朝日新聞2006年5月16日付
宝島社の「
団塊は、資源です。」の全面広告。
宝島社らしい広告の打ち方なのだろう。社名も右下隅にひっそり。宝島社、一時期割とよく買ってた出版社。
マガジンハウスとか
幻冬社(見城徹)とかも、意外かもしれませんが、けっこう好きです。
最初、「資源」に目が行って、写真が岩か何かかと思った。よく見たら
馬(サラブレッド?の子馬)でした(爆)。
6連19行の、「
さすがは宝島社。うまい!」と大向こうの受け狙いのメッセージ。こういう広告が2006年度広告大賞(←ってのがあるかどうかは知りませんが^^)なんての、もらうんでしょうね、きっと。
ご覧になった方、多いでしょうけど、僕はなんだか
団塊を買いかぶりすぎのような気がしました。「理屈ばっかりこねてないで、能書きはもういいから、さっさとおとなしく退場してくれ」ってのが後続世代の本音なんじゃないだろうか。そもそも「団塊」なんて一括りにできるような集団は存在してるのだろうか、などとも思う。
ひょっとしてこの広告、宝島社がこれから
団塊世代向けの出版路線を目指す「
のろし」だったのかも。