先週、
SCOT(Suzuki Company of Toga)から分厚い封書がゆうメールで届いた。中を開けるとSCOTの今夏の案内と本2冊。今年も
利賀(とが)の季節がやってくるんですね。去年は1泊2日で出かけたが、さて今年はどうしよう。お金と体力と暇具合(今の自分、優先順位はこの順です^^)を考慮して、8月30日(土)に日帰りにしようと思っています。
8月30日(土)行動予定11:00富山駅北口発バス(500円)
13:00利賀芸術公園着
16:00トロイアの女 鈴木忠志Q&A
20:00シラノ・ド・ベルジュラック
22:00利賀芸術公園発バス(500円)
24:00富山駅北口着
昨年は、八尾からのバスで
村川いづみさんと出会ったり、現地で演劇通の方と語り合ったりできた。今年もまたいい出会いがありそうな予感がする。
悩ましいのは「入場料金」。昨年から”ご随意に”ってことで「お志」システムになった。「自分で金額を判断」ってけっこうキツいもんなんですよね。自分、学生じゃないから2000円ってわけにもいかないし、そうかと言って1公演5000円を出せるようなご身分でもない。どうしたもんだろう-ギリギリまで悩みそう。
SCOT SUMMER SEASON 2014 & 第1回利賀アジア芸術祭公演日程
8月22日(金) 「からたち日記由来」他
8月23日(土) 「シラノ・ド・ベルジュラック」他
8月24日(日) 「トロイアの女」「鈴木忠志Q&A」他
8月29日(金) 「からたち日記由来」他
8月30日(土) 「トロイアの女」「鈴木忠志Q&A」「シラノ・ド・ベルジュラック」他
8月31日(日) 「シンポジウム」「からたち日記由来」「トロイアの女」他
9月1日(月)~3日(水) 略
今年は「第1回利賀アジア芸術祭」ということで、アジア演劇人による「マクベス」「真夏の夜の夢」「シンデレラ」などの上演も。
観劇申し込みは7月13日(日)午前9時から、電話または現地直接で。それ以外の申し込み方法はありません。こういうところもSCOTらしいかも。
SCOTの公式サイトは
こちら。
アップした
写真、リーフレット及び
『
斉藤郁子 SCOTの軌跡を語る』(2012年10月31日・発行)
です。送られてきた本のもう1冊は『
鈴木忠志発言集 見たり聴いたり』です。
斉藤郁子さんは2012年10月7日ご逝去。70歳。恥ずかしながら斉藤さんのことは全く知りませんでした。
本書、じっくり読みたい好著。利賀で、風に吹かれ鳥の声を聴き光に包まれ読むと、一層味わいが深いかも。
下世話な自分(照)、
白石加代子の退団の「
真相」ってずーっと気になっていたのですが^^、本書でそのあたり、合点がいった(「日本の演劇界との戦い」pp063~)。朝日新聞の某(本文には実名あり)を糾弾する個所は、斉藤の演劇にかける情念が迸り出ています。
演劇ではありませんが、今朝(6月29日)の「日曜美術館」は「
京の”いろ”ごよみ 染織家志村ふくみの日々 冬から夏へ」でした。60分拡大版。僕はそんなにしょっちゅうテレビを見ないのでエラソーなことは言えませんが、今年これまでに観たTV番組の中で1番です。7月6日(日)午後8時から再放送(のはず)。志村ふくみの公式サイトは
こちら。