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「富山が育んだ少年時代」展@高志の国文学館

本日土曜日、休日出勤。残業とか休日出勤って、①仕事に対する能力が欠けていて勤務時間内に仕事がこなせない、②能力はあるのだが仕事の量が多すぎる、のいずれかでしょうが、自分の場合、どっちなんだろう。①かな(恥)。風呂敷残業も時々してますが、結局家に帰ったら仕事のことなんか忘れてしまって(激爆)、そっくりそのまま翌日学校に持ち帰る(汗)。今回の休日出勤は、12月20日の名古屋入国管理局出張の準備のため。書類チェック・書類作成がおっつかないんですね。
9時、富山国際学院に出勤。11時頃まで仕事。それから日赤に学生が入院してて、それの見舞い。日赤富山は学院からは車で5分くらいです。その足で「高志の国文学館」へ。日赤から車で10分くらい。この間の万葉集に続いて2回目の訪問です。今回は開館記念第2弾の
富山が育んだ少年時代 -小説・漫画・映画が描く 疎開少年の長い道―
を鑑賞。
イマドキの言い方で云えば「メディアミックス」ってことになるんでしょうか。時系列で辿ると、
柏原兵三(かしわばら・ひょうぞう1933-72)が1959~41年、同人雑誌「運河」5~9号に富山県下新川郡上原での疎開体験を基にした『長い道』を連載する。
藤子不二雄Ⓐ(ふじこ・ふじお・エー1934-。本名:安孫子素雄(あびこ・もとお))が柏原の『長い道』を基にした『少年時代』を1978年から79年まで「週刊少年マガジン」に連載する。作品には、藤子自身の富山県山崎村での疎開体験も反映されている。
③1990年、藤子不二雄Ⓐが企画・製作の映画『少年時代』が完成する。監督:篠田正浩(しのだ・まさひろ1931-)、脚本:山田太一(やまだ・たいち1934-)、主な出演者:藤田哲也(進二)・堀岡裕二(武)・岩下志麻・芦田伸介ら、主題歌:『少年時代』歌・井上陽水
ということになります。
藤子・篠田・山田は昭和1ケタ世代。「疎開」「戦争」には熱く深い思い入れがあったんでしょうね。映画『少年時代』は日本映画史上に残る名画です。陽水の主題歌も大ヒット。いつだったか、富山県民の好きな歌ってのを地元の新聞社(TV局?)が発表してて、確か『少年時代』が1位だった。
会場で藤子不二雄Ⓐのインタビュービデオが流されています。

展覧会、鑑賞しながら驚いた。客、な・なんと自分1人! 係員が数人で、なんか・・・間が悪かった。始まって2回目の土曜日というのにこの入りは何なんだろう。来年2月25日までの予定なので、こんな状態だとこの先が・・・。企画者、焦ってるかも。
県民の皆さん、ぜひ1回くらいはご鑑賞に足をお運びください。

こんなに客がいないんならもっけの幸いとばかりに館内のレストラン「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ・トヤマ」に行ってみた。勘のいい方はお気づきだと思いますが、このお店、落合務(おちあい・つとむ1947-)の店。彼、NHK「あさイチ」に時々出てますね。で、文学館内の同店、予約でいっぱいだった。「ランチのご予約についてのご案内」ってのによると、2日前までに予約しなきゃならないそうです。予約の競争もすごそう。銀座店はもっとすごいんでしょうけど。ちなみに環水公園内の坂井宏行(さかい・ひろゆき1942-)の「キュィズーヌ フランセーズ ラ・シャンス」もすごい人気店。1度だけ同僚の粕谷さんと行ったのですが、マダムやマドモワゼルでいっぱいでした^^。もちろん入店できなかった。
学院近くのファミレスで昼食。学院にもどって1時間半ほど仕事して帰宅。

YouTubeから陽水『少年時代』をと思ったのですが、映画『少年時代』の予告編があったのでそれをアップしておきます。

by tiaokumura | 2012-12-15 16:23 | 富山 | Comments(0)


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