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野外劇場@利賀

野外劇場@利賀_f0030155_18562772.jpg(8月29日午後・記)
アップした写真、後ろの池に「野外劇場」がある。利賀の他の劇場と同じく、磯崎新設計。利賀でしか観られない『世界の果てからこんにちは』がここで上演される。今年初めて知ったのですが、この劇、略称『果てこん』なんですって。鈴木忠志もそう言っていた。「せかはて」「せかこん」だと語呂が合わないんでしょうね^^。

『世界のはてからこんにちは』@野外劇場
構成・演出:鈴木忠志
出演:
日本の老人:竹森陽一 娘・早香:中村早香 僧侶:上田大介 石川治雄 平垣温人 村上厚二 長田大史 紅白幕の女:佐藤ジョンソンあき 他 車椅子の男:加藤雅治 藤本康宏 イ・ウンヨン 張天 他 他
花火師:前田徹 高橋保男 他
鈴木:私の舞台は・・・二つのタイプがある。原作のテクストのストーリーが残されているものと、まったくストーリー性のない独立した場面の連続で構成されたものとである。前者の代表的な作品には、「リア王」や「エレクトラ」や「ディオニュソス」があり、後者の代表例が「世界の果てからこんにちは」や「劇的なるものをめぐって」あるいは「からたち日記由来」である。(鈴木のブログ August,05,2015「8月5日 夜の訪問者」より)
(奥村)「娘」の名は俳優に合わせるみたい。去年のほうがうまかったような気がするが。「車椅子の男」に韓国人1人、中国人3人。スズキ・メソッドでトレーニングしてるのでしょうが、車椅子の操作、大変だったでしょうね。雨が心配だったんですが、途中、一瞬だけ降って、あとは花火鑑賞たっぷりできた。終演後、鈴木の挨拶→内藤・国際交流基金、吉田・YKK会長、石井・富山県知事、田中・南砺市長の挨拶→鏡割り、と続く。僕も日本酒、少しいただいた。やや甘口。

この日の夕食は、熊汁(熊肉、けっこう食べられた。これもジビエ?)+冷奴(利賀は豆腐も名産みたい)+缶ビール。
心配したテント泊、蚊もいなく、よく眠れた。夜遅くまで騒ぐ連中もおらんだ。朝起きたら(5時ころ)、虫が這っててちょっと困った。土地柄でしょうね、午前6時に音楽(初めて聞く曲。利賀にゆかりの曲か)がけっこうな音量で流れた。有線を使ったのかも。
by tiaokumura | 2015-08-22 18:56 | 富山 | Comments(2)
Commented by のぶ at 2015-08-23 06:53 x
残暑厳しい今日この頃、お元気そうで何よりです。台風、何も無く過ぎれば良いですね!秋の美術鑑賞を寺本先生と相談しましたが、10月4日に京都で会いませんか?連絡お待ちしています。
Commented by tiaokumura at 2015-08-29 15:08
のぶ様、10月4日は富山国際学院の下半期開始にあたっていろんな準備があるので、僕はキツい。僕は10月31日(土)あたりになるかと思います。琳派展も組み込むつもり。今回は別々になるかも。
朝晩は、少し涼しくなったみたいですが、ご自愛を


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