(11月13日朝・記)
毎年秋に富山駅前CiCビルで行われる「
国際交流フェスティバル」には、一昨年までボランティア参加していた。それが、昨年6月に
末期癌が見つかり手術もして、ボランティアをするだけの体力・気力がなくなり、僕のぷちボラは他の人の足手まといになると思い、昨年は断念。今年も同様の理由で不参加。ここでのボランティアの先輩でもある
島津謹市さんが今年ご逝去された。島津さんとは「ステージ係」の(自称^^)名コンビだった。僕に脳に腫瘍が見つかった時も、胃癌4期が見つかった時も、島津さんからは励ましのメールやブログコメントをいただいた。「人や先、我や先」-まさか僕より先に他界されるとは思ってもいなかった。先日奥様から喪中ハガキをいただいた。
今年の「
国際交流フェスティバル2012」は11月11日。去年までは2日間だったが今年は1日だけ。今年は
富山国際学院の学生3人が「
外国人カラオケ大会」に出場するので、9時半にCiC5Fの会場に入る。リハーサルが終ってぼんやりしてたら、いきなり男性にハグされた^^。かつて教えたことのある
ジョリボーさん! 彼はカメルーン出身で、奥様は日本人でJICA職員。もう3年前になるか、奥様からカメルーン在職中にメールで日本語教室の問合せがあり、何度かメールのやりとりをして、帰国(ジョリボーさんには来日)後、富山国際学院の日本語クラスで受講。佐野さんと僕のクラスだった。ジョリボーさんが在学中にサッカーの
ワールドカップがあり、予選で日本VSカメルーン。どこで知ったのかマスメディアが彼の学院在学を知り、新聞・TV取材でジョリボーさんは一躍時の人になった(激爆)。彼は6か月ほど学院で日本語を学び、その後は音信不通になり、気にはかけていたが彼の情報は全く途絶えたままだった。それが今回、CiCで再会! アップした
写真、左がジョリボーさん、右が奥様です。
「その後」を聞くと、ジョリボーさんは、学院を辞めた後、日本語能力試験N5合格、O市で車の免許取得、ハローワークで仕事を見つける。今は高岡市福岡にある「
樽蔵」(ホームページは
こちら)で農業者。彼の日本での就業を願っていたので、とても嬉しい限り。彼の口から米・大豆・かぶら寿司・キャベツなどの言葉が飛び出して、最初はちょっとビックリ^^。でも彼の能力が生かせる仕事なんでしょうね、いろんな農業用語、まったく不自然じゃない。樽蔵の貴重な戦力になってるでしょうね、ジョリボーさんは。今年の冬、3年ぶりにカメルーンに帰国するのが楽しみなジョリボーさんであった。ジョリボーさんが来富された時は富山県内にカメルーン人は彼だけでしたが、今は県内のカメルーン人は4人になったそうです。
ジョリボーさん、どんな仕事にも大変なことはあり、楽しいこともあります。
毎日の仕事を大切に、富山での暮らしを楽しんでください。
ジョリボーさんご夫妻、また会える日がありますように。
富山国際学院の学生3人の「
外国人カラオケ大会」、出場順に
大島君(中国)いきものがかり「Yell」」 呉さん(中国)Every Little Thing「サクラビト」 劉君(中国)BAAL「君が好きだと叫びたい」
だった。自分、一曲も知らん曲だし(大汗)。今年は12人くらいの出場で、例年になくレベルが高かった。3位はベトナム人で山口百恵「さよならの向こうで」、2位はロシア人で弘田三枝子「人形の家」、1位は(僕は聞いていなかったのだが)中国人で平原綾香「JUPITAR」だった。
カラオケ大会の合間を縫ってブース訪問。
中村政勝社長(富山コピー)の「富山県カンボジア王国親善協会」、
川渕映子さん(地球の夢)のブースを訪問して少しおしゃべりなど。
昼食、学院教師の徳橋さん・粕谷さん、学生4人と、富山駅横のマリエの6Fの中華料理店。餃子とシロエビ、まずまず食べられた。
みんなと別れて1時半ころ、富山駅ホームで名古屋から「しらさぎ」に乗ってくるネパール人語学留学10月生の出迎え。授業が始まって1か月経ってようやく来富。大丈夫なんじゃろか^^。アパートに連れて行き、契約など。