富山コピー販売株式会社の
中村政勝社長とご縁があって、今年の夏に
富山国際学院は
いなほ日本語学校プノンペン本校の先生・学生のご訪問を受けた。中村社長からその時のことを
富山県カンボジア王国親善協会の会報「
カンボジアの青い空」第5号に書いてくれと頼まれて寄稿し、この程その会報第5号ができあがり入手した。
以下、会報誌から。なお、編集のご都合で奥村の原稿のままではない。
1993年4月に1期生を受け入れた富山国際学院は、これまでに約30カ国・地域の前途有為な若者たちの日本語学びの場となっている。
7月30日(月)午後4時、中村社長に引率されたカンボジア人5人(いなほ日本語学校プノンペン校)が来校。「Chumriap suo! Khnyom chhomoh 奥村.」とネットで調べたカンボジア語での挨拶をした後、教室にご案内する。学院は午前が中上級クラス、午後が初級クラスで、ご一行には午後のC組・D組に入っていただいた。クラスでは5人の自己紹介、日本語学習のこと、お互いの質問など全て日本語で過ごしてもらった。
C組・D組の学生の出身は中国・ネパール・タジキスタン・ルーマニア。こうして様々な国からの若者たちが日本語を共通言語として交流する姿が見られるのは、日本語教師冥利に尽きる
カンボジアというと、恥ずかしながら、アンコール・ワット、シアヌーク殿下、クメール・ルージュ、ポル・ポトくらいしか思いつかない。地雷撤去など難しい問題も抱えた国なのだろうが、こうして短時間ながらカンボジアの若者らと接して、カンボジア王国の明るい未来がひしひしと感じられた。
(写真のキャプション)前列5人が、カンボジアのホームスティ生
なお、文中の5人は、
オム・チャンカンニャリット先生(プノンペン大学2年生でもある)、
チェム・スレイネットさん、
ポート・ラタナーさん、
ホール・ラタナーさん、
フン・ソクナーさんです。