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千草会@実りのかしら

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(11月15日午前・記)
11月14日(月)は中学ミニ同期会「千草会」。アップした写真、前列左からナカニシ・ダッシュ・ハナサキ、後列左からタカちゃん・タニグチ・ヤンマー。この面子、50年前!、み~んな富山県内某中学の3年生でした。1946・47年(昭和21・22年)生まれ、僕が1946年10月生まれなんでこん中じゃ最年長になります。今回ハッキリしたのですが、ワシ以外はまだ「前期高齢者」になっとらんのですね、意外です。
ダッシュっての、当時の僕のあだ名でした。小学生の頃、学校でなぜか三段跳びが流行った。グランドとか廊下でやってたんでしょうね。当時ブラジル人でダ・シルバって三段跳びのチャンプがいて、そこから僕のあだ名「ダッシュ(「ダッシ」とも)」が誕生。スポーツ少年だったんですね、自分(照)。
千草会」の名称はタカちゃんが中学時代にタニグチが黒板に書いた「庭の千草」に感銘を受けたとかってエピソードから。井上靖『しろばんば』の世界を彷彿とさせる話ですね。
この集まり、当ブログがきっかけです。中学時代の親友ヤンマーとは40年以上音信不通だった。僕が東京から富山にUターンしたのは1978年頃。以来ヤンマーに会いたいと思ってたが、彼は僕にとっては「行方不明者」なんで実現せず。で、4年前になるかこのブログに京大生のレイプ事件の記事を書いたのですが、その記事になんと!ヤンマーがコメントを寄せたんですね。彼、何か検索しててここヒットしたみたい。で、3年前、ヤンマー・ハナサキと3人でごんべい舎で飲み会。その後、3人だけじゃもったいないってんでタニグチ・タカちゃん・ナカニシに呼びかけて「千草会」に。昨日で5回目になるのかなあ、ミニ同期会。前回は5月14日、僕に末期癌の予感はあったけどまだ確定してなかった。ただほとんど飲食しない僕だったんで、みんな僕の体調を気遣ってくれてた。
ここんとこナカニシが幹事で、毎回すてきなお店を選んでくれる。今回は富山中央警察署向かいにある「実りのかしら」。おもしろい店名ですね。ネットで調べるとオーナーシェフが「頭川(ずかわ)実」って方だからみたい。自分、末期癌患者なんで^^やっぱ食事が不安だった(酒のほうはもう5か月以上飲んでない)。でナカニシに「一人前は無理だから」って事前に連絡。昨夜は他の5人はコース料理でしたが、僕はナカニシやタニグチの料理からちょっとずつお裾分けでいただく。何品か食べられた。雰囲気がよかったこと・抗癌剤休薬期間に入ってたってこと・美味だったことなどが勝因でしょうね、心配は杞憂だった。雑炊だけはちょっとなんとか症候群になりそうになっって気をつけた。
友情」、なんでしょうね、この仲間との飲み会・語らい、楽しい。お互い利害関係になく馬鹿を言える間柄。ふと考えてみると、僕以外の男4人は旧帝大卒(京都大・東北大・大阪大)で、ヤンマーは6年かかったらしいけどみんな僕と違ってちゃんと大学を卒業して就職してそれぞれの業界で活躍(高校教員・医者・銀行マン・證券マン)、生涯獲得賃金・年金・貯金も何億円と僕の何十倍でしょうね(仕事現役はハナサキと僕)。タニグチ(僕らのマドンナ、ってとこでしょうね)も女として妻として母として(今は「おばあちゃん」も^^)充実した人生を送ってきているみたいだし。それに引き換え自分は寄り道人生・落ちこぼれ人生。でもまあそんなことはどうでもいいことでしょうね。この夜も、あれこれ話題豊富。

8時半頃終了。僕は癌患者割引(激爆)ってことで5人の半額で済ませてもらった。タニグチとハナサキ(いつもと違って元気がなかったんで心配)は帰宅組で残り4人はナカニシの行きつけのスナックで2次会。半年ぶりにカラオケしました(照)。僕は3曲。
みだれ髪(作詞・星野哲郎、作曲・船村徹、歌・美空ひばり、1987年。髪のみだれに手をやれば 紅い蹴出しが風に舞う)
夢一夜(作詞・阿木燿子、作曲・歌・南こうせつ、1978年。素肌に片袖通しただけで 色とりどりに脱ぎ散らかした) 確か、小林麻美が出てた資生堂のTVCMのバックに流れてた曲。
カスバの女(作詞・大高ひさを、作曲・久我山明、歌は1955年のオリジナルはエト邦枝で、1967年にリヴァイバルで緑川アコ・藤圭子・沢たまきらがカヴァー競作。涙じゃないのよ浮気な雨に ちょっぴりこの頬濡らしただけさ)
みだれ髪』、カラオケ初体験。YouTubeで船村徹ヴァージョンがあっていつかカラオケで歌いたいと思ってた。「春は二重に巻いた帯 三重に巻いても余る秋」-実になんと云うか、すっごい。船村徹ヴァージョン、いつぞやの記事にアップしましたが今回再掲。ご堪能下さい。

次回の「千草会」は2012年5月14日(月)余命人生(照)の自分、まあその時はまだ大丈夫だとは思うけど、まあその時になってみないとわかんない。1年半だった中江兆民のような例も多数あるわけだから、「余命」ってのもハッキリせんもんです。同じ状態の癌患者の統計で生き残った年月の中央値、だったかな、余命って。「5年生存率」ってのもありますね。

by tiaokumura | 2011-11-14 21:20 | このブログのこと | Comments(2)
Commented by イノト at 2011-11-17 22:35 x
いつもお世話になっています。。カラオケの大会は残念でしたが、先生と会えって嬉しかった。。桜の歌は私の大好きな歌です。内容を聞いたら,色んなメッセジがあって盛り上がりの気持ちになります。。桜、桜、ただ舞い落ちるいつか生まれ変わる時を信じ,泣くな友よ又この場所で会おう桜舞い散る道の上で。。
Commented by tiaokumura at 2011-11-20 10:32
イノトさま、ご訪問並びに初コメント、ありがとうございます。僕も久しぶりにイノトさんたちと会えて嬉しかったです。
しばらくは試験勉強で大変な毎日でしょうが、ご自分の力を信じてがんばってください。ぜひまたみんなで会いましょう。
『さくら』、僕もイノトさんが引用したフレーズ、大好きです。今度カラオケで一緒に歌いましょう!


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