イズミ オキナガさんのブログのご紹介

泉興長(いずみ・おきなが)先生と初めてお会いしたのは1993年夏、富山市立外国語専門学校の市民向け夏季集中講座「韓国語」の受講生としてだった。講師は金允玉(キム・ユンオク)先生。記憶アホなボクがなぜそんなによく覚えているかと言うと、金先生のおかげで僕は今の富山国際学院に就職できたからです。
泉先生は僕の父親くらいの年齢で、当時は富山市立外国語専門学校の中国語講師だったか。10日間の集中講座の後、受講生有志が勉強を続けたいと思い、当時はマリエ内にあったとやま国際センターのロビーを借りて勉強会を何回かやった。先生はもちろん金先生で、泉先生も僕も参加した。何かの拍子に金先生のご主人が富山国際学院という日本語学校の専任のI先生(今は別の日本語学校にご勤務)だとわかった。金先生がご主人を通じて富山国際学院に僕のことを伝え、それから僕が学院に履歴書送って、それから学院で面接を受けて・・・ってな感じで僕は富山国際学院に晴れて^^奉職ってぇわけです。爾来20年近く勤続(非常勤時代が長かったが)しとるんですから、人間の運命って不思議なもんです。自分、運がいい男なんでしょうね。韓国語を勉強しに行っとって、日本語教師の職を得たってぇのは、これもある意味セレンディピティserendipityかもしれん(激爆)。

泉興長先生とはその後、年賀状のやり取りが続き、年に1~2回、何かの集まりで偶然ご一緒になる、といった関係。
先週の土曜日、その泉先生と、前記事のPindo Mamosebetsui先生「多言語文化交流クラス:南アフリカ共和国&セソト語」で今年初めてお会いしました。クラス開始までの時間、久しぶりにおしゃべり。その時に泉先生がブログを始められたのを知りました。本日の記事で泉先生のブログをご紹介させていただきます。以下はその日に泉先生からいただいたブログ案内(2010年11月12日付)からの転記。

こんどGoogleのサービスを利用して、宿願のブログを はじめました。まだ、ヨチヨチ歩きです。
(1)「いたち川散歩・・・行雲流水・イタチ・イデタチ・starting」http://okinbo.blogspot.com/
いたち川(常願寺川水系)の ほとりに住んでいるので、ふるさと富山を見なおし、考えなおす場になればと思っています。8月から10回公開。
(2)「七ころび、八おき・・・わたしのリレキ書、イキザマ90年の記録」http://okinbo2.blogspot.com/
大正~昭和~平成の3代、北海道~東京~中国(天津・唐山・大同・張家口)~富山まで。90年間の「行動の記録」です。あらかたは失敗の連続でしたが、それでも おかげさまで、まだなんとかイキをしています。10月26日スタートしたばかりです。
ひとりでも おおくのひとに、このブログをよんでいただけたらと願っています。
イズミ オキナガ


イズミ オキナガさんの2つのブログ、私はまだ全部読んでいませんが、写真あり歴史あり深い話あり貴重な資料ありなどで目下ハマり中です。皆さまもぜひアクセスなさってください。

イズミさんは多彩な面を持っていらっしゃいますが、その一つが在野の音韻研究家。研究成果のいくつか(論文・カードなど)を私もいただいております。
先生のご研究を私ごときが解説するのもおこがましいことですが、私なりに理解できた範囲でまとめると、言語間に共通の・音韻(音素)による意味弁別性があるのではないか、ということになるでしょうか。系統を同じくする言語間でそういうのがあっても当たり前ですが(印欧語など)、もちろんそういうことではなく、全く類縁関係のない言語間に「同一の音素=共通な意味・文法情報」がある。世界の言語には私なんかがとんでもないと思う調音法・調音点もあるものですが^^、でも人間の発声器官・発音方法には人種共通に「限界」もあるわけで、そんなことも合わせ考えると、イズミさんの仮説、確かに説得力あります。まぁそのあたりは私がゴチャゴチャ言うよりは、イズミさんのブログにこれからもいろんな例証が出てくるはずですから、皆様、そういうところも楽しみにイズミさんのブログをお読みください。
チョムスキーの普遍文法と同じで、人類が言語を獲得して以来の・人類に生得な音素DNAってあるのかもしれませんね。日本語母語話者で英語・中国語教師でもあるイズミさんならではの(イズミさんは世界のいろんな言語にも積極的にかかわっていらっしゃる)、壮大でロマンあふれるご研究じゃないでしょうか。90歳になられてもパワフルなイズミさん。私なんか爪の垢でも煎じて飲ませていただかなきゃぁ、ですね。

ちょっと話はズレますが、Pindo Mamosebetsuさんのセソト語の「別れのあいさつ」が韓国語と同じ発想なんですね。Pindoさんの説明を聞いててビックリしました。leave側とstay側でお別れ表現が異なるんですね。南アフリカと東アジア-遥か離れた距離にある2言語間で共通の発想がある。言語って、まっこと不思議なもんですね。
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by tiaokumura | 2011-05-10 20:00 | このブログのこと | Comments(0)


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