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SCOT Summer Season 2012 鈴木忠志の世界

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富山県が世界に誇れる三大文化は、越中八尾おわら風の盆・利賀演劇祭・富山県立近代美術館である。←ってぇのは僕の「持論」^^で賛同者がいるかどうかは不明です。平成の大合併とやらで八尾は婦負郡から富山市に、利賀村も南砺市にそれぞれ編入され、それって文化の自死行為じゃないかと思うのだけど、地元の方々がそれでいいと思われての合併であれば、よそ者の僕が非難すべきことじゃないんでしょうね。
以下、今年の利賀のご案内。アップした写真のリーフレットは先日富山県水墨美術館で入手しました。

SCOT Summer Season 2012 鈴木忠志の世界
会場:利賀芸術公園
公演日程:
8月24日(金)
19:00開演『トゥーランドットー資本主義の登場、常識の衰退』(利賀山房)
8月25日(土)
14:00開演『シンデレラ』(創造交流館)
16:00開演『リア王』(新利賀山房)
19:30開演『世界の果てからこんにちは』(野外劇場)
8月26日(日)
11:00開演『トゥーランドットー資本主義の登場、常識の衰退』(利賀山房)
14:00開演『シンデレラ』(創造交流館)
8月31日(金)
19:00開演『リア王』(新利賀山房)
21:30開演『シンデレラ』(創造交流館)
9月1日(土)
13:00―15:30シンポジウム<何が>変わらないのか!? -<3.11>以後の「ニッポン」
第1部「オキナワ」と「フクシマ」から考えるー振興・開発至上主義からの「自立と自治」
16:00開演『リア王』(新利賀山房)
19:30開演『世界の果てからこんにちは』(野外劇場)
9月2日(日)
10:00―10:45鈴木忠志Q&A
10:45―12:30シンポジウム<何が>変わらないのか!? -<3.11>以後の「ニッポン」
第2部二つの「敗戦」から考えるー戦後日本の「独立」60周年にあたって
公式サイト:(たぶん)こちら

僕はこれまでに鈴木演劇は『リア王』『シラノ・ド・ベルジュラック』『サド侯爵夫人』を観ています。今回は9月1日に利賀に行きます。富山駅北口から臨時バスが出ていて、往路が10:30富山発で利賀芸術公園には13:00着。シンポジウム第1部が13:30から。講師は松島泰勝・山下祐介・大澤真幸。その後、『リア王』と『世界の果てからこんにちは』。体力勝負でしょうね、当日は。たぶん体、持つとは思うけど、しんどかったら公園で寝ていようかと(激爆)。2作品について公式サイトから引用。
利賀で生まれ、世界に翔ばたいている
『リア王』

合掌造りの闇の中から創り出された鈴木忠志の代表作。「世界は病院である」という鈴木の演出基調となる理念もここから生まれた。世界中で上演された『リア王』が、SCOT総出演で新たな1ページを開く。
日本を問う
『世界の果てからこんにちは』

雄大な自然をすべてとりこんだ、利賀でしか上演できない花火劇。1991年に野外劇場で初演され、夏の利賀の名物にもなっているこの舞台が3.11後を生きる現在の日本人に、鮮烈なメッセージとともに迫る。
by tiaokumura | 2012-07-18 07:10 | 富山 | Comments(0)


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