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国宝 薬師寺展@石川県立美術館

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(5月5日午前・記)
ゴールデンウイーク後半の楽しみは「ラ・フォル・ジュルネ金沢2013」。5月3日(金・憲法記念日)朝、家を出てポートラムで富山駅北口。地下道を通って富山駅南口に。地鉄富山駅の中にあるカウンターで、京都・東京の夜行バスチケット(予約済み)を購入。
JR富山駅、快速で金沢へ。今回持参した本は、
上田閑照・編『西田幾多郎随筆集』(岩波文庫)
梅原猛『人類哲学序説』(岩波新書)
マーク・ピーターセン『実践 日本人の英語』(岩波新書)

の3冊。
約50分で金沢着。さすが観光都市・金沢、駅はずいぶん込み合っている。
金沢駅構内の菜香樓で昼食。北陸先端科学技術大学院大学にビジネス日本語を教えに通っていたとき、この店でもときどき食事をしていた。餃子&中華粥セット。中華粥(中)+餃子(5個)+サラダ。サラダもドレッシングが合っていておいしかった。
東口バスターミナルで乗車、広坂下車。広坂交差点から坂道を登ったところに石川県立美術館。

国宝 薬師寺展
石川県立美術館
4月26日(金)~6月23日(日) 会期中無休
法相宗大本山の薬師寺に白鳳・奈良時代から伝わる宝物の数々を通じて、日本の古代仏教文化の精華を多くの皆様にご堪能いただきます。同時に薬師寺では創建以来唯一現存する国宝東塔の解体作業が一昨年から進められており、その大修理に協力します。
北國新聞創刊120周年、石川県立美術館開館30周年を記念し、古典彫刻の傑作「聖観世音菩薩立像」、麻布に描かれた独立像では日本最古の彩色画「吉祥天女像」、法相宗宗祖を描いた「慈恩大師像」など、国宝6件を含む薬師寺の至宝44件を展示します(「石川県立美術館」HPより引用)

薬師寺と云えば佐佐木信綱(ささき・のぶつな1872-1963)の
ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲
ですよね。本展図録には東塔相輪の写真に合わせて、會津八一(あいづ・やいち1881-1956)の
すゐえんの あまつをとめが ころもでの ひまにもすめる あきのそらかな
が引用されている。

吉祥天女像」は2階の特別展示。照明も落としてあって、本来はこうして観る(拝む)べきなんでしょうね。観音像が多いのも薬師寺美術(信仰)の特徴なんでしょうか。慈恩大師は法相宗の祖なので画像(国宝)・立像が展示。
僕は利用しませんでしたが、本展覧会会期中、薬師寺僧侶らによるガイダンスもある。
by tiaokumura | 2013-05-03 11:12 | 美術 | Comments(0)


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