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児童生徒思考大会

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当ブログのアクセス数が多い記事の一つに
富山県思考大会問題作成委員会『思考大会問題集 思考力の開発』小学生用・中学生用
がある。こちら。この記事、2009年6月16日付だからもう6年5か月ほど前の記事なのですが、月例記事ランキングによくランクインしています。
アップした写真朝日新聞富山版・2015年11月13日付
「考える」育み 59回目
です。青池学記者。リード部分より引用。
富山の算数、数学好きの小中学生が難問に取り組む「児童生徒思考大会」が14日、県内10会場で実施される。59回目を迎えた教育県・富山の恒例行事。
記事では大会の発祥にも触れている。
1957年、「人間に与えられた特権ともいえる『考える』ということの大切さを強く意識し、じっくり考える機会を子どもたちに与えよう」と始まった。
僕なんかは戦後教育の鬼子ですが^^、この大会は戦後民主主義教育の賜物でしょうね。公益社団法人・県教育会の主催。「小中2部門あり・・・6問程度を2時間で解く」「問題はオリジナルで、情報分析力やひらめきが求められる難問ぞろい」。記事には出題例2問が載ってます。自分、どちらも解けん(泣)。全国学力調査ではいつも秋田県や福井県が上位のようですが、この記事によると秋田県が「わか杉チャレンジフェスティバル」という名称で富山型のこのテスト、実施しているそうです。「富山型」って「このゆびとーまれ」「にぎやか」などのデイケアサービスが有名ですが、こういう大会も「富山型」として全国に広まるといいですね。
記事には問題作成委員長の相川直也さん(63・元富山高校教頭)の発言も紹介。
個人的には、答えを見た児童生徒が「こう解けばいいのか!」と感動するような問題を作ろうと意識しています。
採点をしていて、子どもらしい発想の答案、「おっ!」と感心する答案に出会うとうれしくなりますね。子どもの発想力そのものは、今も昔も変わらないと思います。

ただ、相川さん、途中退席する子が目立つことから
考えることを楽しむ経験が少なくなっているのではないでしょうか。
と危惧も。「考える楽しみ」、僕も減退しとるなあ。「数独」ぐらいだけかも。
by tiaokumura | 2015-11-15 09:12 | 富山 | Comments(2)
Commented by 平名え at 2015-11-19 18:48 x
 やっぱ、初期教育は大切ですね!! 特に自分で考える事は
損な意味で? Japanにきての最初の教育大切ですよ、、
Commented by tiaokumura at 2015-11-23 11:34
平名氏、11月14日は会えなくて残念。Tさんも来てなかった。来年、会えたらいいですね。でも、千草会、そろそろ解散の運命なんかも^^。
寒くなりました。御身御大切に。


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