美術作品を見出し、蒐集することに心血を注ぎました。その進取の精神にも倣い、文化首都、京都での会場として、世界に誇るべき芸術作品の数々をご紹介する次第です。
内外のコレクターや美術館などに秘蔵される優れた春画作品は、これまでまとまった形で公開されることがありませんでしたが、名品の数々が一堂に揃うこの機会に、多くの皆様が春画の魅力に出会ってくださいますことを念じてやみません。
結びに、貴重な作品をご出品いただきましたご所蔵者各位、企画・展示にあたってご指導を賜りました諸先生方、共催・特別後援・後援・協力の各社、各機関のご関係者、ならびにすべてにわたって多大なご尽力を賜りました春画展日本開催実行委員会の皆様に深甚の謝意を表します。
by tiaokumura | 2016-01-31 09:18 | 美術 | Comments(2)
Commented by kaguragawa at 2016-01-31 18:36
いつも富山駅から高志の国文学館へ行く時は、安田善次郎の生誕地横(前?)の“鍋屋小路”を通り、大間知家の井戸跡?を眺め、旧北陸道を渡り、ある建物のピロティになっている駐車場を斜めに横切って行くのですが、今日、やはり文学館へ行く際、その建物の上を見あげたら、なんとそこに《富 山 国 際 学 院》の文字が!!!。ここだったのですね。
帰りしなによく見たら2階の窓が一つあいていたので、もしかして奥村さんがおられるのでは、声をかけてみようか・・・と思ったのですが、先を急いでいたので、黙って?通り過ぎました。いつか、あらためてお寄りします。
Commented by tiaokumura at 2016-02-20 09:41
kaguragawaさま、そうです、Oビルにあります、うちの学校。その日は誰かスタッフがいたのかも、日曜日。原則、土・日は休みです。
安田善次郎生地、大間知家が近いんですか、うちから。全然知りませんでした。
コメントへのお返事遅くなってすみません。


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