(5月16日朝・記)
5月12日(日)、
京都からの夜行バスで早朝富山に帰る。疲れからか食欲があまりなく昼食抜きにして午後1時過ぎ車で家を出る。東別院駐車場に車を停める。この日は
サイエンスカフェ。僕はこれまで、「カミオカンデ」「色ガラス」の2回、サイエンスカフェを受講(受講って云うのかしらん)。残念ながら「暗黒物質」は抽選で外れ、今回を含む受講3回は先着順で受講可に。「抽選」より「先着順」のほうが僕はありがたいなあ。
サイエンスカフェ、この日2時からだと思って会場の紀伊國屋書店隣接の喫茶店に行ったら、「3時から」とのこと。自分、アホじゃった^^。
紀伊國屋で本を見る。3冊購入。『イザベラ・バードの日本紀行』上・下(講談社学術文庫) 、鷲田清一『京都の平熱』(講談社学術文庫)。イザベラ・バード、5年前に文庫になってたんですね。知らなかった。文庫っても値段が高いけど、ずいぶん前から読みたかった本なので購入。去年だったか、TVで彼女の紀行を跡付ける番組、あった。サイエンスカフェまで時間があるので、「チェリオ」でコーヒーゼリー。
サイエンスカフェとやま第4回
脳の進化
15:00~16:30
紀伊國屋書店富山店内 カフェギャラリー「BINGATAYA」
私たち人類の特徴は発達した脳にあります。その脳がどのようにしてできてきたのかを脊椎動物の歴史と共に、お話をしたいと思っております。特に、人類では新しいことを学習し、創造するための可塑性と呼ばれる能力が高まっています。その能力とはどういうものか、その獲得過程について特に詳しくお話しいたします。
ゲスト:山下晶子さん(日本大学)
(リーフレットより)
アップした
写真、左が今回のサイエンスカフェの
山下晶子さん。理系女子の着物姿は珍しいような気がしますが、山下さんは着慣れていらっしゃる感じです。
理系の話題の双璧は「
宇宙」・「
脳」でしょうね。マクロとミクロ、謎や未解明に満ち満ちた分野。理系ちょーアホな自分でもワクワクするテーマです。今回の話では脳は大きさだけではない。シナプス密度(余分に作って必要なものを選択して残す)、それに、特別な形態の細胞を作ること、細胞の質的な違い、この3つが脳の進化の大きい要因なんでしょうね。「可塑性」がキーワードなんでしょうけど、イマイチよくわからなかった。
今回は15名くらいの受講者だったでしょうか。小学生の女の子がお母さんと一緒に参加してました。引っ込み思案な自分ですが(照)、質問が3つできました。
①実験データの「遊び」ってのは具体的にどんな行動か。②学習障害と脳の発達・構造の関係。③山中教授の研究は脳の分野とどうリンクするのか。
3番目の質問への山下さんの回答中、ビックリ。山下さんは山中教授と小学校同級生だったそうです。山中少年は途中で奈良(?)に転校。
次回のサイエンスカフェも参加したい。会場は富山市科学博物館。