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越中八尾おわら風の盆(西新町)

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(9月5日午後・記)
二百十日に 風さえ吹かにゃ 早稲の米喰うて オワラ 踊ります(古謡)

山吹橋を渡る。そこからの道がなかなか分からず。メンバー13人中で8番目に若い^^ボクが斥候を買って出て、皆さんよりずっと先頭を歩く。右には田んぼがひろがる。どんどん暗くなる。「畦道に横たわってそのまま朽ち果ててもいいかなぁ」とアブない幻覚にとらわれた頃に、川田有紀子先生(観世流華川会)のご主人から「奥村さ~ん、戻りましょー」との呼び声。「夢か現か幻か」の気分からこの世に引き戻されたかも(激爆)。
墓場に入り、石段などを登る。ボクは怖がりなんで一人じゃとても無理でしょうね、こういう道中は。「13人の金曜日だねー」とか「ゲッ、ゲッ、ゲゲゲのゲー」(今TVで水木しげるさんがモデルのドラマが人気があるそうです)とか「14人目がいそ~」などと軽口を叩きながら、13人で墓場を抜ける。
やがて明るい場所に。井田川は東北から南西に「ノ」の字で流れ、八尾の町はその井田川沿いに発達。「ノ」の字の下のあたりなんでしょうね、僕たちが入ったのは。
Mさん(観世流華川会)のアレンジなんでしょうね。僕たちは目の前でおわらを観ることができた。某大手電機メーカーの社員寮の前庭、そこで待機する。9時20分頃だったでしょうか、地方・踊り手らの集団が現れる。総勢40人くらいでしょうか。
西新町のおわら、僕たちだけのために演じられる。世の中、こんなゼータク、ないでしょうね。

しょまいかいね しょまいかいね 一服しょまいかいね 一服してからそれからまたやろかいね(長囃子)
by tiaokumura | 2010-09-03 21:38 | 富山 | Comments(0)


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