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ワールド・カフェ初体験

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(1月23日夜・記)
昨日1月22日(土)、ワールド・カフェ初体験。
会場は「とやまスローライフ・フィールド」の一画。自分、カーナビなんてしゃれたものは装備しとらん軽なんで^^、マップ本やネットで自宅から行き先までの道を調べる。運転下手+雪模様+初めて+方向音痴(四冠王!)なんで1時間半かかると見込んで、受付9時から逆算して7時半過ぎに自宅を出る。家から8号線に出て高岡方面へまっしぐら。本郷西を左折して41号線を走る。東老田、古沢、北押川と過ぎ、平岡を右折。途中迷ったところもあるが、方向音痴のボクにしては順調なドライブで、8時過ぎには会場近くに到着。ただ場所がようわからん。雪かきしてらっしゃる方に尋ねる。その方、「とやまスローライフ・フィールド」のスタッフでした。8時過ぎ駐車場に車を入れる。9時の受付開始までにずいぶん時間があるので、車の中で新聞や本を読んでいようかなと思ってたら、定村誠さんの車がパークイン。定村さんは今回の「ワールド・カフェはいかが?」の仕掛け人。定村さんは僕が2008年11月の「ファシリテーター入門講座」を受講したときの先生です。「会場で待ってもいい」とのことで、駐車場から少し歩いたところにある会場に入る。
会場は民家風の建物。柱はどこかから移築したんでしょうね。床暖房。部屋の隅に妻がお気に入りだった作家の人形が飾ってあった。朝比奈さんと約2年3か月ぶりの再会。定村さん・朝比奈さんはご夫婦。夫婦別姓です。

「ワールド・カフェはいかが?」の講師は西村勇也さん。参加者24名。「チェック・イン」「ホスト」などの説明。「チェック・イン」はアイスブレークになるのでしょうが、ワークショップとはずいぶん異なる。西村さんから今日のワールド・カフェの5つのルール
4~5人で1組、時間を区切ってグループを変える、グループ移動の際に1人は必ず残る、各ラウンドは1つのテーマ、発言者はトーキング・オブジェクト(今回は石)を持つ
の説明。次いで3つのエチケット
今考えついたこと・思いついたことを話す、発言者の言うことを理解しながら聴く、模造紙にメモや絵をかく
の説明。ワールドカフェって言うと「相手の発言を否定しない」ってのがルールのように思っていましたが、そうでもないのですね。

午前3ラウンド。「テーブルの話し合いで心に残ったこと」と「西村さんへの質問」をメモパッドに書いて窓に貼り終了。
昼食は「オーガニックな昼食」ってことで、山の幸・里の幸のご馳走。昼食時、西村先生・太田さん(行政書士。ビザのことなどで僕がしばしばお知恵をお借りしている方)・寺尾さん(高校教諭)とご一緒で、あれこれ話す。西村さんとワールド・カフェとの出逢いについてもお話が聞けた。

アップした写真、昼休みに会場の玄関前で撮りました。僕の勤務先の富山国際学院の同僚(&先輩)の宮田妙子さんも今回の「ワールド・カフェはいかが?」を受講してて、宮田さんに撮っていただきました。

午後1:20再開。まず西村さんが「質問」に答える。「石を使うのはなぜか」「グループを変えるのはなぜか」「1人残るのはなぜか」「テーマはどんなものがいいか」などなどの質問に答える。
3:20、ハーベストへ。ハーベストってのは議論が拡散し収束へ向かったあとの「収穫」ってことでしょうか。受講生から5つの議題を募集。5グループに別れて3ラウンド。議題発題者はラウンドを通じて「話し合いから自分とプロジェクトに対して何を学びましたか?」「あと他にまだ何が足りないでしょう?」「次にどのようなステップが取れるでしょう?」のステップを踏む。このことによって、ロードマップ・アクションプランができていくのでしょうね。
午後のラウンドで坂本由美子さんと同じテーブルになった。坂本さんは北陸にワールド・カフェを広めたいと思ってらっしゃる。今日1月23日、坂本さんは西村さんを講師に招いて「百万石ワールドカフェ」近江町いちば館交流プラザで開催。坂本さんが富山でもワールド・カフェを開けるよう、可能な限りお手伝いしたい。坂本さんの「百万石ワールドカフェ研究会」のサイトはこちらです。

ワールド・カフェはそれ自体が目的ではなく、ツール・手法になるんでしょうね。教員会議・授業・ボランティア活動などで「ワールド・カフェ」が活用できたらと思っている。
にしても、ワークショップもそうですが、カタカナ語多すぎて、英語苦手なボクには居心地が悪い時も^^。World Caféは1995年にJuanita BrownとDavid Isaaccによって開発されたそうですから、英語多いのはしょうがないんでしょうね。でも、概念を明示できる・世界でおそらく唯一の文字である「漢字」、もっと使えんもんなんでしょうかねぇ。ワールド・カフェ=お茶場なんて・・・やっぱ無理っぽい^^。でも「振り返り」「協働」なんて語もあるんだから、ワークショップにしてもワールド・カフェにしてももっと和語・漢字語、使えそうな気がします。

人見知り激しいボク(恥)としてはこういうのに参加するのは勇気がいるのですが(受講料の4000円は今の自分にもなんとか工面できる額だった)、定村さん・朝比奈さん・太田さん他3分の1くらいの方が既に1回以上会っている方だった。ここ数年、自分なりのネットワーク、できつつあるんでしょうね。この日、今回初めて出逢った方数名と名刺交換もできました。

西村勇也先生、皆さま、1月22日はありがとうございました!
またどこかでお会いできるのを楽しみにしております。

(1月24日夜・追記
ネットサーフィンしてたら「ワールド・カフェはいかが?」講師の西村勇也さんのブログがありました。1月22日の「ワールド・カフェはいかが?@富山」、23日の「百万石ワールドカフェ@金沢」も写真付きで紹介されています。写真、よくよく見ると「これ、ワシじゃないか」なんてちょー恥ずかし画像もあり(激爆)。西村勇也さんのブログ「ダイアログBar-対話の場から生まれる創造-」こちらです。
by tiaokumura | 2011-01-22 12:59 | 富山 | Comments(2)
Commented by 坂本由美子 at 2011-01-27 12:26 x
先日は雪の中の日本的な雰囲気でワールドカフェ。まさに対話の中から生まれるものを感じる時間で、あっという間でしたね。次は富山で是非!
Commented by tiaokumura at 2011-01-27 19:13
坂本由美子さま、ご訪問並びに初コメント、ありがとうございます。
ワールド・カフェ@富山、是非実現しましょう! 準備段階から参加できそうな人間も何人かいます。またご連絡ください。本当は地元の人間がやんなきゃなんないのですが(汗)。
拙いブログですが、またご訪問(時にはコメントも)いただけましたら幸甚です。
今日金沢の人と話しました。金沢は富山ほど雪はないみたいですね。とは言え、時節柄ご自愛を。


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