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映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(監督・蔵方政俊)

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仕事一筋の鉄道運転士・滝島徹(三浦友和)、59歳。彼を支えてきた妻・佐和子(余貴美子)、55歳。
徹の定年退職を1か月後に控えたある日、結婚を機に止めていた看護師の仕事を再開すると佐和子が宣言する。
ずっと専業主婦だった妻の突然の申し出を理解できない徹。ふたりは口論となり、佐和子は家を飛び出してしまう――。
(リーフレットより)

12月3日の全国ロードショーを前に11月19日から富山で先行上映されている映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』(監督・蔵方政俊)を今日11月27日(日)に観てきた。上映館は家から車で10分弱のシアター大都会。9時前に着いたらもう既に入場待ちの列30人くらい。シニアが多い感じ。ご夫婦なんでしょうね、カップルも数組。9:20からの初回、ほぼ満席。
もう半世紀近く前になるが、高校が富山地方鉄道・上滝(かみだき)線の南富山駅から徒歩5分くらいのところにあったので、高校3年間富山地方鉄道(「地鉄」)を利用してた。
20年ほど前、当時教えていた成都出身の中国人留学生が日本語スピーチコンテストに出場するので指導した。エピソードの一つに、中国語は「地鉄=地下鉄」で彼が富山に来て「へぇ~富山って地下鉄、ずいぶん走ってるんだ」と誤解した経験を入れた。他に「蛇の目寿司」が「蛇の目」の寿司だと思ったエピソードも^^。彼、優勝しました。
この映画、滝島は富山地方鉄道の運転士です。映画は「全編、富山県内でロケ撮影」ということで、南富山駅・岩峅寺(いわくらじ)駅(木村大作監督『剱岳 点の記では「富山駅」で登場)・宇奈月(うなづき)駅・月岡駅などの駅や立山連峰・呉羽山(くれはやま)公園・松川磯部堤などが登場する。この映画、駅はもとよりさまざまな車両(ポートラム、セントラムも)が登場し鉄橋や花畑や草原を走るシーンもあるので、鉄ちゃん・鉄子にもたまらない映画でしょうね。
主なスタッフ
製作総指揮・阿部秀和 監督・蔵方政俊 脚本・小林弘利、ブラジリィー・アン・山田 音楽・Nick Wood 撮影・柳田裕男 主題歌・松任谷由実『夜明けの雪』
主な出演者
三浦友和 余貴美子 小池栄子(娘) 塚本高史(娘婿) 中尾明慶(新人運転士) 吉行和子(末期がん患者。日赤富山の緩和ケア看護師になる佐和子が担当) 仁科亜季子(徹の高校の同級生) 清水ミチコ(佐和子の友だち) 立川志の輔(出前のオヤジ) 米倉斉加年(徹の先輩) 西村雅彦(富山赤十字病院緩和ケアの医師)
(立川志の輔・西村雅彦は富山県出身です)
アップした写真、右下に名刺。僕、映画『RAILWAYS』を応援する会の会員になりました。地元紙の北日本新聞社の企画。2500円払うと「特製名刺100枚」「映画鑑賞券1枚」「マスコミ用パンフレット(非売品)」の3点がもらえます。同じ北日本新聞社の企画「越中守(えっちゅうのかみ)」もそうですが、名刺を配って映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』をPRする(越中守は富山の宣伝)のがミッションです。

映画の後、映画館と道路を挟んで向かいになる「ちゃんこ蔵前」で昼食。稀勢の里の大関昇進を願って「えびすこ ちゃんこ鍋定食(関脇)」1200円。ちゃんこと御飯・漬物・小鉢。今の僕にはヴォリュームありすぎでしたが、なんとか7割くらいは食べられた。食事は個室で壁には栃東の版画絵。

皆さまの地方では12月3日公開になる映画『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』、ぜひご覧ください。そして我々富山県人にとっては「当たり前」のすばらしい富山の情景もご堪能ください。
by tiaokumura | 2011-11-27 14:36 | 富山 | Comments(2)
Commented by jackiemai at 2011-11-30 04:40 x
この映画、
東京駅(といういか、大手町駅に向かう途中というか)でポスターを見たんですが、富山が舞台だったんですか!
にわかに、見に行きたくなっちゃいました!(ポスターではそこらへんは印象に残ってない…)
情報ありがとうございます!(*^^)
Commented by tiaokumura at 2011-12-01 08:54
jackiemaiさま、そうなんですよ、富山が満載の映画です。そうじゃなくっても見応えのある映画ですから、ぜひご覧ください。
来年封切の高倉健映画も富山に関連あります。必見かと。
ブログ、いつも楽しみに読ませていただいてます。感謝


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