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『先輩女性に学ぶ』『美味しんぼ 84』

『先輩女性に学ぶ』『美味しんぼ 84』_f0030155_18453554.jpg公益財団法人 富山県女性財団
監修:浅生幸子
『先輩女性に学ぶ』
平成26年3月1日発行
編集発行 公益財団法人 富山県女性財団
1500円
奥村:
地元紙・北日本新聞の2014年3月25日付「郷土愛した女性知って」で本書を知った。勤務先の富山国際学院から車で約5分、県民共生センター(かつての「富山県女性総合センター」)に行って購入した。
50音順での人物紹介形式。僕が既に存じ上げているのでは、「優れた人材育成に尽力・臼井千穂子」「「まいけ」から「なごなるの家へ」・志麻愛子」「富山型デイサービス「このゆびとーまれ」生みの親・惣万佳代子」「ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)に魅せられて・高成玲子」「隣人愛に生きる・ネリーナ・アンセルミ」「教育に生涯を捧げて・山下節子」「立山カルディラに突き動かされて・吉友嘉久子」といった方々が取り上げられている。執筆者の中で面識があるのは、堀江節子(「シスター・ネリーナ」担当)、山下清子(「大場普子」担当)。(以上、敬称略)
「ロールモデル」って言葉があるが、本書で取り上げられた方々は女性にとってその生き方がロールモデルたりうる方々なんでしょうね。いや、ほんとはそんな「女性」って言葉が冠せられなくてもいい時代が早く来るべきなのかも。
本書に注文一つだけ。「瘧師テイ」には「ぎゃくし」の振り仮名がついているが、できたら固有名詞全て(地名も、とまでは行かなくても、人名だけでも)に振り仮名がほしいところ。漢字は「記号」の面もあるので読めなくても支障がないと言えばそれまでだが。思いつくままにでも、「幸子」には「さちこ・ゆきこ」、「美枝」には「みえ・よしえ」、「高成」には「たかなり・たかしげ」といった読みが可能である。サッカーの「中田」が出てくるまで、僕は「中田」=「なかだ」としか知らなかった。固有名詞は難しいのである。

作・雁屋哲 画・花咲アキラ
『美味しんぼ 84 日本全県味めぐり 富山編』
小学館 ビッグ・コミックス
2003年6月1日初版第1刷 2012年5月20日第2刷
505円+税
奥村:
上掲書とは「富山」が共通。本書、前からそういうのがあるのは知っていたが、注文しても「品切」でこれまで買えないままだった。先日待ち合わせ時間に間があったので富山駅前の本屋に入ったら、本書が平積みになっていて、思わず衝動買い^^してしまった。
「ホタルイカの一夜干し」「白ゲンゲの天ぷら」「豆腐の田楽」「山菜ご飯」「手打ちそば」「タラ汁」「厚揚げとゼンマイの煮物」「鱒寿司」「ブリ大根」「イワナの骨酒」「ズワイ蟹」「紅ズワイ蟹」「大門素麺」「いとこ煮」「ズイキの酢の物」「胡麻豆腐」「沖の女郎」「フクラギのあら汁」「ゆべし」「ホタルイカの釜揚げ」「ブリのしゃぶしゃぶ」などが出てくる。
富山県はそんなに大きい県ではないが、大きくは呉東と呉西に大別され、さらに呉東は新川と富山、呉西は高岡と砺波に分かれ(と思うが、違ってたらご容赦を)、それぞれに郷土料理もあるんでしょうね、呉東の富山生まれ富山育ちの僕の知らない料理もいくつも出てきます。
by tiaokumura | 2014-04-07 18:45 | 富山 | Comments(0)


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