人気ブログランキング | 話題のタグを見る

松川の橋めぐりと遊覧船試乗

松川の橋めぐりと遊覧船試乗_f0030155_1123575.jpg
(3月22日夜・記)
ブラ富山」は富山市内を歩きながら富山の歴史や文化に触れる活動。このイベント、インターネット市民塾で知ったかと思うが、これで5回目くらいの開催でしょうか、たぶん僕は皆勤。3月21日(金・春分の日)の「ブラ富山」は
松川の橋めぐりと遊覧船試乗
で、八人町公民館に9時集合。開始前に早めに会場到着。既に10人くらい。いつもガイド役をなさってる方のお名前を存じ上げていなかったのでお聞きする。「堀さん」という方。今回の参加者はいつもより少なく20人くらいで、女性のほうが圧倒的に多い。女男比、2:1か。
まず、堀さんのパワーポイントを使ってのレクチャー。
9:15ころ公民館を出発。あいにくの天気。僕は傘が嫌いなので持参しなかったが、他の皆さんは皆、傘差し歩行。
塩倉橋。「市役所前の大通りに架る橋。ちょうどここに富山藩の塩倉があったことからこの名にされた。」(当日配布レジュメより)。
みぞれ空のような寒い中、松川沿いを歩き、松川茶屋に到着。店主&船主の中村さんのお話を伺う。今回のブラ富山の目玉、松川遊覧船試乗はこのあいにくの天気で出航を見合わせたいとの中村さんのお話で、一同、とりわけ自分^^ガッカリ。
中村さんは観光客相手に慣れてらっしゃるのでしょうね、松川の漁業(あゆ・ます・さけなど)・ます寿し・富山城・船大工・神通川流通・橋など、飽きさせず上手に話される。麺処・甘味処でもある松川茶屋でコーヒーをいただく。滝廉太郎資料館も併設されていてそこも覗く。そうこうする内に天気が曇り空になり、誰言うともなく(自分が一番じゃったかも^^)中村さんに「船、出せるんじゃないですか」と問うと、中村さん、男気というかサービス精神旺盛なんでしょうね、「よしっ」ということになった。どういうわけか、乗船料は通常1500円なんですが、「ブラ富山」ということで無料。ちょーラッキーっすよね^^。
アップした写真、出航直前に。右には桜並木が写っています。松川は富山の桜名所でもある。
塩倉橋→七十二橋→安住橋。次の舟橋までの間に何軒かます寿し店が見えた。舟橋を少し行ったところで折り返し。あられ、かポツリポツリ。桜橋(国の登録文化財)→華明橋。華明橋は、明治以降にでき今も賑やかな桜木町=「華やかで、ぼんぼりの灯も明るい歓楽街」(レジュメより)に架かる橋ということで、このように命名されたそうです。
中村さんの名ガイドによる船旅終了。約30分のゼータク。
再び松川茶屋。甘酒400円也をいただく。中村さんのガイド付きで滝廉太郎資料館を見学。滝廉太郎、幼少期1年8か月、父親の仕事の関係で富山に住んでいた。今の富山大学附属小学校に通っていた。「荒城の月」は断言できないようですが、廉太郎の楽曲の何曲かに富山の影響が見て取れるそうです。
中村さん、ありがとうございました!
松川遊覧船の公式サイトはこちら

十返舎一九の狂歌に
めずらしや かかるはや瀬を舟ばしの 自由自在は神通の川
があるそうです。松川茶屋でもらった「『神通の河川文化と松川』の覚書き」に書いてあった。同じくいただいた「神通川の河川文化~川魚漁と川舟から~」も貴重な資料でしょうね。
by tiaokumura | 2014-03-21 11:02 | 富山 | Comments(0)


<< 富岡鉄斎展@富山県水墨美術館 水野吉徳さんと@ごんべい舎 >>