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隠し文学館 花ざかりの森「新資料でよみがえる三島由紀夫展 Ⅳ」

杉田欣次さんの「隠し文学館 花ざかりの森」、そろそろ今年の三島由紀夫展の案内があるのではないかと、今夜帰宅して公式サイトを訪問したら、出てました!

「花ざかりの森」で、三島由紀夫に会えるかもしれない
新資料でよみがえる三島由紀夫展 Ⅳ
-三島、35歳の軌跡をたどる-
昭和35年に発表された著述を網羅し、ライフ・ワーク『豊饒の海』への助走の軌跡をたどる。
平成23年2月26日(土)~3月21日(月・春分の日)
開館時間/午前10時から午後5時(入館は午後4時30分まで)
 休館日/毎週月曜日(ただし、3月21日(月・春分の日)は開館
主催 隠し文学館 花ざかりの森
共催 北日本新聞
協力 財団法人 日本近代文学館
協賛 富山市教育委員会


当ブログ、「三島由紀夫」で検索すると25件ヒットします。これまでの「三島由紀夫展@隠し文学館 花ざかりの森」は、2008年3月23日付・2009年3月1日付・2010年3月7日付に「館長講話」を中心に紹介してあります。今年も館長講話、あるでしょうね。応募要領がわかり次第、僕、申し込みます。これまで通り往復はがきでの申し込みになるか。これまでのところ僕は毎回当選していて^^皆勤賞です(照)。昨年の講話では、観世流華川会でご一緒している中川社長もお見えになっていてビックリしました。

昭和35(1960)年、三島は石原慎太郎と並んで完全な売れっ子作家だったでしょうね。僕は中学生だったんですが、『金閣寺』(市川雷蔵主演『炎上』は1958年)や『潮騒』は読んでたのかなぁ。『宴のあと』(後に有田八郎に訴えられてプライバシー裁判になった作品)はこの年。昭和35年は日米安保、『憂国』雑誌発表なのだから、杉田さんが今回取り上げられる「昭和35年」は確かにその後の三島の作品・行動が胚胎し始める「助走」の年になるのでしょうね。

これまでの流れから行けば、来年の「三島由紀夫展 Ⅴ」は「昭和45年」になるのでしょうね(ひょっとして『サド侯爵夫人』昭和40年が間に入って、三島の演劇・映画活動の講話になるかも)。11月25日の杉田欣次さんのことは伺ったことはあるような気がしますが、同学年の杉田さん(高校は別々です)の三島由紀夫への想いを今年も聴けるのは(そのためには「当選」せんならんけど^^)、とても楽しみです。
by tiaokumura | 2011-02-08 20:04 | 富山 | Comments(0)


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