(6月13日朝・記)
大角利雄(おおかど・としお)さんは「
青年海外協力隊員として、1991年12月~1994年12月、ネパールで印刷隊員として活動」(ちらしより引用)された方。僕はまったく面識はないのですが、その方のお話が聞けるってことで、
6月12日(水)夜、
とやま国際センターに行った。
僕は
カトマンズ(大角さんによれば正しくは「カトマンドゥ」)には仕事で3回行っている。
末期癌にならなければ、今も毎年秋には行っていたことだろうが、2011年以降行っていない。
富山国際学院では毎年5人前後ネパール人の入学がある。全国的傾向としてはここ数年、ネパール・ベトナムは著しい増加傾向。今や、ベトナムは中国に追いつく勢いだし、ネパールも日本語学校語学留学生数ではトップ5に入る。数年前までは「中国・韓国・台湾」だったんですが、もうすぐ「中国・ベトナム・ネパール」になるかもしれない。
とやま国際センターの「
協力隊ナビ~JICAボランティア経験者と語ろう~」は6:30から約2時間。会場は、富山で一番高いビル「インテックビル」の4階。僕は初めての参加ですが、これ、毎月第2水曜日夜に開講してるみたい。
ネワール族・マオイスト・クマリ・ポカラなど途中で質問もいくつかできた。興味深かった内容がたくさんあった大角さんのお話でしたが、特に「Before & After」ってことで、青年海外協力隊員を通じて「変わったこと」は、僕のような海外経験がほとんどない者には、興味深かった。
大角さんは、ネパールでの活動後「自分の考え、気持ちなど、中身はどう変わったか?」として、
①「何も知らない自分、わかっちゃいない自分」の発見
②人として、普遍的なものを追求する態度
③日本のことを大事に思う気持ちが強くなった
④「自分で何とかしなきゃ、どうにもならん」とわかった。「何のために?」ということも、よく考えるようになった。
を挙げておられた(正確な引用ではない。悪しからず)。
現在の大角さんは
JIWAN(ジーワン。ネパール語で「人生」)という広告代理店を経営。1962年生まれで今が一番の働き盛りなんでしょうね。今後の事業展開・夢についても語られた。活躍が期待される富山人である。
大角さん、貴重なお話、ありがとうございました。
またいつかどこかでお会いできるのを楽しみにしております。